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「食品」で記事を検索しました。

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2021.12.08

食品
食がく~年越しそばについて~ こんにちは!管理栄養士の岸本です!   食がくを開始したのは2017年9月でした! なんとついにNo.50を迎えました🎉✨✨ これを機に、食がくを知らない方に再度食がくについての説明です😊 『食がく』とは・・・ 『食について「学」ぼう、食について「楽」しもう』という意味を込めて 由寿会の管理栄養士で作った、食についての情報コーナーです! 初めは、館内に貼り出しているだけでしたが、面会が中止されている今、皆さんに見て頂ける機会がないため、ブログでも紹介することにしています。 今後も皆さんに「お食事のこと、健康のこと、季節の行事食や食にまつわる情報」をお届けしていきたいと思います!!     今月の食がくは1年を締めくくる「年越しそば」についてです🎵   年越しそばの歴史は古く、年越しそばの習慣は江戸時代後期の大阪には存在していたようです😋 そばを食べるようになった由来には諸説あります・・・ ①そばは細く長いことから延命・長寿を願い食べるという説。 ②家族の縁が長く続くようにとの意味で食べられるようになったとの説。 ③そばが切れやすいことから、旧年の厄災を切るという説。 ④蕎麦が五臓の毒を取ると信じられており、無病息災のために食べられていた説。 ⑤金銀細工師が散らかった金粉を集めるのにそばがきを使ったことから、金を集める縁起物のために食べられるようになった説。 ⑥そばが打たれ強い植物である事から、健康の縁起を担ぐ説。 などたくさんの諸説があります。 また薬味のネギも、心を和らげるという意味の「労ぐ(ねぐ)」や、神職の「祢宜(ねぎ)」に掛けたげん担ぎであるともいわれています。   また、地域によって様々なお蕎麦の食べ方があるようです! 少し紹介させていただきます😊 【北海道・京都府】 そばの上ににしんの甘露煮をのせた「にしんそば」 【新潟県】 布海苔が練り込まれた「へぎそば」 【岩手県】 年の数だけ「わんこそば」を食べる習慣も!! 【福井県】 冷たいそばに「大根おろし」を添えた「越前おろしそば」 【香川県】 うどん県と言われている香川県でも年越しそばは食べますが、香川県では「年明けうどん」という習慣があるそうです。 などなど・・・。 食べる時間帯や日付も異なるようですが、皆さんはどのような年越しそばを召し上がるのでしょうか??   アーバンケア島之内では、毎年12/31に年越しそばを提供しています。 今年も12/31の夕食に年越しそばを提供する予定です。 昨年の年越しそばの写真です📸✨ 縁起の良い食べ物ですので、皆様もぜひ年越しそばをお召し上がりくださいませ。      
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2021.11.16

食品
七五三~ちらし寿司~ こんにちは!管理栄養士の岸本です!   11月15日は何の日かご存知でしょうか? そうですね!七五三の日ですね✨ 七五三とは、7歳、5歳、3歳の子どもの成長を祝う日本の年中行事で、神社などで「七五三詣で」を行いご報告、感謝、祈願を行う奉告祭のことです。 参拝日は11月15日が一般的ですが神社が混雑するので、その前後10月~12月の都合のいい日に参拝する方が多いそうです。   七五三の起源は、平安時代の中頃に天皇や朝廷に仕える公家の間で行なわれていた、3歳~7歳の子供のお祝いの行事であると言われています。日程は11月の吉日を選んで行われてきたもので、11月15日にお参りするようになったのは、江戸時代の中頃からのようです。 11月15日に参拝するのには、諸説あります。 ・徳川綱吉の息子である徳松は、非常に身体が弱い子供だったが、11月15日に健康祈願をしたところ、無事に元気に育ったそうです。そこから、11月15日が七五三の日になったという説。 ・旧暦の11月には、陰陽道の「一陽来復」という縁起の良い月だったという説もあります。 さらに11月15日には、鬼が出歩かない「二十七宿の鬼宿日」であるため、婚礼以外のお祝いをするには吉日であるとも言われています。 ・旧暦では満月である11月15日には、全国各地で収穫祭が行なわれていました。 もともと11月は、その年に得られた実りを神様に感謝する月でした。そのため、満月である11月15日に、収穫と子供の成長の両方を感謝し、神様の加護を祈るようになったとされています。   さて、長々と書きましたが、 今年はアーバンケア島之内でも、七五三のお祝い事に便乗し、「ちらし寿司」を提供しました!! という報告です😊 (写真を撮り忘れたため、11/15のちらし寿司とは異なります…😢)   ちらし寿司は一番人気なメニューの一つです!!🥇 なのでアーバンケア島之内では、毎月ちらし寿司を提供しています💖 「七五三の日だから特別!!」というわけではない「通常のメニュー」ですが😅ご利用者様との会話の話題にはなりました😊   千歳飴は提供できませんが、皆さんが 長く健康でいられることを願っています。  
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2021.11.04

食品
食がく~秋の味覚~ こんにちは! 管理栄養士の岸本です! 11月の食がくは秋の味覚についてです🍂   秋は、美味しいものがたくさん!! 秋になると様々な食材が実り、食べる楽しみが増すことから、『食欲の秋』『実りの秋』と表現されますね。 「秋=食べ物がおいしい季節」と考えられるようになった背景には、暑い季節を乗り越えて涼しくなった秋に、夏バテしていた身体の調子を取り戻そうとして自然と食欲が増し、食べ物をより一層美味しく感じるという説もあります。   今回はちょっと難しい内容です・・・。 太文字の所をご注目ください😊   ・ぶどう   ぶどうには酒石酸(しゅせきさん)とリンゴ酸と言う「有機酸」が含まれています。これらの有機酸には強い殺菌作用があり、腸内環境を良好に保つ働きがあります。赤や黒(紫色)系のぶどうには、視神経の働きを活性化する効果のある「アントシアニン」が多く含まれて、疲れ目対策や視力回復に役立つほか、肝機能の改善や血圧を抑制する効果も知られています。 ・さんま  漢字で「秋刀魚」と書くサンマは、秋の味覚の代表で、細長い刀のような形をした魚です。8月頃に脂を蓄えながら北の方から南下し始め、9月〜10月頃に旬を迎えます。  秋刀魚は、必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質や貧血防止に効果のある 鉄分、粘膜を丈夫にするビタミンA、また骨や歯の健康に欠かせないカルシウムとその吸収を助けるビタミンDも多く含んでいます。 ・さつま芋  1年を通して見られるようになった食材ですが、収穫時期は、9月〜12月頃です。 さつま芋には食物繊維が入っていて、腸をきれいにしてくれる効果があります。また、それ以外にも血糖値の上昇を緩やかにするレジスタントスターチ、抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミンC等も含まれています。  さつま芋は、乾燥と低音に弱いため、冷蔵庫では保存せず、新聞紙で包んで冷暗所に保存しましょう。   旬に食べると栄養価が高く、身体にも良い効果があります! アーバンケア島之内では、料理クラブでさつま芋を使ったスイートポテトを作りました! その様子もあわせてご覧ください👀 9月の料理クラブ~スイートポテト~ 10月の料理クラブ~第2回スイートポテト~
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2021.10.10

食品
きのこの季節 こんにちは! 管理栄養士の岸本です。   まだ日中は暑いと感じる日もありますが、夜には虫の声が聞こえ「秋になったなぁ~」と感じるようになりましたね。 秋と言えば、食欲の秋✨ キノコがおいしい季節になりました。 アーバンケア島之内でもキノコが生えてきました!! キノコの貼り絵です!! 塗り絵をされた方もいらっしゃいます。 様々な色が混ざっていて立体感が出ています! 令和となった最近では、色鉛筆の色は豊富にそろっており、どうしても「茶色なら茶色」と塗ってしまいがちですが、昭和にはこんなにも色はなく、混ぜて使っていたんですね。 赤、青、黄色、色の三原色があればどんな色でも作れるのだと改めて感じました😊 色を混ぜて使う良さが出ていますよね!   貼り絵も皆さん個性が出ていますよ 思い思いの色や貼り方で楽しんでおられます。   なんと、花柄の可愛らしいキノコもできました!!! 素敵です✨✨   作っている様子はこちらです。 皆さん、真剣でした!!!     さて、キノコ狩りに行かれたことはあるでしょうか?? 山には多くのキノコが生えており、「おいしそう」と思う事があるかもしれません。 しかし、キノコ狩りには注意が必要です!! 毎年、毒キノコによる食中毒が発生しています。 食用のキノコであると確実に判断のできないキノコは食べないでください。 また、触るだけでも炎症を起こすキノコもあると聞きます。触るのも要注意ですね。   キノコの鑑定は専門的な知識が必要です。  「・・・に似ている。」や「たぶん・・・だろう。」という素人鑑定はしないでくださいね。   厚生労働省からも注意喚起されています。   今日は『食べられないけど、かわいいキノコ』の紹介でした😊  
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2021.10.01

食品
食がく~お米について~ こんにちは! 管理栄養士の岸本です。   食がく10月号です。 そろそろ、新米の季節が近づいていますね。 今回はお米についてです。 お米には炭水化物を中心に様々な栄養素が含まれています。 お茶碗1杯(150g)のエネルギーは約250kcal ・炭水化物:お米の主成分。身体の中でブドウ糖に分解され、脳や身体を動かすエネルギー源として利用されます。 ・たんぱく質:筋肉や血液を作り、身体の基本を作ります。 ・脂質:少ない量で大きなエネルギーのもととなります。 ・鉄分:血液のもととなります。不足すると貧血などを引き起こします。 ・亜鉛:身体の成長を促し、傷の治りを早めます。 ・食物繊維:腸の働きを良くして、便秘を防ぎます。 お米はとても栄養バランスの良い食べ物です。健康的な毎日を送るためには、お米を中心としたバランスの良い食事をとることが大切です!   近年、外国からさまざまな食べ物が入ってきて、日本人の米離れが進んでいます。 和食以外の料理もおいしく、さまざまな国の料理に目移りしてしまったり、 「太らないためには、炭水化物は取らない方が良い」といった糖質オフダイエットブームも起こっています。   しかし!! 「炭水化物の摂取が多すぎても少なすぎても死亡リスクが高い」という結果が出ています。 過度に炭水化物を抜いた食事は体に良くないのです。   炭水化物、たんぱく質、脂質バランスよく食べて下さいね! そのためには、お米を中心とした食事が最適で、おすすめです😊   アーバンケア島之内では、毎食お米を中心としたバランスの取れたお食事を提供しています😋 毎日ご飯を食べて元気に過ごしましょう💪  
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2021.09.25

食品
特定給食講習会に参加しました こんにちは!管理栄養士の岸本です。   8月に東大阪市保健所による「特定給食講習会」に参加しました! 参加といっても実際に足を運んだわけではありません。 このご時世ですので、YouTubeのオンデマンド配信で行われました。 「特定給食講習会」とは、東大阪市内にある特定給食施設に毎年行われる「食中毒予防」の研修会です。 以前は希来里の上にあるイコーラムホールで行われていましたが、昨年はコロナで中止となりました。 そして、今年はオンデマンド配信となったわけです。 講習会に参加した施設には、受講証が交付されます! しっかりと食中毒について勉強し、予防しているという証ですね!   食中毒については、常に気をつけていますし、毎年法人内でも研修を行っています。 しかし、食中毒についての最新情報や他の施設や飲食店で起こった事例を聞くことで、改めて食中毒の怖さや気をつける点を振り返るきっかけにもなります。 ・どんな食中毒が多く起きているか ・年間の食中毒患者数はどのくらいか ・どんな菌やウイルスに注意が必要で、どのように予防するか ・食品衛生法の改正について など、約1時間動画にて研修を受けました。 録画された動画だったので、分かりにくいところは止めて見返すことができてとても勉強になりました! また、会場に行っての研修となると行ける人数に限りがありますが、 オンデマンド配信の場合だと厨房職員全員が時間を見つけて受講することができました!   このように、厨房では食中毒予防に努め、安心安全な食事をお届けするよう日々、気をつけています。   始業前には、健康チェックを行い、月1回検便の実施(夏場は月2回)をしています。 厨房内での衛生面の工夫はまたの機会に紹介させていただきます😊   今回は、特定給食講習会の受講証について報告でした! 今後も食中毒予防に努め、安心安全でかつおいしい食事をお届けできるよう厨房一同頑張っていきます!!          
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2021.09.23

食品
秋分の日の「おはぎ」! こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   食の行事が続いております!食欲の秋ですね! 9/23 今日は「秋分の日」 秋分の日に食べる食べ物と言えば・・・ そうです!「おはぎ」です!   月見団子に引き続き、今日は「おはぎ」について書きたいと思います! (月見団子についてはこちら) 下の方にご利用者様の写真がありますので、写真が見たい方は下をご覧ください。   おはぎとぼたもちって何が違うの?? 有名なのは、その季節に咲く花に合わせて名前が変わる説です🌸 秋は「萩の花」にちなんで「おはぎ」 春は「牡丹の花」にちなんで「ぼたもち」 では、夏と冬は??   夏は「夜船」冬は「北窓」と呼ぶそうです。   花の名前ではないですね。 おはぎは作る時に臼で搗いたりせず、米を潰して作るため、近隣の住人でもおはぎを“ついた”のがいつか分からないことと 夜は暗くて船がいつ“着いた”か分からない「夜船」をかけてそう呼ぶようですね🚢 同様に、搗くことをしないことから、転じて“月知らず”。「北向きの窓からは月が見えない」と連想して「北窓」と呼ぶようです。🌙 なんだか幻想的な感じがします✨   他にも、説はあります。 小豆が収穫された直後の秋には、小豆が新鮮で、皮の柔らかい小豆であんこを作れるため、「おはぎ」には粒あんが使われ、 保存技術が今ほど発達していない時代、小豆の皮は春には固くなっており、取り除いてこしあんにするのが一般的だったため、「ぼたもち」にはこしあんが使われたという歴史もあったようです。 現在では、小豆の品種改良や保存技術が発達した結果、季節を問わず、粒あんが作れるため季節によるあんこの違いはないようですね😊   地域によっては違う説も?? 米の種類で分けて、主にもち米で作られているのは「ぼたもち」、主にうるち米を使っているのは「おはぎ」と呼んでいる地域もあるようです。 また、あんこで覆ったものは「ぼたもち」、きな粉をまぶしたものは「おはぎ」と呼ぶ地域もあるようです。 興味深いですね・・・!   色のバリエーションも地域によって違うようです。 大阪の人は、あんこで覆ったもの、きな粉をまぶしたもの、そして青のりをまぶしたものの3色を想像します。 でもこれ、近畿を中心とした西日本だけなんだそう・・・。 北日本、東日本では、黒胡麻だそうです。 大阪ではあまり見かけないですね・・・。 宮城県では仙台名物、「ずんだ」!さすがです。 もともと、あんこで覆ったものが主流だったのが、江戸時代にカラーバリエーションを増やし、地域で人気なものが定着していったのだとか??   調べてみると、季節や地域さまざまな歴史、昔の方々の生活が見えてきて興味深いです。 皆さんもぜひ「おはぎ」を食べながら、歴史に思いを馳せてみて下さい😋   さて、長々と書かせていただきましたが、 アーバンケア島之内でも「おはぎ」を提供しました!という報告です🎵   美味しそうに食べておられました😋  
ブログ投稿画像 こんにちは!管理栄養士の岸本です!   食がくを開始したのは2017年9月でした! なんとついにNo.50を迎えました🎉✨✨ これを機に、食がくを知らない方に再度食がくについての説明です😊 『食がく』とは・・・ 『食について「学」ぼう、食について「楽」しもう』という意味を込めて 由寿会の管理栄養士で作った、食についての情報コーナーです! 初めは、館内に貼り出しているだけでしたが、面会が中止されている今、皆さんに見て頂ける機会がないため、ブログでも紹介することにしています。 今後も皆さんに「お食事のこと、健康のこと、季節の行事食や食にまつわる情報」をお届けしていきたいと思います!!     今月の食がくは1年を締めくくる「年越しそば」についてです🎵   年越しそばの歴史は古く、年越しそばの習慣は江戸時代後期の大阪には存在していたようです😋 そばを食べるようになった由来には諸説あります・・・ ①そばは細く長いことから延命・長寿を願い食べるという説。 ②家族の縁が長く続くようにとの意味で食べられるようになったとの説。 ③そばが切れやすいことから、旧年の厄災を切るという説。 ④蕎麦が五臓の毒を取ると信じられており、無病息災のために食べられていた説。 ⑤金銀細工師が散らかった金粉を集めるのにそばがきを使ったことから、金を集める縁起物のために食べられるようになった説。 ⑥そばが打たれ強い植物である事から、健康の縁起を担ぐ説。 などたくさんの諸説があります。 また薬味のネギも、心を和らげるという意味の「労ぐ(ねぐ)」や、神職の「祢宜(ねぎ)」に掛けたげん担ぎであるともいわれています。   また、地域によって様々なお蕎麦の食べ方があるようです! 少し紹介させていただきます😊 【北海道・京都府】 そばの上ににしんの甘露煮をのせた「にしんそば」 【新潟県】 布海苔が練り込まれた「へぎそば」 【岩手県】 年の数だけ「わんこそば」を食べる習慣も!! 【福井県】 冷たいそばに「大根おろし」を添えた「越前おろしそば」 【香川県】 うどん県と言われている香川県でも年越しそばは食べますが、香川県では「年明けうどん」という習慣があるそうです。 などなど・・・。 食べる時間帯や日付も異なるようですが、皆さんはどのような年越しそばを召し上がるのでしょうか??   アーバンケア島之内では、毎年12/31に年越しそばを提供しています。 今年も12/31の夕食に年越しそばを提供する予定です。 昨年の年越しそばの写真です📸✨ 縁起の良い食べ物ですので、皆様もぜひ年越しそばをお召し上がりくださいませ。      
ブログ投稿画像 こんにちは!管理栄養士の岸本です!   11月15日は何の日かご存知でしょうか? そうですね!七五三の日ですね✨ 七五三とは、7歳、5歳、3歳の子どもの成長を祝う日本の年中行事で、神社などで「七五三詣で」を行いご報告、感謝、祈願を行う奉告祭のことです。 参拝日は11月15日が一般的ですが神社が混雑するので、その前後10月~12月の都合のいい日に参拝する方が多いそうです。   七五三の起源は、平安時代の中頃に天皇や朝廷に仕える公家の間で行なわれていた、3歳~7歳の子供のお祝いの行事であると言われています。日程は11月の吉日を選んで行われてきたもので、11月15日にお参りするようになったのは、江戸時代の中頃からのようです。 11月15日に参拝するのには、諸説あります。 ・徳川綱吉の息子である徳松は、非常に身体が弱い子供だったが、11月15日に健康祈願をしたところ、無事に元気に育ったそうです。そこから、11月15日が七五三の日になったという説。 ・旧暦の11月には、陰陽道の「一陽来復」という縁起の良い月だったという説もあります。 さらに11月15日には、鬼が出歩かない「二十七宿の鬼宿日」であるため、婚礼以外のお祝いをするには吉日であるとも言われています。 ・旧暦では満月である11月15日には、全国各地で収穫祭が行なわれていました。 もともと11月は、その年に得られた実りを神様に感謝する月でした。そのため、満月である11月15日に、収穫と子供の成長の両方を感謝し、神様の加護を祈るようになったとされています。   さて、長々と書きましたが、 今年はアーバンケア島之内でも、七五三のお祝い事に便乗し、「ちらし寿司」を提供しました!! という報告です😊 (写真を撮り忘れたため、11/15のちらし寿司とは異なります…😢)   ちらし寿司は一番人気なメニューの一つです!!🥇 なのでアーバンケア島之内では、毎月ちらし寿司を提供しています💖 「七五三の日だから特別!!」というわけではない「通常のメニュー」ですが😅ご利用者様との会話の話題にはなりました😊   千歳飴は提供できませんが、皆さんが 長く健康でいられることを願っています。  
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の岸本です! 11月の食がくは秋の味覚についてです🍂   秋は、美味しいものがたくさん!! 秋になると様々な食材が実り、食べる楽しみが増すことから、『食欲の秋』『実りの秋』と表現されますね。 「秋=食べ物がおいしい季節」と考えられるようになった背景には、暑い季節を乗り越えて涼しくなった秋に、夏バテしていた身体の調子を取り戻そうとして自然と食欲が増し、食べ物をより一層美味しく感じるという説もあります。   今回はちょっと難しい内容です・・・。 太文字の所をご注目ください😊   ・ぶどう   ぶどうには酒石酸(しゅせきさん)とリンゴ酸と言う「有機酸」が含まれています。これらの有機酸には強い殺菌作用があり、腸内環境を良好に保つ働きがあります。赤や黒(紫色)系のぶどうには、視神経の働きを活性化する効果のある「アントシアニン」が多く含まれて、疲れ目対策や視力回復に役立つほか、肝機能の改善や血圧を抑制する効果も知られています。 ・さんま  漢字で「秋刀魚」と書くサンマは、秋の味覚の代表で、細長い刀のような形をした魚です。8月頃に脂を蓄えながら北の方から南下し始め、9月〜10月頃に旬を迎えます。  秋刀魚は、必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質や貧血防止に効果のある 鉄分、粘膜を丈夫にするビタミンA、また骨や歯の健康に欠かせないカルシウムとその吸収を助けるビタミンDも多く含んでいます。 ・さつま芋  1年を通して見られるようになった食材ですが、収穫時期は、9月〜12月頃です。 さつま芋には食物繊維が入っていて、腸をきれいにしてくれる効果があります。また、それ以外にも血糖値の上昇を緩やかにするレジスタントスターチ、抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミンC等も含まれています。  さつま芋は、乾燥と低音に弱いため、冷蔵庫では保存せず、新聞紙で包んで冷暗所に保存しましょう。   旬に食べると栄養価が高く、身体にも良い効果があります! アーバンケア島之内では、料理クラブでさつま芋を使ったスイートポテトを作りました! その様子もあわせてご覧ください👀 9月の料理クラブ~スイートポテト~ 10月の料理クラブ~第2回スイートポテト~
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の岸本です。   まだ日中は暑いと感じる日もありますが、夜には虫の声が聞こえ「秋になったなぁ~」と感じるようになりましたね。 秋と言えば、食欲の秋✨ キノコがおいしい季節になりました。 アーバンケア島之内でもキノコが生えてきました!! キノコの貼り絵です!! 塗り絵をされた方もいらっしゃいます。 様々な色が混ざっていて立体感が出ています! 令和となった最近では、色鉛筆の色は豊富にそろっており、どうしても「茶色なら茶色」と塗ってしまいがちですが、昭和にはこんなにも色はなく、混ぜて使っていたんですね。 赤、青、黄色、色の三原色があればどんな色でも作れるのだと改めて感じました😊 色を混ぜて使う良さが出ていますよね!   貼り絵も皆さん個性が出ていますよ 思い思いの色や貼り方で楽しんでおられます。   なんと、花柄の可愛らしいキノコもできました!!! 素敵です✨✨   作っている様子はこちらです。 皆さん、真剣でした!!!     さて、キノコ狩りに行かれたことはあるでしょうか?? 山には多くのキノコが生えており、「おいしそう」と思う事があるかもしれません。 しかし、キノコ狩りには注意が必要です!! 毎年、毒キノコによる食中毒が発生しています。 食用のキノコであると確実に判断のできないキノコは食べないでください。 また、触るだけでも炎症を起こすキノコもあると聞きます。触るのも要注意ですね。   キノコの鑑定は専門的な知識が必要です。  「・・・に似ている。」や「たぶん・・・だろう。」という素人鑑定はしないでくださいね。   厚生労働省からも注意喚起されています。   今日は『食べられないけど、かわいいキノコ』の紹介でした😊  
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の岸本です。   食がく10月号です。 そろそろ、新米の季節が近づいていますね。 今回はお米についてです。 お米には炭水化物を中心に様々な栄養素が含まれています。 お茶碗1杯(150g)のエネルギーは約250kcal ・炭水化物:お米の主成分。身体の中でブドウ糖に分解され、脳や身体を動かすエネルギー源として利用されます。 ・たんぱく質:筋肉や血液を作り、身体の基本を作ります。 ・脂質:少ない量で大きなエネルギーのもととなります。 ・鉄分:血液のもととなります。不足すると貧血などを引き起こします。 ・亜鉛:身体の成長を促し、傷の治りを早めます。 ・食物繊維:腸の働きを良くして、便秘を防ぎます。 お米はとても栄養バランスの良い食べ物です。健康的な毎日を送るためには、お米を中心としたバランスの良い食事をとることが大切です!   近年、外国からさまざまな食べ物が入ってきて、日本人の米離れが進んでいます。 和食以外の料理もおいしく、さまざまな国の料理に目移りしてしまったり、 「太らないためには、炭水化物は取らない方が良い」といった糖質オフダイエットブームも起こっています。   しかし!! 「炭水化物の摂取が多すぎても少なすぎても死亡リスクが高い」という結果が出ています。 過度に炭水化物を抜いた食事は体に良くないのです。   炭水化物、たんぱく質、脂質バランスよく食べて下さいね! そのためには、お米を中心とした食事が最適で、おすすめです😊   アーバンケア島之内では、毎食お米を中心としたバランスの取れたお食事を提供しています😋 毎日ご飯を食べて元気に過ごしましょう💪  
ブログ投稿画像 こんにちは!管理栄養士の岸本です。   8月に東大阪市保健所による「特定給食講習会」に参加しました! 参加といっても実際に足を運んだわけではありません。 このご時世ですので、YouTubeのオンデマンド配信で行われました。 「特定給食講習会」とは、東大阪市内にある特定給食施設に毎年行われる「食中毒予防」の研修会です。 以前は希来里の上にあるイコーラムホールで行われていましたが、昨年はコロナで中止となりました。 そして、今年はオンデマンド配信となったわけです。 講習会に参加した施設には、受講証が交付されます! しっかりと食中毒について勉強し、予防しているという証ですね!   食中毒については、常に気をつけていますし、毎年法人内でも研修を行っています。 しかし、食中毒についての最新情報や他の施設や飲食店で起こった事例を聞くことで、改めて食中毒の怖さや気をつける点を振り返るきっかけにもなります。 ・どんな食中毒が多く起きているか ・年間の食中毒患者数はどのくらいか ・どんな菌やウイルスに注意が必要で、どのように予防するか ・食品衛生法の改正について など、約1時間動画にて研修を受けました。 録画された動画だったので、分かりにくいところは止めて見返すことができてとても勉強になりました! また、会場に行っての研修となると行ける人数に限りがありますが、 オンデマンド配信の場合だと厨房職員全員が時間を見つけて受講することができました!   このように、厨房では食中毒予防に努め、安心安全な食事をお届けするよう日々、気をつけています。   始業前には、健康チェックを行い、月1回検便の実施(夏場は月2回)をしています。 厨房内での衛生面の工夫はまたの機会に紹介させていただきます😊   今回は、特定給食講習会の受講証について報告でした! 今後も食中毒予防に努め、安心安全でかつおいしい食事をお届けできるよう厨房一同頑張っていきます!!          
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