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「2022年04月」で記事を検索しました。

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2022.04.27

お食事
食がく~夏も近づく八十八夜~ こんにちは! 管理栄養士の長井です!     5月2日は八十八夜ということで 今日はお茶についての食がくを紹介します🍵   八十八夜とは…立春から数えて88日目のこと。 八十八夜にお茶を飲むと、長生きできるとも言われています。   皆さん、お茶の違いはご存知でしょうか? 実は、緑茶やウーロン茶、紅茶は全部同じお茶の葉から作られています。 発酵の度合いによって、それぞれのお茶に変化していきます。 色が段々と濃くなっていくのは、葉緑素が発酵によって酸化し褐色化していくためです。   お茶には、テアニンといわれるうまみ成分が含まれています😊 お茶特有のアミノ酸で、リラックスさせる効果があります。   また、カテキンといわれるお茶の渋みのもとも含まれています。 カテキンには抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果があります。 また、抗菌効果があるとも言われています。   ここで、おいしいお茶を入れるポイント💡 煎茶や玉露をなどを入れる際には・・・ポットから直接急須にお湯を注ぐのではなく、一度お湯呑みに注いでから急須にお湯を入れると、よりおいしいお茶を入れることができます! お茶のうまみ成分(テアニン)は低温で溶け出しやすいのに対して、渋み成分(カテキン)は80℃以上の高温で溶け出すのです。 つまり、ポットから熱いお湯をそのまま注ぐと渋み成分だけが溶け出してしまい、うま味が引き出せなくなるのです。 一度お湯呑みにお湯を注ぐことで、お湯の温度を下げ、よりおいしいお茶を入れることができるというわけです🍵 (お湯の分量も分かるので一石二鳥です!)   逆に、香りが特徴的な玄米茶やほうじ茶、紅茶などは沸騰した100℃の熱湯で入れて、香りや渋みを引き出すとおいしく入れることができますよ☕   同じ茶葉でも入れ方によって様々な味になります。 夏は氷出しや水出しなどでもおすすめです。低温で抽出すると「お出汁」のような旨味が感じられます😲 ぜひ、色々試して好きなお茶の味を見つけてみて下さい😊
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2022.04.03

お食事
食がく~花まつり~ こんにちは! 管理栄養士の長井です!   4月の食がくは「花まつり」についてです。   皆さんは、「花まつり」をご存じでしょうか? これは、お釈迦様の誕生日とされる4月8日に執り行われる仏教行事のことで、お釈迦様の像(誕生仏)に甘茶をかけてお祝いします。 あまり知られていない行事ですが、イエス・キリストのお誕生日を祝うクリスマスは一般的ですよね…! 花まつりはクリスマスと同じように「お釈迦様のお誕生日を祝う日」ということです!   甘茶って? 甘茶には「上に立つ者がよい政治を行って平和な世が訪れると、甘い露が降る」という中国の言い伝えや、「甘茶は神様の飲み物で、飲むと不老不死になれる」というインドの伝説などがあり、 お釈迦様に甘茶をかける行為は、お釈迦様への信仰の表れと言われています。   ちなみに、花まつりに使用されている甘茶は、実はお茶ではないようですΣ(・□・;) ヤマアジサイという植物の変種「小甘茶(こあまちゃ)」から作られていて、葉は苦いのですが、発酵させると砂糖の100〜1,000倍の甘さになると言われています。砂糖がない時代には甘味料として非常に重宝され、漢方薬などにも使用されていました。   ノンカロリーでカフェインも含まれていないようなので、減量中の人や健康志向の人にもおすすめできるお茶ですね。 私も甘茶を飲んだことがないので、飲んでみたいと思いました! 飲んだら不老不死になってしまうでしょうか? 機会があれば皆さんも飲んでみて下さい😊  
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の長井です!     5月2日は八十八夜ということで 今日はお茶についての食がくを紹介します🍵   八十八夜とは…立春から数えて88日目のこと。 八十八夜にお茶を飲むと、長生きできるとも言われています。   皆さん、お茶の違いはご存知でしょうか? 実は、緑茶やウーロン茶、紅茶は全部同じお茶の葉から作られています。 発酵の度合いによって、それぞれのお茶に変化していきます。 色が段々と濃くなっていくのは、葉緑素が発酵によって酸化し褐色化していくためです。   お茶には、テアニンといわれるうまみ成分が含まれています😊 お茶特有のアミノ酸で、リラックスさせる効果があります。   また、カテキンといわれるお茶の渋みのもとも含まれています。 カテキンには抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果があります。 また、抗菌効果があるとも言われています。   ここで、おいしいお茶を入れるポイント💡 煎茶や玉露をなどを入れる際には・・・ポットから直接急須にお湯を注ぐのではなく、一度お湯呑みに注いでから急須にお湯を入れると、よりおいしいお茶を入れることができます! お茶のうまみ成分(テアニン)は低温で溶け出しやすいのに対して、渋み成分(カテキン)は80℃以上の高温で溶け出すのです。 つまり、ポットから熱いお湯をそのまま注ぐと渋み成分だけが溶け出してしまい、うま味が引き出せなくなるのです。 一度お湯呑みにお湯を注ぐことで、お湯の温度を下げ、よりおいしいお茶を入れることができるというわけです🍵 (お湯の分量も分かるので一石二鳥です!)   逆に、香りが特徴的な玄米茶やほうじ茶、紅茶などは沸騰した100℃の熱湯で入れて、香りや渋みを引き出すとおいしく入れることができますよ☕   同じ茶葉でも入れ方によって様々な味になります。 夏は氷出しや水出しなどでもおすすめです。低温で抽出すると「お出汁」のような旨味が感じられます😲 ぜひ、色々試して好きなお茶の味を見つけてみて下さい😊
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の長井です!   4月の食がくは「花まつり」についてです。   皆さんは、「花まつり」をご存じでしょうか? これは、お釈迦様の誕生日とされる4月8日に執り行われる仏教行事のことで、お釈迦様の像(誕生仏)に甘茶をかけてお祝いします。 あまり知られていない行事ですが、イエス・キリストのお誕生日を祝うクリスマスは一般的ですよね…! 花まつりはクリスマスと同じように「お釈迦様のお誕生日を祝う日」ということです!   甘茶って? 甘茶には「上に立つ者がよい政治を行って平和な世が訪れると、甘い露が降る」という中国の言い伝えや、「甘茶は神様の飲み物で、飲むと不老不死になれる」というインドの伝説などがあり、 お釈迦様に甘茶をかける行為は、お釈迦様への信仰の表れと言われています。   ちなみに、花まつりに使用されている甘茶は、実はお茶ではないようですΣ(・□・;) ヤマアジサイという植物の変種「小甘茶(こあまちゃ)」から作られていて、葉は苦いのですが、発酵させると砂糖の100〜1,000倍の甘さになると言われています。砂糖がない時代には甘味料として非常に重宝され、漢方薬などにも使用されていました。   ノンカロリーでカフェインも含まれていないようなので、減量中の人や健康志向の人にもおすすめできるお茶ですね。 私も甘茶を飲んだことがないので、飲んでみたいと思いました! 飲んだら不老不死になってしまうでしょうか? 機会があれば皆さんも飲んでみて下さい😊