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「特養」で記事を検索しました。

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2021.07.02

特養
食がく~七夕そうめん~ こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   もうすぐ7月7日、七夕ですね☆ アーバンケア島之内でも笹に願い事の短冊を吊るしたり、飾りつけを行っています🎵   さて、七夕の食事と言えば?? 七夕に食べる行事食として、よく知られているのが「そうめん」です。 そうめんの起源は、中国から伝来した「索餅(さくべい)」というお菓子です。  その昔、古代中国の帝の子供が7月7日に亡くなり、その後に一本足の鬼となって熱病を流行らせ、これに困った人々は生前、子供の好物だった「索餅」を供えて祟りを鎮めました。それから、この故事に因んで中国では七夕に「索餅」を食べる風習が生まれ、それが平安時代に日本へ伝わりました。伝来した当初は、中国と同じ材料で作った「むぎなわ」を食べていましたが、「むぎなわ」の元になった「索餅」は「索麺(さくめん)」とも呼ばれ、それが時代を経て「そうめん」に変化しました。七夕に素麺を食べるようになったのは室町時代からです。  また、「そうめん」は小麦粉と食塩水で作られており、七夕の時期に取れる小麦の収穫を感謝するということと、素麺の流れが天の川を思わせること、また麺が、織姫が紡ぐ糸に見えることなどから七夕に「そうめん」を食べるようになったとも言われております。 そして、7月7日に食べる「そうめん」を、鬼の故事に因んで「鬼の腸(はらわた)」と呼ぶそうです。   アーバンケア島之内でも、七夕そうめんを提供予定です😊 この写真は昨年のそうめんの写真です✨ 昨年の七夕そうめんの様子はこちら   今年は晴れて、織姫さまと彦星さまが会えるといいですね✨  
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2021.05.13

特養
食がく~たけのこ~ こんにちは! 管理栄養士の岸本です! 今月の食がくは「たけのこ」についてです▲ たけのこは春が旬のお野菜です! そもそも、たけのことは? 竹の地下茎の節から出る若芽のこと。 読んで字のごとく「竹の子」です。地表に現れた先端部分を掘り出して食べます😊   美味しいたけのこ選びのポイントは? ①産毛が綺麗に揃っているか ②皮にツヤはあるか ③切り口が瑞々しいか →見た目に関してはこの3点をチェックします。 穂先が緑色になっているものは、成長しすぎているので、えぐみが強くなっています😖 また、大きさの割に重さを感じないものは水分がなくなっている場合が多いため、なるべく避けましょう。   切り口に出る白い粉って?? 切り口に出る白い粉は「チロシン」という成分が結晶化したものです。チロシンには、ストレスをやわらげる効果や、集中力を高めてくれる効果があるといわれています。チロシンは、アミノ酸の一種で旨味成分ですが、時間が経つと酸化してえぐみとなるので注意しましょう!   皮が持つパワーって? たけのこの皮には、防腐効果の高い「サリチル酸」という成分が含まれ、殺菌・防腐効果があります。また、通風性があるのに水は通しにくいという特性から、おにぎりや食物を包むのに利用されてきました。   たけのこの栄養は? 栄養としては、カリウムを豊富に含んでおり、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があると言われています。また、足などのむくみをとる作用もあるようです。 また、食べても分かるとおり食物繊維を豊富にふくんでいるため、便秘や大腸がんなどの予防に効果があります。 しかし、アクが強いので食べ過ぎると吹き出ものやアレルギーに似た症状を起こすことがあるので食べすぎには注意です。   生のたけのこには独特のあく(灰汁)があり、旬のものほど強くなります。えぐみがあり、食味を損なうのに加えて、あくに含まれるシュウ酸は結石の原因になります。生のたけのこは「米ぬか」と茹でるなどであく抜きしてから食べましょう。 アーバンケア島之内では、4月28日と5月11日にたけのこご飯を提供しました✨ 美味しいと好評でした!! 今後も季節を感じたメニューのお届けに努めてまいります!  
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   もうすぐ7月7日、七夕ですね☆ アーバンケア島之内でも笹に願い事の短冊を吊るしたり、飾りつけを行っています🎵   さて、七夕の食事と言えば?? 七夕に食べる行事食として、よく知られているのが「そうめん」です。 そうめんの起源は、中国から伝来した「索餅(さくべい)」というお菓子です。  その昔、古代中国の帝の子供が7月7日に亡くなり、その後に一本足の鬼となって熱病を流行らせ、これに困った人々は生前、子供の好物だった「索餅」を供えて祟りを鎮めました。それから、この故事に因んで中国では七夕に「索餅」を食べる風習が生まれ、それが平安時代に日本へ伝わりました。伝来した当初は、中国と同じ材料で作った「むぎなわ」を食べていましたが、「むぎなわ」の元になった「索餅」は「索麺(さくめん)」とも呼ばれ、それが時代を経て「そうめん」に変化しました。七夕に素麺を食べるようになったのは室町時代からです。  また、「そうめん」は小麦粉と食塩水で作られており、七夕の時期に取れる小麦の収穫を感謝するということと、素麺の流れが天の川を思わせること、また麺が、織姫が紡ぐ糸に見えることなどから七夕に「そうめん」を食べるようになったとも言われております。 そして、7月7日に食べる「そうめん」を、鬼の故事に因んで「鬼の腸(はらわた)」と呼ぶそうです。   アーバンケア島之内でも、七夕そうめんを提供予定です😊 この写真は昨年のそうめんの写真です✨ 昨年の七夕そうめんの様子はこちら   今年は晴れて、織姫さまと彦星さまが会えるといいですね✨  
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の岸本です! 今月の食がくは「たけのこ」についてです▲ たけのこは春が旬のお野菜です! そもそも、たけのことは? 竹の地下茎の節から出る若芽のこと。 読んで字のごとく「竹の子」です。地表に現れた先端部分を掘り出して食べます😊   美味しいたけのこ選びのポイントは? ①産毛が綺麗に揃っているか ②皮にツヤはあるか ③切り口が瑞々しいか →見た目に関してはこの3点をチェックします。 穂先が緑色になっているものは、成長しすぎているので、えぐみが強くなっています😖 また、大きさの割に重さを感じないものは水分がなくなっている場合が多いため、なるべく避けましょう。   切り口に出る白い粉って?? 切り口に出る白い粉は「チロシン」という成分が結晶化したものです。チロシンには、ストレスをやわらげる効果や、集中力を高めてくれる効果があるといわれています。チロシンは、アミノ酸の一種で旨味成分ですが、時間が経つと酸化してえぐみとなるので注意しましょう!   皮が持つパワーって? たけのこの皮には、防腐効果の高い「サリチル酸」という成分が含まれ、殺菌・防腐効果があります。また、通風性があるのに水は通しにくいという特性から、おにぎりや食物を包むのに利用されてきました。   たけのこの栄養は? 栄養としては、カリウムを豊富に含んでおり、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があると言われています。また、足などのむくみをとる作用もあるようです。 また、食べても分かるとおり食物繊維を豊富にふくんでいるため、便秘や大腸がんなどの予防に効果があります。 しかし、アクが強いので食べ過ぎると吹き出ものやアレルギーに似た症状を起こすことがあるので食べすぎには注意です。   生のたけのこには独特のあく(灰汁)があり、旬のものほど強くなります。えぐみがあり、食味を損なうのに加えて、あくに含まれるシュウ酸は結石の原因になります。生のたけのこは「米ぬか」と茹でるなどであく抜きしてから食べましょう。 アーバンケア島之内では、4月28日と5月11日にたけのこご飯を提供しました✨ 美味しいと好評でした!! 今後も季節を感じたメニューのお届けに努めてまいります!