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2022.09.03

お食事
防災・備蓄について④ こんにちは!管理栄養士の長井です。   連日激しい雨や雷が続いていますね☔⚡ 先ほど昼頃も大雨が降っており、大雨警報が出ていました。 私は昨日、帰宅途中に大雨に降られまして、急いでカッパを着ました。 カッパ越しでも感じる雨の強さでしたが、最近防水性の高いカッパに新調したばかりだったので大雨の割にはぬれずに済みました😊カッパとWORKMANに感謝です✨ 皆さん被害は大丈夫でしょうか??   今回の防災・備蓄について④では、【災害時に気をつけること】について です。 ・災害直後は炭水化物ばかりになりがち・・・ エネルギー源となる炭水化物はとても重要ですが、栄養バランスを考えないと、体調不良や病気になる可能性もあります😢 ➡たんぱく質を摂るためには、さば缶やツナ缶といった缶詰やレトルトカレーのようなレトルト食品がおすすめです! ・便秘・口内炎などの体調不良を起こしやすくなる・・・ 大きな災害時は野菜不足になり、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が不足して、便秘や口内炎になりやすくなります。 ➡ビタミン、ミネラル、食物繊維を摂るために野菜を常備しておきましょう。 じゃがいも、玉ねぎ、人参など日持ちのする野菜を日頃から少し多めに買い置きしておきましょう。 また、切干大根のような乾物や野菜ジュース、ドライフルーツなんかもおすすめです! ・水分不足による脱水に注意しましょう! 避難生活では、飲料水の不足や、トイレの数の不足のために、水分摂取を控えがちになります。また、食事の量が減ると水分の摂取量も少なくなりがちに…。脱水のリスクは高くなります。 ➡水分補給をしっかりと行いましょう!  しっかりと水分補給できるだけの飲料水の備蓄が必要です。 写真はイメージです。   ・塩分の摂りすぎに注意しましょう! 塩分を摂りすぎると水分が欲しくなり、予定していた備蓄水よりも水が必要になることがあります。 さらにトイレも近くなり悪循環に・・・。 高血圧は心疾患のリスクも高まるので要注意です!!   このように、災害時にも栄養について気をつけた方が良いことが多くあります。 そのためには、防災・備蓄について③で紹介した【ローリングストック】を活用して様々な栄養素を摂取できるよう備蓄しておきましょう! 備蓄食品を『災害時に食べる一時しのぎに食べる』『あまりおいしくないもの』と考えず、味にこだわったレトルト食品や缶詰もたくさんあるので、自分の好みの味を探してストックしておきましょう! 災害時に食べなれた味、ちょっと豪華なおいしいレトルトを食べると心が落ち着きます。 家庭備蓄をしながら、好みの味の食品を探してみるのもいいですね!!   8月30日から9月5日までの期間は防災週間ですので、スーパーやホームセンターなどでも数多く防災食品が売られていると思います。 気を付けることも意識して備蓄したり、ローリングストックを実施していただければと思います! 由寿会栄養課で作成した「防災についてのリーフレット」には災害時のポリ袋調理や備蓄物品のチェックリストなども載せていますが、今回の「防災・備蓄について」シリーズではここまでにさせていただきます。 ぜひ、パート①パート②パート③と合わせてご覧ください。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 災害は訪れて欲しくないですが、いずれ必ず来ますので、しっかりと備えておきましょう! 「備えあれば憂いなし」ですね・・・!
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2022.09.02

お食事
防災・備蓄について③ こんにちは!管理栄養士の長井です。 昨日が防災の日でしたね。 政府でも訓練が行われ、岸田総理大臣が記者会見を行っている様子がニュースでも流れていました。 また、本日は「大阪880万人訓練」が行われました。 スマートフォンにも大津波警報と東大阪市で発生した火災の拡大からの避難を促す緊急速報が届いていました。 今回は、パート①パート②に続きパート③です。   【ローリングストック】について ローリングストックって??  ①備える…普段から少し多めに食材や加工品をストックしておく  ②食べる…日常生活で備蓄を使う  ③買い足す…使った分だけ買い足す 保存食を備蓄しておくことも、もちろん大切なことではありますが、日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方もあります。 普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストックと言います。 ローリングストックのポイントは、日常生活で消費しながら備蓄することです。 食料等を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができるはずです。   ★ポイント★は・・・ ①古いものから使う 備蓄する食料が古くなってしまわないよう、消費の際には、必ず一番古いものから使うようにしましょう。 ②使った分は必ず補充する 備蓄品としてストックしているものはいつ食べても構いません。ただし、消費した量を必ず買い足すようにしましょう。ちょっと補充を怠ったタイミングで災害が来る可能性もありますから、消費した分の補充は必ず直後に行いましょう。   応用編として・・・ ローリングストックは、食料だけでなく、日常使いできる生活用品にも応用することができます。 日常的に使用する保存食、飲料水、ウエットタオル、カセットボンベ、乾電池、使い捨てカイロなどは、常に一定量、家庭に置いておくようにすると、突然の災害にも対応しやすいです。   次回は、【災害時の食事で気をつけること】についてです。
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2022.08.31

お食事
防災・備蓄について② こんにちは!管理栄養士の長井です。   防災・備蓄についてパート②では、災害時の連絡方法についてのお話です。 (パート①はこちら) 大災害が発生すると、被災地への電話が殺到することで、回線が混雑し繋がりにくくなってしまいます。 平成30年に起きた大阪北部地震でも電話が繋がりにくくなったことは記憶に新しいかと思います。 そこで、通信混雑の影響を避けながら、家族や知人の安否確認や避難場所の連絡などを行うことが出来る方法を2種類ご紹介します。   まずは、伝言を録音する方法です。 災害用伝言ダイヤル 171 ◎伝言の録音   171+1+電話番号 ◎伝言の再生   171+2+電話番号 ※電話番号は市外局番からダイヤルします。 ※一度に録音出来る時間は30秒と短いため、あらかじめ録音内容を決めておきましょう。   文字による伝言を登録する方法もあります。 災害用伝言板 web171 ◎伝言の登録   「https://www.web171.jp」にアクセス+電話番号 ◎伝言の閲覧   「https://www.web171.jp」にアクセス+電話番号 ※電話番号は市外局番からダイヤルします。 ※画面指示に従って伝言の登録を行います。   ただし、登録した内容は48時間で消えてしまうそうなので注意が必要ですね。 (詳しく知りたい方はNTT西日本のホームページをご覧ください。) 毎月1日や防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)には体験利用もできるようなので一度練習しておくのも良いですね!   災害時に「電話番号が分からない!」ということにならないよう あらかじめ家族や知人の電話番号をメモしておくことも大切です✨ ほかにも、LINEやTwitterといったSNSを使う方法もありますので、ぜひご活用くださいね😊   防災・備蓄について③では【ローリングストック】についてご紹介いたします。
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2022.08.28

お食事
防災・備蓄について① こんにちは!管理栄養士の長井です。   今回は防災についてのお話です。 9月1日は何日かご存知でしょうか?? 実は、「防災の日」と定められています。 大正12年9月1日に関東大震災が起きた事、台風のシーズンを迎える時期であることから9月1日は防災の日です。   防災の日に向けて、備蓄食についての話を何回かに分けて紹介していきます。   実は、5月に由寿会栄養課で防災についてのリーフレットを作成し、友の会の総会にて配布させていただきました! そのリーフレットをもとに少しずつ紹介していきます!   もしも災害が起きると・・・ 電気、水道、ガスといったライフラインは災害発生直後に停止し、利用が困難になります。 2011年の東日本大震災では、ライフラインが9割復旧するまで 電気 6日 水道 24日 ガス 34日 1995年の阪神淡路大震災では、ライフラインが9割復旧するまで 電気 2日 水道 37日 ガス 61日 かかったそうです。ライフラインの復旧までは時間がかかることがわかりますね。 災害時、普段通りに電気やガスを使い料理をすることは困難になります。 また、避難生活では配給される飲食物では限られたものになるため、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足してしまうこともあるかもしれません…。 防災の日に合わせ、災害時でもバランスの良い食事ができるように「備蓄」について見直してみませんか? つづきは 防災・備蓄について② へ
ブログ投稿画像 こんにちは!管理栄養士の長井です。   連日激しい雨や雷が続いていますね☔⚡ 先ほど昼頃も大雨が降っており、大雨警報が出ていました。 私は昨日、帰宅途中に大雨に降られまして、急いでカッパを着ました。 カッパ越しでも感じる雨の強さでしたが、最近防水性の高いカッパに新調したばかりだったので大雨の割にはぬれずに済みました😊カッパとWORKMANに感謝です✨ 皆さん被害は大丈夫でしょうか??   今回の防災・備蓄について④では、【災害時に気をつけること】について です。 ・災害直後は炭水化物ばかりになりがち・・・ エネルギー源となる炭水化物はとても重要ですが、栄養バランスを考えないと、体調不良や病気になる可能性もあります😢 ➡たんぱく質を摂るためには、さば缶やツナ缶といった缶詰やレトルトカレーのようなレトルト食品がおすすめです! ・便秘・口内炎などの体調不良を起こしやすくなる・・・ 大きな災害時は野菜不足になり、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が不足して、便秘や口内炎になりやすくなります。 ➡ビタミン、ミネラル、食物繊維を摂るために野菜を常備しておきましょう。 じゃがいも、玉ねぎ、人参など日持ちのする野菜を日頃から少し多めに買い置きしておきましょう。 また、切干大根のような乾物や野菜ジュース、ドライフルーツなんかもおすすめです! ・水分不足による脱水に注意しましょう! 避難生活では、飲料水の不足や、トイレの数の不足のために、水分摂取を控えがちになります。また、食事の量が減ると水分の摂取量も少なくなりがちに…。脱水のリスクは高くなります。 ➡水分補給をしっかりと行いましょう!  しっかりと水分補給できるだけの飲料水の備蓄が必要です。 [caption id="attachment_13382" align="alignnone" width="1024"] 写真はイメージです。[/caption]   ・塩分の摂りすぎに注意しましょう! 塩分を摂りすぎると水分が欲しくなり、予定していた備蓄水よりも水が必要になることがあります。 さらにトイレも近くなり悪循環に・・・。 高血圧は心疾患のリスクも高まるので要注意です!!   このように、災害時にも栄養について気をつけた方が良いことが多くあります。 そのためには、防災・備蓄について③で紹介した【ローリングストック】を活用して様々な栄養素を摂取できるよう備蓄しておきましょう! 備蓄食品を『災害時に食べる一時しのぎに食べる』『あまりおいしくないもの』と考えず、味にこだわったレトルト食品や缶詰もたくさんあるので、自分の好みの味を探してストックしておきましょう! 災害時に食べなれた味、ちょっと豪華なおいしいレトルトを食べると心が落ち着きます。 家庭備蓄をしながら、好みの味の食品を探してみるのもいいですね!!   8月30日から9月5日までの期間は防災週間ですので、スーパーやホームセンターなどでも数多く防災食品が売られていると思います。 気を付けることも意識して備蓄したり、ローリングストックを実施していただければと思います! 由寿会栄養課で作成した「防災についてのリーフレット」には災害時のポリ袋調理や備蓄物品のチェックリストなども載せていますが、今回の「防災・備蓄について」シリーズではここまでにさせていただきます。 ぜひ、パート①パート②パート③と合わせてご覧ください。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 災害は訪れて欲しくないですが、いずれ必ず来ますので、しっかりと備えておきましょう! 「備えあれば憂いなし」ですね・・・!
ブログ投稿画像 こんにちは!管理栄養士の長井です。 昨日が防災の日でしたね。 政府でも訓練が行われ、岸田総理大臣が記者会見を行っている様子がニュースでも流れていました。 また、本日は「大阪880万人訓練」が行われました。 スマートフォンにも大津波警報と東大阪市で発生した火災の拡大からの避難を促す緊急速報が届いていました。 今回は、パート①パート②に続きパート③です。   【ローリングストック】について ローリングストックって??  ①備える…普段から少し多めに食材や加工品をストックしておく  ②食べる…日常生活で備蓄を使う  ③買い足す…使った分だけ買い足す 保存食を備蓄しておくことも、もちろん大切なことではありますが、日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方もあります。 普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストックと言います。 ローリングストックのポイントは、日常生活で消費しながら備蓄することです。 食料等を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができるはずです。   ★ポイント★は・・・ ①古いものから使う 備蓄する食料が古くなってしまわないよう、消費の際には、必ず一番古いものから使うようにしましょう。 ②使った分は必ず補充する 備蓄品としてストックしているものはいつ食べても構いません。ただし、消費した量を必ず買い足すようにしましょう。ちょっと補充を怠ったタイミングで災害が来る可能性もありますから、消費した分の補充は必ず直後に行いましょう。   応用編として・・・ ローリングストックは、食料だけでなく、日常使いできる生活用品にも応用することができます。 日常的に使用する保存食、飲料水、ウエットタオル、カセットボンベ、乾電池、使い捨てカイロなどは、常に一定量、家庭に置いておくようにすると、突然の災害にも対応しやすいです。   次回は、【災害時の食事で気をつけること】についてです。
ブログ投稿画像 こんにちは!管理栄養士の長井です。   防災・備蓄についてパート②では、災害時の連絡方法についてのお話です。 (パート①はこちら) 大災害が発生すると、被災地への電話が殺到することで、回線が混雑し繋がりにくくなってしまいます。 平成30年に起きた大阪北部地震でも電話が繋がりにくくなったことは記憶に新しいかと思います。 そこで、通信混雑の影響を避けながら、家族や知人の安否確認や避難場所の連絡などを行うことが出来る方法を2種類ご紹介します。   まずは、伝言を録音する方法です。 災害用伝言ダイヤル 171 ◎伝言の録音   171+1+電話番号 ◎伝言の再生   171+2+電話番号 ※電話番号は市外局番からダイヤルします。 ※一度に録音出来る時間は30秒と短いため、あらかじめ録音内容を決めておきましょう。   文字による伝言を登録する方法もあります。 災害用伝言板 web171 ◎伝言の登録   「https://www.web171.jp」にアクセス+電話番号 ◎伝言の閲覧   「https://www.web171.jp」にアクセス+電話番号 ※電話番号は市外局番からダイヤルします。 ※画面指示に従って伝言の登録を行います。   ただし、登録した内容は48時間で消えてしまうそうなので注意が必要ですね。 (詳しく知りたい方はNTT西日本のホームページをご覧ください。) 毎月1日や防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)には体験利用もできるようなので一度練習しておくのも良いですね!   災害時に「電話番号が分からない!」ということにならないよう あらかじめ家族や知人の電話番号をメモしておくことも大切です✨ ほかにも、LINEやTwitterといったSNSを使う方法もありますので、ぜひご活用くださいね😊   防災・備蓄について③では【ローリングストック】についてご紹介いたします。
ブログ投稿画像 こんにちは!管理栄養士の長井です。   今回は防災についてのお話です。 9月1日は何日かご存知でしょうか?? 実は、「防災の日」と定められています。 大正12年9月1日に関東大震災が起きた事、台風のシーズンを迎える時期であることから9月1日は防災の日です。   防災の日に向けて、備蓄食についての話を何回かに分けて紹介していきます。   実は、5月に由寿会栄養課で防災についてのリーフレットを作成し、友の会の総会にて配布させていただきました! そのリーフレットをもとに少しずつ紹介していきます!   もしも災害が起きると・・・ 電気、水道、ガスといったライフラインは災害発生直後に停止し、利用が困難になります。 2011年の東日本大震災では、ライフラインが9割復旧するまで 電気 6日 水道 24日 ガス 34日 1995年の阪神淡路大震災では、ライフラインが9割復旧するまで 電気 2日 水道 37日 ガス 61日 かかったそうです。ライフラインの復旧までは時間がかかることがわかりますね。 災害時、普段通りに電気やガスを使い料理をすることは困難になります。 また、避難生活では配給される飲食物では限られたものになるため、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足してしまうこともあるかもしれません…。 防災の日に合わせ、災害時でもバランスの良い食事ができるように「備蓄」について見直してみませんか? つづきは 防災・備蓄について② へ