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「お食事」で記事を検索しました。

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2021.09.25

お食事
特定給食講習会に参加しました こんにちは!管理栄養士の岸本です。   8月に東大阪市保健所による「特定給食講習会」に参加しました! 参加といっても実際に足を運んだわけではありません。 このご時世ですので、YouTubeのオンデマンド配信で行われました。 「特定給食講習会」とは、東大阪市内にある特定給食施設に毎年行われる「食中毒予防」の研修会です。 以前は希来里の上にあるイコーラムホールで行われていましたが、昨年はコロナで中止となりました。 そして、今年はオンデマンド配信となったわけです。 講習会に参加した施設には、受講証が交付されます! しっかりと食中毒について勉強し、予防しているという証ですね!   食中毒については、常に気をつけていますし、毎年法人内でも研修を行っています。 しかし、食中毒についての最新情報や他の施設や飲食店で起こった事例を聞くことで、改めて食中毒の怖さや気をつける点を振り返るきっかけにもなります。 ・どんな食中毒が多く起きているか ・年間の食中毒患者数はどのくらいか ・どんな菌やウイルスに注意が必要で、どのように予防するか ・食品衛生法の改正について など、約1時間動画にて研修を受けました。 録画された動画だったので、分かりにくいところは止めて見返すことができてとても勉強になりました! また、会場に行っての研修となると行ける人数に限りがありますが、 オンデマンド配信の場合だと厨房職員全員が時間を見つけて受講することができました!   このように、厨房では食中毒予防に努め、安心安全な食事をお届けするよう日々、気をつけています。   始業前には、健康チェックを行い、月1回検便の実施(夏場は月2回)をしています。 厨房内での衛生面の工夫はまたの機会に紹介させていただきます😊   今回は、特定給食講習会の受講証について報告でした! 今後も食中毒予防に努め、安心安全でかつおいしい食事をお届けできるよう厨房一同頑張っていきます!!          
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2021.09.23

お食事
秋分の日の「おはぎ」! こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   食の行事が続いております!食欲の秋ですね! 9/23 今日は「秋分の日」 秋分の日に食べる食べ物と言えば・・・ そうです!「おはぎ」です!   月見団子に引き続き、今日は「おはぎ」について書きたいと思います! (月見団子についてはこちら) 下の方にご利用者様の写真がありますので、写真が見たい方は下をご覧ください。   おはぎとぼたもちって何が違うの?? 有名なのは、その季節に咲く花に合わせて名前が変わる説です🌸 秋は「萩の花」にちなんで「おはぎ」 春は「牡丹の花」にちなんで「ぼたもち」 では、夏と冬は??   夏は「夜船」冬は「北窓」と呼ぶそうです。   花の名前ではないですね。 おはぎは作る時に臼で搗いたりせず、米を潰して作るため、近隣の住人でもおはぎを“ついた”のがいつか分からないことと 夜は暗くて船がいつ“着いた”か分からない「夜船」をかけてそう呼ぶようですね🚢 同様に、搗くことをしないことから、転じて“月知らず”。「北向きの窓からは月が見えない」と連想して「北窓」と呼ぶようです。🌙 なんだか幻想的な感じがします✨   他にも、説はあります。 小豆が収穫された直後の秋には、小豆が新鮮で、皮の柔らかい小豆であんこを作れるため、「おはぎ」には粒あんが使われ、 保存技術が今ほど発達していない時代、小豆の皮は春には固くなっており、取り除いてこしあんにするのが一般的だったため、「ぼたもち」にはこしあんが使われたという歴史もあったようです。 現在では、小豆の品種改良や保存技術が発達した結果、季節を問わず、粒あんが作れるため季節によるあんこの違いはないようですね😊   地域によっては違う説も?? 米の種類で分けて、主にもち米で作られているのは「ぼたもち」、主にうるち米を使っているのは「おはぎ」と呼んでいる地域もあるようです。 また、あんこで覆ったものは「ぼたもち」、きな粉をまぶしたものは「おはぎ」と呼ぶ地域もあるようです。 興味深いですね・・・!   色のバリエーションも地域によって違うようです。 大阪の人は、あんこで覆ったもの、きな粉をまぶしたもの、そして青のりをまぶしたものの3色を想像します。 でもこれ、近畿を中心とした西日本だけなんだそう・・・。 北日本、東日本では、黒胡麻だそうです。 大阪ではあまり見かけないですね・・・。 宮城県では仙台名物、「ずんだ」!さすがです。 もともと、あんこで覆ったものが主流だったのが、江戸時代にカラーバリエーションを増やし、地域で人気なものが定着していったのだとか??   調べてみると、季節や地域さまざまな歴史、昔の方々の生活が見えてきて興味深いです。 皆さんもぜひ「おはぎ」を食べながら、歴史に思いを馳せてみて下さい😋   さて、長々と書かせていただきましたが、 アーバンケア島之内でも「おはぎ」を提供しました!という報告です🎵   美味しそうに食べておられました😋  
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2021.09.22

お食事
中秋の名月 こんにちは!管理栄養士の岸本です。   9/21は十五夜、中秋の名月でした! 皆さん中秋の名月が必ずしも満月ではないとご存知ですか?? 今年はいつが中秋の名月か調べた際にネットで「2021年の中秋の名月は満月!」「8年ぶり」の文字を発見しました。 テレビでも紹介されていましたね! 記事を読むと・・・ ・「十五夜」と呼ばれることもあるお月見の日だが、じつは必ずしも満月とは限らない。 と書かれていました。 え?? 中秋の名月と十五夜って??十五夜と満月??一緒じゃないの?? 確かに「満月が一番きれいなわけじゃない」と誰かに聞いたことがある・・・。   その記事では・・・ ・日本では、明治6年に太陰太陽暦(旧暦)から現在使われているグレゴリオ暦に切り替わりましたが、かつての名残のまま旧暦では秋となる8月15日の夜に見える月を「中秋の名月」と呼ぶ。 ・「十五夜」はその名のとおり、満月になる旧暦15日の夜を意味するが、いつしか月の美しい中秋の名月(8月15日)を指すようになった。 ・ところが、旧暦とグレゴリオ暦では一日の区切りが異なるため誤差が生じ、現在のカレンダーに当てはめると満月とはならない年が発生する… とのこと。   なんか、わかったような、わからないような・・・。 とにかく、8年ぶりに「中秋の名月が満月」という貴重な日だったそうです。   まぁ、そんなことより花より団子!月よりそば! ということで、月見そばを提供しました🎵 ゆで玉子のお月様🌕 こんな感じです! 「月見そば」と「里芋の旨煮」です! 奥で白飛びしているのは梨です🎵 この時期だけの、季節のものです😊 あいにくの曇り空でしたが、雲の隙間から見えるお月様、とても綺麗でしたよ🌕   お月見についての食がくもブログに載せていますので、時間のある方はそちらもご覧ください。 前編 後編
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2021.09.20

お食事
食がく~お月見~後編 こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   さて、食がく9月号後編です! 「前編も読もうかな」と思った方はこちら。   前編の最後に問いかけた月見団子についてです。 皆さん、月見団子と言われてどんなものを想像しましたか?? 私が想像したのは、楕円形のもちにあんこの乗ったものです。 そう、こんな形です! 関東やそのほかの地域出身の方から見ると「変な形」「あんこの載せ方合ってる?」と思われるかもしれません。 以前に料理クラブでみんなで作ったものなので確かに少し形は歪ですが、あんこの載せ方、合っています。 これは関西風の月見団子です。 サトイモの形に似せて作り、あんこを帯状にくるんだ形。 あんこは雲を表していて、月に雲がかかっている様子だそうです。   団子の形は地方によって異なるようですね!少し紹介させていただきます。   まずは、関東。 絵本で出てくるような白い団子をピラミッド型に盛り付けます。 十五夜にちなんで15個お供えします。または、1年の満月の数に合わせ12個(閏年には13個)のこともあるようです。   名古屋では、前編で出てきた「芋名月」からサトイモの形に見立てた丸長のお団子です。 サトイモ型という面では関西と似ているような気がしますが、あんこの入らないお団子を飾るようです。 その代わり色が白、黒糖、ピンクの3種類あるようです。   静岡県はへそもち。まぁるい形のもちで中心にへこみのある(赤血球型)団子です。 そのへそに、あんこを添えて食べるんだとか。 徳川家康が幼少期に駿府城で過ごした際に食べていたのが初めと言われているそうです。   中国、四国地方では、串団子。 団子をあんこでくるんであったり、みたらしやきな粉のものもあるようです。   東北地方、青森県や岩手県では、団子ではなく、饅頭だそうです。 中はこしあん。東北地方では、あまりお月見をしないようですが・・・。   沖縄県では、月見団子ではなく、「ふちゃぎ」というものを食べるようです。 団子ではなく白い餅につぶしていない小豆をくっつけてあるそうです。 小豆には魔除けの効果があるため、つぶすと効果が薄れるんだとか。 大きさがおはぎの2倍くらいあるとのことなので、大きいですね・・・。野球ボールくらいでしょうか? お腹いっぱいになりそう・・・。     昨年、リボンのひろばで地域の方とお話した際には、様々な地域の出身の方がいらっしゃって、色んな風習のお話が聞けました。 あんこの入っている地域、あんこなしの地域、形や色も様々あるようです。 地域によって様々あり、調べてタイプ別分布図などを作った方もいらっしゃるようですので、興味のある方は、調べてみて下さい😊 その地域に行った気分になるかもしれないですね。   前編、後編読んでいただき、ありがとうございました。 長文、失礼いたしました。 9/21お月見に備えて、お供え物のススキと団子のご準備を!
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2021.09.20

お食事
食がく~お月見~前編 こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   食がく9月号、遅くなりました💦 しかし、まだ間に合います!! なぜなら、お月見についてだからです! 今年のお月見(中秋の名月)は9/21(火)明日です!! (中秋の名月って??昨年のブログに石垣栄養士が少し載せていますので、そちらも合わせてご覧ください。)   「古くから伝わる3つの風習」について ①ススキを飾る! 月の神様をお招きするための「依り代(よりしろ)」として、稲穂の代わりに形の似ているススキがお供えされるようになりました。 ・依り代とは、神様が依りつく対象物。 ・稲穂の代わりにススキを飾る…。日に日に頭が垂れてきている稲ですが、まだ、稲穂が実り切る前だからですね・・・。 ・茎の中が空洞なこと、鋭い切り口が魔除けになることから依り代となるようです。悪霊や災いから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味が込められているようですね。   ②月見団子を食べる! お月見と言えば「お団子」ですよね! ・中国のお菓子である月餅を真似して作られたそうで、丸い形が満月を連想し、月に収穫の感謝を表しているといわれています。 ・収穫への祈りや感謝だけでなく、ものごとの結実や健康、幸福も表しています。 ・お月様と同じように丸い月見団子を食べることで健康や幸せを得ることができると考えられています。 ・月見団子は山の形のように高く積み上げられますが、あれはピラミッドと同じ考え方で高い方が霊界に通じると考えられているからと言われています。 ③農作物をお供えする! 「収穫を祝う」行事なので、その時期に収穫した里芋やさつまいも、栗など旬の野菜や果物をお供えします。 ・芋類の収穫時期であることから里芋やサツマイモなどをお供えします。「芋名月」と呼ばれる由来でもあります。 ・ブドウなどのツルものをお供えするとお月様との繋がりが強くなる、とも言われています。   お供え物の飾り方は、お月様から見て左にススキ、右にお団子を飾ります。   ここまででも、文字がたくさん! 読んでくださった方ありがとうございます😊 実はまだ続きます! 続きは、後編で。   皆さん、月見団子と言われてどんなものを想像しましたか?? についてお届けします。
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2021.09.19

お食事
敬老祝賀食 こんにちは! 管理栄養士の岸本です。   9/20は敬老の日です! 敬老の日の起源には諸説あり、聖徳太子が現在の大阪市に悲田院という身よりのない老人や病人、貧しい人たち救うための施設を開いた日にちなんだ説や元正天皇が717年に年号を「養老」とし、養老の滝に御幸した日、または高齢者に贈り物をした日であるという説があるそうです。   アーバンケア島之内でお過ごしの方はほとんどの方が高齢者です。 今までこの日本、この世界を引っ張って支えて来て下さった、かけがえのない人生の先輩方に、改めて敬意を表する日です。 栄養課としても9/19(日)に「敬老祝賀食」を提供させていただきました🌅   いつもとは少し違った雰囲気で、松花堂弁当風です。   お品書きは、 ・まつたけご飯 ・天ぷら ・サーモンマリネ ・ほうれん草のおかか和え ・花麩と三つ葉の赤だし ・果物(梨)   昨年と同様の内容です。 内容を覚えて下さっている方もおられ、この日を楽しみにされていますので、変更せずに提供することにしました。   盛り付け風景はこんな感じです。 今年の4月に入職したばかりの久保栄養士です😊 普段の盛り付けはもう慣れたようですが、今日は初めての祝賀食。 先輩の石垣栄養士に教えてもらいながら盛り付けていました✨   皆さん、お味はいかがでしょうか?? 職員も配膳する時に「今日は豪華ですよ~」と声かけすると「ほんまやな~😊」と笑顔に🎵   お茶碗を開けながら「パンパカパーン!」という声かけに「わぁ~~~!!」と喜ばれていました。 後からの視線が気になる・・・。 後の皆さんも注目ですね。 ぶれている写真があってすみません💦💦   「まる」をいただきました😋 季節の変わり目、体調を崩しやすい季節ですが、これからもしっかり食べて元気でお過ごしください✨🌟     9/21は中秋の名月ですね🌕 夕食に月見そばと里芋旨煮を提供予定です。 朝方や夕方以降は寒くなってきましたが、温かくしてお月見をしたいですね🍡  
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2021.07.02

お食事
食がく~七夕そうめん~ こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   もうすぐ7月7日、七夕ですね☆ アーバンケア島之内でも笹に願い事の短冊を吊るしたり、飾りつけを行っています🎵   さて、七夕の食事と言えば?? 七夕に食べる行事食として、よく知られているのが「そうめん」です。 そうめんの起源は、中国から伝来した「索餅(さくべい)」というお菓子です。  その昔、古代中国の帝の子供が7月7日に亡くなり、その後に一本足の鬼となって熱病を流行らせ、これに困った人々は生前、子供の好物だった「索餅」を供えて祟りを鎮めました。それから、この故事に因んで中国では七夕に「索餅」を食べる風習が生まれ、それが平安時代に日本へ伝わりました。伝来した当初は、中国と同じ材料で作った「むぎなわ」を食べていましたが、「むぎなわ」の元になった「索餅」は「索麺(さくめん)」とも呼ばれ、それが時代を経て「そうめん」に変化しました。七夕に素麺を食べるようになったのは室町時代からです。  また、「そうめん」は小麦粉と食塩水で作られており、七夕の時期に取れる小麦の収穫を感謝するということと、素麺の流れが天の川を思わせること、また麺が、織姫が紡ぐ糸に見えることなどから七夕に「そうめん」を食べるようになったとも言われております。 そして、7月7日に食べる「そうめん」を、鬼の故事に因んで「鬼の腸(はらわた)」と呼ぶそうです。   アーバンケア島之内でも、七夕そうめんを提供予定です😊 この写真は昨年のそうめんの写真です✨ 昨年の七夕そうめんの様子はこちら   今年は晴れて、織姫さまと彦星さまが会えるといいですね✨  
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2021.06.05

お食事
食がく~梅雨について~ こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   今月の食がくは梅雨についてです! 普段何気なく使う言葉ですが、なぜ「梅雨」には「梅」という漢字を使っているのでしょうか。 今回は意外と知らない「梅雨」の言葉の意味と由来についてご紹介します。   「梅雨」に「梅」という漢字が使われ始めた由来 諸説がありますが、「梅雨」に「梅」の漢字が使われた由来は、中国にあるといわれています。中国の揚子江周辺では梅の実が熟す頃が雨期にあたり、そのことから「梅」の字を使うようになったとされています。 ただし、中国から伝わった時は「梅雨(つゆ)」ではなく、「梅雨(ばいう)」として伝わったという説が一般的です。   どうして、梅雨を「ばいう」→「つゆ」と読むの・・・? ①「露(つゆ)」から派生した「梅雨(つゆ)」という説。   6月~7月にかけては雨がたくさん降ると木々に露がつくことから  「梅雨(つゆ)」というようになった、といわれています。 ②熟した梅の実が潰れることから「潰ゆ(つゆ)」という説。  梅の実の成長には雨の存在が欠かせません。6月の初旬はまだ実が硬くても    下旬には収穫を終えることがほとんどです。  そのため、熟して潰れる時期でもあることから「潰ゆ(つゆ)」が「梅雨  (つゆ)」になったといわれています。   梅雨の時期の美味しい食材 ①入梅鰯(にゅうばいいわし)  入梅いわしとは、6月~7月の梅雨入りの時期にとれるマイワシのことで、この時期のイワシは産卵前の為、1年で最も脂が乗っていて、美味しいといわれています。 ②野菜  野菜は6月くらいから美味しくなっていくものがたくさんあります。   代表的なものとして、  キュウリ、ズッキーニ、ヤングコーン、空豆、枝豆、さやえんどう、  スナップエンドウ、みょうが、三つ葉、ラッキョ、新生姜、大葉  が挙げられます。 ※旬の食材が沢山ある梅雨ですが、ジメジメとして食材が傷みやすくな る季節でもあります。  調理後から食すまで時間が空いてしまった場合は、必ず再加熱をするようにしてください。 私事ですが、先日祖母の家の庭になった「梅の実」を収穫しました🎶 まさに、梅の実が熟す頃の雨期だと実感しました! 小さな実から大きなすももくらいのサイズの実、大きさは様々でした😊   毎年、「梅ジュース」にして楽しんでいます! きれいに洗い、へたをとり、穴をあけて同量程度の氷砂糖と共に1~2週間漬け込んで作ります。     おいしい梅ジュースができるのが、楽しみです! スーパーや農協でも梅の実が売り出されているようです✨ 皆さんも興味があれば作ってみて下さい😊  
ブログ投稿画像 こんにちは!管理栄養士の岸本です。   8月に東大阪市保健所による「特定給食講習会」に参加しました! 参加といっても実際に足を運んだわけではありません。 このご時世ですので、YouTubeのオンデマンド配信で行われました。 「特定給食講習会」とは、東大阪市内にある特定給食施設に毎年行われる「食中毒予防」の研修会です。 以前は希来里の上にあるイコーラムホールで行われていましたが、昨年はコロナで中止となりました。 そして、今年はオンデマンド配信となったわけです。 講習会に参加した施設には、受講証が交付されます! しっかりと食中毒について勉強し、予防しているという証ですね!   食中毒については、常に気をつけていますし、毎年法人内でも研修を行っています。 しかし、食中毒についての最新情報や他の施設や飲食店で起こった事例を聞くことで、改めて食中毒の怖さや気をつける点を振り返るきっかけにもなります。 ・どんな食中毒が多く起きているか ・年間の食中毒患者数はどのくらいか ・どんな菌やウイルスに注意が必要で、どのように予防するか ・食品衛生法の改正について など、約1時間動画にて研修を受けました。 録画された動画だったので、分かりにくいところは止めて見返すことができてとても勉強になりました! また、会場に行っての研修となると行ける人数に限りがありますが、 オンデマンド配信の場合だと厨房職員全員が時間を見つけて受講することができました!   このように、厨房では食中毒予防に努め、安心安全な食事をお届けするよう日々、気をつけています。   始業前には、健康チェックを行い、月1回検便の実施(夏場は月2回)をしています。 厨房内での衛生面の工夫はまたの機会に紹介させていただきます😊   今回は、特定給食講習会の受講証について報告でした! 今後も食中毒予防に努め、安心安全でかつおいしい食事をお届けできるよう厨房一同頑張っていきます!!          
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   食の行事が続いております!食欲の秋ですね! 9/23 今日は「秋分の日」 秋分の日に食べる食べ物と言えば・・・ そうです!「おはぎ」です!   月見団子に引き続き、今日は「おはぎ」について書きたいと思います! (月見団子についてはこちら) 下の方にご利用者様の写真がありますので、写真が見たい方は下をご覧ください。   おはぎとぼたもちって何が違うの?? 有名なのは、その季節に咲く花に合わせて名前が変わる説です🌸 秋は「萩の花」にちなんで「おはぎ」 春は「牡丹の花」にちなんで「ぼたもち」 では、夏と冬は??   夏は「夜船」冬は「北窓」と呼ぶそうです。   花の名前ではないですね。 おはぎは作る時に臼で搗いたりせず、米を潰して作るため、近隣の住人でもおはぎを“ついた”のがいつか分からないことと 夜は暗くて船がいつ“着いた”か分からない「夜船」をかけてそう呼ぶようですね🚢 同様に、搗くことをしないことから、転じて“月知らず”。「北向きの窓からは月が見えない」と連想して「北窓」と呼ぶようです。🌙 なんだか幻想的な感じがします✨   他にも、説はあります。 小豆が収穫された直後の秋には、小豆が新鮮で、皮の柔らかい小豆であんこを作れるため、「おはぎ」には粒あんが使われ、 保存技術が今ほど発達していない時代、小豆の皮は春には固くなっており、取り除いてこしあんにするのが一般的だったため、「ぼたもち」にはこしあんが使われたという歴史もあったようです。 現在では、小豆の品種改良や保存技術が発達した結果、季節を問わず、粒あんが作れるため季節によるあんこの違いはないようですね😊   地域によっては違う説も?? 米の種類で分けて、主にもち米で作られているのは「ぼたもち」、主にうるち米を使っているのは「おはぎ」と呼んでいる地域もあるようです。 また、あんこで覆ったものは「ぼたもち」、きな粉をまぶしたものは「おはぎ」と呼ぶ地域もあるようです。 興味深いですね・・・!   色のバリエーションも地域によって違うようです。 大阪の人は、あんこで覆ったもの、きな粉をまぶしたもの、そして青のりをまぶしたものの3色を想像します。 でもこれ、近畿を中心とした西日本だけなんだそう・・・。 北日本、東日本では、黒胡麻だそうです。 大阪ではあまり見かけないですね・・・。 宮城県では仙台名物、「ずんだ」!さすがです。 もともと、あんこで覆ったものが主流だったのが、江戸時代にカラーバリエーションを増やし、地域で人気なものが定着していったのだとか??   調べてみると、季節や地域さまざまな歴史、昔の方々の生活が見えてきて興味深いです。 皆さんもぜひ「おはぎ」を食べながら、歴史に思いを馳せてみて下さい😋   さて、長々と書かせていただきましたが、 アーバンケア島之内でも「おはぎ」を提供しました!という報告です🎵   美味しそうに食べておられました😋  
ブログ投稿画像 こんにちは!管理栄養士の岸本です。   9/21は十五夜、中秋の名月でした! 皆さん中秋の名月が必ずしも満月ではないとご存知ですか?? 今年はいつが中秋の名月か調べた際にネットで「2021年の中秋の名月は満月!」「8年ぶり」の文字を発見しました。 テレビでも紹介されていましたね! 記事を読むと・・・ ・「十五夜」と呼ばれることもあるお月見の日だが、じつは必ずしも満月とは限らない。 と書かれていました。 え?? 中秋の名月と十五夜って??十五夜と満月??一緒じゃないの?? 確かに「満月が一番きれいなわけじゃない」と誰かに聞いたことがある・・・。   その記事では・・・ ・日本では、明治6年に太陰太陽暦(旧暦)から現在使われているグレゴリオ暦に切り替わりましたが、かつての名残のまま旧暦では秋となる8月15日の夜に見える月を「中秋の名月」と呼ぶ。 ・「十五夜」はその名のとおり、満月になる旧暦15日の夜を意味するが、いつしか月の美しい中秋の名月(8月15日)を指すようになった。 ・ところが、旧暦とグレゴリオ暦では一日の区切りが異なるため誤差が生じ、現在のカレンダーに当てはめると満月とはならない年が発生する… とのこと。   なんか、わかったような、わからないような・・・。 とにかく、8年ぶりに「中秋の名月が満月」という貴重な日だったそうです。   まぁ、そんなことより花より団子!月よりそば! ということで、月見そばを提供しました🎵 ゆで玉子のお月様🌕 こんな感じです! 「月見そば」と「里芋の旨煮」です! 奥で白飛びしているのは梨です🎵 この時期だけの、季節のものです😊 あいにくの曇り空でしたが、雲の隙間から見えるお月様、とても綺麗でしたよ🌕   お月見についての食がくもブログに載せていますので、時間のある方はそちらもご覧ください。 前編 後編
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   さて、食がく9月号後編です! 「前編も読もうかな」と思った方はこちら。   前編の最後に問いかけた月見団子についてです。 皆さん、月見団子と言われてどんなものを想像しましたか?? 私が想像したのは、楕円形のもちにあんこの乗ったものです。 そう、こんな形です! 関東やそのほかの地域出身の方から見ると「変な形」「あんこの載せ方合ってる?」と思われるかもしれません。 以前に料理クラブでみんなで作ったものなので確かに少し形は歪ですが、あんこの載せ方、合っています。 これは関西風の月見団子です。 サトイモの形に似せて作り、あんこを帯状にくるんだ形。 あんこは雲を表していて、月に雲がかかっている様子だそうです。   団子の形は地方によって異なるようですね!少し紹介させていただきます。   まずは、関東。 絵本で出てくるような白い団子をピラミッド型に盛り付けます。 十五夜にちなんで15個お供えします。または、1年の満月の数に合わせ12個(閏年には13個)のこともあるようです。   名古屋では、前編で出てきた「芋名月」からサトイモの形に見立てた丸長のお団子です。 サトイモ型という面では関西と似ているような気がしますが、あんこの入らないお団子を飾るようです。 その代わり色が白、黒糖、ピンクの3種類あるようです。   静岡県はへそもち。まぁるい形のもちで中心にへこみのある(赤血球型)団子です。 そのへそに、あんこを添えて食べるんだとか。 徳川家康が幼少期に駿府城で過ごした際に食べていたのが初めと言われているそうです。   中国、四国地方では、串団子。 団子をあんこでくるんであったり、みたらしやきな粉のものもあるようです。   東北地方、青森県や岩手県では、団子ではなく、饅頭だそうです。 中はこしあん。東北地方では、あまりお月見をしないようですが・・・。   沖縄県では、月見団子ではなく、「ふちゃぎ」というものを食べるようです。 団子ではなく白い餅につぶしていない小豆をくっつけてあるそうです。 小豆には魔除けの効果があるため、つぶすと効果が薄れるんだとか。 大きさがおはぎの2倍くらいあるとのことなので、大きいですね・・・。野球ボールくらいでしょうか? お腹いっぱいになりそう・・・。     昨年、リボンのひろばで地域の方とお話した際には、様々な地域の出身の方がいらっしゃって、色んな風習のお話が聞けました。 あんこの入っている地域、あんこなしの地域、形や色も様々あるようです。 地域によって様々あり、調べてタイプ別分布図などを作った方もいらっしゃるようですので、興味のある方は、調べてみて下さい😊 その地域に行った気分になるかもしれないですね。   前編、後編読んでいただき、ありがとうございました。 長文、失礼いたしました。 9/21お月見に備えて、お供え物のススキと団子のご準備を!
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   食がく9月号、遅くなりました💦 しかし、まだ間に合います!! なぜなら、お月見についてだからです! 今年のお月見(中秋の名月)は9/21(火)明日です!! (中秋の名月って??昨年のブログに石垣栄養士が少し載せていますので、そちらも合わせてご覧ください。)   「古くから伝わる3つの風習」について ①ススキを飾る! 月の神様をお招きするための「依り代(よりしろ)」として、稲穂の代わりに形の似ているススキがお供えされるようになりました。 ・依り代とは、神様が依りつく対象物。 ・稲穂の代わりにススキを飾る…。日に日に頭が垂れてきている稲ですが、まだ、稲穂が実り切る前だからですね・・・。 ・茎の中が空洞なこと、鋭い切り口が魔除けになることから依り代となるようです。悪霊や災いから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味が込められているようですね。   ②月見団子を食べる! お月見と言えば「お団子」ですよね! ・中国のお菓子である月餅を真似して作られたそうで、丸い形が満月を連想し、月に収穫の感謝を表しているといわれています。 ・収穫への祈りや感謝だけでなく、ものごとの結実や健康、幸福も表しています。 ・お月様と同じように丸い月見団子を食べることで健康や幸せを得ることができると考えられています。 ・月見団子は山の形のように高く積み上げられますが、あれはピラミッドと同じ考え方で高い方が霊界に通じると考えられているからと言われています。 ③農作物をお供えする! 「収穫を祝う」行事なので、その時期に収穫した里芋やさつまいも、栗など旬の野菜や果物をお供えします。 ・芋類の収穫時期であることから里芋やサツマイモなどをお供えします。「芋名月」と呼ばれる由来でもあります。 ・ブドウなどのツルものをお供えするとお月様との繋がりが強くなる、とも言われています。   お供え物の飾り方は、お月様から見て左にススキ、右にお団子を飾ります。   ここまででも、文字がたくさん! 読んでくださった方ありがとうございます😊 実はまだ続きます! 続きは、後編で。   皆さん、月見団子と言われてどんなものを想像しましたか?? についてお届けします。
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の岸本です。   9/20は敬老の日です! 敬老の日の起源には諸説あり、聖徳太子が現在の大阪市に悲田院という身よりのない老人や病人、貧しい人たち救うための施設を開いた日にちなんだ説や元正天皇が717年に年号を「養老」とし、養老の滝に御幸した日、または高齢者に贈り物をした日であるという説があるそうです。   アーバンケア島之内でお過ごしの方はほとんどの方が高齢者です。 今までこの日本、この世界を引っ張って支えて来て下さった、かけがえのない人生の先輩方に、改めて敬意を表する日です。 栄養課としても9/19(日)に「敬老祝賀食」を提供させていただきました🌅   いつもとは少し違った雰囲気で、松花堂弁当風です。   お品書きは、 ・まつたけご飯 ・天ぷら ・サーモンマリネ ・ほうれん草のおかか和え ・花麩と三つ葉の赤だし ・果物(梨)   昨年と同様の内容です。 内容を覚えて下さっている方もおられ、この日を楽しみにされていますので、変更せずに提供することにしました。   盛り付け風景はこんな感じです。 今年の4月に入職したばかりの久保栄養士です😊 普段の盛り付けはもう慣れたようですが、今日は初めての祝賀食。 先輩の石垣栄養士に教えてもらいながら盛り付けていました✨   皆さん、お味はいかがでしょうか?? 職員も配膳する時に「今日は豪華ですよ~」と声かけすると「ほんまやな~😊」と笑顔に🎵   お茶碗を開けながら「パンパカパーン!」という声かけに「わぁ~~~!!」と喜ばれていました。 後からの視線が気になる・・・。 後の皆さんも注目ですね。 ぶれている写真があってすみません💦💦   「まる」をいただきました😋 季節の変わり目、体調を崩しやすい季節ですが、これからもしっかり食べて元気でお過ごしください✨🌟     9/21は中秋の名月ですね🌕 夕食に月見そばと里芋旨煮を提供予定です。 朝方や夕方以降は寒くなってきましたが、温かくしてお月見をしたいですね🍡  
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   もうすぐ7月7日、七夕ですね☆ アーバンケア島之内でも笹に願い事の短冊を吊るしたり、飾りつけを行っています🎵   さて、七夕の食事と言えば?? 七夕に食べる行事食として、よく知られているのが「そうめん」です。 そうめんの起源は、中国から伝来した「索餅(さくべい)」というお菓子です。  その昔、古代中国の帝の子供が7月7日に亡くなり、その後に一本足の鬼となって熱病を流行らせ、これに困った人々は生前、子供の好物だった「索餅」を供えて祟りを鎮めました。それから、この故事に因んで中国では七夕に「索餅」を食べる風習が生まれ、それが平安時代に日本へ伝わりました。伝来した当初は、中国と同じ材料で作った「むぎなわ」を食べていましたが、「むぎなわ」の元になった「索餅」は「索麺(さくめん)」とも呼ばれ、それが時代を経て「そうめん」に変化しました。七夕に素麺を食べるようになったのは室町時代からです。  また、「そうめん」は小麦粉と食塩水で作られており、七夕の時期に取れる小麦の収穫を感謝するということと、素麺の流れが天の川を思わせること、また麺が、織姫が紡ぐ糸に見えることなどから七夕に「そうめん」を食べるようになったとも言われております。 そして、7月7日に食べる「そうめん」を、鬼の故事に因んで「鬼の腸(はらわた)」と呼ぶそうです。   アーバンケア島之内でも、七夕そうめんを提供予定です😊 この写真は昨年のそうめんの写真です✨ 昨年の七夕そうめんの様子はこちら   今年は晴れて、織姫さまと彦星さまが会えるといいですね✨  
ブログ投稿画像 こんにちは! 管理栄養士の岸本です!   今月の食がくは梅雨についてです! 普段何気なく使う言葉ですが、なぜ「梅雨」には「梅」という漢字を使っているのでしょうか。 今回は意外と知らない「梅雨」の言葉の意味と由来についてご紹介します。   「梅雨」に「梅」という漢字が使われ始めた由来 諸説がありますが、「梅雨」に「梅」の漢字が使われた由来は、中国にあるといわれています。中国の揚子江周辺では梅の実が熟す頃が雨期にあたり、そのことから「梅」の字を使うようになったとされています。 ただし、中国から伝わった時は「梅雨(つゆ)」ではなく、「梅雨(ばいう)」として伝わったという説が一般的です。   どうして、梅雨を「ばいう」→「つゆ」と読むの・・・? ①「露(つゆ)」から派生した「梅雨(つゆ)」という説。   6月~7月にかけては雨がたくさん降ると木々に露がつくことから  「梅雨(つゆ)」というようになった、といわれています。 ②熟した梅の実が潰れることから「潰ゆ(つゆ)」という説。  梅の実の成長には雨の存在が欠かせません。6月の初旬はまだ実が硬くても    下旬には収穫を終えることがほとんどです。  そのため、熟して潰れる時期でもあることから「潰ゆ(つゆ)」が「梅雨  (つゆ)」になったといわれています。   梅雨の時期の美味しい食材 ①入梅鰯(にゅうばいいわし)  入梅いわしとは、6月~7月の梅雨入りの時期にとれるマイワシのことで、この時期のイワシは産卵前の為、1年で最も脂が乗っていて、美味しいといわれています。 ②野菜  野菜は6月くらいから美味しくなっていくものがたくさんあります。   代表的なものとして、  キュウリ、ズッキーニ、ヤングコーン、空豆、枝豆、さやえんどう、  スナップエンドウ、みょうが、三つ葉、ラッキョ、新生姜、大葉  が挙げられます。 ※旬の食材が沢山ある梅雨ですが、ジメジメとして食材が傷みやすくな る季節でもあります。  調理後から食すまで時間が空いてしまった場合は、必ず再加熱をするようにしてください。 私事ですが、先日祖母の家の庭になった「梅の実」を収穫しました🎶 まさに、梅の実が熟す頃の雨期だと実感しました! 小さな実から大きなすももくらいのサイズの実、大きさは様々でした😊   毎年、「梅ジュース」にして楽しんでいます! きれいに洗い、へたをとり、穴をあけて同量程度の氷砂糖と共に1~2週間漬け込んで作ります。     おいしい梅ジュースができるのが、楽しみです! スーパーや農協でも梅の実が売り出されているようです✨ 皆さんも興味があれば作ってみて下さい😊