urban-shimanouchi-logo
menu

メニュー

clear urban-shimanouchi-logo

2022.09.02

防災・備蓄について③

お食事

スタッフ日記

取り組み

食品

こんにちは!管理栄養士の長井です。

昨日が防災の日でしたね。

政府でも訓練が行われ、岸田総理大臣が記者会見を行っている様子がニュースでも流れていました。

また、本日は「大阪880万人訓練」が行われました。

スマートフォンにも大津波警報と東大阪市で発生した火災の拡大からの避難を促す緊急速報が届いていました。

今回は、パート①パート②に続きパート③です。

 

【ローリングストック】について

ローリングストックって??

 ①備える…普段から少し多めに食材や加工品をストックしておく

 ②食べる…日常生活で備蓄を使う

 ③買い足す…使った分だけ買い足す

保存食を備蓄しておくことも、もちろん大切なことではありますが、日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方もあります。

普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストックと言います。

ローリングストックのポイントは、日常生活で消費しながら備蓄することです。
食料等を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができるはずです。

 

★ポイント★は・・・

①古いものから使う

備蓄する食料が古くなってしまわないよう、消費の際には、必ず一番古いものから使うようにしましょう。

②使った分は必ず補充する

備蓄品としてストックしているものはいつ食べても構いません。ただし、消費した量を必ず買い足すようにしましょう。ちょっと補充を怠ったタイミングで災害が来る可能性もありますから、消費した分の補充は必ず直後に行いましょう。

 

応用編として・・・

ローリングストックは、食料だけでなく、日常使いできる生活用品にも応用することができます。
日常的に使用する保存食、飲料水、ウエットタオル、カセットボンベ、乾電池、使い捨てカイロなどは、常に一定量、家庭に置いておくようにすると、突然の災害にも対応しやすいです。

 

次回は、【災害時の食事で気をつけること】についてです。