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2023.07.07

食がく~そうめんと冷や麦~

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こんにちは!管理栄養士の長井です。

今回の食がくは「そうめん」について!

(アーバンケア島之内で提供した七夕そうめんの様子はこちらをご覧ください→七夕飾りと七夕そうめん)

 

夏になると、冷たい素麺や、冷や麦が食べたくなりますね。

素麺も、冷や麦も、小麦粉に水と塩を加えて練った生地を乾燥させて細長く切ったものですが、何が違うかご存じでしょうか?

 

1番分かりやすい違いが、【太さ】です。直径1.3㎜未満かで決まります。

そうめん:直径1.3mm未満

ひやむぎ:直径1.3mm以上、1.7mm未満

(※日本農林規格(JAS)の基準)

もう一つの違いとしては【麺の断面図】です。

製法過程の違いによってそうめんの断面図は丸く、ひやむぎの断面図は四角になっているのです。

そうです。【製造方法】も異なるということですね。

 

【起源】にも違いがあります!

ひやむぎの起源は、室町時代に作られた切り麦といわれています。

うどんを細く切ったもので、季節により食べ方を変えていました。夏には冷やして食べる冷麦、冬には温かくして食べる熱麦として親しまれていました。

一方、素麺は、奈良時代に遣唐使が中国から持ち帰った、索餅(さくもち)というお菓子の一種がそうめんの原型といわれています。鎌倉時代あたりに、今の素麺に似たものになってきたと言われていますが、当時は、庶民が食べれないくらいのご馳走であったそうです。

 

パッと見たところほぼ同じのように見えますが、似て非なるもののようですね😲

お好みで、今日はどっちにしようかな?と決めていただければと思います😊