2020.09.02

色いろいろ

子どものようす

みなさん、こんにちは。事務長の植田です。昼間の暑さは警戒レベルが続いていますが、朝夕の風には秋の訪れを感じます。季節の色あいが移ろってきました。みなさんは季節のカラーイメージはどのような色を思い浮かべますか。夏は海や空の青でしょうか。白い雲でしょうか。秋は紅葉の赤ですか?先日、3・4歳児さんはいろいろな方法で色を作って遊んでいました。

まずは、「色水あそび」です。屋上芝生広場で、絵の具を溶かしたいろいろな色の水を混ぜ合わせて、好きな色を作りました。こんな⑦色できた「こんな色ができたよ。ジュースみたいだよ。」「何色になるかな?」なんだか実験をしているみたいです。おしゃべりタイム

こちらは、まるで飲み物を囲んでおしゃべりしているように見えます。子どもたちは思い思いに、色水と色水を混ぜると違う色になっていくことを楽しんでいました。

また、次の場面では保育室の中で「寒天あそび」をしました。保育士が絵の具で色をつけた寒天を容器に入れて固まらせたものを利用しました。食べられませんが、色付きのゼリーのようです。色付きゼリー色付き寒天を取る寒天をスプーンですくって、自分のお皿に入れていきます。小さな色のかたまりがプルンとお皿の中に入ります。柔らかな寒天をすくいとる感触の面白さと、透き通った色が重なることで、違った色に見える面白さで夢中になっていました。寒天の色が重なるお皿の寒天

最後にお皿に集めた寒天の小さなかたまりは、水の入ったペットボトルの中に入れました。水の中で淡い色に漂う寒天を見つめていると、昼間の暑さも忘れるようでした。

子どもたちは、遊びの中からいろいろな感覚やイメージを身につけていきます。豊かな感性が広がってほしいと思います。

ちなみに、昔の中国では「春夏秋冬」の季節カラーは「青赤白黒」で「青春、朱夏、白秋、玄冬」と呼ばれています。