2021.09.22 | お食事, 日常, 特養, 行事食, 食品
中秋の名月
2021.09.23
秋分の日の「おはぎ」!
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こんにちは!
管理栄養士の岸本です!
食の行事が続いております!食欲の秋ですね!
9/23 今日は「秋分の日」
秋分の日に食べる食べ物と言えば・・・
そうです!「おはぎ」です!
月見団子に引き続き、今日は「おはぎ」について書きたいと思います!
下の方にご利用者様の写真がありますので、写真が見たい方は下をご覧ください。
おはぎとぼたもちって何が違うの??
有名なのは、その季節に咲く花に合わせて名前が変わる説です🌸
秋は「萩の花」にちなんで「おはぎ」
春は「牡丹の花」にちなんで「ぼたもち」
では、夏と冬は??
夏は「夜船」冬は「北窓」と呼ぶそうです。
花の名前ではないですね。
おはぎは作る時に臼で搗いたりせず、米を潰して作るため、近隣の住人でもおはぎを“ついた”のがいつか分からないことと
夜は暗くて船がいつ“着いた”か分からない「夜船」をかけてそう呼ぶようですね🚢
同様に、搗くことをしないことから、転じて“月知らず”。「北向きの窓からは月が見えない」と連想して「北窓」と呼ぶようです。🌙
なんだか幻想的な感じがします✨
他にも、説はあります。
小豆が収穫された直後の秋には、小豆が新鮮で、皮の柔らかい小豆であんこを作れるため、「おはぎ」には粒あんが使われ、
保存技術が今ほど発達していない時代、小豆の皮は春には固くなっており、取り除いてこしあんにするのが一般的だったため、「ぼたもち」にはこしあんが使われたという歴史もあったようです。
現在では、小豆の品種改良や保存技術が発達した結果、季節を問わず、粒あんが作れるため季節によるあんこの違いはないようですね😊
地域によっては違う説も??
米の種類で分けて、主にもち米で作られているのは「ぼたもち」、主にうるち米を使っているのは「おはぎ」と呼んでいる地域もあるようです。
また、あんこで覆ったものは「ぼたもち」、きな粉をまぶしたものは「おはぎ」と呼ぶ地域もあるようです。
興味深いですね・・・!
色のバリエーションも地域によって違うようです。
大阪の人は、あんこで覆ったもの、きな粉をまぶしたもの、そして青のりをまぶしたものの3色を想像します。
でもこれ、近畿を中心とした西日本だけなんだそう・・・。
北日本、東日本では、黒胡麻だそうです。
大阪ではあまり見かけないですね・・・。
宮城県では仙台名物、「ずんだ」!さすがです。
もともと、あんこで覆ったものが主流だったのが、江戸時代にカラーバリエーションを増やし、地域で人気なものが定着していったのだとか??
調べてみると、季節や地域さまざまな歴史、昔の方々の生活が見えてきて興味深いです。
皆さんもぜひ「おはぎ」を食べながら、歴史に思いを馳せてみて下さい😋
さて、長々と書かせていただきましたが、
アーバンケア島之内でも「おはぎ」を提供しました!という報告です🎵
美味しそうに食べておられました😋