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2021.12.08

食がく~年越しそばについて~

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こんにちは!管理栄養士の岸本です!

 

食がくを開始したのは2017年9月でした!

なんとついにNo.50を迎えました🎉✨✨

これを機に、食がくを知らない方に再度食がくについての説明です😊

『食がく』とは・・・

『食について「学」ぼう、食について「楽」しもう』という意味を込めて

由寿会の管理栄養士で作った、食についての情報コーナーです!

初めは、館内に貼り出しているだけでしたが、面会が中止されている今、皆さんに見て頂ける機会がないため、ブログでも紹介することにしています。

今後も皆さんに「お食事のこと、健康のこと、季節の行事食や食にまつわる情報」をお届けしていきたいと思います!!

 

 

今月の食がくは1年を締めくくる「年越しそば」についてです🎵

 

年越しそばの歴史は古く、年越しそばの習慣は江戸時代後期の大阪には存在していたようです😋

そばを食べるようになった由来には諸説あります・・・

①そばは細く長いことから延命・長寿を願い食べるという説。
②家族の縁が長く続くようにとの意味で食べられるようになったとの説。
③そばが切れやすいことから、旧年の厄災を切るという説。
④蕎麦が五臓の毒を取ると信じられており、無病息災のために食べられていた説。
⑤金銀細工師が散らかった金粉を集めるのにそばがきを使ったことから、金を集める縁起物のために食べられるようになった説。
⑥そばが打たれ強い植物である事から、健康の縁起を担ぐ説。

などたくさんの諸説があります。
また薬味のネギも、心を和らげるという意味の「労ぐ(ねぐ)」や、神職の「祢宜(ねぎ)」に掛けたげん担ぎであるともいわれています。

 

また、地域によって様々なお蕎麦の食べ方があるようです!

少し紹介させていただきます😊

【北海道・京都府】

そばの上ににしんの甘露煮をのせた「にしんそば」

【新潟県】

布海苔が練り込まれた「へぎそば」

【岩手県】

年の数だけ「わんこそば」を食べる習慣も!!

【福井県】

冷たいそばに「大根おろし」を添えた「越前おろしそば」

【香川県】

うどん県と言われている香川県でも年越しそばは食べますが、香川県では「年明けうどん」という習慣があるそうです。

などなど・・・。

食べる時間帯や日付も異なるようですが、皆さんはどのような年越しそばを召し上がるのでしょうか??

 

アーバンケア島之内では、毎年12/31に年越しそばを提供しています。

今年も12/31の夕食に年越しそばを提供する予定です。

昨年の年越しそばの写真です📸✨

縁起の良い食べ物ですので、皆様もぜひ年越しそばをお召し上がりくださいませ。