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2021.06.05

食がく~梅雨について~

お食事

行事食

食品

こんにちは!

管理栄養士の岸本です!

 

今月の食がくは梅雨についてです!

普段何気なく使う言葉ですが、なぜ「梅雨」には「梅」という漢字を使っているのでしょうか。

今回は意外と知らない「梅雨」の言葉の意味と由来についてご紹介します。

 

「梅雨」に「梅」という漢字が使われ始めた由来

諸説がありますが、「梅雨」に「梅」の漢字が使われた由来は、中国にあるといわれています。中国の揚子江周辺では梅の実が熟す頃が雨期にあたり、そのことから「梅」の字を使うようになったとされています。

ただし、中国から伝わった時は「梅雨(つゆ)」ではなく、「梅雨(ばいう)」として伝わったという説が一般的です。

 

どうして、梅雨を「ばいう」→「つゆ」と読むの・・・?

①「露(つゆ)」から派生した「梅雨(つゆ)」という説。

  6月~7月にかけては雨がたくさん降ると木々に露がつくことから

 「梅雨(つゆ)」というようになった、といわれています。

②熟した梅の実が潰れることから「潰ゆ(つゆ)」という説。
 梅の実の成長には雨の存在が欠かせません。6月の初旬はまだ実が硬くても  

 下旬には収穫を終えることがほとんどです。

 そのため、熟して潰れる時期でもあることから「潰ゆ(つゆ)」が「梅雨

 (つゆ)」になったといわれています。

 

梅雨の時期の美味しい食材
①入梅鰯(にゅうばいいわし)
 入梅いわしとは、6月~7月の梅雨入りの時期にとれるマイワシのことで、この時期のイワシは産卵前の為、1年で最も脂が乗っていて、美味しいといわれています。

②野菜
 野菜は6月くらいから美味しくなっていくものがたくさんあります。 
 代表的なものとして、
 キュウリ、ズッキーニ、ヤングコーン、空豆、枝豆、さやえんどう、
 スナップエンドウ、みょうが、三つ葉、ラッキョ、新生姜、大葉
 が挙げられます。

※旬の食材が沢山ある梅雨ですが、ジメジメとして食材が傷みやすくな
る季節でもあります。
 調理後から食すまで時間が空いてしまった場合は、必ず再加熱をするようにしてください。

私事ですが、先日祖母の家の庭になった「梅の実」を収穫しました🎶

まさに、梅の実が熟す頃の雨期だと実感しました!

小さな実から大きなすももくらいのサイズの実、大きさは様々でした😊

 

毎年、「梅ジュース」にして楽しんでいます!

きれいに洗い、へたをとり、穴をあけて同量程度の氷砂糖と共に1~2週間漬け込んで作ります。

 

 

おいしい梅ジュースができるのが、楽しみです!

スーパーや農協でも梅の実が売り出されているようです✨

皆さんも興味があれば作ってみて下さい😊