2021.05.24 | スタッフ雑記, 子どものようす
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2021.06.19
つゆに咲く花
スタッフ雑記
こんにちは。事務長の植田です。例年より早い梅雨入りのため、今年は雨の季節が長くなりそうですね。しかし、雨の中でこそ、より美しく感じる自然の風景もたくさんあります。
朝の出勤時に難波宮跡の横を歩いていると、草むらに鮮やかな青色の小さな花をみつけました。6月頃から花をつける「ツユクサ」です。
朝に咲いたら午後にはしぼんでしまう儚さ(はかなさ)や露(つゆ)を受けた花の美しさから「ツユクサ」と名前がついたらしいです。道端や草むらでよく見かけますので、花の形や色の美しさを、ゆっくり楽しんでみませんか。
今、保育園の中では、梅雨の定番イメージの「あじさい」と「かたつむり」が、カラフルな姿で季節感をアピールしています。
これは3歳児さんが描いたあじさいの花。
子どもたちの足型は空から降ってくる雨のしずくです。雨に濡れたあじさいの中には、子どもたちがそれぞれ工夫してデザインした殻や目玉をつけたカタツムリがいます。
これは、1歳児さんが描いたあじさいの花。
一人ひとりが、あじさいの花に色を付け、カタツムリの殻に丸いシールを貼りました。
こちらは、2歳児さんが色紙をちぎって貼り付けて作ったあじさい。
あじさいに色をぬり、好きな色の紙をちぎって重ね貼りしました。カタツムリはクレヨンで描いた模様の上に絵の具で色を付けました。
これは、4・5歳児さんが描いたカタツムリ。
カタツムリの体で頭や目玉がどこにあるかを調べたり、殻は渦巻きになっていることを調べたりして、カタツムリを描きました。その子らしい色とデザインで描いています。雨を書き込むと、梅雨の季節のカタツムリが出来上がりました。一人ひとりの個性が現れた素敵なカタツムリがいっぱい誕生しました。
雨と言えば、忘れてはいけない生き物がいます。雨が降り出すと歌い始めるこの生き物。
2歳児さんが作ったカエルです。子どもの手のひらで作った葉っぱを傘代わりにして、お花紙を丸めて作ったあじさいの花の上で歌っています。どのカエルも楽しそうですね。
保育園の子どもたちは、雨の季節の花や生き物を、子ども一人ひとりの感性で見つめています。それぞれの子どもの感性や想像力が、もっと広がっていくように、保育の内容を工夫したいと思います。
輝け! 子どもたち!