2020.07.03

にがーい!でも、おかわり

子どものようす

「お先に頂戴します」 隣のお友だちにも、ご挨拶をしてお茶をいただきます。

お先に頂戴します

こんにちは、事務長の植田です。初めての茶道教室がはじまりました。アーバンチャイルド保育園上町の4階には縁側や前室・水屋を有するお茶室があります。お茶室

今日の茶花4歳・5歳児さん全員は、これから第1・第3木曜日の月2回、茶道表千家流教授 稲川宗美 先生においでいただき茶道を教えていただきます。今日の床の間の花入れには、ネコジャラシ・ハンゲショウ・赤い花のヒメヒオウギズイセンが入れられ、初夏の風情が醸し出された落ち着いた空間が作られています。そこに、神妙な顔をして子どもたちが入ってきました。上手に正座をして、どの子もお茶への期待にワクワクしています。

まず、キキョウをかたどった和菓子をひとりづついただきます。「くろもじ」(ようじ)を使って和菓子を切って少しづつ口に運び、上品な甘さにニコニコ。

和菓子をいただく

次に先生が立てたお茶を受け取りに行き、自分の席に戻って、お作法にならってお茶をいただきます。子どもたちは、初めていただくお茶の味に「にがーい」と言いつつ、全部飲み干していました。お茶をいただく

2杯目のお替わりをしてお話を聞いていたら、1時間が経ってしまいました。そのころには、最初は苦いと言っていたお茶の味も「おいしいね」と言っていました。

このような経験を積むことで、日本の伝統文化に触れ、茶道の楽しさや、お作法の中に秘められた「茶道の心」を習得してくれればうれしいです。アーバンチャイルド保育園上町では、いろいろな経験を重ねることで、子どもの心や体がより豊かに育つことをめざしています。

みんなで飾ろう

今、エントランスでは、七夕にむけて作った飾りを子どもたちが順番に、笹へ取り付けています。ご家庭で書かれた願い事の短冊も一緒につるしていますので、お迎えの時などにお子さまと一緒に付けてあげてください。どんな願い事があるでしょうね。子どもたちは、7月7日に「七夕の集い」を行う予定です。