2020.10.05 | 園からのお知らせ
入園説明会へのご参加、ありがとうございました。
2020.10.07
食べること、育てること
子どものようす
こんにちは、事務長の植田です。朝夕はめっきり涼しくなり、秋も深まってきたように感じます。食欲の秋です。美味しいものを味わって、楽しみたいものです。
今日の給食のお昼ご飯は、「さつまいもご飯」「さんまの竜田揚げ、ブロッコリー添え」「ほうれん草のキノコあえ」「白菜のみそ汁」でした。3時のおやつには「ピーチゼリー」も出ました。
献立の中には、さつまいもやサンマなど、秋の味覚がいっぱい入っています。サツマイモの入ったご飯は甘く、サンマは小骨などない状態で調理され、とてもおいしくいただきました。野菜はブロッコリーやほうれん草、きのこ、白菜などが使われていました。
子どもたちは給食を食べるときに、いろいろな野菜があることや季節の食べ物があることを感じます。そして、食べるものはいろいろな人の手によって作られ、運ばれ、調理されて、食卓に並ぶことを学んでいきます。感謝の心とおいしい感覚が、食事の楽しさにつながります。これは、別の日のおやつの時間で、中国風蒸しパン「マーラカオ」を食べているところです。レーズンが入った蒸しパンですが、日本の蒸しパンと似ているけれど、名前が違うことを知り、外国にも同じような食べ物があることを学んでいきます。食べること自体が、学びになっています。
本日、3歳児さんと4歳児さんは、屋上のプランターに「ほうれん草」と「ラディッシュ」の種をまきました。小さな種を手のひらに大事そうに持って、土の上にまいていきます。土をかぶせて、早く芽を出して育つことをお願いしています。
冬には、子どもたちが育てた「ほうれん草」と「ラディッシュ」を収穫して、みんなでおいしく食べたいと思います。
食べ物を育てること、育った作物をおいしくいただくこと。食べ物に感謝すること。これらすべてが食育です。