2020.11.18 | 子どものようす
お誕生会、色が変わってびっくり
2020.11.21
秋の色は何色
子どものようす
こんにちは、事務長の植田です。小春日和(こはるびより)の暖かい日が続いていると思っていましたが、やはり冬は近づいていました。だんだんと冷たい風が吹き渡るようになってきましたね。
「柿が赤くなると医者が青くなる」とうことわざがあります。柿の実が赤く色づく頃は気候が良く、病人が少なくなるので医者が困るという意味だそうですが、先日の暖かな日に、保育園の中でもたくさんの柿の実が赤くなりました。
エントランスに、3歳児さんと4歳児さんが制作した大きな柿の木が出現しました。
画用紙をちぎり、貼りつけて作った柿の木に、一人ひとりが作った柿の実がぶら下がっています。「どのようにして柿の実を作ったの?」って思いませんか。まず、柿色の紙を細長くはさみで切ります。3歳児さんは紙に線を引いて切りますが、4歳児さんは線を引かずにはさみで切ります。1歳でも成長すると、どんどん器用になっていきますね。
次に、できた長細い紙を4枚、中央で重ねて張り合わせ、両端を順番に貼り合わせていくと、丸い柿の実ができました。柿の実のヘタ(がく)を付けて、紐を通して自分の名前を書いた葉っぱを取り付ければ、赤く実った柿の実の出来上がり。「みんなの柿はどこにあるのかな」 それぞれが自分の柿を探します。「ここにあるよ」自分の作品を見つけて喜んでいます。
子どもたちは毎日の生活の中で多くの体験を積み重ね、少しづつ手先の器用さが発達していきます。細かな紙細工ができるためには、まず紙をきっちり折ることが大事です。2歳児さんのクラスでは、紙を正確に折ることの練習で、違う種類の赤い実を紙で作りました。
これは「おにぎりと赤いプチトマトが入っているお弁当箱」です。よく見てみましょう。
おにぎりは四角い紙を1回折って三角にし、プチトマトは赤い紙を四角に2回折り曲げました。それぞれの子どもが、自分のお弁当を作りました。
このように、年齢を重ねるにつれ、複雑な作業ができるようになっていきます。がんばれ、子どもたち!