urban-mikuriya-logo
menu

メニュー

clear urban-mikuriya-logo

2023.03.03

編みぐるみと手まり~4階~

日常

皆様、こんにちは。

アーバンケア御厨、生活介護課の山内です。

3月に入り、少し暖かい日が続きますね。

寒暖差や花粉症に気を付けてお過ごし下さいね。

今回は4階フロアの飾りを紹介したいと思います。

 

先日、4階に来て下さっている介助員さんが

こちらの編みぐるみを持って来て下さいました!

毛糸で編まれているこの編みぐるみ、

手触りが柔らかくて、何よりとても可愛らしく

そこにいるだけでフロアがぱっと明るくなります。

利用者様にも触って頂きましたが、

普段自発的に動かれることの少ない方も

「可愛いなあ」「ふわふわしとる」と自ら手を伸ばされ

編みぐるみを近づけたり撫でたりされていました。

 

もう一つ、これは私事になるのですが

先日、祖父母の実家を整理していたところ

祖父母が一緒に作っていた紀州手まりが見つかり、

施設の方にいくつか寄贈させて頂くことになりました。

紀州手まりとは、和歌山の伝統工芸品の一つで、

嫁入り道具や祝い事のプレゼントに使われてきました。

もとは紀州藩で、女官達が姫のために作ったのが始まりだそうで、

「まりと殿様」という童謡にて、紀州藩主を歌っているんだとか。

寄贈させて頂いた分は、祖父母が趣味で作っていたもので

私の祖父が手まりの球そのものを、祖母が刺繍糸で模様を紡いだ、

まさに夫婦での共同制作だったそうです。

今回、4階にも1つ寄贈させて頂きましたが、

転がしたり手に持って眺めたりして楽しんで頂けたようで、

自分の祖父母の作品ながら嬉しくなってしまいました。

普段の飾りつけとは一味違う装飾ですが、

こういったものもどんどん取り入れていければと思います。