2023.02.28 | クッキング
2月ホームクッキング ~3階~
2023.03.03
編みぐるみと手まり~4階~
日常
皆様、こんにちは。
アーバンケア御厨、生活介護課の山内です。
3月に入り、少し暖かい日が続きますね。
寒暖差や花粉症に気を付けてお過ごし下さいね。
今回は4階フロアの飾りを紹介したいと思います。
先日、4階に来て下さっている介助員さんが
こちらの編みぐるみを持って来て下さいました!
毛糸で編まれているこの編みぐるみ、
手触りが柔らかくて、何よりとても可愛らしく
そこにいるだけでフロアがぱっと明るくなります。
利用者様にも触って頂きましたが、
普段自発的に動かれることの少ない方も
「可愛いなあ」「ふわふわしとる」と自ら手を伸ばされ
編みぐるみを近づけたり撫でたりされていました。
もう一つ、これは私事になるのですが
先日、祖父母の実家を整理していたところ
祖父母が一緒に作っていた紀州手まりが見つかり、
施設の方にいくつか寄贈させて頂くことになりました。
紀州手まりとは、和歌山の伝統工芸品の一つで、
嫁入り道具や祝い事のプレゼントに使われてきました。
もとは紀州藩で、女官達が姫のために作ったのが始まりだそうで、
「まりと殿様」という童謡にて、紀州藩主を歌っているんだとか。
寄贈させて頂いた分は、祖父母が趣味で作っていたもので
私の祖父が手まりの球そのものを、祖母が刺繍糸で模様を紡いだ、
まさに夫婦での共同制作だったそうです。
今回、4階にも1つ寄贈させて頂きましたが、
転がしたり手に持って眺めたりして楽しんで頂けたようで、
自分の祖父母の作品ながら嬉しくなってしまいました。
普段の飾りつけとは一味違う装飾ですが、
こういったものもどんどん取り入れていければと思います。