2021.04.01 | お食事, 施設紹介
4月! ~新しい年度の始まりです~
2021.04.05
3月のおやつクッキング ~三色だんごとお汁粉~③
クッキング
皆さん、こんにちは。
アーバンケア御厨、栄養課の村上です。
すっかり春らしい気候となり、満開の桜も見ごろと言われている場所も多くなりました。
今年も、昨年同様、ご利用者様と桜を見に行くことが出来ませんが、その代わり、お花見気分を味わって頂こうと、3月のホームクッキングは、お豆腐で作った小さな三色団子とお汁粉を提供しました。
春らしい気候とはいえ、まだ肌寒さを感じる日もありますので、甘くて温かいお汁粉が
「甘くて、ほっこりするね!」
と、好評でした。
三色団子も、
「小さくて、可愛いお団子ね~」
と喜ばれ、ぺろりと完食して頂けました。
因みに、三色団子が始まりは、安土桃山時代にまで遡ります。
天下の豊臣秀吉が、桜が美しい季節に醍醐寺で大規模なお茶会を開き、そこには全国から銘菓が集められ、花を見ながらお菓子を楽しんだと言われており、これをきっかけに、花見の際にはお菓子を食べるという習慣が広まりました。
江戸時代には、庶民の間にもお花見文化が浸透しましたが、さすがに全国のお菓子を取り寄せてお花見、というのは難しいので、手軽な団子が一般的に食べられるようになったそうです。
三色団子の色には、それぞれ、ピンク→桜のつぼみ、白→満開時の桜の花、緑→散った後の葉桜の様子に見立てているそうです。
来年こそは、ご利用者様と一緒に本物の桜を見れればいいなと思います。