2020.07.16 | 施設紹介, 日常
アーバンケア御厨、2階の様子です。~ひだまりユニット~
2020.07.20
ハンドマッサージで、体も心もリラックス2 ~こんな時だからこそ!~
日常
皆さん、こんにちは。
アーバンケア御厨、栄養課の村上です。
毎日、雨ばかりだった天気ですが、少しずつ晴れる日が見られ、梅雨明けも、もうすぐかな~と感じる今日この頃です。
今回は、先週に引き続き、アロマハンドマッサージについてです。
ハンドマッサージを行う際には、出来るだけ密を避ける為、窓を開けた入居者様の居室や広いスペースが確保できる時のフロア、5Fのラウンジなどで行っています。
また、その日の体調も考慮し、他の職員とも話し合ってから、無理強いしないように本人様に
「こんにちは。ちょっと手のマッサージをして気分転換してみませんか?」
とお声掛けするようにしています
まず、タオルで、ゆっくり包み込んでから、無理ない範囲で、ゆっくり手を動かし、準備体操をします。
じんわりと温まってきたところで、オイルを使って、マッサージをしていきました。
ゆっくり、ゆっくりとマッサージをさせて頂くと、最初は、興味深そうに眺めておられましたが、
だんだんリラックスされてウトウトされたり、
「私の小さい頃は、こんな事が、あったんやで~」
と、普段よりも沢山お話されたり、
カメラに気付くと、ニコッと笑って頂けました。
マッサージが終わると、
「次は、いつしてくれるの?」
「なんか、手がキレイになったみたいやわ~」
と喜んで頂けました。
肌に触れることで、『オキシトシン』(別名 愛情ホルモン)が分泌され、ストレスが消え、幸せな気持ちになる効果があるそうです、というお話は、前回もさせて頂きましたが、本当にその通りで、マッサージ中は、皆さま笑顔で過ごされていました。
沢山の昔話も、ニコニコと楽しそうにされており、聞かせて頂いているこちらまで、楽しい気分になりました。
私が、ハンドマッサージに興味を持った理由は、今まで沢山の出来事を乗り越えられた入居者様に、少しでも気分転換して頂きたい、ホッとした時間を感じて頂きたいと思ったからです。
何か良いものはないかと調べていく中で、ハンドマッサージの効果を知り、セラピストの資格を取りました。
新型コロナが流行して以降、なかなか明るいニュースも聞けず、やむを得ず延期にしている行事があり、気分が沈んでしまいやすい時期ですが、こんな時だからこそ、少しでも入居者様に気分転換をして、毎日を穏やかに過ごして頂ける様に考えていきたいと思います。