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「介護の用語」で記事を検索しました。

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2020.09.26

介護の用語
「認知症初期集中支援チーム」って知っていますか? 地域包括支援センター アーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第10弾です。   前回の第9弾はこちら 東大阪市 「介護用品支給事業」って知っていますか? お薬飲んだかな?     認知症が疑われる場合には、早期発見と早期対応が大切であると言われています。 ごみの出し方がわからなくなってきた、お薬の管理が難しくなってきたなどは認知症のサインかもしれません。       東大阪市においては認知症の初期の対応をお手伝いするために、医師・看護師・精神保健福祉士等で構成される専門職チーム『認知症初期集中支援チーム(東大阪市オレンジチーム)』があります。 東大阪市認知症安心ガイドブックより抜粋     東大阪市オレンジチームでは、認知症またはその疑いがある方およびそのご家族のもとへチーム員が訪問し、認知症についての困り事や心配と感じている事等をお伺いし、ご本人、ご家族の状況に合わせた医療やサービスにつなげる支援を行ってくださいます。認知症の初期段階では通院やサービス受け入れに対する拒否などが強く表れる事がありますが、丁寧に対応していただけるのでご安心ください。       2025年には700万人の方が認知症との診断を受ける事になるのではないかとの推計値も発表されています。高齢者の方々の5人に1人が認知症との診断を受ける数となります。 早期から医療や必要なサービスを利用することで、認知症の進行を緩やかにすることが出来ます。身近な方や近隣で生活上の行動が少し気になる方がおられましたら、お気軽に 地域包括支援センター アーバンケア新喜多 06-6784-0001 までお電話ください。
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2020.04.14

介護の用語
「MSW(メディカルソーシャルワーカー)」って知っていますか? 地域包括支援センターアーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第7弾です。   前回の第6弾はこちら 「ロコモティブシンドローム」って知っていますか?   「突然ケガをしたり病気になったり、親が要介護状態になったり…とりあえず病院に来たもののこれから先どうしていいか分からない、誰に相談したらいいか分からない」という場合があると思います。そんな時は、医療機関のMSW(メディカルソーシャルワーカー)へまず相談し、必要な情報や援助を受ける事が大切です。 写真はイメージです。 MSWは、医師や看護師との橋渡し的なポジションでいつも患者の立場になって考えてくれますので、治療法で悩み、医師や看護師に相談しにくいことも相談できますし、退院後の社会復帰についても、連携をとって支援してくれます。 いわゆる患者の代弁者的な立場ですので安心して相談することができます。     MSWの具体的な仕事や役割は、厚生労働省から下記の通り発表されています。   1.療養中の心理的・社会的問題の解決、調整援助 入退院の調整、外来患者や患者家族からの相談に応じ、問題の解決を図ってくれます。 退院後の在宅療養生活を整備し、在宅で受けることのできるサービス情報の提供、各関係機関と連携をとるなど支援してくれます。 2.退院援助 医療機関の退院後の生活について共に考え、退院時に必要であれば各関係機関と連携し、退院時支援を行います。 高齢者の場合、退院時には介護保険制度を活用することが多いです。退院後に在宅での介護サービスがスムーズに受けることができるように、ケアマネジャー等へつなぎ、退院後も生活が安定するように支援してくれます。 3.社会復帰援助 退院後スムーズに社会復帰(復職や復学)できるように支援してくれます。 4.受診・受療援助 患者、患者家族に対して受診や受療の補助を行います。生活と身体状況に合った医療について説明したり、病院や診療所へ情報提供を行います。 病院が提供している様々な支援情報(リハビリテーションや、アルコール依存症の会、糖尿病指導など)を患者へ提供し、参加を促進します。 5.経済的問題の解決、調整援助 医療費や生活費について悩んでいる際に、各関係機関と連携を図りながら、福祉の支援や保険などの諸制度を活用し、不安感がなくなるように支援してくれます。 6.地域活動 患者のニーズと合ったサービスが地域で提供されるように地域福祉のシステム作りや地域福祉の促進を図ります。 地域ケア会議に参加し、保健医療立場から地域の医療福祉やネットワーク作りを構築します。高齢者や精神障害者が地域で暮らすことができるように、地域の理解を深め協力を促します。   MSW(メディカルソーシャルワーカー)は、保険医療機関において、患者や家族の抱えるニーズを見つけだし、問題の解決を図るため関係機関や医療機関と調整・連携を行うことが仕事です。 上記にもあったように病院での入院相談や退院援助、療養中のニーズの発掘と解決、地域への社会復帰の促進を援助しています。病院は身体を治療する場だけではなく、心の不安や心配を解決する場でもあるため、患者がスムーズに退院し、社会復帰できるようにMSWが援助してくれます。一人で悩まずに、専門職である医療ソーシャルワーカーへ相談することがニーズ解決の近道になります。     地域包括アーバンケア新喜多においても、各病院のMSWの方々と連携を取りながら退院後のサービスがスムーズに提供できるように取り組んでいます。ご相談いただければ事業所より病院MSWさんと連携もいたしますのでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
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2020.03.30

介護の用語
「ロコモティブシンドローム」って知っていますか? 地域包括支援センターアーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第6弾です。   前回の第5弾はこちら 「住宅改修費支給」って知っていますか?   ロコモティブシンドロームってお聞きになったことはありますか?通称「ロコモ」と言われるもので、ロコモティブシンドロームとは、筋肉、骨、関節などの運動器の機能が弱まって、日常生活で立ったり、歩いたりすることが難しくなる状態をいいます。ロコモが進行すると転倒や転倒による骨折などを起こしやすくなります。ロコモは突然なる(発症する)訳ではありません。若い頃からの生活習慣の積み重ねが影響するものです。ロコモを発症させないためにも元気なうちから筋力トレーニングを始めましょう!   高齢期こそ筋力アップが大切です。そのためには運動を継続して行う事が重要となってきます。特に足腰の機能は加齢と運動不足によって衰えていきます。足腰が弱ると動くことが億劫になり筋力はますます衰えてしまいます。日常に運動を取り入れ筋力アップを図ることは、生活の質を向上させ、自分らしい生活に繋がります。   ご自宅で簡単に出来る運動をご紹介します。 トレーニングを行った後はしっかり身体をケアしましょう! 少しずつでも毎日行う事がとても大切です。地域包括支援センターアーバンケア新喜多では長田地区、御厨地区で楽らく体操を開催しています。月1回と思わずに継続して参加することがロコモ予防につながります。何事も継続は力なりです。住み慣れた地域で元気に過ごすためにロコモ予防に取り組みましょう。
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2020.03.14

介護の用語
「フレイル」って知っていますか?(後編) 地域包括支援センターアーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第4弾の後編です。   前回は「フレイル」についての全般的な説明をさせていただきましたが今回は後編として、フレイルに陥りやすいい原因とその予防法について説明いたします。 「フレイル」って知っていますか?(前編)はこちら フレイルは、明確な固有の原因があって引き起こされるというよりも、加齢に伴う以下のさまざまな心身の変化と社会的、環境的な要因が重なりあうことにより起こります。   フレイルの原因となる一例としては、 動くことが少なくなる  ●社会的に交流する機会が減る  ●身体機能の低下(歩くスピードの低下) 筋力が低下する・筋肉量が減る(サルコペニア)  ●認知機能の低下  ●疲れやすくなる 元気が湧かなくなる 日常管理が必要な慢性疾患(糖尿病、呼吸器疾患、循環器疾患、関節炎、抑うつ症状など)にかかる あああああ※慢性疾患がフレイルの原因となる例 ああああああ・糖尿病による知覚低下や痩せ   ・呼吸器疾患による咳や呼吸困難 ああああああ・循環器疾患による活動の制限 など 体重が減る  ●低栄養になる  ●収入が減る  ●孤独になる   これらの原因が、相互に影響し合って、徐々にフレイルの状態になります。さらにこの負のサイクルを放置していると、より虚弱な状態に陥ることになり、フレイルから要介護状態へと移行することになります。 フレイル予防としては活動的に生活を続けることが非常に大切なことだと考えられます。   アーバンケア新喜多では、体を動かす機会や交流する機会が減る事への対応の一つとして、「楽らく体操」という体を動かす機会のお手伝いをさせていただいています。 現在新型コロナウイルス感染症の影響で開催を中止していますが、毎月第2金曜日には御厨楽らく体操、第4金曜日には長田楽らく体操を開催しております。フレイル予防のためにもぜひご参加いただければと思います。 お申し込みは地域包括支援センターアーバンケア新喜多 06-6784-0001 までご連絡ください。  
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2019.06.20

介護の用語
「フレイル」って知っていますか?(前編) 地域包括支援センターアーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第4弾です。今回は前編と後編の2回に分けてご説明したいと思います。   「フレイル」あまり聞きなれない言葉だと思いますが。近年、高齢者は健常な状態から要介護状態になるまでに、フレイルという中間的な段階を経ていると考えられるようになりました。フレイルの状態や兆候を知っておくことで、その後の身体的・精神心理的・社会的に不健康になることを予測し予防しやすくなります。 今回は、フレイルとは何かについて説明したいと思います。 フレイルとは、健康な状態から要介護へ移行する中間の段階と言われています。具体的には、加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を指しています。フレイルは、身体的要素のみに着目せず、精神心理的な軽度認知障害、社会的問題である孤立など、潜在する高齢者の問題に関する概念を一つにまとめ、高齢者の状態を全体的に把握しようとする考え方です。     年齢を重ねるとフレイルの時期に心身および社会性など広い範囲でダメージを受けたときに回復できる力が弱くなり(生理的予備能の低下)、環境や外敵からのストレスに対しても抵抗力が弱くなります。しかし、適切に支援をうけることで健常な状態に戻ることができる時期ともされています。   地域包括支援センターアーバンケア新喜多ではフレイル予防の観点から介護予防教室の開催や地域自治会などでの予防についてのお話しなどさせていただいております。地域で元気にお過ごしいただくためにもご興味がございましたらお気軽にアーバンケア新喜多までお問合せ下さい。   次回はフレイルに陥りやすい原因やその予防方法などご説明させていただきたいと思います。不定期更新となりますがお楽しみに。
ブログ投稿画像 地域包括支援センター アーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第10弾です。   前回の第9弾はこちら 東大阪市 「介護用品支給事業」って知っていますか? [caption id="attachment_1080" align="alignleft" width="300"] お薬飲んだかな?[/caption]     認知症が疑われる場合には、早期発見と早期対応が大切であると言われています。 ごみの出し方がわからなくなってきた、お薬の管理が難しくなってきたなどは認知症のサインかもしれません。       東大阪市においては認知症の初期の対応をお手伝いするために、医師・看護師・精神保健福祉士等で構成される専門職チーム『認知症初期集中支援チーム(東大阪市オレンジチーム)』があります。 [caption id="attachment_1081" align="alignleft" width="318"] 東大阪市認知症安心ガイドブックより抜粋[/caption]     東大阪市オレンジチームでは、認知症またはその疑いがある方およびそのご家族のもとへチーム員が訪問し、認知症についての困り事や心配と感じている事等をお伺いし、ご本人、ご家族の状況に合わせた医療やサービスにつなげる支援を行ってくださいます。認知症の初期段階では通院やサービス受け入れに対する拒否などが強く表れる事がありますが、丁寧に対応していただけるのでご安心ください。       2025年には700万人の方が認知症との診断を受ける事になるのではないかとの推計値も発表されています。高齢者の方々の5人に1人が認知症との診断を受ける数となります。 早期から医療や必要なサービスを利用することで、認知症の進行を緩やかにすることが出来ます。身近な方や近隣で生活上の行動が少し気になる方がおられましたら、お気軽に 地域包括支援センター アーバンケア新喜多 06-6784-0001 までお電話ください。
ブログ投稿画像 地域包括支援センターアーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第7弾です。   前回の第6弾はこちら 「ロコモティブシンドローム」って知っていますか?   「突然ケガをしたり病気になったり、親が要介護状態になったり…とりあえず病院に来たもののこれから先どうしていいか分からない、誰に相談したらいいか分からない」という場合があると思います。そんな時は、医療機関のMSW(メディカルソーシャルワーカー)へまず相談し、必要な情報や援助を受ける事が大切です。 [caption id="attachment_508" align="aligncenter" width="464"] 写真はイメージです。[/caption] MSWは、医師や看護師との橋渡し的なポジションでいつも患者の立場になって考えてくれますので、治療法で悩み、医師や看護師に相談しにくいことも相談できますし、退院後の社会復帰についても、連携をとって支援してくれます。 いわゆる患者の代弁者的な立場ですので安心して相談することができます。     MSWの具体的な仕事や役割は、厚生労働省から下記の通り発表されています。   1.療養中の心理的・社会的問題の解決、調整援助 入退院の調整、外来患者や患者家族からの相談に応じ、問題の解決を図ってくれます。 退院後の在宅療養生活を整備し、在宅で受けることのできるサービス情報の提供、各関係機関と連携をとるなど支援してくれます。 2.退院援助 医療機関の退院後の生活について共に考え、退院時に必要であれば各関係機関と連携し、退院時支援を行います。 高齢者の場合、退院時には介護保険制度を活用することが多いです。退院後に在宅での介護サービスがスムーズに受けることができるように、ケアマネジャー等へつなぎ、退院後も生活が安定するように支援してくれます。 3.社会復帰援助 退院後スムーズに社会復帰(復職や復学)できるように支援してくれます。 4.受診・受療援助 患者、患者家族に対して受診や受療の補助を行います。生活と身体状況に合った医療について説明したり、病院や診療所へ情報提供を行います。 病院が提供している様々な支援情報(リハビリテーションや、アルコール依存症の会、糖尿病指導など)を患者へ提供し、参加を促進します。 5.経済的問題の解決、調整援助 医療費や生活費について悩んでいる際に、各関係機関と連携を図りながら、福祉の支援や保険などの諸制度を活用し、不安感がなくなるように支援してくれます。 6.地域活動 患者のニーズと合ったサービスが地域で提供されるように地域福祉のシステム作りや地域福祉の促進を図ります。 地域ケア会議に参加し、保健医療立場から地域の医療福祉やネットワーク作りを構築します。高齢者や精神障害者が地域で暮らすことができるように、地域の理解を深め協力を促します。   MSW(メディカルソーシャルワーカー)は、保険医療機関において、患者や家族の抱えるニーズを見つけだし、問題の解決を図るため関係機関や医療機関と調整・連携を行うことが仕事です。 上記にもあったように病院での入院相談や退院援助、療養中のニーズの発掘と解決、地域への社会復帰の促進を援助しています。病院は身体を治療する場だけではなく、心の不安や心配を解決する場でもあるため、患者がスムーズに退院し、社会復帰できるようにMSWが援助してくれます。一人で悩まずに、専門職である医療ソーシャルワーカーへ相談することがニーズ解決の近道になります。     地域包括アーバンケア新喜多においても、各病院のMSWの方々と連携を取りながら退院後のサービスがスムーズに提供できるように取り組んでいます。ご相談いただければ事業所より病院MSWさんと連携もいたしますのでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
ブログ投稿画像 地域包括支援センターアーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第6弾です。   前回の第5弾はこちら 「住宅改修費支給」って知っていますか?   ロコモティブシンドロームってお聞きになったことはありますか?通称「ロコモ」と言われるもので、ロコモティブシンドロームとは、筋肉、骨、関節などの運動器の機能が弱まって、日常生活で立ったり、歩いたりすることが難しくなる状態をいいます。ロコモが進行すると転倒や転倒による骨折などを起こしやすくなります。ロコモは突然なる(発症する)訳ではありません。若い頃からの生活習慣の積み重ねが影響するものです。ロコモを発症させないためにも元気なうちから筋力トレーニングを始めましょう!   高齢期こそ筋力アップが大切です。そのためには運動を継続して行う事が重要となってきます。特に足腰の機能は加齢と運動不足によって衰えていきます。足腰が弱ると動くことが億劫になり筋力はますます衰えてしまいます。日常に運動を取り入れ筋力アップを図ることは、生活の質を向上させ、自分らしい生活に繋がります。   ご自宅で簡単に出来る運動をご紹介します。 トレーニングを行った後はしっかり身体をケアしましょう! 少しずつでも毎日行う事がとても大切です。地域包括支援センターアーバンケア新喜多では長田地区、御厨地区で楽らく体操を開催しています。月1回と思わずに継続して参加することがロコモ予防につながります。何事も継続は力なりです。住み慣れた地域で元気に過ごすためにロコモ予防に取り組みましょう。
ブログ投稿画像 地域包括支援センターアーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第4弾の後編です。   前回は「フレイル」についての全般的な説明をさせていただきましたが今回は後編として、フレイルに陥りやすいい原因とその予防法について説明いたします。 「フレイル」って知っていますか?(前編)はこちら フレイルは、明確な固有の原因があって引き起こされるというよりも、加齢に伴う以下のさまざまな心身の変化と社会的、環境的な要因が重なりあうことにより起こります。   フレイルの原因となる一例としては、 動くことが少なくなる  ●社会的に交流する機会が減る  ●身体機能の低下(歩くスピードの低下) 筋力が低下する・筋肉量が減る(サルコペニア)  ●認知機能の低下  ●疲れやすくなる 元気が湧かなくなる 日常管理が必要な慢性疾患(糖尿病、呼吸器疾患、循環器疾患、関節炎、抑うつ症状など)にかかる あああああ※慢性疾患がフレイルの原因となる例 ああああああ・糖尿病による知覚低下や痩せ   ・呼吸器疾患による咳や呼吸困難 ああああああ・循環器疾患による活動の制限 など 体重が減る  ●低栄養になる  ●収入が減る  ●孤独になる   これらの原因が、相互に影響し合って、徐々にフレイルの状態になります。さらにこの負のサイクルを放置していると、より虚弱な状態に陥ることになり、フレイルから要介護状態へと移行することになります。 フレイル予防としては活動的に生活を続けることが非常に大切なことだと考えられます。   アーバンケア新喜多では、体を動かす機会や交流する機会が減る事への対応の一つとして、「楽らく体操」という体を動かす機会のお手伝いをさせていただいています。 現在新型コロナウイルス感染症の影響で開催を中止していますが、毎月第2金曜日には御厨楽らく体操、第4金曜日には長田楽らく体操を開催しております。フレイル予防のためにもぜひご参加いただければと思います。 お申し込みは地域包括支援センターアーバンケア新喜多 06-6784-0001 までご連絡ください。  
ブログ投稿画像 地域包括支援センターアーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第4弾です。今回は前編と後編の2回に分けてご説明したいと思います。   「フレイル」あまり聞きなれない言葉だと思いますが。近年、高齢者は健常な状態から要介護状態になるまでに、フレイルという中間的な段階を経ていると考えられるようになりました。フレイルの状態や兆候を知っておくことで、その後の身体的・精神心理的・社会的に不健康になることを予測し予防しやすくなります。 今回は、フレイルとは何かについて説明したいと思います。 フレイルとは、健康な状態から要介護へ移行する中間の段階と言われています。具体的には、加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を指しています。フレイルは、身体的要素のみに着目せず、精神心理的な軽度認知障害、社会的問題である孤立など、潜在する高齢者の問題に関する概念を一つにまとめ、高齢者の状態を全体的に把握しようとする考え方です。     年齢を重ねるとフレイルの時期に心身および社会性など広い範囲でダメージを受けたときに回復できる力が弱くなり(生理的予備能の低下)、環境や外敵からのストレスに対しても抵抗力が弱くなります。しかし、適切に支援をうけることで健常な状態に戻ることができる時期ともされています。   地域包括支援センターアーバンケア新喜多ではフレイル予防の観点から介護予防教室の開催や地域自治会などでの予防についてのお話しなどさせていただいております。地域で元気にお過ごしいただくためにもご興味がございましたらお気軽にアーバンケア新喜多までお問合せ下さい。   次回はフレイルに陥りやすい原因やその予防方法などご説明させていただきたいと思います。不定期更新となりますがお楽しみに。