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2020.03.14

「フレイル」って知っていますか?(後編)

介護の用語

地域包括支援センターアーバンケア新喜多の松原です。

勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第4弾の後編です。

 

前回は「フレイル」についての全般的な説明をさせていただきましたが今回は後編として、フレイルに陥りやすいい原因とその予防法について説明いたします。

「フレイル」って知っていますか?(前編)はこちら

フレイルは、明確な固有の原因があって引き起こされるというよりも、加齢に伴う以下のさまざまな心身の変化と社会的、環境的な要因が重なりあうことにより起こります。

 

フレイルの原因となる一例としては、

  • 動くことが少なくなる  ●社会的に交流する機会が減る  ●身体機能の低下(歩くスピードの低下)
  • 筋力が低下する・筋肉量が減る(サルコペニア)  ●認知機能の低下  ●疲れやすくなる
  • 元気が湧かなくなる
  • 日常管理が必要な慢性疾患(糖尿病、呼吸器疾患、循環器疾患、関節炎、抑うつ症状など)にかかる

あああああ※慢性疾患がフレイルの原因となる例

ああああああ・糖尿病による知覚低下や痩せ   ・呼吸器疾患による咳や呼吸困難

ああああああ・循環器疾患による活動の制限 など

  • 体重が減る  ●低栄養になる  ●収入が減る  ●孤独になる

 

これらの原因が、相互に影響し合って、徐々にフレイルの状態になります。さらにこの負のサイクルを放置していると、より虚弱な状態に陥ることになり、フレイルから要介護状態へと移行することになります。

フレイル予防としては活動的に生活を続けることが非常に大切なことだと考えられます。

 

アーバンケア新喜多では、体を動かす機会や交流する機会が減る事への対応の一つとして、「楽らく体操」という体を動かす機会のお手伝いをさせていただいています。

現在新型コロナウイルス感染症の影響で開催を中止していますが、毎月第2金曜日には御厨楽らく体操、第4金曜日には長田楽らく体操を開催しております。フレイル予防のためにもぜひご参加いただければと思います。

お申し込みは地域包括支援センターアーバンケア新喜多 06-6784-0001 までご連絡ください。