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「2020年04月」で記事を検索しました。

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2020.04.30

特殊詐欺
特別定額給付金を装った詐欺について(注意喚起) 地域包括支援センター アーバンケア新喜多の松原です。 新型コロナウィルス感染症拡大が続く中、特別定額給付金(1人当たり10万円)が給付される事になりましたが、この様な時には現在の緊急事態を悪用した不審な電話やメールが増えてきます。 具体的には「特別定額給付金10万円の支給につき、ご本人様の所在確認、銀行口座番号、キャッシュカードの暗証番号を教えてください。」との電話や「給付金の支給についてはインターネットからの申請のみになりますので、下記URLへアクセスし、詳細情報の確認、手続きを進めてください。」などのメールが届き、家族構成や個人情報等を聞き出そうとするようです。またマスク等を送り付け高額な代金を払い込む様に仕向ける送り付け商法も見受けられるようです。 「コロナ対策」や「お金」、「身に覚えのない商品」等に関する電話やメールには直ぐに対応することなく家族や警察、消費生活センターに相談するようにしましょう。 市町村職員や総務省の職員が電話で誘導し、ATMの操作を依頼することはありません。また支給にかかる事前の手続きに手数料の払い込みを求める事もありません。電話で銀行口座や銀行残高、キャッシュカードの番号を聞く事やキャッシュカードの交換手続のためにキャッシュカードを預かる事もありません。ご自身や家族の方に身に覚えのない商品が届いたとしても支払いの義務はありません。とにかく直ぐに対応せず家族や警察に相談してください。 東大阪市では振り込め詐欺、悪徳商法被害の防止に有効な振り込め詐欺被害防止機器を無償で貸与してもらえる事業もありますので、ご興味のある方は地域包括支援センター アーバンケア新喜多までお問合せください。ただし台数に限り(200台)がありますので、お問合せいただいた時には事業が終了している場合もありますのでご了承ください。 地域包括支援センターは高齢者が地域で生活を継続していく上での総合相談窓口ですので、何かご不安な事やお困り事がありましたら遠慮なく06-6784-0001までお電話いただければと思います。
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2020.04.14

介護の用語
「MSW(メディカルソーシャルワーカー)」って知っていますか? 地域包括支援センターアーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第7弾です。   前回の第6弾はこちら 「ロコモティブシンドローム」って知っていますか?   「突然ケガをしたり病気になったり、親が要介護状態になったり…とりあえず病院に来たもののこれから先どうしていいか分からない、誰に相談したらいいか分からない」という場合があると思います。そんな時は、医療機関のMSW(メディカルソーシャルワーカー)へまず相談し、必要な情報や援助を受ける事が大切です。 写真はイメージです。 MSWは、医師や看護師との橋渡し的なポジションでいつも患者の立場になって考えてくれますので、治療法で悩み、医師や看護師に相談しにくいことも相談できますし、退院後の社会復帰についても、連携をとって支援してくれます。 いわゆる患者の代弁者的な立場ですので安心して相談することができます。     MSWの具体的な仕事や役割は、厚生労働省から下記の通り発表されています。   1.療養中の心理的・社会的問題の解決、調整援助 入退院の調整、外来患者や患者家族からの相談に応じ、問題の解決を図ってくれます。 退院後の在宅療養生活を整備し、在宅で受けることのできるサービス情報の提供、各関係機関と連携をとるなど支援してくれます。 2.退院援助 医療機関の退院後の生活について共に考え、退院時に必要であれば各関係機関と連携し、退院時支援を行います。 高齢者の場合、退院時には介護保険制度を活用することが多いです。退院後に在宅での介護サービスがスムーズに受けることができるように、ケアマネジャー等へつなぎ、退院後も生活が安定するように支援してくれます。 3.社会復帰援助 退院後スムーズに社会復帰(復職や復学)できるように支援してくれます。 4.受診・受療援助 患者、患者家族に対して受診や受療の補助を行います。生活と身体状況に合った医療について説明したり、病院や診療所へ情報提供を行います。 病院が提供している様々な支援情報(リハビリテーションや、アルコール依存症の会、糖尿病指導など)を患者へ提供し、参加を促進します。 5.経済的問題の解決、調整援助 医療費や生活費について悩んでいる際に、各関係機関と連携を図りながら、福祉の支援や保険などの諸制度を活用し、不安感がなくなるように支援してくれます。 6.地域活動 患者のニーズと合ったサービスが地域で提供されるように地域福祉のシステム作りや地域福祉の促進を図ります。 地域ケア会議に参加し、保健医療立場から地域の医療福祉やネットワーク作りを構築します。高齢者や精神障害者が地域で暮らすことができるように、地域の理解を深め協力を促します。   MSW(メディカルソーシャルワーカー)は、保険医療機関において、患者や家族の抱えるニーズを見つけだし、問題の解決を図るため関係機関や医療機関と調整・連携を行うことが仕事です。 上記にもあったように病院での入院相談や退院援助、療養中のニーズの発掘と解決、地域への社会復帰の促進を援助しています。病院は身体を治療する場だけではなく、心の不安や心配を解決する場でもあるため、患者がスムーズに退院し、社会復帰できるようにMSWが援助してくれます。一人で悩まずに、専門職である医療ソーシャルワーカーへ相談することがニーズ解決の近道になります。     地域包括アーバンケア新喜多においても、各病院のMSWの方々と連携を取りながら退院後のサービスがスムーズに提供できるように取り組んでいます。ご相談いただければ事業所より病院MSWさんと連携もいたしますのでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
ブログ投稿画像 地域包括支援センター アーバンケア新喜多の松原です。 新型コロナウィルス感染症拡大が続く中、特別定額給付金(1人当たり10万円)が給付される事になりましたが、この様な時には現在の緊急事態を悪用した不審な電話やメールが増えてきます。 具体的には「特別定額給付金10万円の支給につき、ご本人様の所在確認、銀行口座番号、キャッシュカードの暗証番号を教えてください。」との電話や「給付金の支給についてはインターネットからの申請のみになりますので、下記URLへアクセスし、詳細情報の確認、手続きを進めてください。」などのメールが届き、家族構成や個人情報等を聞き出そうとするようです。またマスク等を送り付け高額な代金を払い込む様に仕向ける送り付け商法も見受けられるようです。 「コロナ対策」や「お金」、「身に覚えのない商品」等に関する電話やメールには直ぐに対応することなく家族や警察、消費生活センターに相談するようにしましょう。 市町村職員や総務省の職員が電話で誘導し、ATMの操作を依頼することはありません。また支給にかかる事前の手続きに手数料の払い込みを求める事もありません。電話で銀行口座や銀行残高、キャッシュカードの番号を聞く事やキャッシュカードの交換手続のためにキャッシュカードを預かる事もありません。ご自身や家族の方に身に覚えのない商品が届いたとしても支払いの義務はありません。とにかく直ぐに対応せず家族や警察に相談してください。 東大阪市では振り込め詐欺、悪徳商法被害の防止に有効な振り込め詐欺被害防止機器を無償で貸与してもらえる事業もありますので、ご興味のある方は地域包括支援センター アーバンケア新喜多までお問合せください。ただし台数に限り(200台)がありますので、お問合せいただいた時には事業が終了している場合もありますのでご了承ください。 地域包括支援センターは高齢者が地域で生活を継続していく上での総合相談窓口ですので、何かご不安な事やお困り事がありましたら遠慮なく06-6784-0001までお電話いただければと思います。
ブログ投稿画像 地域包括支援センターアーバンケア新喜多の松原です。 勝手に名付けた「○○○」って知っていますか?の第7弾です。   前回の第6弾はこちら 「ロコモティブシンドローム」って知っていますか?   「突然ケガをしたり病気になったり、親が要介護状態になったり…とりあえず病院に来たもののこれから先どうしていいか分からない、誰に相談したらいいか分からない」という場合があると思います。そんな時は、医療機関のMSW(メディカルソーシャルワーカー)へまず相談し、必要な情報や援助を受ける事が大切です。 [caption id="attachment_508" align="aligncenter" width="464"] 写真はイメージです。[/caption] MSWは、医師や看護師との橋渡し的なポジションでいつも患者の立場になって考えてくれますので、治療法で悩み、医師や看護師に相談しにくいことも相談できますし、退院後の社会復帰についても、連携をとって支援してくれます。 いわゆる患者の代弁者的な立場ですので安心して相談することができます。     MSWの具体的な仕事や役割は、厚生労働省から下記の通り発表されています。   1.療養中の心理的・社会的問題の解決、調整援助 入退院の調整、外来患者や患者家族からの相談に応じ、問題の解決を図ってくれます。 退院後の在宅療養生活を整備し、在宅で受けることのできるサービス情報の提供、各関係機関と連携をとるなど支援してくれます。 2.退院援助 医療機関の退院後の生活について共に考え、退院時に必要であれば各関係機関と連携し、退院時支援を行います。 高齢者の場合、退院時には介護保険制度を活用することが多いです。退院後に在宅での介護サービスがスムーズに受けることができるように、ケアマネジャー等へつなぎ、退院後も生活が安定するように支援してくれます。 3.社会復帰援助 退院後スムーズに社会復帰(復職や復学)できるように支援してくれます。 4.受診・受療援助 患者、患者家族に対して受診や受療の補助を行います。生活と身体状況に合った医療について説明したり、病院や診療所へ情報提供を行います。 病院が提供している様々な支援情報(リハビリテーションや、アルコール依存症の会、糖尿病指導など)を患者へ提供し、参加を促進します。 5.経済的問題の解決、調整援助 医療費や生活費について悩んでいる際に、各関係機関と連携を図りながら、福祉の支援や保険などの諸制度を活用し、不安感がなくなるように支援してくれます。 6.地域活動 患者のニーズと合ったサービスが地域で提供されるように地域福祉のシステム作りや地域福祉の促進を図ります。 地域ケア会議に参加し、保健医療立場から地域の医療福祉やネットワーク作りを構築します。高齢者や精神障害者が地域で暮らすことができるように、地域の理解を深め協力を促します。   MSW(メディカルソーシャルワーカー)は、保険医療機関において、患者や家族の抱えるニーズを見つけだし、問題の解決を図るため関係機関や医療機関と調整・連携を行うことが仕事です。 上記にもあったように病院での入院相談や退院援助、療養中のニーズの発掘と解決、地域への社会復帰の促進を援助しています。病院は身体を治療する場だけではなく、心の不安や心配を解決する場でもあるため、患者がスムーズに退院し、社会復帰できるようにMSWが援助してくれます。一人で悩まずに、専門職である医療ソーシャルワーカーへ相談することがニーズ解決の近道になります。     地域包括アーバンケア新喜多においても、各病院のMSWの方々と連携を取りながら退院後のサービスがスムーズに提供できるように取り組んでいます。ご相談いただければ事業所より病院MSWさんと連携もいたしますのでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。