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2022.12.01

令和4年11月 家族介護教室 しっかり学べる介護談笑会

イベント

皆さん、こんにちは。アーバンケア新喜多の宮内です。

11月26日(土)の家族介護教室について報告させていただきます。

 

今回は講師の方をお招きし、「補聴器勉強会~難聴と補聴器~」というテーマで聞こえや補聴器のお話をしてもらいました。

講師は福祉用具事業所ニック株式会社の西元さんとパナソニック補聴器株式会社の伊藤さんです。

 

 

最初に管理者の髙平より挨拶させていただきました。

 

補聴器って詳しい情報を知らない人が意外と多いと思います。

補聴器は耳になじむまでに時間がかかり、購入してから早い人で2カ月、だいたい3か月ほどリハビリの期間が必要になります。

最初は騒がしいと感じますが、徐々にボリュームを上げて調整していきます。

購入する前に聴力検査などを行いますが、購入してからが大事なんですね。

 

「補聴器を装着することに抵抗がある方も多いと思いますが、

今より悪くならないようにするために装着するものです」と最初に説明がありました。

 

 

聴力は40歳頃から徐々に衰えてくるそうです。

 

難聴の原因で最も多いのが耳垢詰まりだそうです。

他にもいろいろ原因はありますが、私が1番ビックリしたのは虫の混入です。

なんと、ゴキブリの死骸が耳の中にあったケースもあるそうです‼(怖すぎますッ)

 

 

ことばの聞き取りチェックも行いました。

 

参加者の中には難聴の方もおられました。

 

画面を見ながら聞こえた言葉を書いてもらいました。

(画面に惑わされないように注意が必要です)

 

皆さん集中して聞いています。
実際には20問ほど行うそうですが、1問でも間違っていれば問題ありと判断されます。

 

難聴と認知症の関係についても説明がありました。

耳が聞こえづらくなると、他者とのコミュニケーションが面倒になり

認知機能の低下にもつながります。

 

 

補聴器と集音器の違いや、デジタル補聴器とアナログ補聴器についても教えてもらいました。

電池交換不要やGPS機能の付いたもの、聞こえを自動調整してくれるものなど

色々な機能が付き補聴器はどんどん進化していますよ~。

 

 

数年前にくらべると使いやすさや見た目なども格段に良くなっているそうです。

 

耳の中の感音器官にある有毛細胞は抜け落ちてしまうと復元できません。

関節と同じで上手に使っていないと、本当に使えなくなってしまうそうです。

 

実際に耳鼻科で診察を受けた方や集音器を使用している方から

たくさんの質問がありました。

 

補聴器は両耳で平均40万円だそうです。

とても高額ですが、足腰が弱くなって補聴器の調整に行けなくなってしまった方や

慣れるまでに装着を止めてしまう方もいます。

また、耳が悪くなりすぎると効果がないため、

補聴器を購入しようか悩んでいる方は一度専門家に相談することをお勧めします。

 

 

初めて知ることが多く、とても勉強になりました。

次回は、12月24日(土)に開催予定で、「認知症関連機器について学ぼう」というテーマです。

興味のある方はアーバンケア新喜多【06-6784-0001】までお問い合わせください。

皆さんのご参加をお待ちしております!