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2020.05.21
ソーシャルディスタンスって?(再確認)
その他お知らせ
地域包括支援センター アーバンケア新喜多です。
皆さまご存じだとは思いますが、5月14日に新型コロナウイルス特別措置法に基づき全都道府県に発令した緊急事態宣言の対象から、39県が正式に解除されました。しかしながら今後もコロナウイルスの感染拡大を警戒して5月中は県をまたいだ移動を控えるなど、引き続き感染予防に取り組むよう求められています。
残る8都道府県については、専門家の評価を聞き、可能と判断されれば今月末の期限を待たずに解除する考えが表明されています。ただし政府は「感染者の増加スピードが高まれば、残念ながら2度目の宣言もあり得る」と語っています。
そのため今後も大切になってくるのが3密にならない新しい形の生活スタイルの確保、特にソーシャルディスタンスの確保です。皆さまご存じだとは思いますが、今一度ソーシャルディスタンスについて確認しておきましょう。
ソーシャルディスタンスって何?
ソーシャルディスタンスとは日本語では社会的距離を意味します。
新型コロナウイルスは、熱が出る、呼吸器症状が出ているなどの具体的な症状が出ていなくてもウイルスを保有しているいわゆる無症状の方もいます。無症状の場合、自分が新型コロナウイルスに感染していると知らずに人と接触をしてしまうということもあります。
そのため気が付いたら自分自身が感染源となりクラスターを発生させてしまう可能性もあります。自分だけでなく相手への感染を防ぐために、ひいては感染拡大を防ぐために、社会的距離の確保、人的接触距離の確保として、ソーシャルディスタンスという考え方が生まれてきました。
どれくらい人と距離を取ればいいの?
ソーシャルディスタンスを守るためにはどのくらいの距離をとればよいのでしょうか。この距離については、新型コロナウイルスの感染経路が関係しています。新型コロナウイルスの感染経路の一つである飛沫感染は、くしゃみや咳によるしぶきによって感染を広げてしまいます。くしゃみや咳によるしぶきが到達する距離が、くしゃみで3m、咳で2mといわれています。厚生労働省では、保つべき距離として相手との距離を2m程(最低でも1m)取ることを推奨しています。2mとは互いに手を伸ばして届く距離がだいたい2mであるとしています。
日常の中で3密(密閉、密集、密接)にならないように注意し、またソーシャルディスタンスを守り抜くということは非常に難しいかもしれませんが、できるだけ意識をした行動をとることによって、自身を守り、感染拡大の抑制につながることになります。緊急事態宣言が一部の県で解除にはなりましたが、ここで気を緩め、再び新型コロナウイルスが蔓延し、2度目の緊急事態宣言が全国に発令されることの無いように先ずはソーシャルディスタンスの確保を継続していきましょう。