2020.03.09 | 特殊詐欺
第3回 高齢者の特殊詐欺被害防止について
2020.04.30
特別定額給付金を装った詐欺について(注意喚起)
特殊詐欺
地域包括支援センター アーバンケア新喜多の松原です。
新型コロナウィルス感染症拡大が続く中、特別定額給付金(1人当たり10万円)が給付される事になりましたが、この様な時には現在の緊急事態を悪用した不審な電話やメールが増えてきます。
具体的には「特別定額給付金10万円の支給につき、ご本人様の所在確認、銀行口座番号、キャッシュカードの暗証番号を教えてください。」との電話や「給付金の支給についてはインターネットからの申請のみになりますので、下記URLへアクセスし、詳細情報の確認、手続きを進めてください。」などのメールが届き、家族構成や個人情報等を聞き出そうとするようです。またマスク等を送り付け高額な代金を払い込む様に仕向ける送り付け商法も見受けられるようです。
「コロナ対策」や「お金」、「身に覚えのない商品」等に関する電話やメールには直ぐに対応することなく家族や警察、消費生活センターに相談するようにしましょう。
市町村職員や総務省の職員が電話で誘導し、ATMの操作を依頼することはありません。また支給にかかる事前の手続きに手数料の払い込みを求める事もありません。電話で銀行口座や銀行残高、キャッシュカードの番号を聞く事やキャッシュカードの交換手続のためにキャッシュカードを預かる事もありません。ご自身や家族の方に身に覚えのない商品が届いたとしても支払いの義務はありません。とにかく直ぐに対応せず家族や警察に相談してください。
東大阪市では振り込め詐欺、悪徳商法被害の防止に有効な振り込め詐欺被害防止機器を無償で貸与してもらえる事業もありますので、ご興味のある方は地域包括支援センター アーバンケア新喜多までお問合せください。ただし台数に限り(200台)がありますので、お問合せいただいた時には事業が終了している場合もありますのでご了承ください。
地域包括支援センターは高齢者が地域で生活を継続していく上での総合相談窓口ですので、何かご不安な事やお困り事がありましたら遠慮なく06-6784-0001までお電話いただければと思います。