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2026.04.18

令和8年4月 絵手紙教室

イベント

地域包括支援センターアーバンケア新喜多の宮内と中井です。

今回は、4月16日(木)に御厨会館で開催した「絵手紙教室」の様子をお届けします。

当日は、3回目の開催となり、新規2名の方を含め11名の皆さまにご参加いただきました。

今回の教室で大切にしたのは、きれいに仕上げる「作品づくり」ではなく、想いを届けるための「手紙」であるということです。

絵手紙とは、ハガキに身近なモチーフの絵と短い言葉を添え、相手への気持ちを伝える手紙です。絵の上手さよりも気持ちを伝えることを大切にしており、「ヘタでいい ヘタがいい」という言葉がモットーとなっています。今回も講師には、東大阪市で活動されている絵手紙彩の代表・永重信江先生をお迎えしました。

先生の素敵な作品を持ってきてくださいました。

 

 はじめに先生から、使用する道具や筆の持ち方について説明がありました。筆は上の方を軽く持ち、穂先で紙に刻むように、ゆっくり線を描くのがポイントです。

思わず息を止めてしまうほど集中して筆を動かされています。

 

特に「ゆっくりと線を引く」ことを意識し、1分間で1本の線を引く練習から始めました。線や丸を描くことから始め、少しずつ筆の使い方に慣れていきます。

練習の後は、先生が用意してくださったモチーフの中から好きなものを選びました。

会場には、春の訪れを感じさせるユニークな「ツタンカーメンのそらまめ」や「三宝柑」、「椿の実」などが並びます。

ツタンカーメンのそら豆です。「古代エジプトの王墓から発見された」という伝説を持つ、ロマンあふれる野菜です。先生の庭で実っているそうです。素敵ですね。
椿の実は熟して乾燥すると自然に3つに割れて、中から黒い種が顔を出すそうです。
江戸時代には和歌山城内にしかなく、殿様への献上物として「三方(さんぽう)」という台に乗せられたことが名前の由来だとか。

「まずは描いてみたい!」という皆さんの熱気の中、永重先生の「下手でいい、下手がいい。よく観察して特徴を捉えて」という力強い言葉が響きます。

先生が強調されていたのは、「のびのびと大きく描くこと」、そして何より「言葉が主役」であるということです。

今回が初参加の方でしたが、三宝柑がのびのびと大きく描かれていますね。

 

たとえ線が震えても、形が少し歪んでも、一生懸命に筆を動かした跡には、その人の体温が宿ります。完成した絵手紙を手に取った皆さんの表情は、創作の喜びに満ち溢れていました。上手・下手という枠を超えて、「伝えたい」と願う純粋な気持ちこそが、何よりも素晴らしい芸術なのだと感じさせてくれるひとときでした。

紫色のさやから溢れ出すような生命力を感じさせるその言葉は、「明日への希望」や「大切な人へのエール」そのもののように感じられました。

 

最後には先生から一人ひとりに講評もあり、色使いや構図が褒められる場面もありました。参加者の皆さんも、照れくさそうに、でもとても嬉しそうにされていたのが印象的です。

皆さん「美味しそう」「素敵」など感想を言いあっています。

 

今後も、地域の皆さまが気軽に参加し、交流できる機会を作ってまいります。

次回は令和8年5月21日(木)13時半から御厨会館で開催する予定です。