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「心の荷物預かり所」で記事を検索しました。

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2022.01.28

心の荷物預かり所
今日は逸話の日・心の危機を乗り越えよう! センター長の石川です ここに来て、コロナの最大嵐がやって来ましたね。 政治も行政もマスコミも、わやくちゃ、まさしくカオス状態ですね。 そのため私たちの心も乱れ、不安が増していく日々です。 当然、周囲の不安は、認知機能が低下している認知症の人にとっては 私たち以上に不安と混乱をもたらすでしょう。 はたして今年の阪神タイガース、両目に●が入るのか?   そのような中で、少しでも心を落ち着かすために 今日は逸話の日ということなので、こんな話を書いてみます。 私たちは、 「自分ではどうにもならないことに不満、愚痴ばかり言っていても、自らの心の危機を増長させるだけ」 ということです。 ラグビー日本代表で、医師を志すために引退した福岡選手はこんなことを言っています。 「自分ではどうにもならない事(今ならコロナ禍による様々な制限や状況)を、 どうのこうの言っても何も生み出さない。それよりも今自分にできることに最善を尽くします。」と。 さて、福岡選手、最近結婚した稲垣選手はどこにいるでしょう?   そうですね。今、自分にできることは何なのか? 当然感染症対策はありますが、心と体がアクティブになることを見つけ出すこと。 どんな時でもポジティブに考えること。 それが今の危機を乗り越えられる大きなポイントになるのではないでしょうか。 「愚痴や不満を言う時間があれば、とにかく前向きになれる、やれることを考える時間に使うこと」 心の危機を乗り越えるための最善策と言えるでしょう。
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2022.01.24

心の荷物預かり所
ケアマネジャーさんの癒し センター長の石川です オミクロンの影響で、誰もが緊張と不安の中にいますね。 ケアの現場にいるものも緊張が続く毎日ですが、 ワクチンすらいつになるのやらわからない 地域の高齢者や住民の方も不安が増す毎日かなと思います。 ますます引き籠り、外に出ず、心身ともに ダメージを受けていくことになりますね。 私も雨ということもあり、昨日はずっと引き籠り ネットフリックスの映画やYouTubeを見ていました。 私が好きな「Howdy Johnny」です   しかしこんな状況だからこそ、笑顔とユーモアを忘れてはいけません! 笑顔とユーモアは、最高の免疫機能を高めるものです。 第一、不安、困った、どうしよう、嫌だな ばかり思っていても なんの得にもなりません。 引きつった顔になっていませんか!? かつてアウシュビッツ強制収容所の過酷な状況の中で、 心身の破綻をきたさなかった人は、 最後までユーモアを忘れなかった人だそうです。 さて、今日は日頃から大変な中、一生懸命に頑張っている ケアマネジャーさんへの癒し具材です。 ではケアマネさん以外には効果がないのか? 「ケアマネ薬用入浴剤」と明記してあるので、 ケアマネジャーにしか効かない効能成分なのかもしれません(笑) もっとも、ケアマネジャーさんの最高の癒しは、利用者さんの笑顔かもですね。 入浴は心身のリラックスにも繋がります。 ヒートショックに気を付けながら、 皆さんもゆっくりと入浴してくださいね。
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2022.01.15

心の荷物預かり所
記憶と感情(4)脳科学の視点から このテーマ、しばらく時間が空きました。 認知症になると、記憶を引っ張り出したり、取り込んだりすることが難しくなっていきます。 しかし、不快なこと、楽しかったことなどの感情で得たものは、案外と記憶されているのです。 とても不快な対応をされた職員の顔はよく覚えていたり、 自分がとても楽しかったレクレーションのことは記憶していたりします。 これはどういうことなのでしょうか。 記憶中枢に繋がる神経細胞がダメージを受けているというのに! それには科学的に迫る必要もあります。 分かりやすいのが、恩蔵絢子氏の「脳科学者の母が、認知症になる」(河出書房)です。 著作の関係があるので、文章を丸ごと写して載せるということは出来ませんが、 「脳の中には言語的なエピソードとして記憶を定着させる「海馬」のすぐ隣に 「扁桃体」と呼ばれる感情の中枢が位置している」(P172) と言うことなのです。 つまり「記憶」の殿堂である「海馬」とは別に、 感情の殿堂である「扁桃体」が存在するということなのです。 さらに「扁桃体」つまり、感情の方が「海馬」より先に立つ存在なのだそうです。 詳しくは次回に。   さて、オミクロン株が爆発的に罹患者を増やしています。 どこの介護施設もスタッフ維持に向けて戦々恐々となっています。 皆様もくれぐれも、「換気」「不織布マスク」(ウレタンはしてないのと同じくらいだそうです)「消毒」「人に会わない」ですね。   気分が落ち込んだ人は、何も考えずにこの映像を見て、笑ってください。(ちょっと長いですが) https://www.youtube.com/watch?v=Dn-N2QgsrVU
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2022.01.05

心の荷物預かり所
物事は前向きに考えよう! 2022年、本年も宜しくお願い致します。 いよいよ第6波と言われるものがやって来そうですね。 大坂冬の陣ならぬ、コロナ冬の陣になりそうです。 さすがに、またか、もううんざりという感じにもなるでしょう。 しかしこんな時こそ、物事を前向きに考えることだと思います。 夕陽ではなく、朝陽です(志摩半島)   前にも書きましたが、 「わからない」という言葉の存在価値は、それで終わらせるのではなく、 「う~ん、どうしてだろう?なんでかな?」という疑問を生じさせ、 そこから「わかる(理解する)」所に達するために(「わからない」が)あると言えます。 勉強はまさしく「わからない」からスタートするのです。 スポーツや仕事上などで、「できない」ことがあれば、「できる」ためにトレーニングするのも同じです。 「どうしようもない」という言葉があるからこそ、 「どうにかしよう」と言う前向きな姿勢の気持ちが出てきます。 そうでなければ「どうしようもない」と言う言葉を活かせません。 ご神木に触れ、パワーをもらいます   しかし、「わからないからいいや」、「できないものはできない」、 「どうしようもないからもういいか」で終わらせてしまったら、 もうそこからの進化はありません。 ケアの現場が、この「ない」で終わってしまうとなんの進歩もない閉塞的な現場になってしまうでしょう。 人類は「わからない」があるからこそ進化してきたのです。 ペコパの漫才風に言えば、 「どうしようもないって言うことは、どうにかなるって言うことだ」でしょうか。 登山に例えれば、「登れない」と言う言葉は、 登るためにトレーニングを始めるというスタートラインの言葉になるのです。 お正月ですので、癒しの写真を。 大阪池田市五月山動物園のウォンバットです。心を和ませてくれる愛らしい姿ですね。 ウオンバットのユキちゃんです 飛ぶから見といてね 飛ばなきゃ飛べないのだ。さぁ行くぞ! 飛んだぜ!何事もチャレンジやで~ 倒木は乗り越えるためにあるのだ!
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2021.12.30

心の荷物預かり所
顔上げて前を向いて歩いていこう! センター長の石川です。 一刻落ち着いていた感染者数が、再び増加し始めました。 オミクロン株という新種の脅威も迫っています。 人々はさすがにコロナ禍に、もううんざり、 精神的にも辟易しているのではないかと思います。 この冬が最大の決戦の場になるでしょうか。 ある若年性認知症の方が語っておられました。 「うつむいていたら心もうつむいてしまう。だから顔を上げて前を見る。」と。 うつむいて得することと言えば、マスクを踏まずに済むことくらいでしょうか。 (最近はお金も犬の糞もない) そうです。 「顔を上げて前を向いて歩きましょう!」こんな時期だからこそ! 小さなチンアナゴもしっかりと上を向いています。すぐに引っ込むけど 動物たちも、生きていくためには前を向いているのです。 ウォンバットも頑張って穴を掘ります! 周囲に睨みを効かせて!う~ん、ちょっと頼りない? コロナウイルスをつついて食べれたらいいのに かけがえのない戻らぬ時間 だからこそ、 さぁ、顔を上げて、前を向いて、歩いていきましょう! 顔上げて、胸もしっかり張って! しっかりと前を向こうぜ! 前向いて、しっかりと未来を見るんだ! 私が好きな佐藤竹善さんの曲 「カオあげて」  心の窓を開け放って  風はまだ冷たいけど  きっと晴れる日が来る、青空が戻ってくる。 https://www.youtube.com/watch?v=Ld-3UBpZ_O4 「歩み」  さぁ行こう  今こそともに踏み出そう  かけがえのない時間を胸に抱いて  歩き出そう https://www.youtube.com/watch?v=F8djt_iKSlE   本年は本当に多くの皆様に助けられました。 感謝の一言です。 では、よい年をお迎えください! 来年は俺の年 タイガースも優勝だ
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2021.11.15

心の荷物預かり所
どんな試練があっても、きっと道は開ける 奈良の大峯山脈は、修験者の山として知られています。 修験道の開祖役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた修行の山、つまりとても険しい山々が連なっている場所なのです。 元々東大阪市と役行者は縁があります。 暗峠近くで人間を襲っていた前鬼、後鬼の鬼を捕まえ、改心させて連れていったのが大峯山でした。 その前鬼、後鬼という鬼が住んだ場所の遥か上方にそびえ立つ山が「釈迦が岳」(1800メートル)です。 その釈迦が岳の山頂には、等身大のお釈迦さまが立っています。 険しい山を登り詰め、山頂に立った時、そのお釈迦様の表情に身も心も洗われるのでした。 27年前、晴天下が心地よさそうなお釈迦様でした   今回、今年亡くなられた私の山の師匠の慰霊のため、この山になんと27年ぶりに登ってきました。 師匠が好きな山だったからです。 私自身も登山から引退していたのですが、 修験者のように修業を積むわけではありませんが、 老体に鞭打ち自らを律するため最近は登山を再開していました。 27年前の写真です。山頂にそびえ立つ釈迦像。その昔、一人の人が担いで登ったそうです。   この日は山はかなり冷え込みマイナスの世界。 森は霧氷の森となり、登山としてはかなり厳しいものでした。 山頂も凍てついていました。 そしてお釈迦さまも凍り付いていたのです。 氷点下のお釈迦様 凄みがありました。写真を撮るために手袋を脱ぐと凍傷になるかと思うくらい寒かったです。   それでもお釈迦様の表情からは 「どんな試練があっても、きっと道は開ける」というエネルギーを頂いたと思います。 私は信心のない人間ですが、やはり山頂のお釈迦様には心洗われます。 今回27年ぶり6回目の釈迦が岳でしたが、 7回目はそう遠くない日にコロナ禍を耐えてきた人々を見守ってくれた御礼に登ると思います。
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2021.11.12

心の荷物預かり所
擬人化トレーニング 「相手の気持ちになって考えよう」と、 ケアの現場ではよく言われます。 しかし人間は、自分の心の中には自分の考えが一杯詰まっているので 本来、相手の気持ちを考え、さらに受容すると言うのはとても苦手なのです。 SNSで平気でいじめをしてしまうのも、 相手の気持ちなど全く考えないからです。 しかし私たちの仕事は、「相手の気持ちを考えたり、受け止めたりすること」 それが出来なければ、専門職としての魅力は半減します。 この仕事に就いたからには、ケアの実践者として「自分はどうありたいのか」と 問いかけなければならないでしょう。 「相手の気持ちを考える」 そのため普段から柔らかい思考を持たなければなりません。 日頃から相手はどう思っているのだろうか?と考える姿勢が必要です。 ちょっとでいいのです。 ほんの少し立ち止まり、相手の気持ちを考える時間を持ちます。 そのトレーニングのひとつとして、どんなものにも声を掛け、 何を思っているのか想像するという、擬人化トレーニングをすることです。 それを普段からちょくちょく行うことです。 以下の3枚のお猿の写真は、私が撮影したものですが、 1枚1枚の写真に、「お猿の気持ち(思っていること)」を考えてみて、 書いてみてください。 ちょっとしたショートストーリーが出来るかもしれませんよ。       どうでしょうか。一枚一枚にお猿の気持ちを想像して書いてみる。 この瞬間に、あなたは「お猿の立場」で考えています。 どんなものでもいいので、ちょっと立ち止って、考えてみる。 そんなトレーニングをやってみてください。 今は電車に乗っていても何が起きるかわからない時代です。 スマホばっかりやってないで、周辺に目をやり、いろいろ想像してみることですね。 それだけでも心の柔軟性は養われます。 スマホの狭い画面ばかり見ていては得られない、心の世界を広げる情報がそこにあります。  
ブログ投稿画像 センター長の石川です ここに来て、コロナの最大嵐がやって来ましたね。 政治も行政もマスコミも、わやくちゃ、まさしくカオス状態ですね。 そのため私たちの心も乱れ、不安が増していく日々です。 当然、周囲の不安は、認知機能が低下している認知症の人にとっては 私たち以上に不安と混乱をもたらすでしょう。 [caption id="attachment_3453" align="alignnone" width="1024"] はたして今年の阪神タイガース、両目に●が入るのか?[/caption]   そのような中で、少しでも心を落ち着かすために 今日は逸話の日ということなので、こんな話を書いてみます。 私たちは、 「自分ではどうにもならないことに不満、愚痴ばかり言っていても、自らの心の危機を増長させるだけ」 ということです。 ラグビー日本代表で、医師を志すために引退した福岡選手はこんなことを言っています。 「自分ではどうにもならない事(今ならコロナ禍による様々な制限や状況)を、 どうのこうの言っても何も生み出さない。それよりも今自分にできることに最善を尽くします。」と。 [caption id="attachment_3454" align="alignnone" width="1024"] さて、福岡選手、最近結婚した稲垣選手はどこにいるでしょう?[/caption]   そうですね。今、自分にできることは何なのか? 当然感染症対策はありますが、心と体がアクティブになることを見つけ出すこと。 どんな時でもポジティブに考えること。 それが今の危機を乗り越えられる大きなポイントになるのではないでしょうか。 「愚痴や不満を言う時間があれば、とにかく前向きになれる、やれることを考える時間に使うこと」 心の危機を乗り越えるための最善策と言えるでしょう。
ブログ投稿画像 センター長の石川です オミクロンの影響で、誰もが緊張と不安の中にいますね。 ケアの現場にいるものも緊張が続く毎日ですが、 ワクチンすらいつになるのやらわからない 地域の高齢者や住民の方も不安が増す毎日かなと思います。 ますます引き籠り、外に出ず、心身ともに ダメージを受けていくことになりますね。 私も雨ということもあり、昨日はずっと引き籠り ネットフリックスの映画やYouTubeを見ていました。 [caption id="attachment_3446" align="alignnone" width="1024"] 私が好きな「Howdy Johnny」です[/caption]   しかしこんな状況だからこそ、笑顔とユーモアを忘れてはいけません! 笑顔とユーモアは、最高の免疫機能を高めるものです。 第一、不安、困った、どうしよう、嫌だな ばかり思っていても なんの得にもなりません。 引きつった顔になっていませんか!? かつてアウシュビッツ強制収容所の過酷な状況の中で、 心身の破綻をきたさなかった人は、 最後までユーモアを忘れなかった人だそうです。 さて、今日は日頃から大変な中、一生懸命に頑張っている ケアマネジャーさんへの癒し具材です。 ではケアマネさん以外には効果がないのか? 「ケアマネ薬用入浴剤」と明記してあるので、 ケアマネジャーにしか効かない効能成分なのかもしれません(笑) もっとも、ケアマネジャーさんの最高の癒しは、利用者さんの笑顔かもですね。 入浴は心身のリラックスにも繋がります。 ヒートショックに気を付けながら、 皆さんもゆっくりと入浴してくださいね。
ブログ投稿画像 このテーマ、しばらく時間が空きました。 認知症になると、記憶を引っ張り出したり、取り込んだりすることが難しくなっていきます。 しかし、不快なこと、楽しかったことなどの感情で得たものは、案外と記憶されているのです。 とても不快な対応をされた職員の顔はよく覚えていたり、 自分がとても楽しかったレクレーションのことは記憶していたりします。 これはどういうことなのでしょうか。 記憶中枢に繋がる神経細胞がダメージを受けているというのに! それには科学的に迫る必要もあります。 分かりやすいのが、恩蔵絢子氏の「脳科学者の母が、認知症になる」(河出書房)です。 著作の関係があるので、文章を丸ごと写して載せるということは出来ませんが、 「脳の中には言語的なエピソードとして記憶を定着させる「海馬」のすぐ隣に 「扁桃体」と呼ばれる感情の中枢が位置している」(P172) と言うことなのです。 つまり「記憶」の殿堂である「海馬」とは別に、 感情の殿堂である「扁桃体」が存在するということなのです。 さらに「扁桃体」つまり、感情の方が「海馬」より先に立つ存在なのだそうです。 詳しくは次回に。   さて、オミクロン株が爆発的に罹患者を増やしています。 どこの介護施設もスタッフ維持に向けて戦々恐々となっています。 皆様もくれぐれも、「換気」「不織布マスク」(ウレタンはしてないのと同じくらいだそうです)「消毒」「人に会わない」ですね。   気分が落ち込んだ人は、何も考えずにこの映像を見て、笑ってください。(ちょっと長いですが) https://www.youtube.com/watch?v=Dn-N2QgsrVU
ブログ投稿画像 2022年、本年も宜しくお願い致します。 いよいよ第6波と言われるものがやって来そうですね。 大坂冬の陣ならぬ、コロナ冬の陣になりそうです。 さすがに、またか、もううんざりという感じにもなるでしょう。 しかしこんな時こそ、物事を前向きに考えることだと思います。 [caption id="attachment_3374" align="alignnone" width="720"] 夕陽ではなく、朝陽です(志摩半島)[/caption]   前にも書きましたが、 「わからない」という言葉の存在価値は、それで終わらせるのではなく、 「う~ん、どうしてだろう?なんでかな?」という疑問を生じさせ、 そこから「わかる(理解する)」所に達するために(「わからない」が)あると言えます。 勉強はまさしく「わからない」からスタートするのです。 スポーツや仕事上などで、「できない」ことがあれば、「できる」ためにトレーニングするのも同じです。 「どうしようもない」という言葉があるからこそ、 「どうにかしよう」と言う前向きな姿勢の気持ちが出てきます。 そうでなければ「どうしようもない」と言う言葉を活かせません。 [caption id="attachment_3381" align="alignnone" width="1024"] ご神木に触れ、パワーをもらいます[/caption]   しかし、「わからないからいいや」、「できないものはできない」、 「どうしようもないからもういいか」で終わらせてしまったら、 もうそこからの進化はありません。 ケアの現場が、この「ない」で終わってしまうとなんの進歩もない閉塞的な現場になってしまうでしょう。 人類は「わからない」があるからこそ進化してきたのです。 ペコパの漫才風に言えば、 「どうしようもないって言うことは、どうにかなるって言うことだ」でしょうか。 登山に例えれば、「登れない」と言う言葉は、 登るためにトレーニングを始めるというスタートラインの言葉になるのです。 お正月ですので、癒しの写真を。 大阪池田市五月山動物園のウォンバットです。心を和ませてくれる愛らしい姿ですね。 [caption id="attachment_3379" align="alignnone" width="1024"] ウオンバットのユキちゃんです[/caption] [caption id="attachment_3378" align="alignnone" width="1024"] 飛ぶから見といてね[/caption] [caption id="attachment_3377" align="alignnone" width="1024"] 飛ばなきゃ飛べないのだ。さぁ行くぞ![/caption] [caption id="attachment_3376" align="alignnone" width="1024"] 飛んだぜ!何事もチャレンジやで~[/caption] [caption id="attachment_3380" align="alignnone" width="1024"] 倒木は乗り越えるためにあるのだ![/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 一刻落ち着いていた感染者数が、再び増加し始めました。 オミクロン株という新種の脅威も迫っています。 人々はさすがにコロナ禍に、もううんざり、 精神的にも辟易しているのではないかと思います。 この冬が最大の決戦の場になるでしょうか。 ある若年性認知症の方が語っておられました。 「うつむいていたら心もうつむいてしまう。だから顔を上げて前を見る。」と。 うつむいて得することと言えば、マスクを踏まずに済むことくらいでしょうか。 (最近はお金も犬の糞もない) そうです。 「顔を上げて前を向いて歩きましょう!」こんな時期だからこそ! [caption id="attachment_3371" align="alignnone" width="1024"] 小さなチンアナゴもしっかりと上を向いています。すぐに引っ込むけど[/caption] 動物たちも、生きていくためには前を向いているのです。 [caption id="attachment_3370" align="alignnone" width="1024"] ウォンバットも頑張って穴を掘ります![/caption] [caption id="attachment_3369" align="alignnone" width="1024"] 周囲に睨みを効かせて!う~ん、ちょっと頼りない?[/caption] [caption id="attachment_3367" align="alignnone" width="1024"] コロナウイルスをつついて食べれたらいいのに[/caption] かけがえのない戻らぬ時間 だからこそ、 さぁ、顔を上げて、前を向いて、歩いていきましょう! [caption id="attachment_3368" align="alignnone" width="1024"] 顔上げて、胸もしっかり張って![/caption] [caption id="attachment_3366" align="alignnone" width="1024"] しっかりと前を向こうぜ![/caption] [caption id="attachment_3364" align="alignnone" width="1024"] 前向いて、しっかりと未来を見るんだ![/caption] 私が好きな佐藤竹善さんの曲 「カオあげて」  心の窓を開け放って  風はまだ冷たいけど  きっと晴れる日が来る、青空が戻ってくる。 https://www.youtube.com/watch?v=Ld-3UBpZ_O4 「歩み」  さぁ行こう  今こそともに踏み出そう  かけがえのない時間を胸に抱いて  歩き出そう https://www.youtube.com/watch?v=F8djt_iKSlE   本年は本当に多くの皆様に助けられました。 感謝の一言です。 では、よい年をお迎えください! [caption id="attachment_3365" align="alignnone" width="1024"] 来年は俺の年 タイガースも優勝だ[/caption]
ブログ投稿画像 奈良の大峯山脈は、修験者の山として知られています。 修験道の開祖役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた修行の山、つまりとても険しい山々が連なっている場所なのです。 元々東大阪市と役行者は縁があります。 暗峠近くで人間を襲っていた前鬼、後鬼の鬼を捕まえ、改心させて連れていったのが大峯山でした。 その前鬼、後鬼という鬼が住んだ場所の遥か上方にそびえ立つ山が「釈迦が岳」(1800メートル)です。 その釈迦が岳の山頂には、等身大のお釈迦さまが立っています。 険しい山を登り詰め、山頂に立った時、そのお釈迦様の表情に身も心も洗われるのでした。 [caption id="attachment_3278" align="alignnone" width="587"] 27年前、晴天下が心地よさそうなお釈迦様でした[/caption]   今回、今年亡くなられた私の山の師匠の慰霊のため、この山になんと27年ぶりに登ってきました。 師匠が好きな山だったからです。 私自身も登山から引退していたのですが、 修験者のように修業を積むわけではありませんが、 老体に鞭打ち自らを律するため最近は登山を再開していました。 [caption id="attachment_3280" align="alignnone" width="1024"] 27年前の写真です。山頂にそびえ立つ釈迦像。その昔、一人の人が担いで登ったそうです。[/caption]   この日は山はかなり冷え込みマイナスの世界。 森は霧氷の森となり、登山としてはかなり厳しいものでした。 山頂も凍てついていました。 そしてお釈迦さまも凍り付いていたのです。 [caption id="attachment_3281" align="alignnone" width="1024"] 氷点下のお釈迦様 凄みがありました。写真を撮るために手袋を脱ぐと凍傷になるかと思うくらい寒かったです。[/caption]   それでもお釈迦様の表情からは 「どんな試練があっても、きっと道は開ける」というエネルギーを頂いたと思います。 私は信心のない人間ですが、やはり山頂のお釈迦様には心洗われます。 今回27年ぶり6回目の釈迦が岳でしたが、 7回目はそう遠くない日にコロナ禍を耐えてきた人々を見守ってくれた御礼に登ると思います。
ブログ投稿画像 「相手の気持ちになって考えよう」と、 ケアの現場ではよく言われます。 しかし人間は、自分の心の中には自分の考えが一杯詰まっているので 本来、相手の気持ちを考え、さらに受容すると言うのはとても苦手なのです。 SNSで平気でいじめをしてしまうのも、 相手の気持ちなど全く考えないからです。 しかし私たちの仕事は、「相手の気持ちを考えたり、受け止めたりすること」 それが出来なければ、専門職としての魅力は半減します。 この仕事に就いたからには、ケアの実践者として「自分はどうありたいのか」と 問いかけなければならないでしょう。 「相手の気持ちを考える」 そのため普段から柔らかい思考を持たなければなりません。 日頃から相手はどう思っているのだろうか?と考える姿勢が必要です。 ちょっとでいいのです。 ほんの少し立ち止まり、相手の気持ちを考える時間を持ちます。 そのトレーニングのひとつとして、どんなものにも声を掛け、 何を思っているのか想像するという、擬人化トレーニングをすることです。 それを普段からちょくちょく行うことです。 以下の3枚のお猿の写真は、私が撮影したものですが、 1枚1枚の写真に、「お猿の気持ち(思っていること)」を考えてみて、 書いてみてください。 ちょっとしたショートストーリーが出来るかもしれませんよ。       どうでしょうか。一枚一枚にお猿の気持ちを想像して書いてみる。 この瞬間に、あなたは「お猿の立場」で考えています。 どんなものでもいいので、ちょっと立ち止って、考えてみる。 そんなトレーニングをやってみてください。 今は電車に乗っていても何が起きるかわからない時代です。 スマホばっかりやってないで、周辺に目をやり、いろいろ想像してみることですね。 それだけでも心の柔軟性は養われます。 スマホの狭い画面ばかり見ていては得られない、心の世界を広げる情報がそこにあります。