「心の荷物預かり所」で記事を検索しました。
2022.11.07
心の荷物預かり所
2022.11.02
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2022.09.21
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2022.08.10
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2022.07.27
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2022.07.20
心の荷物預かり所
なぜ人は紅葉が好きなのでしょう?
色鮮やかな紅葉求めて、各地賑わっていますね。
私は地元の池田市をぶらぶらしました。
観光地ではないので、人があふれてるなんてことはありません。
それでも一番人が集まっているのが、ウォンバットのワインですね。
人間の年齢でいえば100歳を越えている、ギネス認定された長寿動物です。
ワインはいつも隣りの若い娘、ユキちゃんを見つめています。
心に彩を添えていること。
それが長寿に繋がっているのかもしれません。
私は緑色時代のもみじも好きですね。
特に光が当たると輝きます。
人も同じで、若い人には光を当てると輝くことができるのです。
その緑もみじも、瞬く間に紅葉になって、人々の心を惹きつけます。
そして人の心も、ひと時の彩が添えられます。
でも紅葉の時だけでなく、常に「心の中に彩を持つ」こと
それを忘れてしまうと、心はぎすぎすした殺風景なものになるのかもしれません。
認知症ケアは、「心に彩を持つ」ことです。
私たちの心が殺風景ならば、認知症の人の心も殺風景になってしまいます。
ケアは鏡の様なものなのですから。
2022.11.02
心の荷物預かり所
人間生きていくうちには
失敗や、気づかなかったことや、うまくいかなかったことや、やらかしてしまうことやら、
多分そんなことの方が多いと思います。
それは若い人だけでなく、歳取っても多分にあります。
私自身、気づかなかったこと、考えなかったこと、判断を間違ったことなど
今でもたくさんあります。
いくら歳をとっても熟成されない人間です。
そして失敗でへこむ人がいれば、失敗自体を何とも思わない人もいるでしょう。
逆に人間は他人のことになると、いとも簡単に指摘します。
それは上司、同僚、年齢関係なく、人は他人のことを指摘するのが得意だからです。
でもそれを受け止めるのは、人間は不得意かもしれません。
指摘を謙虚に受け止めることができること
逆に、自分もいとも簡単に他人を指摘してしまっていないか
気づかぬうちに、人の心を傷つけていないか。
いずれにしても「壁は自分自身の中にある」と言えます。
謙虚に受け止め、それを活かして前へ進めるのか、
いつのまにか他人を責めて自己満足してしまっていないか
どちらであれ、「壁は自分自身の中」にあります。
でも、今はその壁を乗り越えるための手助けが必要かもしれません。
[caption id="attachment_3693" align="alignnone" width="400"] いらすとやさんより[/caption]
感受性が私たち以上に研ぎ澄まされた認知症の人にとって
不得意部分を責められることはとてもつらいことです。
理解できなかったり、普通にやれなかったことを責められると
或いは冷たい視線で見られると、
自分ではどうすることもできないくらい心の孤独を感じてしまうでしょう。
認知症の人にとっての壁は、周囲の人たちの存在と言えるかもしれません。
2022.09.21
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2022.09.07
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2022.09.05
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2022.09.01
心の荷物預かり所
雲は一瞬一瞬に姿を変えていきますね
まるで魔術師のような芸術家
時間が停まらない限り
雲も大地も人間も
そして心の中も変化していくのです。
人の心も雲のように変化します。
時に暗雲となり、雷を轟かせ
人を不安にさせると思えば
ふわふわとのんびりと
まるでほくそ笑んでいるかのように
人の心を和ませてくれることも
雲って人の心のような存在です。
当然、認知症という病気になっても
感情は私たちと同じ
時に雷雲になり、時にのんびり浮かぶ雲になる
感情の動きは何ら変わらないのに
私たちは認知症のせいにしてしまうのです。
でも雲一つない、快晴のような心も
やっぱり欲しいですよね。
コロナ、物価高、誹謗中傷、そして戦争…
人の心は、快晴には程遠いのかもしれません…
いぶし銀
「見た目の華やかさはないが実力や魅力があるもの」
私は彼のことを「いぶし銀のようなケアマネジャー」と呼び、尊敬していました。
彼とはわずか3年間しか仕事を共にしませんでしたが、
その謙虚で真摯な姿勢を見るたびに、いつも自分は何をやってんだかと思った次第です。
彼の名前から、浮かんだ言葉が「月に咲く花」でした。
月に花なんか咲かない?
いやいやそのような場所であっても花を咲かせてくれるような存在だったのです。
今年に入って私は、二人の若く熱き思いを持った後輩を病気で亡くしました。
将来を託せる人の早逝は、痛手です。
本当に全てにおいて心が痛むことなのです。
同時に、いつどこでどうなるかわからない人生。
一日一日を無駄に過ごすことがないようにしたいものですね。
どんなに暑くてもどんなに寒くても
宮沢賢治の詩のように、自転車で走り回っていた彼の姿が
今でも目に浮かびます。
石川が詩を改変しました。
「雨ニモマケズ」
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けず
新型コロナウイルスの脅威と恐怖の中でも
丈夫なからだと心をもち
決して怒らず
いつも冷静に対処し、利用者には笑っている
一日に、相談・訪問・デイ・ショート
守るべき人たちのことを
よく見聞きし分かり
そして忘れず
地域の住民や高齢者にとって
灯台のような建物から
東に病気の高齢者あれば
行って適切なマネジメントをし
西に疲れた介護者あれば
行ってそのつらさを受け止め
南に死にそうな人があれば
行って看取りを支え
北に認知症の人が不安の中にいれば
あたたかなまなざしと言葉をかけ
新型コロナウイルスの恐怖に怯えながらも
日照りの時は汗を流して自転車をこぎ
寒い冬も北風に負けずに歩き
マスコミにはその地味な努力を
褒められもせず
苦にもされず
それでもひたすら頑張っている
そういういぶし銀のようなあなたを
私は
誇りに思いたい。
2022.07.20
心の荷物預かり所