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「心の荷物預かり所」で記事を検索しました。

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2019.02.27

心の荷物預かり所
「南極老人星」を撮影する 太陽を除いて、一番明るい恒星をシリウスと言います。 冬空の星なので、今は見上げればすぐわかる星ですね。 そして全天で二番目に明るい星をカノープス(Canopus)と言います。 水平線から少し上で赤く光る星がカノープスです。 元々は南半球の星で、オーストラリア南方では年中見える星となっています。 そのカノープスが2月頃のわずかな時期に、日本でも見ることが出来ます。 見ることが出来ると言っても、南半球の星なので、 日本では水平線ぎりぎりのところに見えることになります。 建物や光害がある日本では、できるだけ南に邪魔なものや光がないこと、天気が良く、空気が澄んでいること、自分の休みと合致することなどの条件が合わないと見れない星ですね。 少しアップで撮ってみました。この後、さらに沈んで見えなくなりました。水平線の光は船の明かりです。 私は昨年に引き続き、2年連続見ることが出来ました。 全天で2番目に明るい恒星とはいえ、日本では見えるところが低い場所のため、 大気の影響を受け、暗く赤い星に見えます。 さてこのカノープス。中国では「南極老人星」という名前がついています。 上空で輝くのが全天で一番明るい恒星シリウスです。水平線上にカノープス。一番と二番の共演です。冬の淡い天の川も見えますね。 あまり見ることが出来ない星のため、見れたら長寿になるという言い伝えがあるそうです。 いいですね、見れたら長寿になる! それにしても「南極老人星」という名前。変な名前ですね~
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2019.02.20

心の荷物預かり所
今年最大のスーパームーン 19日夜、正確には日付が変わって20日深夜 今年最大のスーパームーンになりました。 雨上がりの雲の多い天気で、見られた人は少なかったかもしれません。 幸いなことに私は雲の隙間から現れたスーパームーンを撮影することが出来ました。 昨夜のスーパームーン地球からの距離は363,507,46Kmでした。 今年は人類が初めて月面に降り立ってからちょうど50年になります。 私はライブでその様子を見ていました。 アームストロング船長の第一声は 「人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍の一歩だ」でした。 超有名な言葉ですね。 NASAより 宇宙飛行士の多くは、宇宙から地球を見ると、そこには国境がなく(当然線など引かれているわけではない)地球に住むすべての生命は一つだと思うのだそうです。 さらに月まで飛んで地球を見ると、この大宇宙の中のちっぽけな本当に狭く脆い惑星に私たちは住んでいるのだと思うそうです。 月から見た地球。美しき地球はちっぽけな存在でもあります。NASAより 線を引いて、人を排他的に捉えるのは、心の中まで狭隘な存在となるのでしょう。 今や、ボーダレスの時代なのです。   アポロ11号は、しずかの海に着陸しました。 このお月の写真は私が撮影したものですが、ウサギの耳の根元の黒い部分がしずかの海です。 ここに足跡が残っています。でも写真ではわかりません(笑) しずかの海ウサギの頭の部分になります ちなみにアポロ宇宙飛行士が、月面でウサギの糞を踏んずけた事実は、Xファイルにしまわれているそうです(笑) アームストロング船長の物語は、現在「ファーストマン」という映画が上映中です。 めっちゃ面白いので、是非とも大音響大画面の映画館で見てください。
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2019.02.05

心の荷物預かり所
一歩一会(ディスカバリーの散歩旅)   2月9日 ティータイム勉強会です! 申込みはお急ぎください! 現在60名強の申し込みがありますが、まだまだ大丈夫です! でも、お申し込みはお急ぎください! 皆さん、楽しく美味しく学びましょう! さて、ふと気が付いてみると、 すぐ近くに、いかに知らない場所、知らない人が多いかということがわかります。 例えば、いつも乗っている電車の通過する駅 降りたことも歩いたところもないところ。 今まで降りたこともない駅に降りるとワクワク! 或いはいつも通る街なのに、車だとわからない景色 車ではわからない景色が歩いてみると、思わぬ発見があります。 隣の街だって、もしかしたら行ったこともないかもしれない。 「見えているのだけど、見ていない。」 そんな身近な行ったこともない場所に行ってみようかなと思いました。 「用もないのに」と思われるかもしれません。 そうではなくて、「ディスカバリー」そのものが用なのです。 少し範囲を広げたら、まだ行ったことのない、街、村、海、そして山がいかに多いことか! それぞれの場所で出会う人、動植物、建物、景色 商店街のお店もパラダイスです まだ行ったことも会ったこともない純喫茶やお店やそのマスター まだ見届けていない昭和やそれ以前の情景 そう、歩けば、そこにひとつ一つ発見があり、出会いがあります。 一歩一会 意外と知らない身近なところへのちょっとした冒険、楽しんでます。 もちろん、遠征もするけれど。 ちょっとわかりにくい所にありながら、 来客が絶えない東梅田の「サンシャイン」 お店は古いけど、ペイペイ使えます! めっちゃ昭和な入口 このようなディスプレイのお店、少なくなりました。 ママと呼ばれているマスターの心遣いと、美味しいホットケーキに出会った 一歩一会でした。 ホットなケーキは、バターがすぐに滑り落ちました。 一歩一会の、ディスカバリーの散歩旅はまだまだ続きます。 (一歩一会:槇原敬之の歌より拝借しました)
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2019.02.02

心の荷物預かり所
人が消える箱 人が消える箱 この写真、不思議なことに後ろにある椅子は写っているのに、撮影者が何故か写ってないのです。 エレベーターの前に座っていた男が叫びました。 「え、入っていった人間が、次に扉が開いたらいないぞ!これは人喰いの箱なのか!?」 驚く男の前に、また二人、女性の訪問者が現れました。 「お主たち、その箱に入ったらだめだ!喰われてしまうぞ!」 二人の訪問客は怪訝な顔で男を見つめると、扉が開いたエレベーターに入りました。 「あ、食べられた!」 男は恐怖におびえ、後ずさりしました。 その男がエレベーターを恐る恐る見つめていると、再び扉が開きました。 そして、エレベーターからは三名の男性客が出てきました。 1860年ラスト近くの侍デイリーニュースエンジョイDNAより 「なんと!さっき入ったのは二人だったのに、三人出てきたではないか!それも男になって!これは一体どういうからくり箱なんだ!?」 男はただただ恐れおののくだけでした。     男は、江戸時代からタイムスリップしてきた、冴えない侍でした。 と、書けば、宝くじのCMを思い出しますよね。 でもこれ、一概に笑えない話です。 科学はどんどん進歩していきます。       ひがしおおさかまちナビサイトより たかだか50年ほど前の人を現在に連れてきたとしても驚くことばかりです。 スマホを見せて、これが電話だと言ってみても唖然とするだけでしょう。 確かに、生活は科学の進化と共に飛躍的に便利になりました。 同時にその便利さは、ひとたびシステム異常(身近に言えば、停電。社会全体的で言えば、コンピューターが誰かに乗っ取られるということも考えられる)を引き起こすと とんでもなく大変なことになります。 しかし、50年前の人も江戸時代の侍も、そんなシステムがなくても しっかりと生活していけたのですけどね。   あまりにも今の時間しか見ていないと、 過去の時間に学び、未来の時間を大切にするということを忘れてしまいそうですね。 当然、人生の先輩方は、貴重な過去時間の宝物(知識や技術)を一杯持った人なのだということを忘れてはなりません。もちろん、認知症の人も同じです。私たちにとって大切な人生の先輩なのです。 江戸時代にはとても考えられなかったエレベーター 私たちは普通に使っているエレベーター しかし、いつものように何の気兼ねもなく乗ったエレベーターが ある日突然、別の世界に繋がってしまったなんてことは 決してあり得ない話ではないかもしれませんよ~ 何かがいますね… エレベーターのドアが開いたら、そこは江戸時代だった! なんてこともありうるかも。 エレベーターの扉が開くとそこは江戸時代だった なんてことがあるかもね!江戸の町VR化プロジェクトより エレベーターに乗られるときは、くれぐれもお気をつけて。
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2018.12.13

心の荷物預かり所
流れ星がいっぱい飛んできます! センター長の石川です。 12月14日は流れ星がいっぱい飛んできます! 「ふたご座流星群」の日ですね。 特に月が完全に沈む、23時頃から明け方にかけては、かなりの流れ星を見ることが出来るそうですよ。 お月さんが出ているときでも、月と反対方向を見れば見やすいです。 峰山高原にて撮影。左の星の集団は、昴星団 飛んでくるのは、ふたつの星が仲良く並んでいるふたご座からですが、 天空のどこへでも流れますので、できるだけ暗い方向を見てください。 大阪の夜空は明るすぎるので厳しいかもしれませんが、 両手で明かりを防いで天空を見上げれば、見れる可能性ありですね。 14日見れない方は13日でも結構見れるそうです。 この「ふたご座流星群」ともうひとつ観測できるのが、接近中の彗星なのです。 「ウィルタネン彗星」で、下記の写真は先日私が撮影したものです。 ウィルタネン彗星 志摩半島にて撮影 この彗星は「君の名は」のような尻尾はあまり見られないのですが、緑色に輝いているので他の星との違いが判ります。 もっとも、肉眼では探せないかもですね。双眼鏡を使えば見れるとのことです。 問題は場所ですね。 空高く見上げると、ぼわーっとした「昴星団」が見えますが、その昴に接近しつつあるので一度双眼鏡で探してみてください。 緑色の輝きを発見したら、それが彗星です。 この彗星、5年経てば、また戻ってくるそうですよ。 曽爾高原にて撮影 時には星空にロマンを求めてみてはいかがでしょうか。 ロマンを持つことは、認知症ケアにも反映されるのですよ! 今のケアの現場、ロマンを忘れているのではないでしょうか!
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2018.12.11

心の荷物預かり所
地球は丸いと感じるところ センター長の石川です。 やっぱり不思議です。 地球が本当に丸いのなら、水は全て南極に向かって流れ落ちるし 坂道は南に行くほどきつい登りになるのではと思ってみたり、 子どもの頃は、海の向こうは滝のように水が流れ落ちていると思っていましたし、 今もそんな風に思えます。 或いは地球は回っているというけれど、 本当に時速1440キロ(日本付近)などという 新幹線の5倍近いスピードで回っているのでしょうか? もし時速1440キロで回っているなら、 平均速度800~900キロのジェット機に乗ってもアメリカには着かないのでは? むしろどんどん遅れて、アメリカに向いて飛んでるはずなのに、ヨーロッパに追いつかれてしまうとなるのでは? などなど、物理学が得意でなければ、 わからないことが一杯です。 普段は当たり前に思っているので、こんなこと考えることもないのかもしれませんね。   しかし普段当たり前の景色や仕事の中に埋没してしまうと、 「探求心を働かせる」という、人間が持っている能力を失ってしまうかもしれませんね。 この「探求心」 実は私たちの仕事ではとても大切なものだと思うのです。   目の前で起きていることだけに捉われず、その原因・理由・背景を考えるためには 「探求心」を持つことがとても大切なのです。 認知症ケアにおいても「探求心」があるかないかで、ケアの内容が変わってくるのです。 ノーベル賞を取りたければ、「探求心」は必要不可欠です(笑)   さて、地球は丸い!と思える場所、日本にも結構ありますよ。 地球のでかさを感じるところを訪ね、自分の心も大きくする旅に出てみるのもいいですね。  
ブログ投稿画像 太陽を除いて、一番明るい恒星をシリウスと言います。 冬空の星なので、今は見上げればすぐわかる星ですね。 そして全天で二番目に明るい星をカノープス(Canopus)と言います。 [caption id="attachment_465" align="aligncenter" width="650"] 水平線から少し上で赤く光る星がカノープスです。[/caption] 元々は南半球の星で、オーストラリア南方では年中見える星となっています。 そのカノープスが2月頃のわずかな時期に、日本でも見ることが出来ます。 見ることが出来ると言っても、南半球の星なので、 日本では水平線ぎりぎりのところに見えることになります。 建物や光害がある日本では、できるだけ南に邪魔なものや光がないこと、天気が良く、空気が澄んでいること、自分の休みと合致することなどの条件が合わないと見れない星ですね。 [caption id="attachment_466" align="aligncenter" width="650"] 少しアップで撮ってみました。この後、さらに沈んで見えなくなりました。水平線の光は船の明かりです。[/caption] 私は昨年に引き続き、2年連続見ることが出来ました。 全天で2番目に明るい恒星とはいえ、日本では見えるところが低い場所のため、 大気の影響を受け、暗く赤い星に見えます。 さてこのカノープス。中国では「南極老人星」という名前がついています。 [caption id="attachment_467" align="aligncenter" width="650"] 上空で輝くのが全天で一番明るい恒星シリウスです。水平線上にカノープス。一番と二番の共演です。冬の淡い天の川も見えますね。[/caption] あまり見ることが出来ない星のため、見れたら長寿になるという言い伝えがあるそうです。 いいですね、見れたら長寿になる! それにしても「南極老人星」という名前。変な名前ですね~
ブログ投稿画像 19日夜、正確には日付が変わって20日深夜 今年最大のスーパームーンになりました。 雨上がりの雲の多い天気で、見られた人は少なかったかもしれません。 幸いなことに私は雲の隙間から現れたスーパームーンを撮影することが出来ました。 [caption id="attachment_446" align="aligncenter" width="650"] 昨夜のスーパームーン地球からの距離は363,507,46Kmでした。[/caption] 今年は人類が初めて月面に降り立ってからちょうど50年になります。 私はライブでその様子を見ていました。 アームストロング船長の第一声は 「人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍の一歩だ」でした。 超有名な言葉ですね。 [caption id="attachment_445" align="aligncenter" width="500"] NASAより[/caption] 宇宙飛行士の多くは、宇宙から地球を見ると、そこには国境がなく(当然線など引かれているわけではない)地球に住むすべての生命は一つだと思うのだそうです。 さらに月まで飛んで地球を見ると、この大宇宙の中のちっぽけな本当に狭く脆い惑星に私たちは住んでいるのだと思うそうです。 [caption id="attachment_448" align="aligncenter" width="520"] 月から見た地球。美しき地球はちっぽけな存在でもあります。NASAより[/caption] 線を引いて、人を排他的に捉えるのは、心の中まで狭隘な存在となるのでしょう。 今や、ボーダレスの時代なのです。   アポロ11号は、しずかの海に着陸しました。 このお月の写真は私が撮影したものですが、ウサギの耳の根元の黒い部分がしずかの海です。 ここに足跡が残っています。でも写真ではわかりません(笑) [caption id="attachment_447" align="aligncenter" width="650"] しずかの海ウサギの頭の部分になります[/caption] ちなみにアポロ宇宙飛行士が、月面でウサギの糞を踏んずけた事実は、Xファイルにしまわれているそうです(笑) アームストロング船長の物語は、現在「ファーストマン」という映画が上映中です。 めっちゃ面白いので、是非とも大音響大画面の映画館で見てください。
ブログ投稿画像   2月9日 ティータイム勉強会です! [caption id="attachment_402" align="aligncenter" width="650"] 申込みはお急ぎください![/caption] 現在60名強の申し込みがありますが、まだまだ大丈夫です! でも、お申し込みはお急ぎください! 皆さん、楽しく美味しく学びましょう! さて、ふと気が付いてみると、 すぐ近くに、いかに知らない場所、知らない人が多いかということがわかります。 例えば、いつも乗っている電車の通過する駅 降りたことも歩いたところもないところ。 今まで降りたこともない駅に降りるとワクワク! 或いはいつも通る街なのに、車だとわからない景色 [caption id="attachment_405" align="aligncenter" width="650"] 車ではわからない景色が歩いてみると、思わぬ発見があります。[/caption] 隣の街だって、もしかしたら行ったこともないかもしれない。 「見えているのだけど、見ていない。」 そんな身近な行ったこともない場所に行ってみようかなと思いました。 「用もないのに」と思われるかもしれません。 そうではなくて、「ディスカバリー」そのものが用なのです。 少し範囲を広げたら、まだ行ったことのない、街、村、海、そして山がいかに多いことか! それぞれの場所で出会う人、動植物、建物、景色 [caption id="attachment_404" align="aligncenter" width="650"] 商店街のお店もパラダイスです[/caption] まだ行ったことも会ったこともない純喫茶やお店やそのマスター まだ見届けていない昭和やそれ以前の情景 そう、歩けば、そこにひとつ一つ発見があり、出会いがあります。 一歩一会 意外と知らない身近なところへのちょっとした冒険、楽しんでます。 もちろん、遠征もするけれど。 ちょっとわかりにくい所にありながら、 来客が絶えない東梅田の「サンシャイン」 [caption id="attachment_399" align="aligncenter" width="650"] お店は古いけど、ペイペイ使えます![/caption] めっちゃ昭和な入口 [caption id="attachment_400" align="aligncenter" width="650"] このようなディスプレイのお店、少なくなりました。[/caption] ママと呼ばれているマスターの心遣いと、美味しいホットケーキに出会った 一歩一会でした。 [caption id="attachment_401" align="aligncenter" width="650"] ホットなケーキは、バターがすぐに滑り落ちました。[/caption] 一歩一会の、ディスカバリーの散歩旅はまだまだ続きます。 (一歩一会:槇原敬之の歌より拝借しました)
ブログ投稿画像 人が消える箱 [caption id="attachment_386" align="aligncenter" width="650"] この写真、不思議なことに後ろにある椅子は写っているのに、撮影者が何故か写ってないのです。[/caption] エレベーターの前に座っていた男が叫びました。 「え、入っていった人間が、次に扉が開いたらいないぞ!これは人喰いの箱なのか!?」 驚く男の前に、また二人、女性の訪問者が現れました。 「お主たち、その箱に入ったらだめだ!喰われてしまうぞ!」 二人の訪問客は怪訝な顔で男を見つめると、扉が開いたエレベーターに入りました。 「あ、食べられた!」 男は恐怖におびえ、後ずさりしました。 その男がエレベーターを恐る恐る見つめていると、再び扉が開きました。 そして、エレベーターからは三名の男性客が出てきました。 [caption id="attachment_391" align="alignleft" width="640"] 1860年ラスト近くの侍デイリーニュースエンジョイDNAより[/caption] 「なんと!さっき入ったのは二人だったのに、三人出てきたではないか!それも男になって!これは一体どういうからくり箱なんだ!?」 男はただただ恐れおののくだけでした。     男は、江戸時代からタイムスリップしてきた、冴えない侍でした。 と、書けば、宝くじのCMを思い出しますよね。 でもこれ、一概に笑えない話です。 科学はどんどん進歩していきます。       [caption id="attachment_390" align="alignright" width="243"] ひがしおおさかまちナビサイトより[/caption] たかだか50年ほど前の人を現在に連れてきたとしても驚くことばかりです。 スマホを見せて、これが電話だと言ってみても唖然とするだけでしょう。 確かに、生活は科学の進化と共に飛躍的に便利になりました。 同時にその便利さは、ひとたびシステム異常(身近に言えば、停電。社会全体的で言えば、コンピューターが誰かに乗っ取られるということも考えられる)を引き起こすと とんでもなく大変なことになります。 しかし、50年前の人も江戸時代の侍も、そんなシステムがなくても しっかりと生活していけたのですけどね。   あまりにも今の時間しか見ていないと、 過去の時間に学び、未来の時間を大切にするということを忘れてしまいそうですね。 当然、人生の先輩方は、貴重な過去時間の宝物(知識や技術)を一杯持った人なのだということを忘れてはなりません。もちろん、認知症の人も同じです。私たちにとって大切な人生の先輩なのです。 江戸時代にはとても考えられなかったエレベーター 私たちは普通に使っているエレベーター しかし、いつものように何の気兼ねもなく乗ったエレベーターが ある日突然、別の世界に繋がってしまったなんてことは 決してあり得ない話ではないかもしれませんよ~ [caption id="attachment_392" align="aligncenter" width="650"] 何かがいますね…[/caption] エレベーターのドアが開いたら、そこは江戸時代だった! なんてこともありうるかも。 [caption id="attachment_395" align="aligncenter" width="560"] エレベーターの扉が開くとそこは江戸時代だった なんてことがあるかもね!江戸の町VR化プロジェクトより[/caption] エレベーターに乗られるときは、くれぐれもお気をつけて。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 12月14日は流れ星がいっぱい飛んできます! 「ふたご座流星群」の日ですね。 特に月が完全に沈む、23時頃から明け方にかけては、かなりの流れ星を見ることが出来るそうですよ。 お月さんが出ているときでも、月と反対方向を見れば見やすいです。 [caption id="attachment_245" align="aligncenter" width="650"] 峰山高原にて撮影。左の星の集団は、昴星団[/caption] 飛んでくるのは、ふたつの星が仲良く並んでいるふたご座からですが、 天空のどこへでも流れますので、できるだけ暗い方向を見てください。 大阪の夜空は明るすぎるので厳しいかもしれませんが、 両手で明かりを防いで天空を見上げれば、見れる可能性ありですね。 14日見れない方は13日でも結構見れるそうです。 この「ふたご座流星群」ともうひとつ観測できるのが、接近中の彗星なのです。 「ウィルタネン彗星」で、下記の写真は先日私が撮影したものです。 [caption id="attachment_247" align="aligncenter" width="650"] ウィルタネン彗星 志摩半島にて撮影[/caption] この彗星は「君の名は」のような尻尾はあまり見られないのですが、緑色に輝いているので他の星との違いが判ります。 もっとも、肉眼では探せないかもですね。双眼鏡を使えば見れるとのことです。 問題は場所ですね。 空高く見上げると、ぼわーっとした「昴星団」が見えますが、その昴に接近しつつあるので一度双眼鏡で探してみてください。 緑色の輝きを発見したら、それが彗星です。 この彗星、5年経てば、また戻ってくるそうですよ。 [caption id="attachment_244" align="aligncenter" width="650"] 曽爾高原にて撮影[/caption] 時には星空にロマンを求めてみてはいかがでしょうか。 ロマンを持つことは、認知症ケアにも反映されるのですよ! 今のケアの現場、ロマンを忘れているのではないでしょうか!
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 やっぱり不思議です。 地球が本当に丸いのなら、水は全て南極に向かって流れ落ちるし 坂道は南に行くほどきつい登りになるのではと思ってみたり、 子どもの頃は、海の向こうは滝のように水が流れ落ちていると思っていましたし、 今もそんな風に思えます。 或いは地球は回っているというけれど、 本当に時速1440キロ(日本付近)などという 新幹線の5倍近いスピードで回っているのでしょうか? もし時速1440キロで回っているなら、 平均速度800~900キロのジェット機に乗ってもアメリカには着かないのでは? むしろどんどん遅れて、アメリカに向いて飛んでるはずなのに、ヨーロッパに追いつかれてしまうとなるのでは? などなど、物理学が得意でなければ、 わからないことが一杯です。 普段は当たり前に思っているので、こんなこと考えることもないのかもしれませんね。   しかし普段当たり前の景色や仕事の中に埋没してしまうと、 「探求心を働かせる」という、人間が持っている能力を失ってしまうかもしれませんね。 この「探求心」 実は私たちの仕事ではとても大切なものだと思うのです。   目の前で起きていることだけに捉われず、その原因・理由・背景を考えるためには 「探求心」を持つことがとても大切なのです。 認知症ケアにおいても「探求心」があるかないかで、ケアの内容が変わってくるのです。 ノーベル賞を取りたければ、「探求心」は必要不可欠です(笑)   さて、地球は丸い!と思える場所、日本にも結構ありますよ。 地球のでかさを感じるところを訪ね、自分の心も大きくする旅に出てみるのもいいですね。