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「心の荷物預かり所」で記事を検索しました。

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2020.04.21

心の荷物預かり所
雨にも負けず センター長の石川です。 手前味噌になるかもしれませんが、 宮沢賢治の有名な詩、「雨ニモマケズ」を使って在宅分野で頑張るスタッフたちの 応援メッセージを作ってみました。 もちろん、入居施設で働くケア職員も同じです。 「雨ニモマケズ」 雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けず 新型コロナウイルスの脅威と恐怖の中でも 丈夫なからだと心をもち 決して怒らず いつも冷静に対処し、利用者には笑っている 一日に、相談・訪問・デイ・ショート 守るべき人たちのことを よく見聞きし分かり そして忘れず 地域の住民や高齢者にとって 灯台のような建物から 東に病気の高齢者あれば 行って適切なマネジメントをし 西に疲れた介護者あれば 行ってそのつらさを受け止め 南に死にそうな人があれば 行って看取りを支え 北に認知症の人が不安の中にいれば あたたかなまなざしと言葉をかけ 新型コロナウイルスの恐怖に怯えながらも 日照りの時は汗を流して自転車をこぎ 寒い冬も北風に負けずに歩き マスコミにはその地味な努力を 褒められもせず 苦にもされず それでもひたすら頑張っている そういうケア職員たちを 私は 誇りに思いたい。   コロナウイルス対策実施中!
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2020.04.20

心の荷物預かり所
花々もしかめっ面? センター長の石川です。 私が住む地域は、山がすぐ近くにあり、散歩する人はまばらです。 もっとも、公園はかなりの人ですね。親子で溢れています。 閉じこもりでなまった体を動かすために、近くを散歩しました。 ある小さな植物園。人はほとんどいません。 あ、猫はいましたが。 そこに咲いていた花々 はぁ~困った困った… う~ん、怒っているのか、悲しんでいるのか、苦しんでいるのか、睨んでいるのか、 みんなしかめっ面に見えてしまいます。 今のご時世、気持ちがそうさせるのでしょうか。 ほんとなら、「えらそうに髭なんかはやして~」とか言って笑う所なんでしょうがね~ それでも、こんなご時世でも、花は心を和ませてくれる。 しかめっ面でも、それはそれで面白いのです。 一つひとつ微妙に違いますよ それが花たる所以の存在感でしょうか。 それは変わらないと思います。 これからも、花は人間の心を和ませてくれるでしょう。   さて、散歩はくれぐれも人と人の距離を置いて行いましょう。 ジョギングの人は、走るので、その人の後方10メートルまで危険領域になります。 前の人との距離を十分に開けて走ってください。 国立スポーツ科学センタースポーツ研究部作成 
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2020.03.27

心の荷物預かり所
星に願いを 認知症の人には笑顔を センター長の石川です コロナウイルスの状況はますます悪化しますね。 ついに阪神タイガースの選手まで罹患してしまいました。 一体、どこで移るのか? 今までは明確なつながりが見えていましたが、 これからは一体どこで移ったのか?と、わからない状況が増えてきます。 不要不急の外出を控えろと言われると、 たとえ人里離れたところに行くと言っても 星空撮影にも行けなくなります(泣) 人それぞれに、皆さんも楽しみが出来なくなってしまいますね。 まるで宇宙の蝶のような、或いは巨大なクリオネのような、オリオン大星雲です。 さて、認知症の人も世間の空気は読み取れます。 テレビから流れるニュースも、その内容の明確な理解はできなくても、 社会不穏は感じ取るでしょう。 普段とは違う私たちが抱いている「不安」も、敏感に感じとることもできます。 認知症の人の「不安」をやわらげるのは、 何よりも「笑顔」、 そして、「ゆっくりと落ち着いた言葉」 手の甲や背中をやさしくさする「スキンシップ」 ですね。 でも、介護者自身が気持ち疲れて、不安定ならなかなか難しいかもしれません。 そんな時は、桂枝雀や綾小路きみまろのDVDなどを借りて見るのがいいでしょう。 こんな時こそ、「笑う」ことが大切です。 オリオンの三ツ星の下にオリオン大星雲はあります。でも間もなく見れなくなります。 私は、星空にコロナウイルスの終息を願うのみです。 今回はオリオン大星雲に。
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2020.03.10

心の荷物預かり所
星は何故光っている? センター長の石川です 現在の社会状況は私たちの気持ちを不安にさせることばかりですね。 その私たちの不安は、感覚的に敏感な認知症の人にも影響を及ぼすと言えます。 「スマイルとスキンシップ」それが認知症の人の不安解消の特効薬ですね。   介護者の不安解消のためには、専門職を利用してください。 ただ、いつまでも続くものではないので、今が辛抱の時でしょうか。 法人各施設においては、感染症対策を徹底していますが、利用される皆様においても、ご家族ともども健康管理に十分に留意されたいと思います。 では、話題を変えて。 今回もお星さまのお話しです。 2月に入ってから、いつもの冬以上に星がきれいに見えます。 いつも以上に空気が澄んでいると言えるかもしれません。 (それは、西方の国の産業活動が低下していることが大きいでしょう) さて、夜空を見上げると星が光っています。 大阪の空でもいくつか見えますが、街明かりのないところに行けば、たくさんの星の輝きにびっくりするでしょう。 冬の空は派手さはありませんが、きらきら星が多いです。 では何故、星は光っているのでしょうか? きっと、林さんなら珍回答してくれるでしょう。 夜空に豆電球が一杯点灯しているから? そうではないことくらいは皆さんでもわかりますね。 写真を圧縮しているので、細かい星は写っていませんが、満天の星の写真です。すべて太陽のような恒星が光っています。 夜空で一杯光る星 そのすべてが太陽なのです。 その太陽が一杯光っているのですね。 ですから夜空は太陽だらけということになります。 これらの星のことを「恒星」と言います。 じゃあ、木星や火星はどうして光っているのか? それは次回に。
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2020.03.03

心の荷物預かり所
長寿星に願いをこめて(2) センター長の石川です。 うっかりくしゃみひとつもできない殺伐とした状況になってしまいました。 世の中は、気持ちが落ち着かないニュースばかりなので、今回はちょっとそんな世界を離れたお話を。 と言っても前回の続きですが、今回は私が撮影した写真を載せますね。 但しブログ掲載では写真をかなり圧縮しなければならないので、一杯の星粒はきれいに写らないですが。 1等星の中で2番目に明るい「カノープス」。 別名「南極老人星」は、長寿を願う星でもあります。 私たち高齢者福祉に携わる者にとっては、ある意味、守り神みたいな星かもしれませんね。 私は「南極老人星」という名前が気に入ってます(笑) さて、超ラッキーなことに、私は3年連続カノープスを撮影することが出来ました。 海辺に住んでいれば、見る機会は一杯あると思うのですが、私の休みと、快晴と、月がないことが重なる時でないと撮影できないので、ほんとにラッキーだと思います。 2年前に撮影したこの写真の水平線上の4つの明かりは船になります。その船の上で、ぼんやりとオレンジ色に輝いているのがカノープス(南極老人星)です。 上空で、でかく輝いている星が(ソフトフィルターを使用しているので、明るい星ほどでかく写ります。)1等星で一番明るいシリウスです。 あれれ?カノープスは2番目に明るい星のはずなのに、シリウスとの明るさに差がありすぎるのでは? 前回も書いたように、カノープスは元々南半球の星なので、南に行けば輝いていますが、日本ではかなり低い場所となり、太陽光の偏光や大気の影響から、このように輝きは暗いですし、オレンジ色の感じでしか見えないのです。 1枚目の写真をアップにしたものです。天空の星と違って、いかに低い位置にあるかというのがわかります。 この写真は昨年のものです。海面付近は、もやが発生しやすいので、晴れていてもこれだけ低い位置だと見えないときもあるのです。上空はシリウスです。 地球からカノープスまでの距離は200光年。つまり、200年前の輝きを見ていることになります。 因みにシリウスまでは約8光年強。シリウスは地球にかなり近い恒星ですね。 この写真の左側で淡く輝いている筋は、冬の天の川です。 この写真はつい最近撮影したものです。違うカメラで撮影したので、前の二枚とは少し趣が違いますね。 3年連続撮影出来て、本当にラッキーでした。 これらの星は「恒星」と言いますが、「惑星」との違いについてはまた後ほどに。 今はとにかく、コロナウィルスが早く終息することを、星に願うのみです。
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2020.01.28

心の荷物預かり所
最後だとわかっていたなら センター長の石川です 先日、神戸ノエビアスタジアムで、ラグビー神戸製鋼と新日鉄釜石のOB戦がありました。 50~60歳代のオールドラガーマンが試合を行ったわけですが、 その趣旨は、お互いに震災があった地域としてその体験を忘れず、結びつきを深め、ともに歩んでいこうというものでした。 OB戦ノーサイド後の両チーム選手の交流風景です(ノエビアスタジアム) この時期に来ると思い出す詩があります。 阪神・淡路大震災の時、その男性は倒壊した家の瓦礫の中から小学生の娘を救い出します。幸運にも助けられた命でした。 時が経ち、その娘さんは仙台にお嫁に行きます。子どもが出来たとの知らせに初孫の顔が見られると男性は楽しみにしていました。 しかし、東北の大震災は、阪神の震災を生き抜いた娘さんの命を津波と共に奪ってしまったのです。 震災で亡くなられた方々のお名前が刻まれています(神戸) 悲嘆にくれるその男性が出会ったのが、ノーマ・コレット・マレックさんの詩だったのです。 私たちは日々この日この時を大して意識せずに暮らしています。 時に大げんかをしてしまった人もいるかもしれません。しかしそれがもし最後だったとしたならば、大ゲンカしたことが最後の記憶になります。 自分の感情にまかせて怒ってしまった時、もしかしたらそれがその人への最後の記憶になるかもしれません。そしてその記憶はずっと自分を苦しめることかもしれません。 忙しさを理由に、その人の最後の願いになってしまったことを聞いてあげられなかったとき、それは一生悔やむことになるかもしれません。 私たちの仕事に通じることでもあるのでしょう。 私は研修で、しっとりとした曲とともにこの詩を流す時があります。 今回、曲はありませんが、読んでもらえるだけで、一日一日を大切にしたい、人に暖かくしたいと思うのではないでしょうか。 昼と夜の間の刹那時 「最後だとわかっていたなら」 あなたがドアを出ていくのを見るのが   最後だとわかっていたら わたしは あなたを抱きしめて         キスをして    そしてまたもう一度呼び寄せて         抱きしめただろう あなたは言われなくとも    わかってくれていたかもしれないけれど   最後だとわかっていたら          一言だけでもいい  「あなたを愛してる」と          わたしは 伝えただろう たしかにいつも明日はやってくる    でももしそれが私の勘違いで   今日ですべてが終わるのだとしたら、  わたしは 今日     どんなにあなたを愛しているか 伝えたい そしてわたしたちは           忘れないようにしたい 若くても年老いていても時間は平等に過ぎ去ります 若い人にも  年老いた人にも         明日は誰にも   約束されていないのだということを 愛する人を抱きしめられるのは    今日が最後になるかもしれないことを 微笑みや 抱擁や キスをするための      ほんのちょっとの時間を           どうして惜しんだのかと 忙しさを理由に  その人の最後の願いとなってしまったことを    どうして してあげられなかったのかと また1日歳をとる準備の景色 あなたはどの言葉とともに生きるのだろう だから 今日     あなたの大切な人たちをしっかりと抱きしめよう  「ごめんね」や        「許してね」や     「ありがとう」や             「気にしないで」を        伝える時をもとう そうすれば      もし明日が来ないとしても    あなたは今日を            後悔しないだろうから   ノーマ・ コーネット・ マレック 作 サンクチュアリ出版 「最後だとわかっていたなら」より 佐川 睦 訳
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2019.12.16

心の荷物預かり所
1秒を実感する瞬間 センター長の石川です。 最近はブログをさぼり気味です。 実は、ネタはたくさんあるのです。 特にラグビーネタは山ほどに(笑) もちろん認知症のお話も。 でもなかなか、たどり着けない… そういえば、稲田の訓練の様子。稲田が載せてない! なんてことだ! まぁそのうちに私が撮った写真を元に載せることにします。 と言うように、時間はあっという間に過ぎていきます。 その時間、1秒1秒の積み重ね。 新しい時間はあっという間に訪れ、あっという間に過去の時間になってしまいますね。 そんな、1秒を感じるときが、 もう随分過ぎ去った時間になりますが、 令和元年11月11日11時11分11秒にありました! 宇宙との繋がりは、計り知れないほどの時間の積み重ねですね。(野辺山にて) この日、私はデイサービスの皆さんと共にカウントダウン? いや、11分0秒から読み上げていったので、カウントアップ!?をしました。 瞬く間に12秒になってしまいましたが、 令和元年11月11日11時11分11秒の1秒を、皆さんで共有した時間でした。 さて、作為ではなく、本当に偶然だったそうですが、 阪急電車では、なんと車両番号が1111の電車がこの日の11時11分に出発したそうです。 偶然にしてはあまりにも奇跡的な偶然ですね。 朝日デジタルより 阪急は10、20分などの時間に急行や特急が出発し、1分後に普通が出発するので、 11時11分発があったのですね。 それにしてもこの日のこの時間の電車の車両番号までが1111とは… 次は令和11年11月11日ですかね。 その前に、令和2年2月22日2時(或いは22時)22分22秒ですかね~ う~ん、デイサービスでのカウントダウンはできないな(苦笑) 午後2時という考えならば、出来そうですね~
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 手前味噌になるかもしれませんが、 宮沢賢治の有名な詩、「雨ニモマケズ」を使って在宅分野で頑張るスタッフたちの 応援メッセージを作ってみました。 もちろん、入居施設で働くケア職員も同じです。 「雨ニモマケズ」 雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けず 新型コロナウイルスの脅威と恐怖の中でも 丈夫なからだと心をもち 決して怒らず いつも冷静に対処し、利用者には笑っている 一日に、相談・訪問・デイ・ショート 守るべき人たちのことを よく見聞きし分かり そして忘れず 地域の住民や高齢者にとって 灯台のような建物から 東に病気の高齢者あれば 行って適切なマネジメントをし 西に疲れた介護者あれば 行ってそのつらさを受け止め 南に死にそうな人があれば 行って看取りを支え 北に認知症の人が不安の中にいれば あたたかなまなざしと言葉をかけ 新型コロナウイルスの恐怖に怯えながらも 日照りの時は汗を流して自転車をこぎ 寒い冬も北風に負けずに歩き マスコミにはその地味な努力を 褒められもせず 苦にもされず それでもひたすら頑張っている そういうケア職員たちを 私は 誇りに思いたい。   [caption id="attachment_1451" align="aligncenter" width="650"] コロナウイルス対策実施中![/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 私が住む地域は、山がすぐ近くにあり、散歩する人はまばらです。 もっとも、公園はかなりの人ですね。親子で溢れています。 閉じこもりでなまった体を動かすために、近くを散歩しました。 ある小さな植物園。人はほとんどいません。 あ、猫はいましたが。 そこに咲いていた花々 [caption id="attachment_1446" align="aligncenter" width="650"] はぁ~困った困った…[/caption] う~ん、怒っているのか、悲しんでいるのか、苦しんでいるのか、睨んでいるのか、 みんなしかめっ面に見えてしまいます。 今のご時世、気持ちがそうさせるのでしょうか。 ほんとなら、「えらそうに髭なんかはやして~」とか言って笑う所なんでしょうがね~ それでも、こんなご時世でも、花は心を和ませてくれる。 しかめっ面でも、それはそれで面白いのです。 [caption id="attachment_1443" align="aligncenter" width="650"] 一つひとつ微妙に違いますよ[/caption] それが花たる所以の存在感でしょうか。 それは変わらないと思います。 これからも、花は人間の心を和ませてくれるでしょう。   さて、散歩はくれぐれも人と人の距離を置いて行いましょう。 ジョギングの人は、走るので、その人の後方10メートルまで危険領域になります。 前の人との距離を十分に開けて走ってください。 国立スポーツ科学センタースポーツ研究部作成 
ブログ投稿画像 センター長の石川です コロナウイルスの状況はますます悪化しますね。 ついに阪神タイガースの選手まで罹患してしまいました。 一体、どこで移るのか? 今までは明確なつながりが見えていましたが、 これからは一体どこで移ったのか?と、わからない状況が増えてきます。 不要不急の外出を控えろと言われると、 たとえ人里離れたところに行くと言っても 星空撮影にも行けなくなります(泣) 人それぞれに、皆さんも楽しみが出来なくなってしまいますね。 [caption id="attachment_1383" align="aligncenter" width="650"] まるで宇宙の蝶のような、或いは巨大なクリオネのような、オリオン大星雲です。[/caption] さて、認知症の人も世間の空気は読み取れます。 テレビから流れるニュースも、その内容の明確な理解はできなくても、 社会不穏は感じ取るでしょう。 普段とは違う私たちが抱いている「不安」も、敏感に感じとることもできます。 認知症の人の「不安」をやわらげるのは、 何よりも「笑顔」、 そして、「ゆっくりと落ち着いた言葉」 手の甲や背中をやさしくさする「スキンシップ」 ですね。 でも、介護者自身が気持ち疲れて、不安定ならなかなか難しいかもしれません。 そんな時は、桂枝雀や綾小路きみまろのDVDなどを借りて見るのがいいでしょう。 こんな時こそ、「笑う」ことが大切です。 [caption id="attachment_1384" align="aligncenter" width="650"] オリオンの三ツ星の下にオリオン大星雲はあります。でも間もなく見れなくなります。[/caption] 私は、星空にコロナウイルスの終息を願うのみです。 今回はオリオン大星雲に。
ブログ投稿画像 センター長の石川です 現在の社会状況は私たちの気持ちを不安にさせることばかりですね。 その私たちの不安は、感覚的に敏感な認知症の人にも影響を及ぼすと言えます。 「スマイルとスキンシップ」それが認知症の人の不安解消の特効薬ですね。   介護者の不安解消のためには、専門職を利用してください。 ただ、いつまでも続くものではないので、今が辛抱の時でしょうか。 法人各施設においては、感染症対策を徹底していますが、利用される皆様においても、ご家族ともども健康管理に十分に留意されたいと思います。 では、話題を変えて。 今回もお星さまのお話しです。 2月に入ってから、いつもの冬以上に星がきれいに見えます。 いつも以上に空気が澄んでいると言えるかもしれません。 (それは、西方の国の産業活動が低下していることが大きいでしょう) さて、夜空を見上げると星が光っています。 大阪の空でもいくつか見えますが、街明かりのないところに行けば、たくさんの星の輝きにびっくりするでしょう。 [caption id="attachment_1356" align="aligncenter" width="650"] 冬の空は派手さはありませんが、きらきら星が多いです。[/caption] では何故、星は光っているのでしょうか? きっと、林さんなら珍回答してくれるでしょう。 夜空に豆電球が一杯点灯しているから? そうではないことくらいは皆さんでもわかりますね。 [caption id="attachment_1355" align="aligncenter" width="650"] 写真を圧縮しているので、細かい星は写っていませんが、満天の星の写真です。すべて太陽のような恒星が光っています。[/caption] 夜空で一杯光る星 そのすべてが太陽なのです。 その太陽が一杯光っているのですね。 ですから夜空は太陽だらけということになります。 これらの星のことを「恒星」と言います。 じゃあ、木星や火星はどうして光っているのか? それは次回に。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 うっかりくしゃみひとつもできない殺伐とした状況になってしまいました。 世の中は、気持ちが落ち着かないニュースばかりなので、今回はちょっとそんな世界を離れたお話を。 と言っても前回の続きですが、今回は私が撮影した写真を載せますね。 但しブログ掲載では写真をかなり圧縮しなければならないので、一杯の星粒はきれいに写らないですが。 1等星の中で2番目に明るい「カノープス」。 別名「南極老人星」は、長寿を願う星でもあります。 私たち高齢者福祉に携わる者にとっては、ある意味、守り神みたいな星かもしれませんね。 私は「南極老人星」という名前が気に入ってます(笑) さて、超ラッキーなことに、私は3年連続カノープスを撮影することが出来ました。 海辺に住んでいれば、見る機会は一杯あると思うのですが、私の休みと、快晴と、月がないことが重なる時でないと撮影できないので、ほんとにラッキーだと思います。 2年前に撮影したこの写真の水平線上の4つの明かりは船になります。その船の上で、ぼんやりとオレンジ色に輝いているのがカノープス(南極老人星)です。 上空で、でかく輝いている星が(ソフトフィルターを使用しているので、明るい星ほどでかく写ります。)1等星で一番明るいシリウスです。 あれれ?カノープスは2番目に明るい星のはずなのに、シリウスとの明るさに差がありすぎるのでは? 前回も書いたように、カノープスは元々南半球の星なので、南に行けば輝いていますが、日本ではかなり低い場所となり、太陽光の偏光や大気の影響から、このように輝きは暗いですし、オレンジ色の感じでしか見えないのです。 1枚目の写真をアップにしたものです。天空の星と違って、いかに低い位置にあるかというのがわかります。 この写真は昨年のものです。海面付近は、もやが発生しやすいので、晴れていてもこれだけ低い位置だと見えないときもあるのです。上空はシリウスです。 地球からカノープスまでの距離は200光年。つまり、200年前の輝きを見ていることになります。 因みにシリウスまでは約8光年強。シリウスは地球にかなり近い恒星ですね。 この写真の左側で淡く輝いている筋は、冬の天の川です。 この写真はつい最近撮影したものです。違うカメラで撮影したので、前の二枚とは少し趣が違いますね。 3年連続撮影出来て、本当にラッキーでした。 これらの星は「恒星」と言いますが、「惑星」との違いについてはまた後ほどに。 今はとにかく、コロナウィルスが早く終息することを、星に願うのみです。
ブログ投稿画像 センター長の石川です 先日、神戸ノエビアスタジアムで、ラグビー神戸製鋼と新日鉄釜石のOB戦がありました。 50~60歳代のオールドラガーマンが試合を行ったわけですが、 その趣旨は、お互いに震災があった地域としてその体験を忘れず、結びつきを深め、ともに歩んでいこうというものでした。 [caption id="attachment_1280" align="aligncenter" width="650"] OB戦ノーサイド後の両チーム選手の交流風景です(ノエビアスタジアム)[/caption] この時期に来ると思い出す詩があります。 阪神・淡路大震災の時、その男性は倒壊した家の瓦礫の中から小学生の娘を救い出します。幸運にも助けられた命でした。 時が経ち、その娘さんは仙台にお嫁に行きます。子どもが出来たとの知らせに初孫の顔が見られると男性は楽しみにしていました。 しかし、東北の大震災は、阪神の震災を生き抜いた娘さんの命を津波と共に奪ってしまったのです。 [caption id="attachment_1279" align="aligncenter" width="650"] 震災で亡くなられた方々のお名前が刻まれています(神戸)[/caption] 悲嘆にくれるその男性が出会ったのが、ノーマ・コレット・マレックさんの詩だったのです。 私たちは日々この日この時を大して意識せずに暮らしています。 時に大げんかをしてしまった人もいるかもしれません。しかしそれがもし最後だったとしたならば、大ゲンカしたことが最後の記憶になります。 自分の感情にまかせて怒ってしまった時、もしかしたらそれがその人への最後の記憶になるかもしれません。そしてその記憶はずっと自分を苦しめることかもしれません。 忙しさを理由に、その人の最後の願いになってしまったことを聞いてあげられなかったとき、それは一生悔やむことになるかもしれません。 私たちの仕事に通じることでもあるのでしょう。 私は研修で、しっとりとした曲とともにこの詩を流す時があります。 今回、曲はありませんが、読んでもらえるだけで、一日一日を大切にしたい、人に暖かくしたいと思うのではないでしょうか。 [caption id="attachment_1278" align="aligncenter" width="650"] 昼と夜の間の刹那時[/caption] 「最後だとわかっていたなら」 あなたがドアを出ていくのを見るのが   最後だとわかっていたら わたしは あなたを抱きしめて         キスをして    そしてまたもう一度呼び寄せて         抱きしめただろう あなたは言われなくとも    わかってくれていたかもしれないけれど   最後だとわかっていたら          一言だけでもいい  「あなたを愛してる」と          わたしは 伝えただろう たしかにいつも明日はやってくる    でももしそれが私の勘違いで   今日ですべてが終わるのだとしたら、  わたしは 今日     どんなにあなたを愛しているか 伝えたい そしてわたしたちは           忘れないようにしたい [caption id="attachment_1277" align="aligncenter" width="650"] 若くても年老いていても時間は平等に過ぎ去ります[/caption] 若い人にも  年老いた人にも         明日は誰にも   約束されていないのだということを 愛する人を抱きしめられるのは    今日が最後になるかもしれないことを 微笑みや 抱擁や キスをするための      ほんのちょっとの時間を           どうして惜しんだのかと 忙しさを理由に  その人の最後の願いとなってしまったことを    どうして してあげられなかったのかと [caption id="attachment_1276" align="aligncenter" width="650"] また1日歳をとる準備の景色 あなたはどの言葉とともに生きるのだろう[/caption] だから 今日     あなたの大切な人たちをしっかりと抱きしめよう  「ごめんね」や        「許してね」や     「ありがとう」や             「気にしないで」を        伝える時をもとう そうすれば      もし明日が来ないとしても    あなたは今日を            後悔しないだろうから   ノーマ・ コーネット・ マレック 作 サンクチュアリ出版 「最後だとわかっていたなら」より 佐川 睦 訳
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 最近はブログをさぼり気味です。 実は、ネタはたくさんあるのです。 特にラグビーネタは山ほどに(笑) もちろん認知症のお話も。 でもなかなか、たどり着けない… そういえば、稲田の訓練の様子。稲田が載せてない! なんてことだ! まぁそのうちに私が撮った写真を元に載せることにします。 と言うように、時間はあっという間に過ぎていきます。 その時間、1秒1秒の積み重ね。 新しい時間はあっという間に訪れ、あっという間に過去の時間になってしまいますね。 そんな、1秒を感じるときが、 もう随分過ぎ去った時間になりますが、 令和元年11月11日11時11分11秒にありました! [caption id="attachment_1198" align="aligncenter" width="650"] 宇宙との繋がりは、計り知れないほどの時間の積み重ねですね。(野辺山にて)[/caption] この日、私はデイサービスの皆さんと共にカウントダウン? いや、11分0秒から読み上げていったので、カウントアップ!?をしました。 瞬く間に12秒になってしまいましたが、 令和元年11月11日11時11分11秒の1秒を、皆さんで共有した時間でした。 さて、作為ではなく、本当に偶然だったそうですが、 阪急電車では、なんと車両番号が1111の電車がこの日の11時11分に出発したそうです。 偶然にしてはあまりにも奇跡的な偶然ですね。 [caption id="attachment_1200" align="aligncenter" width="640"] 朝日デジタルより[/caption] 阪急は10、20分などの時間に急行や特急が出発し、1分後に普通が出発するので、 11時11分発があったのですね。 それにしてもこの日のこの時間の電車の車両番号までが1111とは… 次は令和11年11月11日ですかね。 その前に、令和2年2月22日2時(或いは22時)22分22秒ですかね~ う~ん、デイサービスでのカウントダウンはできないな(苦笑) 午後2時という考えならば、出来そうですね~