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「心の荷物預かり所」で記事を検索しました。

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2020.05.07

心の荷物預かり所
今夜は満月ですね センター長の石川です。 コロナウイルスで、皆さん本当にお疲れ様です。 このブログでは、緩急織り交ぜて掲示していきたいと思います。 今回は、柔らかい内容と言うか、豆知識ですね。 心の中がどんどん狭くなる現状、空を見上げてみましょう! 今夜は満月です! 写真は昨日のお月ですが。 昨夜のお月です 本来ならば、みずがめ座流星群が昨日今日と見える時なのですが、 こうこうと照らすお月のために流れ星はほとんど見えないですね。 さて、西の空にひときわ明るく輝いているのが金星です。 よーく見ると、少し欠けているのがわかります。金星にも月と同様の満ち欠けがあります。 この金星が見え出した頃にコロナウイルスが発生し、 しっかり見えている間、世界中がコロナウイルスにやられてしまいました。 金星が見えなくなるのは5月末。 1年、2年の長期戦になると言われているコロナのピーク自体は 金星が見えなくなるとともに下がっていくのではないか なんて勝手な期待も持っています。 宵の明星、金星の軌跡です。👇 https://www.youtube.com/watch?v=_jhCAd85dOY 次に金星が見られるのは、宵の明星から明けの明星に代わる時になります。 宵の明星が見れなくなって一か月後、7月頃から 今度は東の空の明け方に現れます。 はたしてその頃,世界はどうなっているのでしょうか。 昨日は夕焼けがきれいでした。 まずは、今夜の満月を楽しんでもらえればと思います。 月のパワーで、コロナをお仕置きしてほしいですね。 SARAYAさんより引用  
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2020.04.21

心の荷物預かり所
雨にも負けず センター長の石川です。 手前味噌になるかもしれませんが、 宮沢賢治の有名な詩、「雨ニモマケズ」を使って在宅分野で頑張るスタッフたちの 応援メッセージを作ってみました。 もちろん、入居施設で働くケア職員も同じです。 「雨ニモマケズ」 雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けず 新型コロナウイルスの脅威と恐怖の中でも 丈夫なからだと心をもち 決して怒らず いつも冷静に対処し、利用者には笑っている 一日に、相談・訪問・デイ・ショート 守るべき人たちのことを よく見聞きし分かり そして忘れず 地域の住民や高齢者にとって 灯台のような建物から 東に病気の高齢者あれば 行って適切なマネジメントをし 西に疲れた介護者あれば 行ってそのつらさを受け止め 南に死にそうな人があれば 行って看取りを支え 北に認知症の人が不安の中にいれば あたたかなまなざしと言葉をかけ 新型コロナウイルスの恐怖に怯えながらも 日照りの時は汗を流して自転車をこぎ 寒い冬も北風に負けずに歩き マスコミにはその地味な努力を 褒められもせず 苦にもされず それでもひたすら頑張っている そういうケア職員たちを 私は 誇りに思いたい。   コロナウイルス対策実施中!
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2020.04.20

心の荷物預かり所
花々もしかめっ面? センター長の石川です。 私が住む地域は、山がすぐ近くにあり、散歩する人はまばらです。 もっとも、公園はかなりの人ですね。親子で溢れています。 閉じこもりでなまった体を動かすために、近くを散歩しました。 ある小さな植物園。人はほとんどいません。 あ、猫はいましたが。 そこに咲いていた花々 はぁ~困った困った… う~ん、怒っているのか、悲しんでいるのか、苦しんでいるのか、睨んでいるのか、 みんなしかめっ面に見えてしまいます。 今のご時世、気持ちがそうさせるのでしょうか。 ほんとなら、「えらそうに髭なんかはやして~」とか言って笑う所なんでしょうがね~ それでも、こんなご時世でも、花は心を和ませてくれる。 しかめっ面でも、それはそれで面白いのです。 一つひとつ微妙に違いますよ それが花たる所以の存在感でしょうか。 それは変わらないと思います。 これからも、花は人間の心を和ませてくれるでしょう。   さて、散歩はくれぐれも人と人の距離を置いて行いましょう。 ジョギングの人は、走るので、その人の後方10メートルまで危険領域になります。 前の人との距離を十分に開けて走ってください。 国立スポーツ科学センタースポーツ研究部作成 
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2020.03.27

心の荷物預かり所
星に願いを 認知症の人には笑顔を センター長の石川です コロナウイルスの状況はますます悪化しますね。 ついに阪神タイガースの選手まで罹患してしまいました。 一体、どこで移るのか? 今までは明確なつながりが見えていましたが、 これからは一体どこで移ったのか?と、わからない状況が増えてきます。 不要不急の外出を控えろと言われると、 たとえ人里離れたところに行くと言っても 星空撮影にも行けなくなります(泣) 人それぞれに、皆さんも楽しみが出来なくなってしまいますね。 まるで宇宙の蝶のような、或いは巨大なクリオネのような、オリオン大星雲です。 さて、認知症の人も世間の空気は読み取れます。 テレビから流れるニュースも、その内容の明確な理解はできなくても、 社会不穏は感じ取るでしょう。 普段とは違う私たちが抱いている「不安」も、敏感に感じとることもできます。 認知症の人の「不安」をやわらげるのは、 何よりも「笑顔」、 そして、「ゆっくりと落ち着いた言葉」 手の甲や背中をやさしくさする「スキンシップ」 ですね。 でも、介護者自身が気持ち疲れて、不安定ならなかなか難しいかもしれません。 そんな時は、桂枝雀や綾小路きみまろのDVDなどを借りて見るのがいいでしょう。 こんな時こそ、「笑う」ことが大切です。 オリオンの三ツ星の下にオリオン大星雲はあります。でも間もなく見れなくなります。 私は、星空にコロナウイルスの終息を願うのみです。 今回はオリオン大星雲に。
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2020.03.10

心の荷物預かり所
星は何故光っている? センター長の石川です 現在の社会状況は私たちの気持ちを不安にさせることばかりですね。 その私たちの不安は、感覚的に敏感な認知症の人にも影響を及ぼすと言えます。 「スマイルとスキンシップ」それが認知症の人の不安解消の特効薬ですね。   介護者の不安解消のためには、専門職を利用してください。 ただ、いつまでも続くものではないので、今が辛抱の時でしょうか。 法人各施設においては、感染症対策を徹底していますが、利用される皆様においても、ご家族ともども健康管理に十分に留意されたいと思います。 では、話題を変えて。 今回もお星さまのお話しです。 2月に入ってから、いつもの冬以上に星がきれいに見えます。 いつも以上に空気が澄んでいると言えるかもしれません。 (それは、西方の国の産業活動が低下していることが大きいでしょう) さて、夜空を見上げると星が光っています。 大阪の空でもいくつか見えますが、街明かりのないところに行けば、たくさんの星の輝きにびっくりするでしょう。 冬の空は派手さはありませんが、きらきら星が多いです。 では何故、星は光っているのでしょうか? きっと、林さんなら珍回答してくれるでしょう。 夜空に豆電球が一杯点灯しているから? そうではないことくらいは皆さんでもわかりますね。 写真を圧縮しているので、細かい星は写っていませんが、満天の星の写真です。すべて太陽のような恒星が光っています。 夜空で一杯光る星 そのすべてが太陽なのです。 その太陽が一杯光っているのですね。 ですから夜空は太陽だらけということになります。 これらの星のことを「恒星」と言います。 じゃあ、木星や火星はどうして光っているのか? それは次回に。
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2020.03.03

心の荷物預かり所
長寿星に願いをこめて(2) センター長の石川です。 うっかりくしゃみひとつもできない殺伐とした状況になってしまいました。 世の中は、気持ちが落ち着かないニュースばかりなので、今回はちょっとそんな世界を離れたお話を。 と言っても前回の続きですが、今回は私が撮影した写真を載せますね。 但しブログ掲載では写真をかなり圧縮しなければならないので、一杯の星粒はきれいに写らないですが。 1等星の中で2番目に明るい「カノープス」。 別名「南極老人星」は、長寿を願う星でもあります。 私たち高齢者福祉に携わる者にとっては、ある意味、守り神みたいな星かもしれませんね。 私は「南極老人星」という名前が気に入ってます(笑) さて、超ラッキーなことに、私は3年連続カノープスを撮影することが出来ました。 海辺に住んでいれば、見る機会は一杯あると思うのですが、私の休みと、快晴と、月がないことが重なる時でないと撮影できないので、ほんとにラッキーだと思います。 2年前に撮影したこの写真の水平線上の4つの明かりは船になります。その船の上で、ぼんやりとオレンジ色に輝いているのがカノープス(南極老人星)です。 上空で、でかく輝いている星が(ソフトフィルターを使用しているので、明るい星ほどでかく写ります。)1等星で一番明るいシリウスです。 あれれ?カノープスは2番目に明るい星のはずなのに、シリウスとの明るさに差がありすぎるのでは? 前回も書いたように、カノープスは元々南半球の星なので、南に行けば輝いていますが、日本ではかなり低い場所となり、太陽光の偏光や大気の影響から、このように輝きは暗いですし、オレンジ色の感じでしか見えないのです。 1枚目の写真をアップにしたものです。天空の星と違って、いかに低い位置にあるかというのがわかります。 この写真は昨年のものです。海面付近は、もやが発生しやすいので、晴れていてもこれだけ低い位置だと見えないときもあるのです。上空はシリウスです。 地球からカノープスまでの距離は200光年。つまり、200年前の輝きを見ていることになります。 因みにシリウスまでは約8光年強。シリウスは地球にかなり近い恒星ですね。 この写真の左側で淡く輝いている筋は、冬の天の川です。 この写真はつい最近撮影したものです。違うカメラで撮影したので、前の二枚とは少し趣が違いますね。 3年連続撮影出来て、本当にラッキーでした。 これらの星は「恒星」と言いますが、「惑星」との違いについてはまた後ほどに。 今はとにかく、コロナウィルスが早く終息することを、星に願うのみです。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 コロナウイルスで、皆さん本当にお疲れ様です。 このブログでは、緩急織り交ぜて掲示していきたいと思います。 今回は、柔らかい内容と言うか、豆知識ですね。 心の中がどんどん狭くなる現状、空を見上げてみましょう! 今夜は満月です! 写真は昨日のお月ですが。 [caption id="attachment_1491" align="aligncenter" width="650"] 昨夜のお月です[/caption] 本来ならば、みずがめ座流星群が昨日今日と見える時なのですが、 こうこうと照らすお月のために流れ星はほとんど見えないですね。 さて、西の空にひときわ明るく輝いているのが金星です。 [caption id="attachment_1490" align="aligncenter" width="650"] よーく見ると、少し欠けているのがわかります。金星にも月と同様の満ち欠けがあります。[/caption] この金星が見え出した頃にコロナウイルスが発生し、 しっかり見えている間、世界中がコロナウイルスにやられてしまいました。 金星が見えなくなるのは5月末。 1年、2年の長期戦になると言われているコロナのピーク自体は 金星が見えなくなるとともに下がっていくのではないか なんて勝手な期待も持っています。 宵の明星、金星の軌跡です。👇 https://www.youtube.com/watch?v=_jhCAd85dOY 次に金星が見られるのは、宵の明星から明けの明星に代わる時になります。 宵の明星が見れなくなって一か月後、7月頃から 今度は東の空の明け方に現れます。 はたしてその頃,世界はどうなっているのでしょうか。 [caption id="attachment_1493" align="aligncenter" width="650"] 昨日は夕焼けがきれいでした。[/caption] まずは、今夜の満月を楽しんでもらえればと思います。 [caption id="attachment_1492" align="aligncenter" width="650"] 月のパワーで、コロナをお仕置きしてほしいですね。[/caption] [caption id="attachment_1366" align="aligncenter" width="650"] SARAYAさんより引用[/caption]  
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 手前味噌になるかもしれませんが、 宮沢賢治の有名な詩、「雨ニモマケズ」を使って在宅分野で頑張るスタッフたちの 応援メッセージを作ってみました。 もちろん、入居施設で働くケア職員も同じです。 「雨ニモマケズ」 雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けず 新型コロナウイルスの脅威と恐怖の中でも 丈夫なからだと心をもち 決して怒らず いつも冷静に対処し、利用者には笑っている 一日に、相談・訪問・デイ・ショート 守るべき人たちのことを よく見聞きし分かり そして忘れず 地域の住民や高齢者にとって 灯台のような建物から 東に病気の高齢者あれば 行って適切なマネジメントをし 西に疲れた介護者あれば 行ってそのつらさを受け止め 南に死にそうな人があれば 行って看取りを支え 北に認知症の人が不安の中にいれば あたたかなまなざしと言葉をかけ 新型コロナウイルスの恐怖に怯えながらも 日照りの時は汗を流して自転車をこぎ 寒い冬も北風に負けずに歩き マスコミにはその地味な努力を 褒められもせず 苦にもされず それでもひたすら頑張っている そういうケア職員たちを 私は 誇りに思いたい。   [caption id="attachment_1451" align="aligncenter" width="650"] コロナウイルス対策実施中![/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 私が住む地域は、山がすぐ近くにあり、散歩する人はまばらです。 もっとも、公園はかなりの人ですね。親子で溢れています。 閉じこもりでなまった体を動かすために、近くを散歩しました。 ある小さな植物園。人はほとんどいません。 あ、猫はいましたが。 そこに咲いていた花々 [caption id="attachment_1446" align="aligncenter" width="650"] はぁ~困った困った…[/caption] う~ん、怒っているのか、悲しんでいるのか、苦しんでいるのか、睨んでいるのか、 みんなしかめっ面に見えてしまいます。 今のご時世、気持ちがそうさせるのでしょうか。 ほんとなら、「えらそうに髭なんかはやして~」とか言って笑う所なんでしょうがね~ それでも、こんなご時世でも、花は心を和ませてくれる。 しかめっ面でも、それはそれで面白いのです。 [caption id="attachment_1443" align="aligncenter" width="650"] 一つひとつ微妙に違いますよ[/caption] それが花たる所以の存在感でしょうか。 それは変わらないと思います。 これからも、花は人間の心を和ませてくれるでしょう。   さて、散歩はくれぐれも人と人の距離を置いて行いましょう。 ジョギングの人は、走るので、その人の後方10メートルまで危険領域になります。 前の人との距離を十分に開けて走ってください。 国立スポーツ科学センタースポーツ研究部作成 
ブログ投稿画像 センター長の石川です コロナウイルスの状況はますます悪化しますね。 ついに阪神タイガースの選手まで罹患してしまいました。 一体、どこで移るのか? 今までは明確なつながりが見えていましたが、 これからは一体どこで移ったのか?と、わからない状況が増えてきます。 不要不急の外出を控えろと言われると、 たとえ人里離れたところに行くと言っても 星空撮影にも行けなくなります(泣) 人それぞれに、皆さんも楽しみが出来なくなってしまいますね。 [caption id="attachment_1383" align="aligncenter" width="650"] まるで宇宙の蝶のような、或いは巨大なクリオネのような、オリオン大星雲です。[/caption] さて、認知症の人も世間の空気は読み取れます。 テレビから流れるニュースも、その内容の明確な理解はできなくても、 社会不穏は感じ取るでしょう。 普段とは違う私たちが抱いている「不安」も、敏感に感じとることもできます。 認知症の人の「不安」をやわらげるのは、 何よりも「笑顔」、 そして、「ゆっくりと落ち着いた言葉」 手の甲や背中をやさしくさする「スキンシップ」 ですね。 でも、介護者自身が気持ち疲れて、不安定ならなかなか難しいかもしれません。 そんな時は、桂枝雀や綾小路きみまろのDVDなどを借りて見るのがいいでしょう。 こんな時こそ、「笑う」ことが大切です。 [caption id="attachment_1384" align="aligncenter" width="650"] オリオンの三ツ星の下にオリオン大星雲はあります。でも間もなく見れなくなります。[/caption] 私は、星空にコロナウイルスの終息を願うのみです。 今回はオリオン大星雲に。
ブログ投稿画像 センター長の石川です 現在の社会状況は私たちの気持ちを不安にさせることばかりですね。 その私たちの不安は、感覚的に敏感な認知症の人にも影響を及ぼすと言えます。 「スマイルとスキンシップ」それが認知症の人の不安解消の特効薬ですね。   介護者の不安解消のためには、専門職を利用してください。 ただ、いつまでも続くものではないので、今が辛抱の時でしょうか。 法人各施設においては、感染症対策を徹底していますが、利用される皆様においても、ご家族ともども健康管理に十分に留意されたいと思います。 では、話題を変えて。 今回もお星さまのお話しです。 2月に入ってから、いつもの冬以上に星がきれいに見えます。 いつも以上に空気が澄んでいると言えるかもしれません。 (それは、西方の国の産業活動が低下していることが大きいでしょう) さて、夜空を見上げると星が光っています。 大阪の空でもいくつか見えますが、街明かりのないところに行けば、たくさんの星の輝きにびっくりするでしょう。 [caption id="attachment_1356" align="aligncenter" width="650"] 冬の空は派手さはありませんが、きらきら星が多いです。[/caption] では何故、星は光っているのでしょうか? きっと、林さんなら珍回答してくれるでしょう。 夜空に豆電球が一杯点灯しているから? そうではないことくらいは皆さんでもわかりますね。 [caption id="attachment_1355" align="aligncenter" width="650"] 写真を圧縮しているので、細かい星は写っていませんが、満天の星の写真です。すべて太陽のような恒星が光っています。[/caption] 夜空で一杯光る星 そのすべてが太陽なのです。 その太陽が一杯光っているのですね。 ですから夜空は太陽だらけということになります。 これらの星のことを「恒星」と言います。 じゃあ、木星や火星はどうして光っているのか? それは次回に。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 うっかりくしゃみひとつもできない殺伐とした状況になってしまいました。 世の中は、気持ちが落ち着かないニュースばかりなので、今回はちょっとそんな世界を離れたお話を。 と言っても前回の続きですが、今回は私が撮影した写真を載せますね。 但しブログ掲載では写真をかなり圧縮しなければならないので、一杯の星粒はきれいに写らないですが。 1等星の中で2番目に明るい「カノープス」。 別名「南極老人星」は、長寿を願う星でもあります。 私たち高齢者福祉に携わる者にとっては、ある意味、守り神みたいな星かもしれませんね。 私は「南極老人星」という名前が気に入ってます(笑) さて、超ラッキーなことに、私は3年連続カノープスを撮影することが出来ました。 海辺に住んでいれば、見る機会は一杯あると思うのですが、私の休みと、快晴と、月がないことが重なる時でないと撮影できないので、ほんとにラッキーだと思います。 2年前に撮影したこの写真の水平線上の4つの明かりは船になります。その船の上で、ぼんやりとオレンジ色に輝いているのがカノープス(南極老人星)です。 上空で、でかく輝いている星が(ソフトフィルターを使用しているので、明るい星ほどでかく写ります。)1等星で一番明るいシリウスです。 あれれ?カノープスは2番目に明るい星のはずなのに、シリウスとの明るさに差がありすぎるのでは? 前回も書いたように、カノープスは元々南半球の星なので、南に行けば輝いていますが、日本ではかなり低い場所となり、太陽光の偏光や大気の影響から、このように輝きは暗いですし、オレンジ色の感じでしか見えないのです。 1枚目の写真をアップにしたものです。天空の星と違って、いかに低い位置にあるかというのがわかります。 この写真は昨年のものです。海面付近は、もやが発生しやすいので、晴れていてもこれだけ低い位置だと見えないときもあるのです。上空はシリウスです。 地球からカノープスまでの距離は200光年。つまり、200年前の輝きを見ていることになります。 因みにシリウスまでは約8光年強。シリウスは地球にかなり近い恒星ですね。 この写真の左側で淡く輝いている筋は、冬の天の川です。 この写真はつい最近撮影したものです。違うカメラで撮影したので、前の二枚とは少し趣が違いますね。 3年連続撮影出来て、本当にラッキーでした。 これらの星は「恒星」と言いますが、「惑星」との違いについてはまた後ほどに。 今はとにかく、コロナウィルスが早く終息することを、星に願うのみです。