2019.04.12 | 心の荷物預かり所
ケア実践者の素晴らしい役割
2019.04.27
40年ぶりに82年続いてる喫茶店へ
心の荷物預かり所
喫茶「静香」
京都千本今出川というより、私には上七軒と言った方がピンとくるところ。
そこに喫茶「静香」があります。
学生時代、或は大学卒業後、近くの「翔鸞小学校」で非常勤職員として働いていた頃
この「静香」に来ては、一人で静かに本を読んでいました。
昭和12年、上七軒の芸妓の静香さんが始めたのがこの喫茶店なのです。
今年で82年目。今も創業当時の面影があちこちに残っています。
40年ぶりでしたが、まるで時間が停まっていたかのような、ほぼ昔のまんまの雰囲気でした。
奥には何故か小便小僧があり、この奥の座席が私はお気に入りでした。
今のように客の出入りも多くなく、BGMすらなかったと思います。
本当に静かな場所だったのです。
確か当時は、おばあちゃんが古いレジスターを使っていたような。
今から思えばこのおばあちゃんは、創業者の静香さんだったのかもしれませんね。
40年経過しても全くと言っていいほど変わらないお店
時の流れが速いのか遅いのか、それとも停まっているのか
不思議な空間で佇んだひとときでした。
そしてここから遠くないところに、高齢者福祉を志すきっかけとなった場所があります。
しかし40年の経過は私の記憶もあやふや
あちこち近辺を歩きましたが、今回は発見するに至らず。
次回への宿題となりました。
喫茶「静香」京都市バス 千本今出川 下車すぐです。