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「認知症の教室(専門職用)」で記事を検索しました。

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2021.11.27

認知症の教室(専門職用)
傾聴すべきは… センター長の石川です。 先日某県の認知症研修に行ってきました。 9時から5時までしゃべり詰めのリモート研修で、ちょっと大変でしたが、 教える側でありながら、学びも多くありました。 研修は教えているつもりが逆に学びも多く得られるのでいいですね。 さてそのひとつ。 カンファレンスを行う上においての情報について。 ①ケア側が欲しい情報とは何か ②利用者が思っているケア側に知って欲しい情報とは何か について、ブレイクアウトルームで議論してもらいました。   5つのグループから出た意見を大雑把にまとめてみると、 ①では、・ライフスタイルやライフヒストリー ・身体状況(既往歴) ・パーソナリティ ・課題となる行動 ・家族との関係性 など、アセスメント項目などが多く上がりました。 一方2⃣では、①の項目はあるものの、今思ってること (家に帰りたい、苦しみをわかって欲しい、自由にさせて、寂しい、痛い等) が多く上がりました。 つまり利用者視点になって考えると、「今、この時間の気持ちを知って欲しい」と言うことになります。 ここに大きな乖離がありますね。 ケアスタッフの考えと、利用者の考えは、色々な場面で乖離しているかもしれません。 もちろん、①で挙げられたようなアセスメント情報は必要不可欠なものです。 しかし利用者 (人生の時間がもうあまりないと感じている) にしてみれば、自分のライフヒストリーなんか今はどうでもいい、今、この時を心地よく生きたいという思いの方が大きいでしょう。     ではこの乖離はどうしたら埋められるのか? やはり、まずは「利用者の話を聴くこと。」 ここからがスタートです。 信頼関係が出来、穏やかな時間が作れれば、 ライフヒストリーの情報を元にした「語らい」もできるようになるでしょう。   私たちが思っている以上に、ケア側と利用者の思考は離れているかもしれません。 耳を傾けるのは、人のうわさ話ではなく、利用者の声なのです。
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2021.11.12

認知症の教室(専門職用)
擬人化トレーニング 「相手の気持ちになって考えよう」と、 ケアの現場ではよく言われます。 しかし人間は、自分の心の中には自分の考えが一杯詰まっているので 本来、相手の気持ちを考え、さらに受容すると言うのはとても苦手なのです。 SNSで平気でいじめをしてしまうのも、 相手の気持ちなど全く考えないからです。 しかし私たちの仕事は、「相手の気持ちを考えたり、受け止めたりすること」 それが出来なければ、専門職としての魅力は半減します。 この仕事に就いたからには、ケアの実践者として「自分はどうありたいのか」と 問いかけなければならないでしょう。 「相手の気持ちを考える」 そのため普段から柔らかい思考を持たなければなりません。 日頃から相手はどう思っているのだろうか?と考える姿勢が必要です。 ちょっとでいいのです。 ほんの少し立ち止まり、相手の気持ちを考える時間を持ちます。 そのトレーニングのひとつとして、どんなものにも声を掛け、 何を思っているのか想像するという、擬人化トレーニングをすることです。 それを普段からちょくちょく行うことです。 以下の3枚のお猿の写真は、私が撮影したものですが、 1枚1枚の写真に、「お猿の気持ち(思っていること)」を考えてみて、 書いてみてください。 ちょっとしたショートストーリーが出来るかもしれませんよ。       どうでしょうか。一枚一枚にお猿の気持ちを想像して書いてみる。 この瞬間に、あなたは「お猿の立場」で考えています。 どんなものでもいいので、ちょっと立ち止って、考えてみる。 そんなトレーニングをやってみてください。 今は電車に乗っていても何が起きるかわからない時代です。 スマホばっかりやってないで、周辺に目をやり、いろいろ想像してみることですね。 それだけでも心の柔軟性は養われます。 スマホの狭い画面ばかり見ていては得られない、心の世界を広げる情報がそこにあります。  
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2021.11.04

認知症の教室(専門職用)
耳を澄ませば・実践編 音は意外と気になるものです。 イヤホンで聞く人がノイズキャンセラーを使うのは、 雑音(自分にとって不快な音)が多いからでしょう。 では、自分の身の回りのことの全てが不確かな(認識する機能が弱まっている)状況にある認知症の人には、 周囲の様々な音(もちろん人の声も含みます)はどのように感じているのでしょうか? あくまでも模擬的な体感になりますが、普段真剣に考えることのない音について 考えてみましょう。 🙉 聞か猿ではありません 【実践条件】 *「耳を澄ませば実践者」は、ケアの現場のどこかの場所(できれば利用者が普段いる場所)に座ります。 *「耳を澄ませば実践者」は、基本目をつぶります。目隠ししたほうが実験を周囲の人に理解しやすいと思いますが、危険察知に備えてすぐに外せるようにしておきます。 *実践時間は何時でも構いませんが、認知症の人が落ち着かなくなる時間帯、職員が動き回っている時間帯など、この時の「音」について確認したい時間帯を選びます。 *1回10分程度(もう少し短くてもよい)で行います。 *「耳を澄ませば実践者」は壁と同じ存在になりますので、業務にもかかわりませんし、利用者のケアにも関わりません(危険を察知した場合はのぞく) *「耳を澄ませば実践者」の大変なところは、もちろん「聴く」ことに集中することですが、「感じたことを記憶する」という作業があります。 *記憶したものは、下記書式にまとめます。 聞き耳を立て、親やグループの情報を集めています。   何人かで行うのが良いでしょう。 そして心地よい音と、そうでない音を自覚し、ケアの改善に繋げてもらえればいいでしょう。   (写真は石川撮影分です。箕面の猿ではありません)
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2021.11.02

認知症の教室(専門職用)
耳を澄ませば… 私たちは耳を澄まして聞くと言うことをどれだけやっているでしょうか? 静かな所に行けば、聞こえてくるのは耳鳴りだけっていう人もいるかもしれません。 でも一度自然の中で耳を澄ませてみれば、様々な大地の息吹(生命体の声も含む)が聴こえてきます。 私は人の少ない大自然の山の中に行くのが好きなのですが、これは先日撮影した写真。 この場所で聴こえてきたものは、 木々の中を通り過ぎる風の音、雪の囁き、鳥の囀り、森たちの呟き(木と木が触れ合う音)、 波の囁き、遠くから聞こえる鹿の鳴き声、そして登山者の話し声… 耳鳴りのする私の耳ですが、ここでは影を潜めています。 耳を澄ませば色々な音があることが伝わってきます。 都会でもじっと聞いていれば、様々な音に溢れていることがわかります。 あべのハルカスからも、こっちを見ている人がいたのでしょうね。 では場所を変えて。 一度施設のどこかのフロアで、じっと耳を澄ませて聴こえてくるものを分析してみてはどうでしょうか。 当たり前のように溢れている音が、(人の声も当然)実はとても不快なもの、あるいはその逆もあるかもしれません。 認知症の人の場合、特に認識力が落ちてしまいます。 私たちが理解できた音でも、本人にとってはとても不快な(理解できない音や声)音かもしれません。 例えば台車を転がす音が理解できなければ、それは不安につながる音かもしれないのです。 当たり前のように流れている時間、そして当たり前のように溢れるくらい多い様々な音 一度立ち止って、耳を澄ませてみてください。 目をつぶって耳を澄ませば、もしかしたら不安になる音ばかりかもしれませんよ。 どのような音や声が心落ち着くのか、そうでない音なのか、何かを感じてみてください。
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2021.10.30

認知症の教室(専門職用)
楽カフェ弁当とケアテック センター長の石川です 10月28日 東大阪市役所では楽カフェ弁当が実施されました。 認知症の人が、市役所各階へボランティアの助けを借りながら お昼ご飯のお弁当を配る、第2回目の取組みです。 私は当日介護用品等の展示会CareTEXに行っていたため参加できませんでしたが お弁当配り、なかなか盛況のようでした。 アーバンケア島之内地域包括支援センターからは2名のスタッフが参加。 若年性の認知症の人と共に楽しく市役所を回られたようです。   その時間私は「近畿ブロック知事会」に 参加していません(笑)   CareTEX、平日にもかかわらず、多くの人がブースを回っていました。 色々なものがある! 最新の介護器具を見て回るだけで面白いですね。 特に「ケアフード」に関しては日常不可欠な所なので 皆さん関心が多かったようです。 栄養士さん?中心に色々業者に質問、試食をされていました。 これとは別にバリアフリー展も人気があります。 多くのケア関係職員が訪れ、同時にこれもめっちゃ勉強になる展示会です。 なんでみんな行かないのだろう? 以前は施設職員団体で見に行ったのですけどね。 ICT化、時代はどんどん進んできています。 バリアフリー展、来年はいつあるのでしょうか。  
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 先日某県の認知症研修に行ってきました。 9時から5時までしゃべり詰めのリモート研修で、ちょっと大変でしたが、 教える側でありながら、学びも多くありました。 研修は教えているつもりが逆に学びも多く得られるのでいいですね。 さてそのひとつ。 カンファレンスを行う上においての情報について。 ①ケア側が欲しい情報とは何か ②利用者が思っているケア側に知って欲しい情報とは何か について、ブレイクアウトルームで議論してもらいました。   5つのグループから出た意見を大雑把にまとめてみると、 ①では、・ライフスタイルやライフヒストリー ・身体状況(既往歴) ・パーソナリティ ・課題となる行動 ・家族との関係性 など、アセスメント項目などが多く上がりました。 一方2⃣では、①の項目はあるものの、今思ってること (家に帰りたい、苦しみをわかって欲しい、自由にさせて、寂しい、痛い等) が多く上がりました。 つまり利用者視点になって考えると、「今、この時間の気持ちを知って欲しい」と言うことになります。 ここに大きな乖離がありますね。 ケアスタッフの考えと、利用者の考えは、色々な場面で乖離しているかもしれません。 もちろん、①で挙げられたようなアセスメント情報は必要不可欠なものです。 しかし利用者 (人生の時間がもうあまりないと感じている) にしてみれば、自分のライフヒストリーなんか今はどうでもいい、今、この時を心地よく生きたいという思いの方が大きいでしょう。     ではこの乖離はどうしたら埋められるのか? やはり、まずは「利用者の話を聴くこと。」 ここからがスタートです。 信頼関係が出来、穏やかな時間が作れれば、 ライフヒストリーの情報を元にした「語らい」もできるようになるでしょう。   私たちが思っている以上に、ケア側と利用者の思考は離れているかもしれません。 耳を傾けるのは、人のうわさ話ではなく、利用者の声なのです。
ブログ投稿画像 「相手の気持ちになって考えよう」と、 ケアの現場ではよく言われます。 しかし人間は、自分の心の中には自分の考えが一杯詰まっているので 本来、相手の気持ちを考え、さらに受容すると言うのはとても苦手なのです。 SNSで平気でいじめをしてしまうのも、 相手の気持ちなど全く考えないからです。 しかし私たちの仕事は、「相手の気持ちを考えたり、受け止めたりすること」 それが出来なければ、専門職としての魅力は半減します。 この仕事に就いたからには、ケアの実践者として「自分はどうありたいのか」と 問いかけなければならないでしょう。 「相手の気持ちを考える」 そのため普段から柔らかい思考を持たなければなりません。 日頃から相手はどう思っているのだろうか?と考える姿勢が必要です。 ちょっとでいいのです。 ほんの少し立ち止まり、相手の気持ちを考える時間を持ちます。 そのトレーニングのひとつとして、どんなものにも声を掛け、 何を思っているのか想像するという、擬人化トレーニングをすることです。 それを普段からちょくちょく行うことです。 以下の3枚のお猿の写真は、私が撮影したものですが、 1枚1枚の写真に、「お猿の気持ち(思っていること)」を考えてみて、 書いてみてください。 ちょっとしたショートストーリーが出来るかもしれませんよ。       どうでしょうか。一枚一枚にお猿の気持ちを想像して書いてみる。 この瞬間に、あなたは「お猿の立場」で考えています。 どんなものでもいいので、ちょっと立ち止って、考えてみる。 そんなトレーニングをやってみてください。 今は電車に乗っていても何が起きるかわからない時代です。 スマホばっかりやってないで、周辺に目をやり、いろいろ想像してみることですね。 それだけでも心の柔軟性は養われます。 スマホの狭い画面ばかり見ていては得られない、心の世界を広げる情報がそこにあります。  
ブログ投稿画像 音は意外と気になるものです。 イヤホンで聞く人がノイズキャンセラーを使うのは、 雑音(自分にとって不快な音)が多いからでしょう。 では、自分の身の回りのことの全てが不確かな(認識する機能が弱まっている)状況にある認知症の人には、 周囲の様々な音(もちろん人の声も含みます)はどのように感じているのでしょうか? あくまでも模擬的な体感になりますが、普段真剣に考えることのない音について 考えてみましょう。 [caption id="attachment_3243" align="alignnone" width="1024"] 🙉 聞か猿ではありません[/caption] 【実践条件】 *「耳を澄ませば実践者」は、ケアの現場のどこかの場所(できれば利用者が普段いる場所)に座ります。 *「耳を澄ませば実践者」は、基本目をつぶります。目隠ししたほうが実験を周囲の人に理解しやすいと思いますが、危険察知に備えてすぐに外せるようにしておきます。 *実践時間は何時でも構いませんが、認知症の人が落ち着かなくなる時間帯、職員が動き回っている時間帯など、この時の「音」について確認したい時間帯を選びます。 *1回10分程度(もう少し短くてもよい)で行います。 *「耳を澄ませば実践者」は壁と同じ存在になりますので、業務にもかかわりませんし、利用者のケアにも関わりません(危険を察知した場合はのぞく) *「耳を澄ませば実践者」の大変なところは、もちろん「聴く」ことに集中することですが、「感じたことを記憶する」という作業があります。 *記憶したものは、下記書式にまとめます。 [caption id="attachment_3241" align="alignnone" width="1024"] 聞き耳を立て、親やグループの情報を集めています。[/caption]   何人かで行うのが良いでしょう。 そして心地よい音と、そうでない音を自覚し、ケアの改善に繋げてもらえればいいでしょう。   (写真は石川撮影分です。箕面の猿ではありません)
ブログ投稿画像 私たちは耳を澄まして聞くと言うことをどれだけやっているでしょうか? 静かな所に行けば、聞こえてくるのは耳鳴りだけっていう人もいるかもしれません。 でも一度自然の中で耳を澄ませてみれば、様々な大地の息吹(生命体の声も含む)が聴こえてきます。 私は人の少ない大自然の山の中に行くのが好きなのですが、これは先日撮影した写真。 この場所で聴こえてきたものは、 木々の中を通り過ぎる風の音、雪の囁き、鳥の囀り、森たちの呟き(木と木が触れ合う音)、 波の囁き、遠くから聞こえる鹿の鳴き声、そして登山者の話し声… 耳鳴りのする私の耳ですが、ここでは影を潜めています。 耳を澄ませば色々な音があることが伝わってきます。 都会でもじっと聞いていれば、様々な音に溢れていることがわかります。 [caption id="attachment_2035" align="alignnone" width="650"] あべのハルカスからも、こっちを見ている人がいたのでしょうね。[/caption] では場所を変えて。 一度施設のどこかのフロアで、じっと耳を澄ませて聴こえてくるものを分析してみてはどうでしょうか。 当たり前のように溢れている音が、(人の声も当然)実はとても不快なもの、あるいはその逆もあるかもしれません。 認知症の人の場合、特に認識力が落ちてしまいます。 私たちが理解できた音でも、本人にとってはとても不快な(理解できない音や声)音かもしれません。 例えば台車を転がす音が理解できなければ、それは不安につながる音かもしれないのです。 当たり前のように流れている時間、そして当たり前のように溢れるくらい多い様々な音 一度立ち止って、耳を澄ませてみてください。 目をつぶって耳を澄ませば、もしかしたら不安になる音ばかりかもしれませんよ。 どのような音や声が心落ち着くのか、そうでない音なのか、何かを感じてみてください。
ブログ投稿画像 センター長の石川です 10月28日 東大阪市役所では楽カフェ弁当が実施されました。 認知症の人が、市役所各階へボランティアの助けを借りながら お昼ご飯のお弁当を配る、第2回目の取組みです。 私は当日介護用品等の展示会CareTEXに行っていたため参加できませんでしたが お弁当配り、なかなか盛況のようでした。 アーバンケア島之内地域包括支援センターからは2名のスタッフが参加。 若年性の認知症の人と共に楽しく市役所を回られたようです。   その時間私は「近畿ブロック知事会」に 参加していません(笑)   CareTEX、平日にもかかわらず、多くの人がブースを回っていました。 色々なものがある! 最新の介護器具を見て回るだけで面白いですね。 特に「ケアフード」に関しては日常不可欠な所なので 皆さん関心が多かったようです。 栄養士さん?中心に色々業者に質問、試食をされていました。 これとは別にバリアフリー展も人気があります。 多くのケア関係職員が訪れ、同時にこれもめっちゃ勉強になる展示会です。 なんでみんな行かないのだろう? 以前は施設職員団体で見に行ったのですけどね。 ICT化、時代はどんどん進んできています。 バリアフリー展、来年はいつあるのでしょうか。