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「認知症の教室(一般市民用)」で記事を検索しました。

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2022.03.15

認知症の教室(一般市民用)
第5回「英田南校区安心声掛け訓練」実施 (3月12日) センター長の石川です。 「安心声掛けつながり訓練」実に丸3年ぶりの再開でした。 前回英田南地区で行われた訓練は、2019年3月9日ですから、 本当に3年ぶりと言うことになります。 英田南の公民館で開催です 元々は2020年2月22日に第5回目となる訓練を予定していたのですが、 20日から一斉にコロナによる自粛が始まり、急遽中止となりました。 それからも2年余り。 2019年の訓練には、100名近くの参加者でした。 野田市長も応援に駆け付け、参加年齢が幼児から90歳の方までと幅広い年齢の方が集まって、 広く花園ラグビー場界隈で声掛け訓練を実施しました。 ネットワーク委員の皆様です あれから3年、コロナは収まるどころか猛威を振るい、 今回の開催も危ぶまれましたが、規模を縮小し、 大きさではなく、「行うことに意味がある」というスタンスの下、開催にこぎつけました。 ソーシャルディスタンスと換気が原則です 英田南自治連合会寺尾会長も熱弁をふるってくれました。 脳の神経細胞を演じてもらいました 修業中の身です 寺尾英田南自治連合会長様はじめ、各自治会の会長様の協力も受けながら、 1時間という短縮した時間の中、捜索範囲も会館のすぐ近くとしましたが、 皆さん熱心に参加していただきました。 迫真演技でした 行方不明になり、警察に保護される認知症の方の数は、残念ながら年々増加しています。 安心しましたカードをもらいます 帽子にメガネにマスク 顔がほとんどわかりませんね(笑) 例え実施規模が小さくなったとしても、地域で認知症の人を支える明かりは、 これからも灯していかなければならない考えています。 やさしく丁寧に声を掛けてくれます   ご協力をいただいた参加者の皆様、ありがとうございました。 声を掛けながら誘導してくれます。皆さん意識が高かったですね。 訓練に参加された地域の方々です カレーライスの代わりにお菓子のお土産を用意しました。
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2022.03.10

認知症の教室(一般市民用)
3月12日安心声掛け訓練開催されます センター長の石川です。 コロナ禍において長らく中断していました「安心声掛けつながり訓練」再開です! 今回は英田南地区において実施します。 英田南地区では2020年2月22日に第5回の訓練を実施する予定でしたが、 コロナの襲来で急遽中止になってしまった経緯があります。 2019年実施時の写真です   これまでの訓練は、大規模な形で行われました。 参加人数は80名近く。捜索範囲も広範囲でした。 その時の様子を写真にアップしておきます。 会場はアーバンチャイルドこども園です   参加者は子どもから高齢者まで、世代を越えた参加者でした。 訓練終了後は、みんなでカレーライスを食べるというのが定番でした。 この年ラグビーワールドカップが開催された花園ラグビー場で捜索声掛け訓練です。 親子で参加してくれました。認知症役は地域住民の方が演じてくれました。   しかしながらコロナ禍が長く続く中、集団になる訓練は中止を余儀なくされました。 今回は規模をうんと縮小し、 時間は1時間以内、参加者は20名程度、感染対策を徹底、カレーライスはなしとし、 英田南地区仕切り直しの第5回目になる訓練を実施します。 規模ではなく、実施することに意味を置き、 この社会状況の中で忘れがちな認知症の人を地域で支える灯(ともしび)を 消さないようにしていきたいと思っています。 常日頃ご協力いただいている、地域の皆様にも感謝です。 訓練終了後、子どもも高齢者も一緒にカレーライスを食べました。 再びこのように大勢の人が集えるようになればいいですね
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2022.03.07

認知症の教室(一般市民用)
「ありがとう」の言葉  今は「人類」の存在価値が試されているときかもしれません。  科学を発展させ、たぶん、地球上の支配者となっている人類ですが、     戦争という虐殺から、誹謗中傷と言う身近な攻撃まで、     人類は「そこまでの存在」でしかないのかもしれませんね。 そのような時代だから大切にして行きたい言葉 少し長くなりますが、以前に何かに書いたものをここに載せます。 万博公園の梅はほぼ満開です。   ありがとうの言葉「父と子編」 ファミリーレストランで、店員さんが食事を持ってきたときのこと。 「どうもありがとう」とお父さんが言ったのを聞いた子供が、そのお父さんに聞きました。 「お父さんはお客さんなのに、どうしてありがとうって言ったの?」 お父さんはにこっと笑って答えました。 「それはね、料理を作ってくれたこと、その料理を運んでくれたことにありがとうって言ったんだよ。」 「ふ~ん・・・」子どもはいまいち理解できないような顔をして頷き、そして目の前のご馳走を食べ始めたのでした。 しかし、父親のこの行動はいつかきっと子供に反映されるでしょう。 今では珍しいような、親子の会話かもしれません。 だけど、とても大切なEI(感じる知性)を高める場面がそこにあると思いました。 確かにサービスを提供する側にお金を払っている私たちが、 お礼を言わなければならないのはおかしいことかもしれません。 お金を払っているのだから適切なサービスを受けるのは当たり前のことなのだと。 でもここはきっとそんなことを議論するところではないでしょう。 ある日のこと、 バスを降りる子どもが「運転手さんありがとう」と言って降りていくのを見たことがあります。 素直に、「運転手さんいつも安全に運んでくれてありがとう」という意味なのでしょう。 「はい、ありがとう」と微笑んで答える運転手。 そう、難しく考え議論するものでもないのです。 そして先日、知人のあるバス運転手がこう話してくれました。 「お客さんからありがとうって言われると、すごく気持ちがいいし、私も(安全運転への)達成感があります。この一言が、気持ちの豊かさに繋がるんだと思います。」 そう、たった一言だけのこと。 「おいしい料理を作ってくれてありがとう」「重たい料理を運んでくれてありがとう」 「いつも安全運転でありがとう」「寒い中の外でのお仕事ありがとう」「夜遅く、朝早くのお仕事にもありがとう」・・・ 別に緊張して肩肘張って大声で言わなくてもいい。軽く感謝の意を伝えればいいのだ。 気軽に爽やかに、「ありがとう」「おつかれさん」「どういたしまして」「ごめんね」「気にしないで」って言えれば。 でも、そのたった一言を惜しんだために崩れていく人間関係もあるだろう。 むしろ今は、平気で誹謗中傷する時代。 社会的EIが高まるか悪化するかは、その一言が言えるか言えないかにも関わっているかもしれません。 まずは、自戒を込めて。 では、ろくでもないサービスをする人には何と言う? 「とっても不快な思いにさせてくれてありがとう」かな? おそらくそんな人には皮肉も通じないのかな。 多分、人のことばかり言ったり責めたり、そして不快な思いに人を巻き込む人は 時間の大切さを知らないのだと思う。 それはともかく、一生懸命に昼夜を問わずお仕事されている皆さまへ、 いつもいつも、本当にありがとうございます。 縁の下の人の働きがあるからこそ、その上で働く人が動けます。 その上の人が働けるから、縁の下の人が報われます。 苦難多々の状況の中で働いている皆様に 「ありがとう」   ナオト・インティライミ「こころことば」を聴きながら
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2022.01.28

認知症の教室(一般市民用)
今日は逸話の日・心の危機を乗り越えよう! センター長の石川です ここに来て、コロナの最大嵐がやって来ましたね。 政治も行政もマスコミも、わやくちゃ、まさしくカオス状態ですね。 そのため私たちの心も乱れ、不安が増していく日々です。 当然、周囲の不安は、認知機能が低下している認知症の人にとっては 私たち以上に不安と混乱をもたらすでしょう。 はたして今年の阪神タイガース、両目に●が入るのか?   そのような中で、少しでも心を落ち着かすために 今日は逸話の日ということなので、こんな話を書いてみます。 私たちは、 「自分ではどうにもならないことに不満、愚痴ばかり言っていても、自らの心の危機を増長させるだけ」 ということです。 ラグビー日本代表で、医師を志すために引退した福岡選手はこんなことを言っています。 「自分ではどうにもならない事(今ならコロナ禍による様々な制限や状況)を、 どうのこうの言っても何も生み出さない。それよりも今自分にできることに最善を尽くします。」と。 さて、福岡選手、最近結婚した稲垣選手はどこにいるでしょう?   そうですね。今、自分にできることは何なのか? 当然感染症対策はありますが、心と体がアクティブになることを見つけ出すこと。 どんな時でもポジティブに考えること。 それが今の危機を乗り越えられる大きなポイントになるのではないでしょうか。 「愚痴や不満を言う時間があれば、とにかく前向きになれる、やれることを考える時間に使うこと」 心の危機を乗り越えるための最善策と言えるでしょう。
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2022.01.26

認知症の教室(一般市民用)
記憶と感情(7)ケアの現場に伝えたいこと 前回は、何らかのケアを必要とする認知症の人にとって、 最大の環境要因は「人」つまり、ケアに関わる者であり、 私たちこそが、認知症の人の感情を大きく左右する存在なのです と、書きました。 それだけ私たちの存在は、認知症の人にとって重要な存在と言えます。 ならば、私たちはもっと「気づかなければならないこと」が現実の仕事の中で一杯あると言うことです。 しかし実際のケアの現場は、 「できてない」「できない」「わかってない」「わからない」「考えない」「余裕がない」などが散在し、 時に「なんでこんなこともわからんの」或いは「現場のしんどさをわかってもらえない」など 意見の対立に繋がってしまうこともあります。 「もっと私たちの意見も聞いてほしい」という思いもあるかもしれません。 一方で、「やれている」ことも結構あるのです。 それに気づいていないから、「やれている」のに、そのための良い方法がすぐに忘れ去られてしまい、 「わからない」ことが多くなるのです。 「こことここと、こうしたからよくなったんだよ」ということを検証でき、 成功体験を積み上げていくこと。 そうすることで、それこそ今回のテーマである「記憶する」ことに繋がっていくのです。 記憶されれば、次から良い方向に考えていけるのです。 ではどうやって「検証と体験」を積み上げていくのか。 次回「記憶と感情」(8)を載せた後から始めてみたいと考えています。   今回の、クマとウルフの掛け合い漫才はこれです。 👇 https://www.youtube.com/watch?v=EZLhN6WaajY
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2022.01.24

認知症の教室(一般市民用)
ケアマネジャーさんの癒し センター長の石川です オミクロンの影響で、誰もが緊張と不安の中にいますね。 ケアの現場にいるものも緊張が続く毎日ですが、 ワクチンすらいつになるのやらわからない 地域の高齢者や住民の方も不安が増す毎日かなと思います。 ますます引き籠り、外に出ず、心身ともに ダメージを受けていくことになりますね。 私も雨ということもあり、昨日はずっと引き籠り ネットフリックスの映画やYouTubeを見ていました。 私が好きな「Howdy Johnny」です   しかしこんな状況だからこそ、笑顔とユーモアを忘れてはいけません! 笑顔とユーモアは、最高の免疫機能を高めるものです。 第一、不安、困った、どうしよう、嫌だな ばかり思っていても なんの得にもなりません。 引きつった顔になっていませんか!? かつてアウシュビッツ強制収容所の過酷な状況の中で、 心身の破綻をきたさなかった人は、 最後までユーモアを忘れなかった人だそうです。 さて、今日は日頃から大変な中、一生懸命に頑張っている ケアマネジャーさんへの癒し具材です。 ではケアマネさん以外には効果がないのか? 「ケアマネ薬用入浴剤」と明記してあるので、 ケアマネジャーにしか効かない効能成分なのかもしれません(笑) もっとも、ケアマネジャーさんの最高の癒しは、利用者さんの笑顔かもですね。 入浴は心身のリラックスにも繋がります。 ヒートショックに気を付けながら、 皆さんもゆっくりと入浴してくださいね。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 「安心声掛けつながり訓練」実に丸3年ぶりの再開でした。 前回英田南地区で行われた訓練は、2019年3月9日ですから、 本当に3年ぶりと言うことになります。 [caption id="attachment_3523" align="alignnone" width="1024"] 英田南の公民館で開催です[/caption] 元々は2020年2月22日に第5回目となる訓練を予定していたのですが、 20日から一斉にコロナによる自粛が始まり、急遽中止となりました。 それからも2年余り。 2019年の訓練には、100名近くの参加者でした。 野田市長も応援に駆け付け、参加年齢が幼児から90歳の方までと幅広い年齢の方が集まって、 広く花園ラグビー場界隈で声掛け訓練を実施しました。 [caption id="attachment_3525" align="alignnone" width="1024"] ネットワーク委員の皆様です[/caption] あれから3年、コロナは収まるどころか猛威を振るい、 今回の開催も危ぶまれましたが、規模を縮小し、 大きさではなく、「行うことに意味がある」というスタンスの下、開催にこぎつけました。 [caption id="attachment_3526" align="alignnone" width="1024"] ソーシャルディスタンスと換気が原則です[/caption] [caption id="attachment_3527" align="alignnone" width="1024"] 英田南自治連合会寺尾会長も熱弁をふるってくれました。[/caption] [caption id="attachment_3528" align="alignnone" width="1024"] 脳の神経細胞を演じてもらいました[/caption] [caption id="attachment_3529" align="alignnone" width="733"] 修業中の身です[/caption] 寺尾英田南自治連合会長様はじめ、各自治会の会長様の協力も受けながら、 1時間という短縮した時間の中、捜索範囲も会館のすぐ近くとしましたが、 皆さん熱心に参加していただきました。 [caption id="attachment_3530" align="alignnone" width="1024"] 迫真演技でした[/caption] 行方不明になり、警察に保護される認知症の方の数は、残念ながら年々増加しています。 [caption id="attachment_3531" align="alignnone" width="1024"] 安心しましたカードをもらいます[/caption] [caption id="attachment_3534" align="alignnone" width="1024"] 帽子にメガネにマスク 顔がほとんどわかりませんね(笑)[/caption] 例え実施規模が小さくなったとしても、地域で認知症の人を支える明かりは、 これからも灯していかなければならない考えています。 [caption id="attachment_3533" align="alignnone" width="1024"] やさしく丁寧に声を掛けてくれます[/caption]   ご協力をいただいた参加者の皆様、ありがとうございました。 [caption id="attachment_3535" align="alignnone" width="1024"] 声を掛けながら誘導してくれます。皆さん意識が高かったですね。[/caption] [caption id="attachment_3532" align="alignnone" width="1024"] 訓練に参加された地域の方々です[/caption] [caption id="attachment_3541" align="alignnone" width="1024"] カレーライスの代わりにお菓子のお土産を用意しました。[/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 コロナ禍において長らく中断していました「安心声掛けつながり訓練」再開です! 今回は英田南地区において実施します。 英田南地区では2020年2月22日に第5回の訓練を実施する予定でしたが、 コロナの襲来で急遽中止になってしまった経緯があります。 [caption id="attachment_3510" align="alignnone" width="1024"] 2019年実施時の写真です[/caption]   これまでの訓練は、大規模な形で行われました。 参加人数は80名近く。捜索範囲も広範囲でした。 その時の様子を写真にアップしておきます。 [caption id="attachment_3507" align="alignnone" width="1024"] 会場はアーバンチャイルドこども園です[/caption]   参加者は子どもから高齢者まで、世代を越えた参加者でした。 訓練終了後は、みんなでカレーライスを食べるというのが定番でした。 [caption id="attachment_3503" align="alignnone" width="1024"] この年ラグビーワールドカップが開催された花園ラグビー場で捜索声掛け訓練です。[/caption] [caption id="attachment_3504" align="alignnone" width="1024"] 親子で参加してくれました。認知症役は地域住民の方が演じてくれました。[/caption]   しかしながらコロナ禍が長く続く中、集団になる訓練は中止を余儀なくされました。 今回は規模をうんと縮小し、 時間は1時間以内、参加者は20名程度、感染対策を徹底、カレーライスはなしとし、 英田南地区仕切り直しの第5回目になる訓練を実施します。 規模ではなく、実施することに意味を置き、 この社会状況の中で忘れがちな認知症の人を地域で支える灯(ともしび)を 消さないようにしていきたいと思っています。 常日頃ご協力いただいている、地域の皆様にも感謝です。 [caption id="attachment_3506" align="alignnone" width="1024"] 訓練終了後、子どもも高齢者も一緒にカレーライスを食べました。[/caption] [caption id="attachment_3508" align="alignnone" width="1024"] 再びこのように大勢の人が集えるようになればいいですね[/caption]
ブログ投稿画像  今は「人類」の存在価値が試されているときかもしれません。  科学を発展させ、たぶん、地球上の支配者となっている人類ですが、     戦争という虐殺から、誹謗中傷と言う身近な攻撃まで、     人類は「そこまでの存在」でしかないのかもしれませんね。 そのような時代だから大切にして行きたい言葉 少し長くなりますが、以前に何かに書いたものをここに載せます。 [caption id="attachment_3493" align="alignnone" width="1024"] 万博公園の梅はほぼ満開です。[/caption]   ありがとうの言葉「父と子編」 ファミリーレストランで、店員さんが食事を持ってきたときのこと。 「どうもありがとう」とお父さんが言ったのを聞いた子供が、そのお父さんに聞きました。 「お父さんはお客さんなのに、どうしてありがとうって言ったの?」 お父さんはにこっと笑って答えました。 「それはね、料理を作ってくれたこと、その料理を運んでくれたことにありがとうって言ったんだよ。」 「ふ~ん・・・」子どもはいまいち理解できないような顔をして頷き、そして目の前のご馳走を食べ始めたのでした。 しかし、父親のこの行動はいつかきっと子供に反映されるでしょう。 今では珍しいような、親子の会話かもしれません。 だけど、とても大切なEI(感じる知性)を高める場面がそこにあると思いました。 確かにサービスを提供する側にお金を払っている私たちが、 お礼を言わなければならないのはおかしいことかもしれません。 お金を払っているのだから適切なサービスを受けるのは当たり前のことなのだと。 でもここはきっとそんなことを議論するところではないでしょう。 ある日のこと、 バスを降りる子どもが「運転手さんありがとう」と言って降りていくのを見たことがあります。 素直に、「運転手さんいつも安全に運んでくれてありがとう」という意味なのでしょう。 「はい、ありがとう」と微笑んで答える運転手。 そう、難しく考え議論するものでもないのです。 そして先日、知人のあるバス運転手がこう話してくれました。 「お客さんからありがとうって言われると、すごく気持ちがいいし、私も(安全運転への)達成感があります。この一言が、気持ちの豊かさに繋がるんだと思います。」 そう、たった一言だけのこと。 「おいしい料理を作ってくれてありがとう」「重たい料理を運んでくれてありがとう」 「いつも安全運転でありがとう」「寒い中の外でのお仕事ありがとう」「夜遅く、朝早くのお仕事にもありがとう」・・・ 別に緊張して肩肘張って大声で言わなくてもいい。軽く感謝の意を伝えればいいのだ。 気軽に爽やかに、「ありがとう」「おつかれさん」「どういたしまして」「ごめんね」「気にしないで」って言えれば。 でも、そのたった一言を惜しんだために崩れていく人間関係もあるだろう。 むしろ今は、平気で誹謗中傷する時代。 社会的EIが高まるか悪化するかは、その一言が言えるか言えないかにも関わっているかもしれません。 まずは、自戒を込めて。 では、ろくでもないサービスをする人には何と言う? 「とっても不快な思いにさせてくれてありがとう」かな? おそらくそんな人には皮肉も通じないのかな。 多分、人のことばかり言ったり責めたり、そして不快な思いに人を巻き込む人は 時間の大切さを知らないのだと思う。 それはともかく、一生懸命に昼夜を問わずお仕事されている皆さまへ、 いつもいつも、本当にありがとうございます。 縁の下の人の働きがあるからこそ、その上で働く人が動けます。 その上の人が働けるから、縁の下の人が報われます。 苦難多々の状況の中で働いている皆様に 「ありがとう」   ナオト・インティライミ「こころことば」を聴きながら
ブログ投稿画像 センター長の石川です ここに来て、コロナの最大嵐がやって来ましたね。 政治も行政もマスコミも、わやくちゃ、まさしくカオス状態ですね。 そのため私たちの心も乱れ、不安が増していく日々です。 当然、周囲の不安は、認知機能が低下している認知症の人にとっては 私たち以上に不安と混乱をもたらすでしょう。 [caption id="attachment_3453" align="alignnone" width="1024"] はたして今年の阪神タイガース、両目に●が入るのか?[/caption]   そのような中で、少しでも心を落ち着かすために 今日は逸話の日ということなので、こんな話を書いてみます。 私たちは、 「自分ではどうにもならないことに不満、愚痴ばかり言っていても、自らの心の危機を増長させるだけ」 ということです。 ラグビー日本代表で、医師を志すために引退した福岡選手はこんなことを言っています。 「自分ではどうにもならない事(今ならコロナ禍による様々な制限や状況)を、 どうのこうの言っても何も生み出さない。それよりも今自分にできることに最善を尽くします。」と。 [caption id="attachment_3454" align="alignnone" width="1024"] さて、福岡選手、最近結婚した稲垣選手はどこにいるでしょう?[/caption]   そうですね。今、自分にできることは何なのか? 当然感染症対策はありますが、心と体がアクティブになることを見つけ出すこと。 どんな時でもポジティブに考えること。 それが今の危機を乗り越えられる大きなポイントになるのではないでしょうか。 「愚痴や不満を言う時間があれば、とにかく前向きになれる、やれることを考える時間に使うこと」 心の危機を乗り越えるための最善策と言えるでしょう。
ブログ投稿画像 前回は、何らかのケアを必要とする認知症の人にとって、 最大の環境要因は「人」つまり、ケアに関わる者であり、 私たちこそが、認知症の人の感情を大きく左右する存在なのです と、書きました。 それだけ私たちの存在は、認知症の人にとって重要な存在と言えます。 ならば、私たちはもっと「気づかなければならないこと」が現実の仕事の中で一杯あると言うことです。 しかし実際のケアの現場は、 「できてない」「できない」「わかってない」「わからない」「考えない」「余裕がない」などが散在し、 時に「なんでこんなこともわからんの」或いは「現場のしんどさをわかってもらえない」など 意見の対立に繋がってしまうこともあります。 「もっと私たちの意見も聞いてほしい」という思いもあるかもしれません。 一方で、「やれている」ことも結構あるのです。 それに気づいていないから、「やれている」のに、そのための良い方法がすぐに忘れ去られてしまい、 「わからない」ことが多くなるのです。 「こことここと、こうしたからよくなったんだよ」ということを検証でき、 成功体験を積み上げていくこと。 そうすることで、それこそ今回のテーマである「記憶する」ことに繋がっていくのです。 記憶されれば、次から良い方向に考えていけるのです。 ではどうやって「検証と体験」を積み上げていくのか。 次回「記憶と感情」(8)を載せた後から始めてみたいと考えています。   今回の、クマとウルフの掛け合い漫才はこれです。 👇 https://www.youtube.com/watch?v=EZLhN6WaajY
ブログ投稿画像 センター長の石川です オミクロンの影響で、誰もが緊張と不安の中にいますね。 ケアの現場にいるものも緊張が続く毎日ですが、 ワクチンすらいつになるのやらわからない 地域の高齢者や住民の方も不安が増す毎日かなと思います。 ますます引き籠り、外に出ず、心身ともに ダメージを受けていくことになりますね。 私も雨ということもあり、昨日はずっと引き籠り ネットフリックスの映画やYouTubeを見ていました。 [caption id="attachment_3446" align="alignnone" width="1024"] 私が好きな「Howdy Johnny」です[/caption]   しかしこんな状況だからこそ、笑顔とユーモアを忘れてはいけません! 笑顔とユーモアは、最高の免疫機能を高めるものです。 第一、不安、困った、どうしよう、嫌だな ばかり思っていても なんの得にもなりません。 引きつった顔になっていませんか!? かつてアウシュビッツ強制収容所の過酷な状況の中で、 心身の破綻をきたさなかった人は、 最後までユーモアを忘れなかった人だそうです。 さて、今日は日頃から大変な中、一生懸命に頑張っている ケアマネジャーさんへの癒し具材です。 ではケアマネさん以外には効果がないのか? 「ケアマネ薬用入浴剤」と明記してあるので、 ケアマネジャーにしか効かない効能成分なのかもしれません(笑) もっとも、ケアマネジャーさんの最高の癒しは、利用者さんの笑顔かもですね。 入浴は心身のリラックスにも繋がります。 ヒートショックに気を付けながら、 皆さんもゆっくりと入浴してくださいね。