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「ほんわか写真館」で記事を検索しました。

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2019.07.11

ほんわか写真館
織姫星と彦星の真実 センター長の石川です。 ちょっとブログをさぼっておりました。 そのため、七夕様の記事も今頃にということです。 さて、今年の七夕様、織姫さんと彦さんは逢えたのでしょうか? 7日の夜は、私はテレビの「ノーサイドゲーム」を見ていたので、この日の星空は知りません(苦笑) でも前日の七夕イブの夜、一瞬切れた雲の隙間から夏の大三角を写すことが出来ました。 織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)もはっきりと写っていました。 天の川も雲なのかどうなのかよくわかりませんが、写っているようです。 梅雨の合間のたなばたイブ、かろうじて見ることが出来ました   年に一度逢うと言われる織姫と彦さん 実際にはこの二つの星の距離は、 152,000,000,000,000キロ 152兆キロ離れているのです。 新幹線のぞみ号なら、5700万年、牛車なら87億年かかる距離なんですね~ う~ん、毎年なんて会えないな~ 光のスピードでも15~16年かかってしまいます。 まぁきっと最新の宇宙船に乗って、ワープしているのかもしれませんが、そうなると風情がないですね。 ベガは地球から25光年、アルタイルは17光年、デネブは1400光年も離れています。 この写真は天の川がはっきりと写っているものです。 今年はまだお目にかかってません。 上方の星がデネブと言います。下方の左側がアルタイル(彦)、天の川から少し離れたところに ベガ(織姫)で、この三星を結んで夏の大三角と言います。 晴れた日なら、大阪の空でも見ることが出来ますよ。 早く梅雨が終わってほしいですね。
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2019.06.24

ほんわか写真館
まなざしの先にあるものは 写真家渋谷敦志さん センター長の石川です。 以前にも紹介したことがあります渋谷敦志さんの写真展が現在大阪で開かれています。 アフリカの紛争、貧困、飢餓地域を取材に行かれた時の写真が中心の展示会です。 まなざしの先にあるものは… 撮る側と撮られる側と、その相手のまなざしにどう答えていくのか。奥深いテーマでもあります。写真から何を想うか、それも見る人の解釈の仕方で変わるかもしれません。 撮影はOKでした。もう少しほかの写真も撮ればよかったと後悔。 渋谷さんはギャラリートークで決められた時間以外も、気さくに来訪者と話をしてくれます。 7月4日まで開催されてます 特にこちらがファインダーを通じて見つめる人たちのまなざしは、私のことをどう見ているのか、「見ているつもりが見られている」という話は、私たちケア実践者も同じで、私たちは利用者様にしっかりと見られ、判断されているのだということを忘れて、私たち視点からばかり見ているところがあるとも言えるかもしれません。 渋谷さんとともに 様々な領域の方とお話しするのは楽しいものです。ケアに結び付けられるヒントもいっぱいもらえます。 もしお時間があれば、まなざしが出会える場所に訪れてみてはどうでしょうか。 富士フォトサロン(大阪本町) 7月4日まで。大阪メトロ本町駅下車 富士フイルムフォトサロンにて。 本も読見応えがあります。
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2019.06.21

ほんわか写真館
様々な顔のストロベリームーン センター長の石川です。 6月17日のお月さまになりますが、色々な表情があったのでリストアップしてみたいと思います。 そもそもストロベリームーンとはどういう意味なのか? 別にイチゴの形をしているとか、イチゴと同じ色とかという訳ではありません。 アメリカでは6月がイチゴの収穫月で、その月の満月をストロベリームーンというようになったとか。 でもロマンチックな感じがするお月さまですね。実際恋愛と結び付けられたりもしているようです。 ロマンがあるのは昇り始めの頃の月ですね。 地上の建物との対比で、月がでっかく感じます そのお月さま。イチゴのような色ではありませんが、昇るにつれて色が変わっていきます。 少しずつ色と大きさが変化してますね。 イチゴというより、柑橘系の色になったりもしますね。 ストロベリーというより、グレープフルーツ? 月の大きさが変わるわけでも、距離が極端に変わるわけでもないのですが、(17日の月と地球との距離は、390,841Kです)月は昇り始めが大きく見えますが、どうやらそれは光の屈折の具合のようで、月の色も昇るほど明るくなります。 水墨画のような月にもなりました。 その月に雲がかかり、ちょっと幻想的な写真が撮れました。 幻想的なストロベリームーンになりました 木星に変身したような感じの月も。 木星みたいな月にもなりました でもこの日の月の本当の姿はこんな感じ。 月の素顔です。 露出を調整すれば、月の素顔が見えてきます。 これはこれで、おもしろい眺めと言えますね。 しずかの海ウサギの頭の部分になります 認知症の人も、その介護者も、月をゆっくり眺められる心になれるように しんどいときは、いつでも認知症相談支援・研修センター結まで 気軽にお電話ください。
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2019.06.10

ほんわか写真館
姨捨山伝説 姨捨山伝説は各地にいくつかありますが、今回は長野県のお話。 川中島の合戦場を見下ろす位置に「姨捨駅」があります。 この駅や姨捨サービスエリアに来るたびに、お婆さんが捨てられてないか心配になってしまいます(笑) 無人駅なので、出入り自由です。観光ブームで?立派な駅舎になりました。 この「姨捨」は、「田毎の月」でも有名な場所です。 ここから見下ろす棚田は最近ちょっとした観光名所になりました。 豪華列車「四季島」も停車し、乗客は列車から降りて、この棚田を見下ろすそうです。 「田毎の月」とは、田んぼに水が張られたときにそのひとつひとつの田んぼに月が映る風情から、昔から名所として知られていたようです。 安藤広重も描いていますので、昔から有名な場所だったのですね。 私が訪れた時は新月。雲も出ていましたので、星も月も田んぼには映りませんでした。 わかりずらいですが、手前に棚田、その向こうは川中島、そして長野市街の明かりです。 さて、「姨捨山伝説」については、写真の説明のように、決して悲しい話ではなく、むしろお年寄りを大切にしよう、お年寄りの知恵を大事にしようという話なのです。 姨捨伝説のお話しです。お年寄りは知恵袋ですね。 ただこの説明文には記されてないのですが、とても大事なお話の部分があります。写真の説明文の前の方の部分になります。 田毎の月の絵 向こうに見えるのは姨捨山(冠着山)か。 「村では一定の年齢になった老人を山に捨てに行く取り決めがありました。ある村人の母親もその年齢になり、満月の夜、村人は年老いた母親を背負いながら姨捨山(今は冠着山と呼ばれている)に登り始めました。村人が息を切らしながら山道を登っていると背中のばあちゃん(母親)が木々の枝を折っては山道に落としていくのです。村人はまたわけのわからないことをばあちゃんがやっていると思っていました。 そして村人は山頂に着き、ばあちゃんを降ろしました。満月は山陰に沈みかけ、辺りには暗闇が迫っていました。にこにこと笑顔で見送る母親の姿に後ろ髪引かれる思いで、村人は山道を下り始めました。するとどうでしょう。月明りもなく道がわかりにくくなっていたのですが、ばあちゃんが折って落とした木の枝を踏む音で帰り道がわかるのです。息子が無事に村へ帰れるようにとばあちゃんが枝を折っていたのだとわかると、息子は「ばあちゃん捨てられない!」と引き戻り、再びばあちゃんを背負って村まで帰ったのでした。」 あとは、写真の説明の通りです。 姨捨山伝説にはこのように、母の思い、息子の思いも語られているのです。単に口減らしのために山に捨てられる高齢者の話ではないのです。 去り行く電車の姿が似合う駅です.ここはスイッチバックが行われる場所ともなっています。 幸い(笑)駅に捨てられたおばあさんはいませんでしたが、同行の友人は「姨捨山老人ホーム」という名前のホームがあればいいのにねと言います。「私は捨てられるようにこの老人ホームに入れられたけど、でもこの老人ホームめっちゃ過ごしやすい!来て満足!捨てられてよかった!」と利用者が言うようなホームがあればいいのにねと。なるほど、名前は姨捨だけど、捨てられてよかった!と本人が言うような老人ホーム。それもまたおもしろいかもしれませんね(笑)
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2019.06.06

ほんわか写真館
見つかって本当によかったよ~!(高橋まゆみ人形館より) 長野県飯山市に「高橋まゆみ人形館」があります。 旅の途中に寄った所でしたが 心にグググッとくる人形がありました。 粘土で作られた爺やんや婆やんたちの表情が実に素晴らしいのですが、 その中で、雪の中でばあちゃんをぎゅっと抱きしめるじいちゃんの写真に引き付けられました。 (写真はポストカードを接写したものです) ばあちゃん,ああ、本当に見つかってよかった! まさしく道に迷っていた認知症のばあちゃんを見つけた時の 「無事でいてくれた!本当に良かった!」 という、じいちゃんの思いがひしひしと伝わってくるものでした。 膝には雪が付いていて、もしかしたら転んだのかもしれません。 後でわかったのですが、実際に認知症のとある方をモデルにしたのだとか。 写真では横顔しかわかりませんが、 展示してある人形では、ばあちゃんの表情がすごくよくわかります。 これだけ喜んでいるじいちゃんに対して、 混とんとした自分の頭の世界から抜け出せないばあちゃんの表情が見事に描かれています。 写真と違って、立体的に見える人形は それぞれの視点から見えるものが違って、感じるものも違ってきました。 (展示人形は撮影禁止です) こんな明るい爺やん婆やんの人形も一杯展示されています。 人生楽しまなあかんで~ って、言ってるような。   もう一枚、心にググっと入ってきた人形があったのですが、 それは次回に。 高橋まゆみ人形館のHPはこちらです。 https://www.ningyoukan.net/     認知症の人が道に迷っても、「見つかってよかった!」となるように!
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2019.04.09

ほんわか写真館
ウオンバットのお尻 大阪池田市の「五月山動物園」は日本で2番目に小さい動物園です。 少し拡張したため、鯖江市の西山動物園に1番小さな動物園という誇りを?抜かれてしまいました(笑) この五月山動物園の名物といえば、何と言ってもウオンバットでしょう。 現在5匹(5頭?)のウオンバットがいて、最近では結構人気者になっています。 これは「コウ」ちゃんかな?まだ若いウオンバットです。 ウオンバット、かわいいでしょ? それぞれに名前がついているのですが、 五月山動物園の「主」とも言えますね。もしかしたら「仙人」くらいかも。 「ワイン」はなんと今年で30年目 人間に置きかえればかなりのお爺ちゃんですね。 かなりのご高齢の「ワイン」ゆっくりと日光浴です。 確かに、じいちゃんっぽい姿です。 下の説明看板と同じポーズですね。 ウオンバットの説明です。カンガルーと同じように袋があるのですね。後ろ向きという意味がいまいちわかりません。 5匹の中で、何回も行っている私がまだ一度もお目にかかっていないのが 右手の前が白い「ユキ」ちゃんですね。 見れたらラッキー!の「ユキ」ちゃんは、白い手が目印です。 シャイな性格で、人がいるときにはなかなか出てきてくれません。 なので、もしユキちゃんを見れたら、ラッキーですね! ウオンバットのお尻はとても固いそうです。 「ふく」ちゃん?のお尻。固いお尻だそうですよ。 外敵が来た時に、穴を掘って身を隠し、お尻でふたをするからとか。 なんか、頭隠して尻隠さず見たいですね~ 多分「ふく」ちゃんです。「ワイン」に次ぐ長寿ですが、元気ものです。 一周、ゆっくり見て30分、早足なら5分で廻れる動物園です。 カップヌードル博物館のついでにお越しください。 「ユキ」の夫の「コウ」です。「ユキ」と同じ囲いの中にいます。 (アクセス) 阪急電車宝塚線 池田駅 ③番バスで5分、「五月山公園・大公寺」下車(二つ目のバス停です)220円。 徒歩なら駅から15分です。 動物園は入場無料です。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 ちょっとブログをさぼっておりました。 そのため、七夕様の記事も今頃にということです。 さて、今年の七夕様、織姫さんと彦さんは逢えたのでしょうか? 7日の夜は、私はテレビの「ノーサイドゲーム」を見ていたので、この日の星空は知りません(苦笑) でも前日の七夕イブの夜、一瞬切れた雲の隙間から夏の大三角を写すことが出来ました。 織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)もはっきりと写っていました。 天の川も雲なのかどうなのかよくわかりませんが、写っているようです。 [caption id="attachment_856" align="aligncenter" width="650"] 梅雨の合間のたなばたイブ、かろうじて見ることが出来ました[/caption]   年に一度逢うと言われる織姫と彦さん 実際にはこの二つの星の距離は、 152,000,000,000,000キロ 152兆キロ離れているのです。 新幹線のぞみ号なら、5700万年、牛車なら87億年かかる距離なんですね~ う~ん、毎年なんて会えないな~ 光のスピードでも15~16年かかってしまいます。 まぁきっと最新の宇宙船に乗って、ワープしているのかもしれませんが、そうなると風情がないですね。 [caption id="attachment_857" align="aligncenter" width="650"] ベガは地球から25光年、アルタイルは17光年、デネブは1400光年も離れています。[/caption] この写真は天の川がはっきりと写っているものです。 今年はまだお目にかかってません。 上方の星がデネブと言います。下方の左側がアルタイル(彦)、天の川から少し離れたところに ベガ(織姫)で、この三星を結んで夏の大三角と言います。 晴れた日なら、大阪の空でも見ることが出来ますよ。 早く梅雨が終わってほしいですね。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 以前にも紹介したことがあります渋谷敦志さんの写真展が現在大阪で開かれています。 アフリカの紛争、貧困、飢餓地域を取材に行かれた時の写真が中心の展示会です。 [caption id="attachment_826" align="aligncenter" width="650"] まなざしの先にあるものは…[/caption] 撮る側と撮られる側と、その相手のまなざしにどう答えていくのか。奥深いテーマでもあります。写真から何を想うか、それも見る人の解釈の仕方で変わるかもしれません。 [caption id="attachment_827" align="aligncenter" width="650"] 撮影はOKでした。もう少しほかの写真も撮ればよかったと後悔。[/caption] 渋谷さんはギャラリートークで決められた時間以外も、気さくに来訪者と話をしてくれます。 [caption id="attachment_830" align="aligncenter" width="650"] 7月4日まで開催されてます[/caption] 特にこちらがファインダーを通じて見つめる人たちのまなざしは、私のことをどう見ているのか、「見ているつもりが見られている」という話は、私たちケア実践者も同じで、私たちは利用者様にしっかりと見られ、判断されているのだということを忘れて、私たち視点からばかり見ているところがあるとも言えるかもしれません。 [caption id="attachment_828" align="aligncenter" width="650"] 渋谷さんとともに[/caption] 様々な領域の方とお話しするのは楽しいものです。ケアに結び付けられるヒントもいっぱいもらえます。 もしお時間があれば、まなざしが出会える場所に訪れてみてはどうでしょうか。 [caption id="attachment_829" align="aligncenter" width="650"] 富士フォトサロン(大阪本町)[/caption] 7月4日まで。大阪メトロ本町駅下車 富士フイルムフォトサロンにて。 [caption id="attachment_431" align="aligncenter" width="650"] 本も読見応えがあります。[/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 6月17日のお月さまになりますが、色々な表情があったのでリストアップしてみたいと思います。 そもそもストロベリームーンとはどういう意味なのか? 別にイチゴの形をしているとか、イチゴと同じ色とかという訳ではありません。 アメリカでは6月がイチゴの収穫月で、その月の満月をストロベリームーンというようになったとか。 でもロマンチックな感じがするお月さまですね。実際恋愛と結び付けられたりもしているようです。 ロマンがあるのは昇り始めの頃の月ですね。 [caption id="attachment_816" align="aligncenter" width="650"] 地上の建物との対比で、月がでっかく感じます[/caption] そのお月さま。イチゴのような色ではありませんが、昇るにつれて色が変わっていきます。 [caption id="attachment_818" align="aligncenter" width="650"] 少しずつ色と大きさが変化してますね。[/caption] イチゴというより、柑橘系の色になったりもしますね。 [caption id="attachment_817" align="aligncenter" width="650"] ストロベリーというより、グレープフルーツ?[/caption] 月の大きさが変わるわけでも、距離が極端に変わるわけでもないのですが、(17日の月と地球との距離は、390,841Kです)月は昇り始めが大きく見えますが、どうやらそれは光の屈折の具合のようで、月の色も昇るほど明るくなります。 [caption id="attachment_821" align="aligncenter" width="650"] 水墨画のような月にもなりました。[/caption] その月に雲がかかり、ちょっと幻想的な写真が撮れました。 [caption id="attachment_819" align="aligncenter" width="650"] 幻想的なストロベリームーンになりました[/caption] 木星に変身したような感じの月も。 [caption id="attachment_820" align="aligncenter" width="650"] 木星みたいな月にもなりました[/caption] でもこの日の月の本当の姿はこんな感じ。 [caption id="attachment_822" align="aligncenter" width="650"] 月の素顔です。[/caption] 露出を調整すれば、月の素顔が見えてきます。 これはこれで、おもしろい眺めと言えますね。 [caption id="attachment_447" align="aligncenter" width="650"] しずかの海ウサギの頭の部分になります[/caption] 認知症の人も、その介護者も、月をゆっくり眺められる心になれるように しんどいときは、いつでも認知症相談支援・研修センター結まで 気軽にお電話ください。
ブログ投稿画像 姨捨山伝説は各地にいくつかありますが、今回は長野県のお話。 川中島の合戦場を見下ろす位置に「姨捨駅」があります。 この駅や姨捨サービスエリアに来るたびに、お婆さんが捨てられてないか心配になってしまいます(笑) [caption id="attachment_768" align="aligncenter" width="650"] 無人駅なので、出入り自由です。観光ブームで?立派な駅舎になりました。[/caption] この「姨捨」は、「田毎の月」でも有名な場所です。 ここから見下ろす棚田は最近ちょっとした観光名所になりました。 豪華列車「四季島」も停車し、乗客は列車から降りて、この棚田を見下ろすそうです。 「田毎の月」とは、田んぼに水が張られたときにそのひとつひとつの田んぼに月が映る風情から、昔から名所として知られていたようです。 [caption id="attachment_771" align="aligncenter" width="400"] 安藤広重も描いていますので、昔から有名な場所だったのですね。[/caption] 私が訪れた時は新月。雲も出ていましたので、星も月も田んぼには映りませんでした。 [caption id="attachment_767" align="aligncenter" width="650"] わかりずらいですが、手前に棚田、その向こうは川中島、そして長野市街の明かりです。[/caption] さて、「姨捨山伝説」については、写真の説明のように、決して悲しい話ではなく、むしろお年寄りを大切にしよう、お年寄りの知恵を大事にしようという話なのです。 [caption id="attachment_770" align="aligncenter" width="650"] 姨捨伝説のお話しです。お年寄りは知恵袋ですね。[/caption] ただこの説明文には記されてないのですが、とても大事なお話の部分があります。写真の説明文の前の方の部分になります。 [caption id="attachment_766" align="alignleft" width="329"] 田毎の月の絵 向こうに見えるのは姨捨山(冠着山)か。[/caption] 「村では一定の年齢になった老人を山に捨てに行く取り決めがありました。ある村人の母親もその年齢になり、満月の夜、村人は年老いた母親を背負いながら姨捨山(今は冠着山と呼ばれている)に登り始めました。村人が息を切らしながら山道を登っていると背中のばあちゃん(母親)が木々の枝を折っては山道に落としていくのです。村人はまたわけのわからないことをばあちゃんがやっていると思っていました。 そして村人は山頂に着き、ばあちゃんを降ろしました。満月は山陰に沈みかけ、辺りには暗闇が迫っていました。にこにこと笑顔で見送る母親の姿に後ろ髪引かれる思いで、村人は山道を下り始めました。するとどうでしょう。月明りもなく道がわかりにくくなっていたのですが、ばあちゃんが折って落とした木の枝を踏む音で帰り道がわかるのです。息子が無事に村へ帰れるようにとばあちゃんが枝を折っていたのだとわかると、息子は「ばあちゃん捨てられない!」と引き戻り、再びばあちゃんを背負って村まで帰ったのでした。」 あとは、写真の説明の通りです。 姨捨山伝説にはこのように、母の思い、息子の思いも語られているのです。単に口減らしのために山に捨てられる高齢者の話ではないのです。 [caption id="attachment_769" align="aligncenter" width="650"] 去り行く電車の姿が似合う駅です.ここはスイッチバックが行われる場所ともなっています。[/caption] 幸い(笑)駅に捨てられたおばあさんはいませんでしたが、同行の友人は「姨捨山老人ホーム」という名前のホームがあればいいのにねと言います。「私は捨てられるようにこの老人ホームに入れられたけど、でもこの老人ホームめっちゃ過ごしやすい!来て満足!捨てられてよかった!」と利用者が言うようなホームがあればいいのにねと。なるほど、名前は姨捨だけど、捨てられてよかった!と本人が言うような老人ホーム。それもまたおもしろいかもしれませんね(笑)
ブログ投稿画像 長野県飯山市に「高橋まゆみ人形館」があります。 旅の途中に寄った所でしたが 心にグググッとくる人形がありました。 粘土で作られた爺やんや婆やんたちの表情が実に素晴らしいのですが、 その中で、雪の中でばあちゃんをぎゅっと抱きしめるじいちゃんの写真に引き付けられました。 (写真はポストカードを接写したものです) [caption id="attachment_757" align="aligncenter" width="650"] ばあちゃん,ああ、本当に見つかってよかった![/caption] まさしく道に迷っていた認知症のばあちゃんを見つけた時の 「無事でいてくれた!本当に良かった!」 という、じいちゃんの思いがひしひしと伝わってくるものでした。 膝には雪が付いていて、もしかしたら転んだのかもしれません。 後でわかったのですが、実際に認知症のとある方をモデルにしたのだとか。 写真では横顔しかわかりませんが、 展示してある人形では、ばあちゃんの表情がすごくよくわかります。 これだけ喜んでいるじいちゃんに対して、 混とんとした自分の頭の世界から抜け出せないばあちゃんの表情が見事に描かれています。 写真と違って、立体的に見える人形は それぞれの視点から見えるものが違って、感じるものも違ってきました。 (展示人形は撮影禁止です) こんな明るい爺やん婆やんの人形も一杯展示されています。 [caption id="attachment_755" align="aligncenter" width="650"] 人生楽しまなあかんで~ って、言ってるような。[/caption]   もう一枚、心にググっと入ってきた人形があったのですが、 それは次回に。 高橋まゆみ人形館のHPはこちらです。 https://www.ningyoukan.net/     認知症の人が道に迷っても、「見つかってよかった!」となるように!
ブログ投稿画像 大阪池田市の「五月山動物園」は日本で2番目に小さい動物園です。 少し拡張したため、鯖江市の西山動物園に1番小さな動物園という誇りを?抜かれてしまいました(笑) この五月山動物園の名物といえば、何と言ってもウオンバットでしょう。 現在5匹(5頭?)のウオンバットがいて、最近では結構人気者になっています。 [caption id="attachment_587" align="aligncenter" width="650"] これは「コウ」ちゃんかな?まだ若いウオンバットです。[/caption] ウオンバット、かわいいでしょ? それぞれに名前がついているのですが、 [caption id="attachment_594" align="aligncenter" width="650"] 五月山動物園の「主」とも言えますね。もしかしたら「仙人」くらいかも。[/caption] 「ワイン」はなんと今年で30年目 人間に置きかえればかなりのお爺ちゃんですね。 [caption id="attachment_590" align="aligncenter" width="650"] かなりのご高齢の「ワイン」ゆっくりと日光浴です。[/caption] 確かに、じいちゃんっぽい姿です。 下の説明看板と同じポーズですね。 [caption id="attachment_592" align="aligncenter" width="650"] ウオンバットの説明です。カンガルーと同じように袋があるのですね。後ろ向きという意味がいまいちわかりません。[/caption] 5匹の中で、何回も行っている私がまだ一度もお目にかかっていないのが 右手の前が白い「ユキ」ちゃんですね。 [caption id="attachment_593" align="aligncenter" width="650"] 見れたらラッキー!の「ユキ」ちゃんは、白い手が目印です。[/caption] シャイな性格で、人がいるときにはなかなか出てきてくれません。 なので、もしユキちゃんを見れたら、ラッキーですね! ウオンバットのお尻はとても固いそうです。 [caption id="attachment_589" align="aligncenter" width="650"] 「ふく」ちゃん?のお尻。固いお尻だそうですよ。[/caption] 外敵が来た時に、穴を掘って身を隠し、お尻でふたをするからとか。 なんか、頭隠して尻隠さず見たいですね~ [caption id="attachment_588" align="aligncenter" width="650"] 多分「ふく」ちゃんです。「ワイン」に次ぐ長寿ですが、元気ものです。[/caption] 一周、ゆっくり見て30分、早足なら5分で廻れる動物園です。 カップヌードル博物館のついでにお越しください。 [caption id="attachment_591" align="aligncenter" width="650"] 「ユキ」の夫の「コウ」です。「ユキ」と同じ囲いの中にいます。[/caption] (アクセス) 阪急電車宝塚線 池田駅 ③番バスで5分、「五月山公園・大公寺」下車(二つ目のバス停です)220円。 徒歩なら駅から15分です。 動物園は入場無料です。