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朝の通勤時は色々なゲストの話をラジオで聞いています。
多様な職種の人の話を聞けるのは、知らない世界の話が一杯聞けて楽しいですね。
ラジオなので想像力をも働かせます。
今朝は、阪神タイガースの木浪選手のインタビューでした。
まぁ野球という、比較的皆さんが知っている世界の話ですが、
おもしろかったのは、8番バッターとしての木浪選手の心意気でした。
8番バッターというのは、野球の世界では、
レギュラー選手でも一番期待されていない打順の選手というイメージがあります。
しかし昨年の阪神タイガースで、最恐の8番バッターとして、
その存在の大きさを示した選手でした。
最強ではなく、最も恐れられる8番バッターとして君臨したのです。
その木浪選手、今年も8番バッターを希望したそうです。
普通なら昨年の活躍から、もっと早い打順も希望できるのにかかわらず。
木浪選手自体も最初は「8番バッターかぁ…」という残念な気持ちは当初あったそうです。
しかし8番バッターが何かと頑張る中で、得点や勝利に繋がっているということが見えてきて、
8番バッターの大切さがわかってきたとのことでした。
今は、「8番バッターのイメージを変えたい。8番バッターの存在感を示したい」と、
進んで希望しているとのこと。
さらに数値目標は?と聞かれたことに対して、
「日々の努力があれば、結果として数字がついてくるので、数値を目標にしているわけではない」とのこと。
まさしくその通りで、数字を気にしすぎると、その数字に縛られ、
毎日をプレッシャーの中で過ごすことになりかねないのです。
「8番バッターのこれまでのイメージを変えたい」 かっこいいですね!
決して3番や4番の選手のような主役ではないけれど、
このような8番バッターがいるからこそ、チームは強くなると、言えます。
誰もが4番バッターになるわけではないし、4番バッターだけで勝てるものではない。
でも誰かが8番バッターを頑張ることで、最強のチームとなる。
ケアの現場も同じかもですね。
リーダーだけが頑張っても強いチームにはなれないのです。
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