ninchisho-yui-logo
menu

メニュー

clear ninchisho-yui-logo

「ほんわか写真館」で記事を検索しました。

ブログ投稿画像

2023.11.16

ほんわか写真館
なんだか変な気候ですね~ 気候があまりにもおかしすぎるためか、 熊がえさを求めてそこら中に出没してますね。 熊も必死なのでしょうが、人間も必死です。 実りの秋もおかしいことに。 採れる魚も変化が出ているようで、 気候が本当におかしいですね。 私めも、11月に入ってから、激しい不整脈や高血圧に襲われ、 そのあとは、めっちゃ激しい耳鳴りに襲われ中。 ルミナリエではなく、ミミナリエですね。 そんなことで、頭が回らず、ちょっとブログもさぼり気味でした。 この気候変化、認知症の人は大丈夫なのかな~と心配になりますが、 今のところ、顕著におかしいです!という話は聞きません。 影響を受けているのは、熊と私ぐらいかもしれません(笑) しかし、認知症の人は環境変化に弱いことは間違いないでしょう。 そもそも体感的に変化を感じることが厳しくなっているので、 暑さ、寒さへの反応が悪くなり、結果身体の不調をきたしてしまうことは多々あります。 そのため、介護者はこまめに気を配る必要が出てくるでしょう。 単に「まだ11月だから、もう11月だから」のような、 通り一遍で服装を変えるのではなく、 その日その日の様子を見ながらの、臨機応変な衣服等の対応が必要となる そんな季節変化と言えます。 とにかく、自分で調整できなくなっているのが認知症の人です。 そこを補うのが介護者の役割でしょう。
ブログ投稿画像

2023.10.23

ほんわか写真館
雨が降った後に出逢えるかもしれないすてきなもの 9月のことになりますが、北アルプス薬師岳に登ってきました。 その稜線上にある山小屋「太郎平小屋」までは、 登山口から5時間登って着くことができます。 テレビで小屋のオーナーの五十嶋さんがご健在ということを知って、 老体に鞭をうって登ってきました。 遠く稜線上に太郎平小屋の屋根が見えてきます   今から35年前、当時私はガンガン山に登っていた時でしたが、 私の後輩が、山をなめた登山をして遭難、 太郎平小屋にえらい迷惑をかけたと聞き、それは謝りに行かなければならないと、 彼を連れて訪れた小屋だったのです。 その時に五十嶋オーナーと撮った写真を持参して登ったのです。 35年前の五十嶋オーナーと私。五十嶋さん、ちょっと恐そうな?山男です。   五十嶋オーナーは今年84歳。 今もなお、5時間の山道を登り、小屋に常駐し、 若いスタッフたちに采配を振るっておられました。 その五十嶋氏と35年ぶりの対面でした。 「どや、男前やろ」と若いスタッフにその写真を見せて喜ぶ五十嶋氏。 めっちゃ喜んでくれました。 そしてあらためて、35年ぶりにまたツーショットで写真を撮らせていただきました。 とても温厚な表情ですが、登山者の安全を守るため、厳しい側面も持っておられます。 35年経って五十嶋オーナーやさしい表情に。   最近は、私と同世代や年下の人の認知症の人の相談が増えてきました。 認知症は、高齢者だけでなく、もっと若い人にも襲ってきます。 認知症にはなりたくないと思っていても、いつしか忍び寄ってくる認知症。 ご本人や介護家族の思いを聴く中で 「やりたいこと、行きたいところに、やれるうちに行けるうちに行く」 だとしみじみと思います。 五十嶋オーナーは84歳でも、なお元気に厳しい環境下の山小屋で頑張っておられます。 最近は100歳の女性の方のスカイダイビングをする姿も見ました。 写真家?西本さんも91歳でもなおパソコンを駆使してユニークな写真を撮っています。 今年新装なった山頂の祠。きんぴかに光る薬師如来像が置かれています。   片や、谷村新司さん、もんたよしのりさんなど、親しんだ歌手が70代前半の「若さ」で、 そして私自身も後輩の死に接することが多くなりました。 人生はいつどうなるのかわかりません。 「やりたいこと、行きたいところに、やれるうちに行けるうちに行く」ですね。 まだまだこれから、学びたいことも一杯あります。 遠く、富山湾が見えます。   五十嶋オーナーの、「でっかい虹が出てるよ」との声に外へ出てみました。 その太郎平小屋から見た虹 架け橋ではなかったけど、でっかく太い虹でした。 心に雨が降ったとしても、 いや、雨が降ったからこそ 出逢えるかもしれない虹 心に雨が降っても、 そのあとには心潤う出逢いがあるかもしれませんね。 ヘレン・ケラーの言葉です
ブログ投稿画像

2023.08.02

ほんわか写真館
感性があふれる館 白山登山の帰りに立ち寄ったのが、「日本一短い手紙の館」でした。 毎年募集コンクールをしている有名なところですね。 日本一短いかどうかは別にして、ここには数多くの感性溢れる手紙の入賞作が展示されています。 毎年テーマに沿って「誰それへ」(自分宛でもよい)と手紙を送るものです。 LINEなど、言葉が(文字が)あっという間に消費してしまう中、心がこもった一文字一文字になります。 特に私が好きなのは、一人二役の往復書簡です。 これは相手の立場になって手紙を返信するもの。 研修でも使える、相手の立場になって考えてみようというものですね。 私が特に好きなのは、「愛犬ハナへの手紙」 飼い主から愛犬ハナへ 「雨がこう多いと億劫なもんでねぇ。散歩にも連れていけなくて。」 愛犬ハナから飼い主へ 「ごっついストレスたまるわ。お前も鎖でつながれてみいや。」  飼い主が、愛犬の気持ちになって返信したものですね。   入賞はしていませんが、これも私のお気に入りです。 ・妻から亡くなった認知症の夫(お父さん)へ 「ほんまに、認知症になったときは介護で大変やったよお父さん。 今は自由な時間できて人生エンジョイしてる。でもね、寂しさだけはなくならへんわ。」 ・亡くなった認知症の夫から妻へ 「ほんまにえらい迷惑かけたなぁ。でも人生エンジョイできる時間ができてよかった。 まぁ寂しさくらい残しとかんと、忘れられてしまうからな~」  家族のつらき日々とともに、コミュニケーション能力が厳しくなり、 伝えたくても伝えられない認知症の人の思いがよく出ていますね。 ケアの現場では、次のようなものも。 ・ケアワーカーの私から認知症のAさんへ 「なんで忙しいときに限って家へ帰ると言って私たちを困らせるのですか?」 ・認知症のAさんからケアワーカーのあなたへ 「あんたが忙しいかどうか知ったことじゃない。 私はただただ安心してくつろげる家に帰りたいだけなんや。」 一人二役の往復書簡はこのように、相手のことを思うトレーニングにもなるのです。 一度、誰かのことを思って一人二役往復書簡をやってみてはどうでしょうか。 いじめの手紙、お経の手紙、なんか泣けますね。   因みに、今年のテーマは「時」です。 みなさんもチャレンジしてみませんか? できたら介護の関係で。 下記のサイトから申込できます。 https://maruoka-fumi.jp/ippitsu.html
ブログ投稿画像

2023.07.26

ほんわか写真館
格別・至福の時(山頂からのご来光) 若い頃はガンガンに山に登っていて、 北アルプスもほとんどの山を登ってしまったくらいです。 この山に登ったのは29年前。 当時、デイサービスの一職員として働いていましたが、 仕事から来るストレスからか、激しい不整脈に襲われ、 もう山には登れない身体になってしまったのかと、ひどく落ち込んでいました。 医者からは心因性のものだから大丈夫と言われ、 それでも不整脈はあったので、「救心」を飲みながら恐々登ったのが「白山」(2702m)だったのです。 山頂に着いた時、登れた喜びから思わず涙した山でもありました。 その白山に29年ぶりに登ってきました。 この吊り橋を渡るところから登山は始まります   若い時と違って今は「へなちょこ登山者」です。 また若い人たちがやたら多く、登り下りともどんどん追い抜かれていきました。 いや本当に若い山ボーイ、山ガールが多くなり、ちょっとびっくりです。 はるか下の登山口から登ってきましたが、まだ中間点です。   5時間山を登り続けて山小屋に到着。 翌朝は3時起床、ライトの明かりの中、約45分かけて山頂へ。 雲海の向こうに上がるご来光を見る瞬間、格別、至福、そして心が洗われる瞬間でした。 いかに世界が広いか、逆にいかに自分の心が小さいかを感じるときでもあったのです。 槍穂高は残念ながら雲の中でした。   普段の私たちは、通勤に3時間(私の場合)、仕事時間が9時間、寝る時間を7時間として、 食事や入浴、片づけなどに2時間とすると、自由に使える時間は3時間ほどです。 その3時間に勉強したりということもありますし、趣味に関することもします。 仕事が長引けば、その自由な時間はもっと削られます。 つまり日々通り過ぎてしまう毎日の時間、自分が自由に使える時間はそんなにないのです。 まして子育てに追われると、それどころではないでしょう。 延命水、流れておらず延命できませんでした(苦笑)   しかし人の一生の時間は決められていません。 一人一人みな違うのです。 若くして亡くなる人もいれば、志半ばで亡くなる人もいます。 私も年上の人はもちろんのこと、同期どころか後輩が次々と亡くなっていきます。 普段気にしない人生の時間は有限であること。 登山はこの年齢ではさすがにきついけど、 これからもチャレンジの気持ちを忘れずに、 有限の時間を心潤う感動の時を求めて 有効的に使っていきたいと思います。 夜明け前の雰囲気が好きですね  
ブログ投稿画像

2023.07.19

ほんわか写真館
介護家族は毎日が学びの日 先週、「家族介護教室」が開催されました。 今回は、介護家族が自由に語り合う内容でした。 家族会は、認知症の人を介護されている方が軸の「ほっこりなつどい」がありますが、 今回は認知症があってもなくても様々な状況で介護されている家族が対象となります。 もっとも、今回の参加者は皆さん、程度の差はあれ、認知症の方を介護されている方々でした。 一人一人の体験談の中で、共通していたのは、失敗から学ぶということでした。 特に本人が話すことが現実と違っていたら、ついつい「そうではない」と否定してしまう。 そうすると逆に本人が激怒し、大変な目にあってしまう。 そこで学んだのが、本人の世界に合わせていくということでした。 これは多くの介護家族の方から聞く話です。 このようなことだけでなく、介護家族は常に「ええ!?」と思うような状況の中で あれやこれやと悪戦苦闘しながら、 つまり失敗から学んで日々のケアを行っているのです。 そしておそらく、専門職よりも、「介護の本(認知症の本)」を買って読んでおられます。 しんどいけど、失敗の連続だけど、毎日が学びの日々なのかもしれません。 私も含めて私たちは「知らない(世界)」の方が圧倒的に多いのです。 ごくわずかの知ってることと、「知ったかぶり」で生きているともいえるかもしれません。 28歳の若さで亡くなられた元阪神タイガースの選手 私よりはるかに年下の人の死 そう年上、同年だけでなく、年下の人まで亡くなる人が増えてきました。 まだまだ知らないことはたくさんあります。 やりたいことも一杯あります。 そのための、自分のための時間、もっと増やしていかなければと思うのです。 時間は無限ではなく、有限なのですから。 それは介護家族も同様です。 自分の人生の時間、欲しいと思うのは当然でしょう。
ブログ投稿画像

2023.07.05

ほんわか写真館
「心遣い」というアイテムを持つこと 「心遣い」 実は、私に欠けているものでもあります。 そのため、自戒を込めてというか、 自分自身にも言い聞かせるためにも書いてみようと思います。 「気遣い」も同様な言葉になりますが、相手を心配する思いの方が強いでしょう。 「心遣い」はどちらかというと、お客様に対するという、ビジネス的要素があるでしょう。 (お金に関わる心遣いという意味がありますが、これは問題外です) 「心遣い」、それをケアの世界に置きかえれば、ご入居前から、亡くなられた後まで含めて 「心遣い」があるかないかは、その事業所の評価に大きく関わることでしょう。 例えば、亡くなったら終わりではなく、 お返しする遺品である衣類が丁寧にたたんで返却されるという心遣いがあるか否かでも、 家族は親が大切にされていたか否かを感じるし、その感じたことは、 必ずその家族の周囲へと伝わっていきます。 その事業所に心遣いがあるかないかは、必ず世間に拡散していくのです。 個人として捉えれば、「心遣い」を発揮できるかどうかは、 自分が損をするか得するかに繋がります。 ゲームで例えるなら、自分を最強に育てて行く過程で、 様々なアイテムを身に付けていきますが、 仕事もゲームと同様に、「介護技術」とか「コミュニケーション技術」とか「考える力」とか、 そして「心遣い」も自分を強化するための大切なアイテムなのです。 それらのアイテムを身に付けられなければ、即ゲームオーバーなのです。 ではどうしたら「心遣い」というアイテムを持つことができるのか? それもゲームで相手に勝つために考えるのと同じで、 どのような準備と段取りをしたらいいのかと考えるのと一緒です。 具体的には、自分の世界の動きだけで考えていては 「心遣い」のアイテムは得ることはできません。 自分の世界の動きや考えを一旦立ち止まらせて、 「相手の立場になって、どのような行動をすれば、相手が喜ばれるだろうか。」と 考える時間を持つことです。 1分でいいのです。 1分、相手の視点で考えるということをすれば、 その1分で「心遣い」というアイテムは身に付けていけるし、 相手や周囲からの評価も高まり、 自分にとって、大きなポイント加算に繋がるのです。 1分で得られる最強のアイテム。 それが「心遣い」なのです。
ブログ投稿画像 気候があまりにもおかしすぎるためか、 熊がえさを求めてそこら中に出没してますね。 熊も必死なのでしょうが、人間も必死です。 実りの秋もおかしいことに。 採れる魚も変化が出ているようで、 気候が本当におかしいですね。 私めも、11月に入ってから、激しい不整脈や高血圧に襲われ、 そのあとは、めっちゃ激しい耳鳴りに襲われ中。 ルミナリエではなく、ミミナリエですね。 そんなことで、頭が回らず、ちょっとブログもさぼり気味でした。 この気候変化、認知症の人は大丈夫なのかな~と心配になりますが、 今のところ、顕著におかしいです!という話は聞きません。 影響を受けているのは、熊と私ぐらいかもしれません(笑) しかし、認知症の人は環境変化に弱いことは間違いないでしょう。 そもそも体感的に変化を感じることが厳しくなっているので、 暑さ、寒さへの反応が悪くなり、結果身体の不調をきたしてしまうことは多々あります。 そのため、介護者はこまめに気を配る必要が出てくるでしょう。 単に「まだ11月だから、もう11月だから」のような、 通り一遍で服装を変えるのではなく、 その日その日の様子を見ながらの、臨機応変な衣服等の対応が必要となる そんな季節変化と言えます。 とにかく、自分で調整できなくなっているのが認知症の人です。 そこを補うのが介護者の役割でしょう。
ブログ投稿画像 今日は文化の日ですね。 お天気も良く、絶好の行楽日和ですね。 大台ケ原や大山は、すでに紅葉真っ盛りとのこと。 しかし、早朝から高速道路は超渋滞。 行きたくてもいけないですね~ [caption id="attachment_5158" align="alignnone" width="2048"] 天王山山頂のもみじはもう真っ赤でした。[/caption]   ただ、近場の山々でもぼちぼち紅葉が始まっているようです。 身近な秋を見つけに行くのもいいかもしれません。 [caption id="attachment_5163" align="alignnone" width="2048"] そこら辺の木の葉っぱです[/caption]   有名な木々花々でなくても、ごく短かな木々花々でも 結構季節の変化を楽しめるかもしれません。 [caption id="attachment_5164" align="alignnone" width="1875"] そこら辺にある赤い実です[/caption]   さて、文化の日ということで、 本日は介護小説のご紹介です。 ネットで書かれている小説ですね。 阿部敦子さんという方が書かれています。 [caption id="attachment_5161" align="alignnone" width="2048"] そこら辺の葉っぱです。葉脈がはっきり見えますね。[/caption]   阿部さんはケアワーカー、ケアマネジャーをされている方です。 下記にアクセスしてご覧ください。 https://note.com/setsunarian4913 文化の日、たまには本を読んでみるのもいいかもしれません。
ブログ投稿画像 9月のことになりますが、北アルプス薬師岳に登ってきました。 その稜線上にある山小屋「太郎平小屋」までは、 登山口から5時間登って着くことができます。 テレビで小屋のオーナーの五十嶋さんがご健在ということを知って、 老体に鞭をうって登ってきました。 [caption id="attachment_5123" align="alignnone" width="2048"] 遠く稜線上に太郎平小屋の屋根が見えてきます[/caption]   今から35年前、当時私はガンガン山に登っていた時でしたが、 私の後輩が、山をなめた登山をして遭難、 太郎平小屋にえらい迷惑をかけたと聞き、それは謝りに行かなければならないと、 彼を連れて訪れた小屋だったのです。 その時に五十嶋オーナーと撮った写真を持参して登ったのです。 [caption id="attachment_5130" align="alignnone" width="2048"] 35年前の五十嶋オーナーと私。五十嶋さん、ちょっと恐そうな?山男です。[/caption]   五十嶋オーナーは今年84歳。 今もなお、5時間の山道を登り、小屋に常駐し、 若いスタッフたちに采配を振るっておられました。 その五十嶋氏と35年ぶりの対面でした。 「どや、男前やろ」と若いスタッフにその写真を見せて喜ぶ五十嶋氏。 めっちゃ喜んでくれました。 そしてあらためて、35年ぶりにまたツーショットで写真を撮らせていただきました。 とても温厚な表情ですが、登山者の安全を守るため、厳しい側面も持っておられます。 [caption id="attachment_5129" align="alignnone" width="1897"] 35年経って五十嶋オーナーやさしい表情に。[/caption]   最近は、私と同世代や年下の人の認知症の人の相談が増えてきました。 認知症は、高齢者だけでなく、もっと若い人にも襲ってきます。 認知症にはなりたくないと思っていても、いつしか忍び寄ってくる認知症。 ご本人や介護家族の思いを聴く中で 「やりたいこと、行きたいところに、やれるうちに行けるうちに行く」 だとしみじみと思います。 五十嶋オーナーは84歳でも、なお元気に厳しい環境下の山小屋で頑張っておられます。 最近は100歳の女性の方のスカイダイビングをする姿も見ました。 写真家?西本さんも91歳でもなおパソコンを駆使してユニークな写真を撮っています。 [caption id="attachment_5040" align="alignnone" width="2048"] 今年新装なった山頂の祠。きんぴかに光る薬師如来像が置かれています。[/caption]   片や、谷村新司さん、もんたよしのりさんなど、親しんだ歌手が70代前半の「若さ」で、 そして私自身も後輩の死に接することが多くなりました。 人生はいつどうなるのかわかりません。 「やりたいこと、行きたいところに、やれるうちに行けるうちに行く」ですね。 まだまだこれから、学びたいことも一杯あります。 [caption id="attachment_5128" align="alignnone" width="2048"] 遠く、富山湾が見えます。[/caption]   五十嶋オーナーの、「でっかい虹が出てるよ」との声に外へ出てみました。 その太郎平小屋から見た虹 架け橋ではなかったけど、でっかく太い虹でした。 心に雨が降ったとしても、 いや、雨が降ったからこそ 出逢えるかもしれない虹 心に雨が降っても、 そのあとには心潤う出逢いがあるかもしれませんね。 [caption id="attachment_5126" align="alignnone" width="730"] ヘレン・ケラーの言葉です[/caption]
ブログ投稿画像 ペルセウス座流星群 いつもここがいいと思って行ったところが人で一杯だったので 今回は少し遠出して、誰もいないところで撮影してきました。 流れ星、幾つも見れましたが、 写真にはなかなか収まってくれません。 [caption id="attachment_4986" align="alignnone" width="2048"] 天の川の横を流れた流れ星[/caption]   さて、大江山の赤鬼に、「台風来るな!」って頑張ってもらったのですが、 その甲斐もなく、今日は大荒れですね。 しかし、認知症の人や一人暮らしの人にとっては、台風は不安を募らせます。 そこはデイサービス職員が、休むことなくフォローしてくれました。 ありがとうございます! [caption id="attachment_4983" align="alignnone" width="1707"] 鬼の力は台風には及ばずでした。因みにこの鬼の名前は「林鬼」だそうです。[/caption]   私の車での出勤時も、折れた木の枝や、何やら一杯道に散乱していましたし、 信号機も横を向いていました。 風の強さは恐ろしいものですね。 [caption id="attachment_4987" align="alignnone" width="843"] 信号機があらぬ方向に。後ろのビルも怖いですね。[/caption]   しかし、嵐の後には必ず、青空が待ってます。 暑いけど。 [caption id="attachment_4984" align="alignnone" width="2048"] 右上に映っているのがアンドロメダ星雲 左は天の川です。[/caption]
ブログ投稿画像 白山登山の帰りに立ち寄ったのが、「日本一短い手紙の館」でした。 毎年募集コンクールをしている有名なところですね。 日本一短いかどうかは別にして、ここには数多くの感性溢れる手紙の入賞作が展示されています。 毎年テーマに沿って「誰それへ」(自分宛でもよい)と手紙を送るものです。 LINEなど、言葉が(文字が)あっという間に消費してしまう中、心がこもった一文字一文字になります。 特に私が好きなのは、一人二役の往復書簡です。 これは相手の立場になって手紙を返信するもの。 研修でも使える、相手の立場になって考えてみようというものですね。 私が特に好きなのは、「愛犬ハナへの手紙」 飼い主から愛犬ハナへ 「雨がこう多いと億劫なもんでねぇ。散歩にも連れていけなくて。」 愛犬ハナから飼い主へ 「ごっついストレスたまるわ。お前も鎖でつながれてみいや。」  飼い主が、愛犬の気持ちになって返信したものですね。   入賞はしていませんが、これも私のお気に入りです。 ・妻から亡くなった認知症の夫(お父さん)へ 「ほんまに、認知症になったときは介護で大変やったよお父さん。 今は自由な時間できて人生エンジョイしてる。でもね、寂しさだけはなくならへんわ。」 ・亡くなった認知症の夫から妻へ 「ほんまにえらい迷惑かけたなぁ。でも人生エンジョイできる時間ができてよかった。 まぁ寂しさくらい残しとかんと、忘れられてしまうからな~」  家族のつらき日々とともに、コミュニケーション能力が厳しくなり、 伝えたくても伝えられない認知症の人の思いがよく出ていますね。 ケアの現場では、次のようなものも。 ・ケアワーカーの私から認知症のAさんへ 「なんで忙しいときに限って家へ帰ると言って私たちを困らせるのですか?」 ・認知症のAさんからケアワーカーのあなたへ 「あんたが忙しいかどうか知ったことじゃない。 私はただただ安心してくつろげる家に帰りたいだけなんや。」 一人二役の往復書簡はこのように、相手のことを思うトレーニングにもなるのです。 一度、誰かのことを思って一人二役往復書簡をやってみてはどうでしょうか。 [caption id="attachment_4939" align="alignnone" width="2048"] いじめの手紙、お経の手紙、なんか泣けますね。[/caption]   因みに、今年のテーマは「時」です。 みなさんもチャレンジしてみませんか? できたら介護の関係で。 下記のサイトから申込できます。 https://maruoka-fumi.jp/ippitsu.html
ブログ投稿画像 若い頃はガンガンに山に登っていて、 北アルプスもほとんどの山を登ってしまったくらいです。 この山に登ったのは29年前。 当時、デイサービスの一職員として働いていましたが、 仕事から来るストレスからか、激しい不整脈に襲われ、 もう山には登れない身体になってしまったのかと、ひどく落ち込んでいました。 医者からは心因性のものだから大丈夫と言われ、 それでも不整脈はあったので、「救心」を飲みながら恐々登ったのが「白山」(2702m)だったのです。 山頂に着いた時、登れた喜びから思わず涙した山でもありました。 その白山に29年ぶりに登ってきました。 [caption id="attachment_4916" align="alignnone" width="2560"] この吊り橋を渡るところから登山は始まります[/caption]   若い時と違って今は「へなちょこ登山者」です。 また若い人たちがやたら多く、登り下りともどんどん追い抜かれていきました。 いや本当に若い山ボーイ、山ガールが多くなり、ちょっとびっくりです。 [caption id="attachment_4915" align="alignnone" width="2560"] はるか下の登山口から登ってきましたが、まだ中間点です。[/caption]   5時間山を登り続けて山小屋に到着。 翌朝は3時起床、ライトの明かりの中、約45分かけて山頂へ。 雲海の向こうに上がるご来光を見る瞬間、格別、至福、そして心が洗われる瞬間でした。 いかに世界が広いか、逆にいかに自分の心が小さいかを感じるときでもあったのです。 [caption id="attachment_4913" align="alignnone" width="2048"] 槍穂高は残念ながら雲の中でした。[/caption]   普段の私たちは、通勤に3時間(私の場合)、仕事時間が9時間、寝る時間を7時間として、 食事や入浴、片づけなどに2時間とすると、自由に使える時間は3時間ほどです。 その3時間に勉強したりということもありますし、趣味に関することもします。 仕事が長引けば、その自由な時間はもっと削られます。 つまり日々通り過ぎてしまう毎日の時間、自分が自由に使える時間はそんなにないのです。 まして子育てに追われると、それどころではないでしょう。 [caption id="attachment_4914" align="alignnone" width="2560"] 延命水、流れておらず延命できませんでした(苦笑)[/caption]   しかし人の一生の時間は決められていません。 一人一人みな違うのです。 若くして亡くなる人もいれば、志半ばで亡くなる人もいます。 私も年上の人はもちろんのこと、同期どころか後輩が次々と亡くなっていきます。 普段気にしない人生の時間は有限であること。 登山はこの年齢ではさすがにきついけど、 これからもチャレンジの気持ちを忘れずに、 有限の時間を心潤う感動の時を求めて 有効的に使っていきたいと思います。 [caption id="attachment_4912" align="alignnone" width="300"] 夜明け前の雰囲気が好きですね[/caption]  
ブログ投稿画像 先週、「家族介護教室」が開催されました。 今回は、介護家族が自由に語り合う内容でした。 家族会は、認知症の人を介護されている方が軸の「ほっこりなつどい」がありますが、 今回は認知症があってもなくても様々な状況で介護されている家族が対象となります。 もっとも、今回の参加者は皆さん、程度の差はあれ、認知症の方を介護されている方々でした。 一人一人の体験談の中で、共通していたのは、失敗から学ぶということでした。 特に本人が話すことが現実と違っていたら、ついつい「そうではない」と否定してしまう。 そうすると逆に本人が激怒し、大変な目にあってしまう。 そこで学んだのが、本人の世界に合わせていくということでした。 これは多くの介護家族の方から聞く話です。 このようなことだけでなく、介護家族は常に「ええ!?」と思うような状況の中で あれやこれやと悪戦苦闘しながら、 つまり失敗から学んで日々のケアを行っているのです。 そしておそらく、専門職よりも、「介護の本(認知症の本)」を買って読んでおられます。 しんどいけど、失敗の連続だけど、毎日が学びの日々なのかもしれません。 私も含めて私たちは「知らない(世界)」の方が圧倒的に多いのです。 ごくわずかの知ってることと、「知ったかぶり」で生きているともいえるかもしれません。 28歳の若さで亡くなられた元阪神タイガースの選手 私よりはるかに年下の人の死 そう年上、同年だけでなく、年下の人まで亡くなる人が増えてきました。 まだまだ知らないことはたくさんあります。 やりたいことも一杯あります。 そのための、自分のための時間、もっと増やしていかなければと思うのです。 時間は無限ではなく、有限なのですから。 それは介護家族も同様です。 自分の人生の時間、欲しいと思うのは当然でしょう。
ブログ投稿画像 「心遣い」 実は、私に欠けているものでもあります。 そのため、自戒を込めてというか、 自分自身にも言い聞かせるためにも書いてみようと思います。 「気遣い」も同様な言葉になりますが、相手を心配する思いの方が強いでしょう。 「心遣い」はどちらかというと、お客様に対するという、ビジネス的要素があるでしょう。 (お金に関わる心遣いという意味がありますが、これは問題外です) 「心遣い」、それをケアの世界に置きかえれば、ご入居前から、亡くなられた後まで含めて 「心遣い」があるかないかは、その事業所の評価に大きく関わることでしょう。 例えば、亡くなったら終わりではなく、 お返しする遺品である衣類が丁寧にたたんで返却されるという心遣いがあるか否かでも、 家族は親が大切にされていたか否かを感じるし、その感じたことは、 必ずその家族の周囲へと伝わっていきます。 その事業所に心遣いがあるかないかは、必ず世間に拡散していくのです。 個人として捉えれば、「心遣い」を発揮できるかどうかは、 自分が損をするか得するかに繋がります。 ゲームで例えるなら、自分を最強に育てて行く過程で、 様々なアイテムを身に付けていきますが、 仕事もゲームと同様に、「介護技術」とか「コミュニケーション技術」とか「考える力」とか、 そして「心遣い」も自分を強化するための大切なアイテムなのです。 それらのアイテムを身に付けられなければ、即ゲームオーバーなのです。 ではどうしたら「心遣い」というアイテムを持つことができるのか? それもゲームで相手に勝つために考えるのと同じで、 どのような準備と段取りをしたらいいのかと考えるのと一緒です。 具体的には、自分の世界の動きだけで考えていては 「心遣い」のアイテムは得ることはできません。 自分の世界の動きや考えを一旦立ち止まらせて、 「相手の立場になって、どのような行動をすれば、相手が喜ばれるだろうか。」と 考える時間を持つことです。 1分でいいのです。 1分、相手の視点で考えるということをすれば、 その1分で「心遣い」というアイテムは身に付けていけるし、 相手や周囲からの評価も高まり、 自分にとって、大きなポイント加算に繋がるのです。 1分で得られる最強のアイテム。 それが「心遣い」なのです。