認知症相談支援・研修センター結 » ブログ一覧

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2023.03.01

トピックス

オーケストラからケアの現場を考える・シンフォニーホールへ再び日曜日に訪れたシンフォニーホール火曜日に再び訪れました。日曜日は超満員でしたが、火曜日は新進演奏家育成プロジェクトということもあり、ちょっと寂しい入りだったかな。朝日放送（ABC）が建てた（今は別会社が運営）ザ・シンフォニーホールも４０年ですか。その間、何回訪れたことでしょうか。前述したクラシック好きの認知症のＡさんとの出会いがなければ、このホールに生演奏を聴きに来ることもなかったかもしれません。今回は難解な音楽ばかりで、初めての人にはとっつきにくかったかもしれませんね。オーケストラは、一人一人が切磋琢磨する上で（一人一人の技術を磨き、他のメンバーはライバルにもなる）、チームワークを作り上げていきます。いがみ合っていてはいい音楽は作れません。オーケストラにもやはり序列がありますが、それでも観衆により良い音楽を提供するために、チームとしてまとまっていきます。その姿は、チームで動くケアの現場と重なるものがあります。そういう意味で今回私は、オーケストラの動きとチームワークも見ていました。さらに今回は若手の育成プログラムですから、そのソリストたちの下支えとしてのオーケストラになります。当たり前ですが、ひとりひとりのポジション（担当楽器）に真剣に取り組んでいる姿が見て取れました。それはケアの現場も同じですね。人間ですから文句は出てくるでしょうが、文句を言ってる時間を技術を磨くことに団員は傾けているのです。オーケストラで大切なのはコンサートマスター（コンマス）の存在です。一見指揮者のようにも思えますが、このコンマスこそが、オーケストラをまとめる重要な役割を担っています。ケアの現場も、施設長（指揮者）もさることながら、コンマスの立場にいる人が重要なカギを握ると言えます。新進演奏家の皆様の頑張りは良かったですね。今回英田地区認知症ケアネットワーク委員会の委員の先生のご子息が登壇され、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。ラフマニノフの難曲を暗譜で弾かれたダイナミックな演奏、これから期待できますね。このような機会を与えていただいた委員の先生に感謝です。ありがとうございました。

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2023.02.28

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８３歳のタクト　「チャイコフスキー交響曲第６番悲愴」まだ私が某施設で生活相談員の職についていた時のことです。車いすに乗った認知症状のあるＡさんは、常にケア職員に罵倒を浴びせ、時に職員に車いすごとぶつかっていく、当時としてはケア職員から見て難儀な入居者でした。私もどう関わったらいいかわからなかったのですが、そのＡさんの枕元に、クラシック音楽が入ったテープを多く見つけました。当時、少しはクラシックに興味があった私は、Ａさんにクラシック音楽のことで話し掛けました。「好きな曲は何ですか？」と聞くと、「チャイコ、６番」と答えます。チャイコフスキー作曲の「交響曲第６番悲愴」のことでした。そこで、６番のＣＤを買ってきて、Ａさんに聴いてもらいました。落ち着きなく動き回るＡさんが、約４５分の演奏の間、ずっと落ち着いて聴いていたのです。色々話をすると、青春時代につきあっていた男性がこの曲が好きで、それ以来この曲だけでなく、クラシック音楽も好きになったとか。以降、録画した演奏会を見てもらったりもしました。オーケストラの配置（第１ヴァイオリン、第２バイオリン、ビオラの位置とか…）についても教えてもらったりしました。以降、私にとってもチャイコフスキー第６番悲愴は忘れえぬ曲となったのです。その悲愴を先日の日曜日、シンフォニーホールに聴きに行きました。指揮者は今年８３歳になる小林研一郎。かつて何度もこの指揮者の曲を聴きに行ったことがありますが、日本でも有数の指揮者です。そのコバケンもかなりのご高齢ながら、熱い指揮姿を見せてくれました。タクトを振るうというより、「思い」を全身でオーケストラに伝えていく（実際、あまりタクトを振らなかった）そんな感じでした。「悲愴」の第１楽章は戦争や災害、コロナなどで苦しむ人々の苦悩が、第４楽章は老いと死を見つめるような心にぐっと入る魂の演奏でした。因みにもう一つのプログラムはラフマニノフの「ピアノ協奏曲第２番」。この演目、今日も聴きに行くんですよね～（苦笑）

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2023.02.25

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新たな小学校での認知症キッズサポーター講座開催しました２月２１日、新喜多包括担当地域の「西堤小学校」３年生向けにキッズサポーター講座を実施しました。この小学校では初実施になります。３クラスを１クラスずつでの開催です。要するに、３回連続で実施するという、行う側からすると、超大変なのですが、体育館で１学年一気にするより、一人一人の児童の様子が見られて、反応もよくわかり、大変だけど、これはこれでいいのかなと思います。児童さんには前に出てきてもらい実際に伝達ゲームをやってもらったりもしました。包括職員の演技も最初のクラスよりも３クラス目のほうが円熟味を増していました（笑）今後も毎年続けていきますね。この小学校の前には、何故か鹿がいます。

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2023.02.23

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第８４回ネットワーク委員会が開催されました英田地区認知症ケアネットワーク推進委員会８４回目の開催です。コロナ禍も少しずつですが軽減される中地域での活動も、恐々ながらも活発になってきているという地域からの報告がありました。少し、出口の明かりが見えだしたと言える今日かもしれません。一方この一か月、世間を騒がせたのはルフィを名乗る強奪事件や警察官を名乗る特殊詐欺グループでしょうか。特に特殊詐欺は、あの手この手を使ってお金をだまし取ろうとしています。東大阪でも被害が増加中とのこと。皆様もくれぐれも気を付けてくださいね！大阪府警も、注意喚起に必死です。なお、社協さんからは、車両に関わる認知症の人の話が出ていました。色々と課題も多く、行政共々一緒に取り組んでいかなければならない案件だと思います。

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2023.02.14

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若林美樹さん「あなたは大切な人」センター長の石川です以前もブログでアップさせてもらいましたが、若林美樹さんが若年性認知症の方とその介護家族の方を応援する「あなたは大切な人」の映像がYouTubeにアップされていたので紹介します。映像と言っても、音楽が流れているだけですが、まだ聞いたことがないという方は、是非とも下記にアクセスしてください。若林さんは「あなたは大切な人」を作成するために、何度か若年性認知症の方とのふれあい時間を設け、それぞれの方の思いを汲み取りながら、 CDの作成まで頑張ってくれたのでした。満開の桜の木の下で歌ってもらった時には参加者の中で涙を流されている方もおられました。若林さんは、ラグビーの応援歌も歌っておられ、そのため私は以前から知っていた方なのですが、ラグビーだけでなく、地域に根ざした活動を丹念に続けておられます。当法人でも、何らかの機会を設けて歌っていただきたいと思っています。では、「あなたは大切な人」　お聴きください。↓ https://www.youtube.com/watch?v=i23cK7b7Oi4

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2023.02.10

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心の中のゾウと仲良くなる今日は関東甲信越地方が雪ゆき雪みたいですね。しんしんと降り積もる雪も、積り過ぎると生活への影響が大きくなりますね。その昔、北国で撮影した写真です。風情があるうちはいいのですが… さて、ケアを仕事にする者も、介護家族の方も、人と人との関わりは、自分も相手も「感情」が左右します。しかしその感情はただものではありません。ケア従事者は、自分の感情と、利用者の感情と双方に真摯に向かい合わなければなりません。結構大変な仕事なのですよね。しかしその感情との付き合いがうまくいかないと、悩み苦しんでしまいます。今回紹介する竹林正樹さんの動画が少しでもその悩みのお役に立てればと思います。「心の中のゾウと仲良くする…」 https://www.youtube.com/watch?v=N9QzOaJjoSY

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2023.02.07

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キッズサポーター講座開催しました毎年実施している英田北小学校４年生のキッズサポーター講座を実施しました。この小学校は生徒数が多く、学年全員が体育館に集まっての開催でした。今回は認知症の話＋働く人の話ということで、老人ホームで働く職員や、地域の高齢者のために働く職員の紹介もしました。子どもたちの感受性は相変わらず素晴らしく、「そういうことか～」っと、歓声を上げたりもしてくれます。キッズサポーター講座は何回実施しても子どもたちの反応は楽しく、また逆に教えてもらうことも多いですね。

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2023.02.06

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若年性認知症の方のつどいが開催されました若年性認知症とその介護家族の方のつどい「楽カフェ」は毎月第一土曜日に開催されていますが、今回は市役所にて開催されました。土曜日なので庁舎は閉まっていたため、一階フロアでひな人形を見たり、舞いあがれコーナーでは願い事を書いて紙飛行機を飛ばしたりとゆっくりと過ごしました。そのあと皆さんは２２階の展望フロアに。私は別室で介護家族の方と面談しました。家族の日々の苦労がひしひしと伝わってくる内容でしたが、家族自身もユーチューブや書籍などでかなり勉強されているようでした。毎日必死の日々でもあるのです。その中でも出てきたのが、介護者の睡眠がしっかりと取れているかということでした。介護者の睡眠不足は、心身ともに介護への余裕がなくなります。ここは大きな分岐点で、支援体制構築を行わなければならないところと言えるでしょう。３月は花園ラグビー場へ行く予定となっています。

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2023.02.02

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Kenta Yamashita 見かたを変える自分を変える意外と知られてないけど、毎回とても勉強になるのがスーパープレゼンテーション（TED）です。様々な世界の人たちのお話は実に面白いのです。そしてケアの世界の中だけというのが、いかに小さな世界なのかというのがわかりますし、そのさまざまな世界から、ケアの世界に活かせる話もいっぱい聞けます。アメリカでのスーパープレゼンテーションが多いのですが、時たま日本開催のものがあります。そのひとつが下記にアップした Kenta　Yamashita氏のプレゼンです。どこかで聞いたことがあるような名前ですが… ちょっとしたヒントが得られるかもですね。お時間があるときにどうぞ。（少し落ち着きがない人ですが） ✕は首を傾けたら＋に見えますよ。 https://www.youtube.com/watch?v=5epBxpAL6P0

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2023.02.01

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ひとりの人として今朝の朝日新聞朝刊に「40代さとうみきさんが、子どもたちに伝えたいこと」という見出しで現在４７歳のさとうみきさんが、自身が若年性認知症になってからの体験を中学生に話をされた記事が掲載されていました。詳細は記事を読んでもらうこととして、その中の言葉をピックアップしておきます。「『若年認知症のさとうさんですか』と言われたことがあります。私は、『若年性認知症のさとう』ではなく、さとうみきというひとりの人間なんです」私たちは知らず知らずのうちに、認知症になってしまった人に対して、「認知症の人」というフィルターを通して見てしまいがちです。一人の人として見る視点ではないのです。「認知症ケア」という専門職が学ぶ項目が、「認知症の人は困った人や可哀そうな人」というレッテルを逆に貼ってしまうのかもしれません。専門職なら、専門的知識の吸収はさることながら、同じ人としての視点を忘れてしまうと、その知識も意味をなさないものになるでしょう。私自身も、つい忘れがちな大切なポイントですね。認知症のＡさんではなく、ひとりの人としてのＡさんとして。

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2023.03.01

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オーケストラからケアの現場を考える・シンフォニーホールへ再び

日曜日に訪れたシンフォニーホール火曜日に再び訪れました。日曜日は超満員でしたが、火曜日は新進演奏家育成プロジェクトということもあり、ちょっと寂しい入りだったかな。朝日放送（ABC）が建てた（今は別会社が運営）ザ・シンフォニーホールも４０年ですか。その間、何回訪れたことでしょうか。前述したクラシック好きの認知症のＡさんとの出会いがなければ、このホールに生演奏を聴きに来ることもなかったかもしれません。今回は難解な音楽ばかりで、初めての人にはとっつきにくかったかもしれませんね。オーケストラは、一人一人が切磋琢磨する上で（一人一人の技術を磨き、他のメンバーはライバルにもなる）、チームワークを作り上げていきます。いがみ合っていてはいい音楽は作れません。オーケストラにもやはり序列がありますが、それでも観衆により良い音楽を提供するために、チームとしてまとまっていきます。その姿は、チームで動くケアの現場と重なるものがあります。そういう意味で今回私は、オーケストラの動きとチームワークも見ていました。さらに今回は若手の育成プログラムですから、そのソリストたちの下支えとしてのオーケストラになります。当たり前ですが、ひとりひとりのポジション（担当楽器）に真剣に取り組んでいる姿が見て取れました。それはケアの現場も同じですね。人間ですから文句は出てくるでしょうが、文句を言ってる時間を技術を磨くことに団員は傾けているのです。オーケストラで大切なのはコンサートマスター（コンマス）の存在です。一見指揮者のようにも思えますが、このコンマスこそが、オーケストラをまとめる重要な役割を担っています。ケアの現場も、施設長（指揮者）もさることながら、コンマスの立場にいる人が重要なカギを握ると言えます。新進演奏家の皆様の頑張りは良かったですね。今回英田地区認知症ケアネットワーク委員会の委員の先生のご子息が登壇され、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。ラフマニノフの難曲を暗譜で弾かれたダイナミックな演奏、これから期待できますね。このような機会を与えていただいた委員の先生に感謝です。ありがとうございました。

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2023.02.28

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８３歳のタクト　「チャイコフスキー交響曲第６番悲愴」

まだ私が某施設で生活相談員の職についていた時のことです。車いすに乗った認知症状のあるＡさんは、常にケア職員に罵倒を浴びせ、時に職員に車いすごとぶつかっていく、当時としてはケア職員から見て難儀な入居者でした。私もどう関わったらいいかわからなかったのですが、そのＡさんの枕元に、クラシック音楽が入ったテープを多く見つけました。当時、少しはクラシックに興味があった私は、Ａさんにクラシック音楽のことで話し掛けました。「好きな曲は何ですか？」と聞くと、「チャイコ、６番」と答えます。チャイコフスキー作曲の「交響曲第６番悲愴」のことでした。そこで、６番のＣＤを買ってきて、Ａさんに聴いてもらいました。落ち着きなく動き回るＡさんが、約４５分の演奏の間、ずっと落ち着いて聴いていたのです。色々話をすると、青春時代につきあっていた男性がこの曲が好きで、それ以来この曲だけでなく、クラシック音楽も好きになったとか。以降、録画した演奏会を見てもらったりもしました。オーケストラの配置（第１ヴァイオリン、第２バイオリン、ビオラの位置とか…）についても教えてもらったりしました。以降、私にとってもチャイコフスキー第６番悲愴は忘れえぬ曲となったのです。その悲愴を先日の日曜日、シンフォニーホールに聴きに行きました。指揮者は今年８３歳になる小林研一郎。かつて何度もこの指揮者の曲を聴きに行ったことがありますが、日本でも有数の指揮者です。そのコバケンもかなりのご高齢ながら、熱い指揮姿を見せてくれました。タクトを振るうというより、「思い」を全身でオーケストラに伝えていく（実際、あまりタクトを振らなかった）そんな感じでした。「悲愴」の第１楽章は戦争や災害、コロナなどで苦しむ人々の苦悩が、第４楽章は老いと死を見つめるような心にぐっと入る魂の演奏でした。因みにもう一つのプログラムはラフマニノフの「ピアノ協奏曲第２番」。この演目、今日も聴きに行くんですよね～（苦笑）

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2023.02.25

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新たな小学校での認知症キッズサポーター講座開催しました

２月２１日、新喜多包括担当地域の「西堤小学校」３年生向けにキッズサポーター講座を実施しました。この小学校では初実施になります。３クラスを１クラスずつでの開催です。要するに、３回連続で実施するという、行う側からすると、超大変なのですが、体育館で１学年一気にするより、一人一人の児童の様子が見られて、反応もよくわかり、大変だけど、これはこれでいいのかなと思います。児童さんには前に出てきてもらい実際に伝達ゲームをやってもらったりもしました。包括職員の演技も最初のクラスよりも３クラス目のほうが円熟味を増していました（笑）今後も毎年続けていきますね。 [caption id="attachment_4438" align="alignnone" width="1835"] この小学校の前には、何故か鹿がいます。[/caption]

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2023.02.23

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第８４回ネットワーク委員会が開催されました

英田地区認知症ケアネットワーク推進委員会８４回目の開催です。コロナ禍も少しずつですが軽減される中地域での活動も、恐々ながらも活発になってきているという地域からの報告がありました。少し、出口の明かりが見えだしたと言える今日かもしれません。一方この一か月、世間を騒がせたのはルフィを名乗る強奪事件や警察官を名乗る特殊詐欺グループでしょうか。特に特殊詐欺は、あの手この手を使ってお金をだまし取ろうとしています。東大阪でも被害が増加中とのこと。皆様もくれぐれも気を付けてくださいね！ [caption id="attachment_4434" align="alignnone" width="2066"] 大阪府警も、注意喚起に必死です。[/caption] なお、社協さんからは、車両に関わる認知症の人の話が出ていました。色々と課題も多く、行政共々一緒に取り組んでいかなければならない案件だと思います。

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2023.02.14

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若林美樹さん「あなたは大切な人」

センター長の石川です以前もブログでアップさせてもらいましたが、若林美樹さんが若年性認知症の方とその介護家族の方を応援する「あなたは大切な人」の映像がYouTubeにアップされていたので紹介します。映像と言っても、音楽が流れているだけですが、まだ聞いたことがないという方は、是非とも下記にアクセスしてください。若林さんは「あなたは大切な人」を作成するために、何度か若年性認知症の方とのふれあい時間を設け、それぞれの方の思いを汲み取りながら、 CDの作成まで頑張ってくれたのでした。満開の桜の木の下で歌ってもらった時には参加者の中で涙を流されている方もおられました。若林さんは、ラグビーの応援歌も歌っておられ、そのため私は以前から知っていた方なのですが、ラグビーだけでなく、地域に根ざした活動を丹念に続けておられます。当法人でも、何らかの機会を設けて歌っていただきたいと思っています。では、「あなたは大切な人」　お聴きください。↓ https://www.youtube.com/watch?v=i23cK7b7Oi4

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2023.02.10

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心の中のゾウと仲良くなる

今日は関東甲信越地方が雪ゆき雪みたいですね。しんしんと降り積もる雪も、積り過ぎると生活への影響が大きくなりますね。その昔、北国で撮影した写真です。風情があるうちはいいのですが… さて、ケアを仕事にする者も、介護家族の方も、人と人との関わりは、自分も相手も「感情」が左右します。しかしその感情はただものではありません。ケア従事者は、自分の感情と、利用者の感情と双方に真摯に向かい合わなければなりません。結構大変な仕事なのですよね。しかしその感情との付き合いがうまくいかないと、悩み苦しんでしまいます。今回紹介する竹林正樹さんの動画が少しでもその悩みのお役に立てればと思います。「心の中のゾウと仲良くする…」 https://www.youtube.com/watch?v=N9QzOaJjoSY

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2023.02.07

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キッズサポーター講座開催しました

毎年実施している英田北小学校４年生のキッズサポーター講座を実施しました。この小学校は生徒数が多く、学年全員が体育館に集まっての開催でした。今回は認知症の話＋働く人の話ということで、老人ホームで働く職員や、地域の高齢者のために働く職員の紹介もしました。子どもたちの感受性は相変わらず素晴らしく、「そういうことか～」っと、歓声を上げたりもしてくれます。キッズサポーター講座は何回実施しても子どもたちの反応は楽しく、また逆に教えてもらうことも多いですね。

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2023.02.06

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若年性認知症の方のつどいが開催されました

若年性認知症とその介護家族の方のつどい「楽カフェ」は毎月第一土曜日に開催されていますが、今回は市役所にて開催されました。土曜日なので庁舎は閉まっていたため、一階フロアでひな人形を見たり、舞いあがれコーナーでは願い事を書いて紙飛行機を飛ばしたりとゆっくりと過ごしました。そのあと皆さんは２２階の展望フロアに。私は別室で介護家族の方と面談しました。家族の日々の苦労がひしひしと伝わってくる内容でしたが、家族自身もユーチューブや書籍などでかなり勉強されているようでした。毎日必死の日々でもあるのです。その中でも出てきたのが、介護者の睡眠がしっかりと取れているかということでした。介護者の睡眠不足は、心身ともに介護への余裕がなくなります。ここは大きな分岐点で、支援体制構築を行わなければならないところと言えるでしょう。３月は花園ラグビー場へ行く予定となっています。

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2023.02.02

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Kenta Yamashita 見かたを変える自分を変える

意外と知られてないけど、毎回とても勉強になるのがスーパープレゼンテーション（TED）です。様々な世界の人たちのお話は実に面白いのです。そしてケアの世界の中だけというのが、いかに小さな世界なのかというのがわかりますし、そのさまざまな世界から、ケアの世界に活かせる話もいっぱい聞けます。アメリカでのスーパープレゼンテーションが多いのですが、時たま日本開催のものがあります。そのひとつが下記にアップした Kenta　Yamashita氏のプレゼンです。どこかで聞いたことがあるような名前ですが… ちょっとしたヒントが得られるかもですね。お時間があるときにどうぞ。（少し落ち着きがない人ですが） ✕は首を傾けたら＋に見えますよ。 https://www.youtube.com/watch?v=5epBxpAL6P0

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2023.02.01

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ひとりの人として

今朝の朝日新聞朝刊に「40代さとうみきさんが、子どもたちに伝えたいこと」という見出しで現在４７歳のさとうみきさんが、自身が若年性認知症になってからの体験を中学生に話をされた記事が掲載されていました。詳細は記事を読んでもらうこととして、その中の言葉をピックアップしておきます。「『若年認知症のさとうさんですか』と言われたことがあります。私は、『若年性認知症のさとう』ではなく、さとうみきというひとりの人間なんです」私たちは知らず知らずのうちに、認知症になってしまった人に対して、「認知症の人」というフィルターを通して見てしまいがちです。一人の人として見る視点ではないのです。「認知症ケア」という専門職が学ぶ項目が、「認知症の人は困った人や可哀そうな人」というレッテルを逆に貼ってしまうのかもしれません。専門職なら、専門的知識の吸収はさることながら、同じ人としての視点を忘れてしまうと、その知識も意味をなさないものになるでしょう。私自身も、つい忘れがちな大切なポイントですね。認知症のＡさんではなく、ひとりの人としてのＡさんとして。

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