ninchisho-yui-logo
menu

メニュー

clear ninchisho-yui-logo

「トピックス」で記事を検索しました。

ブログ投稿画像

2023.06.27

トピックス
安心・声掛け・つながり訓練開催されました(その1) 6月24日、英田南地区で第7回目になる「安心・声掛け・つながり訓練」が開催されました。 その前日に、昨年の全国の認知症による行方不明保護者が1万9千人近くおられたという ニュースがあった直後の声掛け訓練になりました。 訓練風景の写真です。   また訓練に参加いただいた河内警察署からは、 管内でも昨年は200名ほどの保護があったとのこと。 これは驚くべき数字ですね。 英田南校区6自治会から集まってくれた方々   この訓練を始めたのは、8年前になります。 英田地区での認知症ケアネットワーク推進委員会が中心となり、 認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指して、 不幸な事故にならないよう、またご本人も家族も、少しでも安心できるようにと、 道迷いの認知症の方にやさしい声掛けの訓練を実施しはじめたのでした。 ネットワーク推進委員会の委員である河内医師会副会長尾﨑先生と、河内薬剤師会会長川口先生です 診察を終えてから駆け付けてくれた河内医師会副会長西岡先生です 英田南校区自治連合会寺尾会長の熱い挨拶です。 コロナ前は100名規模になる訓練で、 訓練終了後は地域の人が繋がっていくという意味合いもあって、 一緒にカレーライスを食べるなどしたものです。 由井理事長の挨拶です   英田南地区では、コロナ禍であっても継続することに意味があると、 昨年は小規模ながら実施したのですが、今年は食事会を省き、総勢70名ほどの参加となりました。 場所は南地区の公民館。地域ケアの中心となっているところです。 会館前に飾られている文言「花には水を 人には愛を 生活にはユーモアを」が気に入ってます。さあ、訓練への出発です。   今回はネットワーク委員の河内医師会から尾﨑先生、西岡先生、 河内薬剤師会の川口先生も参加され、また河内警察署生活安全課からも参加してもらいました。 訓練の詳細については(その2)に続きます。
ブログ投稿画像

2023.06.10

トピックス
グーグルレンズを使ってもわからないもの グーグルレンズ、便利ですね。 私は花の名前がさっぱりわからないのですが、 グーグルレンズを使って調べたら なんとすぐに答えが出てきます。 職場の前に咲いているこの不思議な花の名前も出てきました。 検索結果は「サンタンカ亜種」う~ん、なんだそれ?「ハンカチの木」という意見もあります。   因みにアーバンケア島之内の建物の一部だけを撮影して 検索すると「アーバンケア島之内」とちゃんと出てきました。 凄いですね! これもAI技術を駆使したものなのでしょう。 このように切り取った写真でも、アーバンケア島之内と出てきました   子どもはグーグルレンズの「宿題」を使えば 計算問題をやってくれるので、レンズを使って 解答しているようです。 そして今流行りのchatGPTで 認知症相談支援研修センター結の評価を聞くと 以下のような回答が。 まぁメールでの対応はしていないので めっちゃ当たり障りのない回答だとは思うのですが、 まさしく何でもかんでもAIの管理下にあるのかなと思ってしまいます。 明智光秀のにおいがします   しかしどんなにグーグルレンズが優秀でも 認知症の人の思いの回答は出せません。 そこは私たちの感性と介護技術をどう磨きをかけるか ということになるでしょう。 つまりどんなにAI技術が進んでいても 私たちケア実践者の方がずっと優秀なところがあるのです。 認知症の人の思いを汲み、あたたかく接するケア実践者 AIにも負けない心と技術 もっと誇りを持ってもいいのではないでしょうか。
ブログ投稿画像

2023.06.05

トピックス
認知症ケア学会に参加してきました 今回の認知症ケア学会は京都開催でした。 場所は国立京都国際会館でした。 大会自体、久しぶりの集合開催ですね。 (今回は、一部研修はWeb視聴可能) しかし、前日の大雨の影響で、 東京からの新幹線が土曜日の午前中まで完全ストップ。 前日入りを予定していた先生方や演者が来場できず、 また関東方面からの参加者も同じくで、 演者が抜ける、参加者も少ないという、閑散とした大会(特に一日目)でした。 いつもならこのメインホールは満席になります。長谷川和夫先生を偲ぶプログラムでした。   大会委員長の松本一生先生ともお話しできたのですが、 本当に穴埋めのために大変なようでした。 もちろん、由寿会に来ていただくことも、ちゃっかりとお願いしてきました。 しかし松本先生自身のお体が心配ですね。   さて、参加者は半減したものの、来られた人たちは本当に熱心でした。 バリアフリー展もそうですが、こうやって来ている人たちは 自分の休みを使って、さらに高い参加費、交通費を使って 本当に勉強しようという熱い思いを持ってこられてますね。 立ち話しながら、ケアの現場での職員間の理解をどう深めたらよいかと悩んでいる人の話も聞きました。 昔も今も、変わらぬ悩み。 私にとっても長々と続く課題とも言えます。 みんながもっとこのような場所で勉強をしてもらえればいいのですけどね。 私は土曜日の夜は出版社の方と飲み、終電で帰り、3時間寝ただけで 再び朝一の発表を聴くために国際会議場に向かいました。 様々な方とのお話もでき、さすがに日曜日は眠たかったですが、 充実の二日間となりました。 癒しは、京都に来ればここ。 グリル長谷川のAミックスを食べることですね。
ブログ投稿画像

2023.05.25

トピックス
「学びから始まる人生」 今日はかつてお世話になったあの方の法人葬があってから9年目の日になります。 今や当たり前の制度になっている、ショートステイやデイサービス、認知症デイ、 包括支援センターの基となる在介ステーションなどを立ち上げた人でした。 今となってはその行動力も過去の忘れられたような存在ですが、 今の制度の礎として、その功績は大きいのです。 その頃のことを語れる人がいなくなっていきますね。 この方のおひざ元で20年働かせてもらいました。 職員には厳しく、褒めることをせず、 普段の仕事では決して親しめる人ではなかったのですが、 いつも高齢者に視点を向けていた方でした。 忘れられぬ言葉、 「あなた方は入居者の人生の幕引き者。どのような幕を引くかはあなた方次第だが、 たった一つしかない人生の良き幕引き者になれ。」という言葉。(少しばかし誇張していますが) 今もしっかりと覚えています。 何よりもこの方に拾ってもらったからこそ、今の私がある。 色々あったけど、ただただ感謝の一言です。 「人の出会いに意味のないものなんてない。」 富良野の夜明け。9年前の札幌での認知症ケア学会に行ったときのものです。   さて、話変わりますが、若宮正子さんという方ご存知ですか? ちょっとチラシがしわくちゃになってしまいましたが、 80歳でアイフォン向けのアプリを作っちゃった人です。 「学びから始まる私の人生」 いい言葉ですね。 世の中一杯学ぶべきことあるのに、 私たちはあまりにも狭い世界だけしか見ていないのかもしれません。 このチラシは、滋賀県米原市の講演のものです。   「とにかく、バッターボックスに立ってみる。 バットを振ったら、当たるかもしれないじゃないですか。 自分の未来にふたをしないこと。 何歳からでも人は変わることができるから。」 87歳の方の言葉です。 若い人で、バッターボックスにも立たず、 自分の未来にふたをしている人が多い? かもしれません。 若宮さんは今年9月、河内医師会の講演会でお話しされるとのことです。
ブログ投稿画像

2023.05.23

トピックス
介護家族の会(家族介護者教室)が開催されました 定例になっています介護家族の方が集まって話し合い、情報共有を行う 家族介護者教室5月が開催されました。 認知症の有無に関わらず、日頃介護で悩んでいる方、 或いはこれから介護をする不安を抱えている方など、7名の方が参加されました。 介護申請に至る経緯では、病院から勧められた方が多く、 地域包括支援センターの存在を知っていた方は少数でした。 ただ、病院への不満、不親切さや親身でない対応は、 今回の家族会だけでなく、他の家族会でも声を聞きました。 また地域包括支援センターの市民への浸透度がまだまだなのは、 この場の人に限ったことではないでしょう。 認知症状が出ている方の場合、介護サービスを受けることへの拒否により、 申請に3年もかかったという方もおられました。 認知症状が出てきた場合、本人の心の中では、認知症への不安を拒否したい気持ちが強く働き、 介護サービスの拒否に繋がることが多々あります。 ご家族にとってしんどい所なのです。 ただケア側もつかづ離れずの関係で、本人にケア側の存在を示しておけば、 本人の不安感が増した時、それとなく助けを求めてくるときがあります。 とは言っても、家族にとっては辛抱の日々となります。 病院から退院してくる家族をケアできるかどうかの不安を抱えている家族もおられました。 介護は、これまで当たり前のようにあった日常の景色と違った、 心身の負担を背負う生活が始まることなのです。 介護者だけが背負うのではなく、その背負う重さを少しでも軽減するため、 ケアの専門家に支えてもらうということが大切です。 そのために高い介護保険料を払っているのですから。 認知症の人の関りでは、火の不始末が出てきた母に、 何もかも危ないからと奪ってしまうのではなく、 野菜を切ってもらうなどの役割を持ってもらったというご家族の方がおられました。 何らかの役割を担ってもらう(それを失敗したとしても)、 その人の存在感を失わないようにするということも大切なことですね。 今回、色々と苦労されているご家族の話を聞けて良かったと、 異口同音の家族の感想をいただきました。 来月は「ほっこりなつどい」認知症の人を支える家族の会(6月17日)です。
ブログ投稿画像

2023.05.20

トピックス
なんとも複雑な心境になる映画を見てきました 最近「ららぽーと門真」という、アウトレットと一緒になったショッピングモールが出来ました。 実は私の帰り道には、この「ららぽーと門真」のほかに、「ららぽーとEXPOシティ」、 「イオンモール大日」、「イオンモール茨木」、ちょこっと足を延ばせば「Qzモール箕面」と、 なんとショッピングモールが5つもあるのです! これは驚異的なショッピングモールの数ですね。 そしてそれぞれのモールには、必ず映画館があります。 映画と言えば、私はレイトショーになります。 何と言っても空いているのが時節柄良いのですが、 映画が終わってから、誰もいないショッピングモールを歩くのもちょっと嬉しいのです。 日本でも数少ない座っているカーネルサンダース ここのお店は食べ放題があります。   もちろん、空いてるお店はありません   さて今回見てきた映画は、一般受けしない?「TARター」です。 世界的名指揮者にまで登りつめた女性指揮者ター。 世界最高峰のベルリンフィルの常任指揮者になるということは、 世界最高峰のオーケストラのトップに立つのですから、 クラシック音楽界の最高位に立ったということです。 しかし、権威権力を持ったゆえのほころびが彼女に襲い掛かるのです。 権威権力を持つ上の危険性、それを描いたのが今回の映画なのです。 どこか、今話題のJ事務所のことを思い浮かべてしまうようなところももあります。 ある意味、権威権力を持った者こそ見なければならない映画かもしれません。 同時に今や人を平気で堕としこむ力を持つ、SNSの恐ろしさも感じられます。 そしてラストは衝撃的でした。 クラシック音楽に詳しくない人には、わかりにくいところがあるので万人向けの映画ではないとは思います。 「スラムダンク」を見ている方が幸せになるでしょう。
ブログ投稿画像 6月24日、英田南地区で第7回目になる「安心・声掛け・つながり訓練」が開催されました。 その前日に、昨年の全国の認知症による行方不明保護者が1万9千人近くおられたという ニュースがあった直後の声掛け訓練になりました。 [caption id="attachment_4806" align="alignnone" width="2560"] 訓練風景の写真です。[/caption]   また訓練に参加いただいた河内警察署からは、 管内でも昨年は200名ほどの保護があったとのこと。 これは驚くべき数字ですね。 [caption id="attachment_4807" align="alignnone" width="2560"] 英田南校区6自治会から集まってくれた方々[/caption]   この訓練を始めたのは、8年前になります。 英田地区での認知症ケアネットワーク推進委員会が中心となり、 認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指して、 不幸な事故にならないよう、またご本人も家族も、少しでも安心できるようにと、 道迷いの認知症の方にやさしい声掛けの訓練を実施しはじめたのでした。 [caption id="attachment_4811" align="alignnone" width="2560"] ネットワーク推進委員会の委員である河内医師会副会長尾﨑先生と、河内薬剤師会会長川口先生です[/caption] [caption id="attachment_4810" align="alignnone" width="2560"] 診察を終えてから駆け付けてくれた河内医師会副会長西岡先生です[/caption] [caption id="attachment_4809" align="alignnone" width="2560"] 英田南校区自治連合会寺尾会長の熱い挨拶です。[/caption] コロナ前は100名規模になる訓練で、 訓練終了後は地域の人が繋がっていくという意味合いもあって、 一緒にカレーライスを食べるなどしたものです。 [caption id="attachment_4812" align="alignnone" width="2560"] 由井理事長の挨拶です[/caption]   英田南地区では、コロナ禍であっても継続することに意味があると、 昨年は小規模ながら実施したのですが、今年は食事会を省き、総勢70名ほどの参加となりました。 場所は南地区の公民館。地域ケアの中心となっているところです。 [caption id="attachment_4808" align="alignnone" width="2560"] 会館前に飾られている文言「花には水を 人には愛を 生活にはユーモアを」が気に入ってます。さあ、訓練への出発です。[/caption]   今回はネットワーク委員の河内医師会から尾﨑先生、西岡先生、 河内薬剤師会の川口先生も参加され、また河内警察署生活安全課からも参加してもらいました。 訓練の詳細については(その2)に続きます。
ブログ投稿画像 グーグルレンズ、便利ですね。 私は花の名前がさっぱりわからないのですが、 グーグルレンズを使って調べたら なんとすぐに答えが出てきます。 職場の前に咲いているこの不思議な花の名前も出てきました。 [caption id="attachment_4788" align="alignnone" width="2048"] 検索結果は「サンタンカ亜種」う~ん、なんだそれ?「ハンカチの木」という意見もあります。[/caption]   因みにアーバンケア島之内の建物の一部だけを撮影して 検索すると「アーバンケア島之内」とちゃんと出てきました。 凄いですね! これもAI技術を駆使したものなのでしょう。 [caption id="attachment_4786" align="alignnone" width="2064"] このように切り取った写真でも、アーバンケア島之内と出てきました[/caption]   子どもはグーグルレンズの「宿題」を使えば 計算問題をやってくれるので、レンズを使って 解答しているようです。 そして今流行りのchatGPTで 認知症相談支援研修センター結の評価を聞くと 以下のような回答が。 まぁメールでの対応はしていないので めっちゃ当たり障りのない回答だとは思うのですが、 まさしく何でもかんでもAIの管理下にあるのかなと思ってしまいます。 [caption id="attachment_4791" align="alignnone" width="2048"] 明智光秀のにおいがします[/caption]   しかしどんなにグーグルレンズが優秀でも 認知症の人の思いの回答は出せません。 そこは私たちの感性と介護技術をどう磨きをかけるか ということになるでしょう。 つまりどんなにAI技術が進んでいても 私たちケア実践者の方がずっと優秀なところがあるのです。 認知症の人の思いを汲み、あたたかく接するケア実践者 AIにも負けない心と技術 もっと誇りを持ってもいいのではないでしょうか。
ブログ投稿画像 今回の認知症ケア学会は京都開催でした。 場所は国立京都国際会館でした。 大会自体、久しぶりの集合開催ですね。 (今回は、一部研修はWeb視聴可能) しかし、前日の大雨の影響で、 東京からの新幹線が土曜日の午前中まで完全ストップ。 前日入りを予定していた先生方や演者が来場できず、 また関東方面からの参加者も同じくで、 演者が抜ける、参加者も少ないという、閑散とした大会(特に一日目)でした。 [caption id="attachment_4767" align="alignnone" width="1105"] いつもならこのメインホールは満席になります。長谷川和夫先生を偲ぶプログラムでした。[/caption]   大会委員長の松本一生先生ともお話しできたのですが、 本当に穴埋めのために大変なようでした。 もちろん、由寿会に来ていただくことも、ちゃっかりとお願いしてきました。 しかし松本先生自身のお体が心配ですね。   さて、参加者は半減したものの、来られた人たちは本当に熱心でした。 バリアフリー展もそうですが、こうやって来ている人たちは 自分の休みを使って、さらに高い参加費、交通費を使って 本当に勉強しようという熱い思いを持ってこられてますね。 立ち話しながら、ケアの現場での職員間の理解をどう深めたらよいかと悩んでいる人の話も聞きました。 昔も今も、変わらぬ悩み。 私にとっても長々と続く課題とも言えます。 みんながもっとこのような場所で勉強をしてもらえればいいのですけどね。 私は土曜日の夜は出版社の方と飲み、終電で帰り、3時間寝ただけで 再び朝一の発表を聴くために国際会議場に向かいました。 様々な方とのお話もでき、さすがに日曜日は眠たかったですが、 充実の二日間となりました。 癒しは、京都に来ればここ。 グリル長谷川のAミックスを食べることですね。
ブログ投稿画像 今日はかつてお世話になったあの方の法人葬があってから9年目の日になります。 今や当たり前の制度になっている、ショートステイやデイサービス、認知症デイ、 包括支援センターの基となる在介ステーションなどを立ち上げた人でした。 今となってはその行動力も過去の忘れられたような存在ですが、 今の制度の礎として、その功績は大きいのです。 その頃のことを語れる人がいなくなっていきますね。 この方のおひざ元で20年働かせてもらいました。 職員には厳しく、褒めることをせず、 普段の仕事では決して親しめる人ではなかったのですが、 いつも高齢者に視点を向けていた方でした。 忘れられぬ言葉、 「あなた方は入居者の人生の幕引き者。どのような幕を引くかはあなた方次第だが、 たった一つしかない人生の良き幕引き者になれ。」という言葉。(少しばかし誇張していますが) 今もしっかりと覚えています。 何よりもこの方に拾ってもらったからこそ、今の私がある。 色々あったけど、ただただ感謝の一言です。 「人の出会いに意味のないものなんてない。」 [caption id="attachment_4762" align="alignnone" width="1440"] 富良野の夜明け。9年前の札幌での認知症ケア学会に行ったときのものです。[/caption]   さて、話変わりますが、若宮正子さんという方ご存知ですか? ちょっとチラシがしわくちゃになってしまいましたが、 80歳でアイフォン向けのアプリを作っちゃった人です。 「学びから始まる私の人生」 いい言葉ですね。 世の中一杯学ぶべきことあるのに、 私たちはあまりにも狭い世界だけしか見ていないのかもしれません。 [caption id="attachment_4761" align="alignnone" width="2007"] このチラシは、滋賀県米原市の講演のものです。[/caption]   「とにかく、バッターボックスに立ってみる。 バットを振ったら、当たるかもしれないじゃないですか。 自分の未来にふたをしないこと。 何歳からでも人は変わることができるから。」 87歳の方の言葉です。 若い人で、バッターボックスにも立たず、 自分の未来にふたをしている人が多い? かもしれません。 若宮さんは今年9月、河内医師会の講演会でお話しされるとのことです。
ブログ投稿画像 定例になっています介護家族の方が集まって話し合い、情報共有を行う 家族介護者教室5月が開催されました。 認知症の有無に関わらず、日頃介護で悩んでいる方、 或いはこれから介護をする不安を抱えている方など、7名の方が参加されました。 介護申請に至る経緯では、病院から勧められた方が多く、 地域包括支援センターの存在を知っていた方は少数でした。 ただ、病院への不満、不親切さや親身でない対応は、 今回の家族会だけでなく、他の家族会でも声を聞きました。 また地域包括支援センターの市民への浸透度がまだまだなのは、 この場の人に限ったことではないでしょう。 認知症状が出ている方の場合、介護サービスを受けることへの拒否により、 申請に3年もかかったという方もおられました。 認知症状が出てきた場合、本人の心の中では、認知症への不安を拒否したい気持ちが強く働き、 介護サービスの拒否に繋がることが多々あります。 ご家族にとってしんどい所なのです。 ただケア側もつかづ離れずの関係で、本人にケア側の存在を示しておけば、 本人の不安感が増した時、それとなく助けを求めてくるときがあります。 とは言っても、家族にとっては辛抱の日々となります。 病院から退院してくる家族をケアできるかどうかの不安を抱えている家族もおられました。 介護は、これまで当たり前のようにあった日常の景色と違った、 心身の負担を背負う生活が始まることなのです。 介護者だけが背負うのではなく、その背負う重さを少しでも軽減するため、 ケアの専門家に支えてもらうということが大切です。 そのために高い介護保険料を払っているのですから。 認知症の人の関りでは、火の不始末が出てきた母に、 何もかも危ないからと奪ってしまうのではなく、 野菜を切ってもらうなどの役割を持ってもらったというご家族の方がおられました。 何らかの役割を担ってもらう(それを失敗したとしても)、 その人の存在感を失わないようにするということも大切なことですね。 今回、色々と苦労されているご家族の話を聞けて良かったと、 異口同音の家族の感想をいただきました。 来月は「ほっこりなつどい」認知症の人を支える家族の会(6月17日)です。
ブログ投稿画像 最近「ららぽーと門真」という、アウトレットと一緒になったショッピングモールが出来ました。 実は私の帰り道には、この「ららぽーと門真」のほかに、「ららぽーとEXPOシティ」、 「イオンモール大日」、「イオンモール茨木」、ちょこっと足を延ばせば「Qzモール箕面」と、 なんとショッピングモールが5つもあるのです! これは驚異的なショッピングモールの数ですね。 そしてそれぞれのモールには、必ず映画館があります。 映画と言えば、私はレイトショーになります。 何と言っても空いているのが時節柄良いのですが、 映画が終わってから、誰もいないショッピングモールを歩くのもちょっと嬉しいのです。 [caption id="attachment_4740" align="alignnone" width="1195"] 日本でも数少ない座っているカーネルサンダース ここのお店は食べ放題があります。[/caption]   [caption id="attachment_4738" align="alignnone" width="963"] もちろん、空いてるお店はありません[/caption]   さて今回見てきた映画は、一般受けしない?「TARター」です。 世界的名指揮者にまで登りつめた女性指揮者ター。 世界最高峰のベルリンフィルの常任指揮者になるということは、 世界最高峰のオーケストラのトップに立つのですから、 クラシック音楽界の最高位に立ったということです。 しかし、権威権力を持ったゆえのほころびが彼女に襲い掛かるのです。 権威権力を持つ上の危険性、それを描いたのが今回の映画なのです。 どこか、今話題のJ事務所のことを思い浮かべてしまうようなところももあります。 ある意味、権威権力を持った者こそ見なければならない映画かもしれません。 同時に今や人を平気で堕としこむ力を持つ、SNSの恐ろしさも感じられます。 そしてラストは衝撃的でした。 クラシック音楽に詳しくない人には、わかりにくいところがあるので万人向けの映画ではないとは思います。 「スラムダンク」を見ている方が幸せになるでしょう。