「トピックス」で記事を検索しました。
2023.04.11
トピックス2023.04.04
トピックス2023.03.30
トピックス2023.03.28
トピックス2023.03.24
トピックス2023.03.20
トピックス2023.03.17
トピックス2023.03.15
トピックス2023.03.14
トピックス2023.04.11
トピックス2023.04.07
トピックス2023.04.04
トピックス2023.03.30
トピックス2023.03.28
トピックス2023.03.24
トピックス
音楽というのは不思議な魅力があります。
もしかしたら魅力というより、魔力かもしれません。
人間が生み出した最高の芸術の一つと言えますね。
[caption id="attachment_4527" align="alignnone" width="2048"] いよいよ花の季節到来ですね[/caption]
音楽 それは私たちの人生にとって、
まるで自分自身を形成する重要なパーツのように存在しています。
私たちは子どものころから、いや母親のおなかの中にいる頃から
音楽を聴いています。
私たちの生活になくてはならないものとして音楽は存在するのです。
当然、認知症の人にとっても同じで、
脳にしっかりと刻み込まれているのが音楽なのです。
ですから、音楽療法も活用されるのです。
認知症の人と音楽、もう少し深めていきたいと思います。
[caption id="attachment_4528" align="alignnone" width="2048"] 日曜日は天気も良く、午後からズーム研修だったため、午前中に裏山に登ってきました。写っている人は誰だか知りません(笑)[/caption]
因みにベートーヴェンの「運命」
ジャジャジャジャーンの出だし。
実はプロではない高校生の楽団でも演奏できるそうです。
逆に言えば、これくらい一糸乱れず呼吸を合わせて演奏できなければ
プロにはなれないということですね。
介護での国家資格を持っているのならば、
こんなケアはできて当たり前と言えること。
ですね。
テレビドラマを滅多に見ない(アメリカのドラマを除く)私がはまったのが
「リバーサルオーケストラ」でした。
もう終わってしまいましたが、なかなか面白く、回を追うごとに視聴率もアップしていったようです。
それにしても、オーケストラのプロフェッショナル性は凄いと思います。
誰でも知っているベートーヴェンの「運命」
ジャジャジャジャーン!で始まる奴です。
あれって、実はすごいんですよ。
弦楽器のメンバーが、誰一人遅れず、フライングせず、
1秒たりとも遅れず、早すぎず、ジャジャジャジャーン!と、演奏を始めるのです。
まぁあんな曲を作ったベートーヴェンはとんでもないと思うのですが、
それをやりこなす奏者は、プロと言えるでしょう。
はたして国家資格を持つ介護のプロフェッショナル達は、
あれだけのプロフェッショナル性を持ち得ているのか?
お金を取って、人々に聴いてもらい、感動を与えるというのが、
まさしくオーケストラなのです。
介護の世界もお金を取って、
介護を必要とする方にそのプロフェッショナル性を発揮している
はずです。
でもプロとしての自覚は自戒を込めて言いますが、まだまだ。
心の持ちようも大切で、
介護のプロとしての誇りを持つこと。
だと思います。
さて、認知症の人と音楽。
単に音楽を聞かせてればよい、或いは時たま歌う時間があればいい
なんてことではプロフェッショナル性はありません。
認知症ケアには音楽療法が一つのジャンルとしてあるということは、
根拠と実施にともなう成果があるからです。
しかし私たちは「なんちゃってケア」しかやっていないのではないか?
それは果たして利用者からお金を取っている身としてどうなのか。
「そんなことはない、なんちゃってケアなんてやってない、毎日必死に頑張っている!」
という反論は当然あるでしょう。
ではなぜそのケアが必要なのか、
どのような根拠があってそれを実践しているのか、
さらにそれがどのような効果をもたらすのか。
これをしっかりと答えられなければ、プロとは言えないでしょう。
もうちょっと平たく言えば、介護は「考える」ことが基盤になければ、
「なんとなくケア」や「なんちゃってケア」になってしまうということなのです。
認知症の人に何故音楽療法があるのか。
もちろんそれにも根拠があるのです。
(つづく)
2023.03.15
トピックス2023.03.14
トピックス