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2024.01.26

知れば知るほど自分の無知を知る

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認知症の教室(一般市民用)

認知症の教室(専門職用)

人が知っていることは、広い世界からすればほんの一握りかもしれません。
私も認知症ケアのことをよく知っていると言っても、わからないことの方が山ほどあります。

先日も、前頭側頭型認知症の方とその家族の支援で壁にぶち当たってしまいました。

では、わからなければどうするか?
わからないまま、わからないから仕方がないとあきらめるのか、
わからないなら、わかるために探究心を働かせ、勉強するのか?
もしかしたら、忙しいし、余計なことはしたくないし、わからないことはわからないし、
それでいいじゃんという意見もあるかもしれません。

どの道を選ぶかはその人次第ですが。

わかろうとするための動機付けは、
やはり本人や家族のつらさを感じ取るということでしょうか。
つらさを感じ取れば、わからないまま放置して時を過ごすことが、
自分で自分をつまらない人間として決めてしまうことなのだと思うでしょう。

わからなければわかろうとする。
そうすると、知らなかったことを知ることになります。
「え? そんなことも知らなかったんだ! 」と、
知れば知るほど自分の無知を知ることになるのです。

この言葉には続きがあります。

「知れば知るほど自分の無知を知る。そして人として深まる。」

つまり探究心を働かせ、知らなかったことを知るうちに、
人としても成長するということなのですね。

最初はわからなくて当たり前。要はそのわからないをどうするか、ですね。

先日脳科学者の恩蔵先生の話を聴いてきたのですが、(その内容については後日に)
人の脳の奥深さ、可能性を感じさせる話でした。

私たちは、認知症があると、できないやれない理解しないことが一杯の人と捉えてしまいますが、
実はできることやれること理解していることが一杯あるのに、
そこにとんと目をやっていないということなのですね。

もしかしたら、「できないやれない理解しない人」と定義づけておいた方が、
ケア側は楽なのかもしれません。

「世界が広がる!」 そいう感動を得るためには、探究心が必要です。