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「認知症の教室(専門職用)」で記事を検索しました。

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2022.11.19

認知症の教室(専門職用)
第81回ネットワーク委員会開催されました センター長の石川です。 15日、81回目となる認知症ケアネットワーク推進委員会が開催されました。 今回は、特に河内警察署管内、特殊詐欺が多いということで、 いつもの地域課だけでなく、生活安全課課長も来られて、 対策への協力依頼をされました。 地域からの報告では、ようやく様々な活動が活発になってきたとのこと。 しかし医療現場からは、コロナは依然厳しい状況で、 さらに第8派の到来で、地域活動にまたストップが掛かるかもしれないと 危惧されていました。 また10月25日に行われたシンポジウムについての反省会も実施しました。 地域の代表からは、先生方の演技に感動と驚きをもったとのこと。 普通先生方があれほど楽しみながら劇をすることなどないだろうと、 異口同音に良かったという声が聞かれました。 難しすぎるだろうと思ったキツネダンスも みんなが参加されて楽しまれ、あれもよかったと述べられていました。 細部では反省すべきことが多々あったとは思います。 ただ、地域住民の方が楽しく学んでいただければ、 それが何よりだったのではないかと思います。 ネットワーク委員会もいよいよ9年目に入ります。 さて、次はどのようなアプローチがあるのでしょうか。    
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2022.11.02

認知症の教室(専門職用)
実るほど頭を垂れる稲穂かな 稲刈りもいつの間にか終わってしまいましたね。 秋深まるというところでしょうか。 さて、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」 この言葉ご存知でしょうか 「学問や技能が深まった人ほど、かえって他人に対して謙虚になること」 (故事ことわざ辞典より) ということになります。 私は自分がついつい傲慢になると、この言葉を思い浮かべます。 もっとも私自身は、学問や技能が深まったわけではないのですが、 やはり曲がりなりにも歳を喰ってしまったので、 「歳をとるほど頭を垂れる」と置き換えることになるでしょう。 今まさに、私には必要なことなのかなと思います。 年月が経つほど堂々とし、畏敬の念を抱くものとして、日本各地の巨樹があるでしょう。 この近辺では能勢町の、国の天然記念物、野間の大けやきでしょうか。 高さ27.37メートル、幹まわり13.01メートル、最大枝張は幅39.3メートル、高さ36.2メートルの巨樹です。 その樹齢は1000年ともいわれ、けやきとしては西日本最大です。 1000年前というと、平安時代ですね。 心がぎすぎすしたり、イライラしたり、狭くなったと思ったら、この欅の木の下に立ち、 深呼吸してみてはいかがでしょうか。 心は狭めるより、心は広く持つこと。 せっかくの人生ですから。 箕面からだと、徒歩だと、ひとやま超えて5時間以上(笑) 車だと30分弱です。
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2022.11.01

認知症の教室(専門職用)
壁は自分自身にある 人間生きていくうちには 失敗や、気づかなかったことや、うまくいかなかったことや、やらかしてしまうことやら、 多分そんなことの方が多いと思います。 それは若い人だけでなく、歳取っても多分にあります。 私自身、気づかなかったこと、考えなかったこと、判断を間違ったことなど 今でもたくさんあります。 いくら歳をとっても熟成されない人間です。 そして失敗でへこむ人がいれば、失敗自体を何とも思わない人もいるでしょう。 逆に人間は他人のことになると、いとも簡単に指摘します。 それは上司、同僚、年齢関係なく、人は他人のことを指摘するのが得意だからです。 でもそれを受け止めるのは、人間は不得意かもしれません。 指摘を謙虚に受け止めることができること 逆に、自分もいとも簡単に他人を指摘してしまっていないか 気づかぬうちに、人の心を傷つけていないか。 いずれにしても「壁は自分自身の中にある」と言えます。 謙虚に受け止め、それを活かして前へ進めるのか、 いつのまにか他人を責めて自己満足してしまっていないか どちらであれ、「壁は自分自身の中」にあります。 でも、今はその壁を乗り越えるための手助けが必要かもしれません。 いらすとやさんより   感受性が私たち以上に研ぎ澄まされた認知症の人にとって 不得意部分を責められることはとてもつらいことです。 理解できなかったり、普通にやれなかったことを責められると 或いは冷たい視線で見られると、 自分ではどうすることもできないくらい心の孤独を感じてしまうでしょう。 認知症の人にとっての壁は、周囲の人たちの存在と言えるかもしれません。
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2022.10.31

認知症の教室(専門職用)
第7回シンポジウムの名場面?集(その3) シンポジウム、3つ目の講演は、「そうだったのか!コロナに負けない〇×健康法」でした。 河内医師会の尾﨑仁副会長、西岡良泰副会長、東歯科医師会の橋本孝会長、 河内薬剤師会から川口秀子会長が出演され、 アーバンケア島之内地域包括支援センターの中村と共に、 演技を交えながら、コロナ禍における健康法についてのお話がありました。 最初は、「発熱患者の診察風景」尾﨑先生です ふざけた患者でもうまく対応する尾﨑先生 会場とのクイズも交えての講演です。 二つ目は薬剤師とのやり取りです。川口先生熱演です。 コロナ患者宅にお薬を届けるという、大変な役割を担っています。 川口先生は演技が好きなようです。演劇部だったのかな? 三つめは、東歯科医師会の橋本先生です。ふざけた患者も黙って口を開けます。 歯科医の安全性についてしっかりと話されました。 歯は万病のもと。我慢せずに早めに歯科受診してください。 西岡先生は、それぞれの場面でコメントを入れていただきました。   各先生方迫真の演技でしたが、忙しい日々にもかかわらず、 このように脚本を練ってもらい、 色々と準備していただいたこと、本当に頭が下がる思いです。 劇に参加していただいた先生方です。お忙しい中、本当にありがとうございました!   実際に舞台に立っていただいた委員の皆様だけでなく、 地域の方への声掛けなどで頑張っていただいた地域の各会長などの委員の方にも、 本当に本当に感謝の一言ですね。   最後に、真っ先に会場へ現れ、 「来てくれる人たちにあいさつしなあかんから」と、 腰が痛いにも関わらず、 エレベーターの前で立って皆さんを迎え入れてくれた築山委員長に特に感謝です。 杖を突きながら、市民の皆さんを出迎えていただいた築山委員長です。笑顔がすてきです。 ありがとうございました!
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 15日、81回目となる認知症ケアネットワーク推進委員会が開催されました。 今回は、特に河内警察署管内、特殊詐欺が多いということで、 いつもの地域課だけでなく、生活安全課課長も来られて、 対策への協力依頼をされました。 地域からの報告では、ようやく様々な活動が活発になってきたとのこと。 しかし医療現場からは、コロナは依然厳しい状況で、 さらに第8派の到来で、地域活動にまたストップが掛かるかもしれないと 危惧されていました。 また10月25日に行われたシンポジウムについての反省会も実施しました。 地域の代表からは、先生方の演技に感動と驚きをもったとのこと。 普通先生方があれほど楽しみながら劇をすることなどないだろうと、 異口同音に良かったという声が聞かれました。 難しすぎるだろうと思ったキツネダンスも みんなが参加されて楽しまれ、あれもよかったと述べられていました。 細部では反省すべきことが多々あったとは思います。 ただ、地域住民の方が楽しく学んでいただければ、 それが何よりだったのではないかと思います。 ネットワーク委員会もいよいよ9年目に入ります。 さて、次はどのようなアプローチがあるのでしょうか。    
ブログ投稿画像 稲刈りもいつの間にか終わってしまいましたね。 秋深まるというところでしょうか。 さて、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」 この言葉ご存知でしょうか 「学問や技能が深まった人ほど、かえって他人に対して謙虚になること」 (故事ことわざ辞典より) ということになります。 私は自分がついつい傲慢になると、この言葉を思い浮かべます。 もっとも私自身は、学問や技能が深まったわけではないのですが、 やはり曲がりなりにも歳を喰ってしまったので、 「歳をとるほど頭を垂れる」と置き換えることになるでしょう。 今まさに、私には必要なことなのかなと思います。 年月が経つほど堂々とし、畏敬の念を抱くものとして、日本各地の巨樹があるでしょう。 この近辺では能勢町の、国の天然記念物、野間の大けやきでしょうか。 高さ27.37メートル、幹まわり13.01メートル、最大枝張は幅39.3メートル、高さ36.2メートルの巨樹です。 その樹齢は1000年ともいわれ、けやきとしては西日本最大です。 1000年前というと、平安時代ですね。 心がぎすぎすしたり、イライラしたり、狭くなったと思ったら、この欅の木の下に立ち、 深呼吸してみてはいかがでしょうか。 心は狭めるより、心は広く持つこと。 せっかくの人生ですから。 箕面からだと、徒歩だと、ひとやま超えて5時間以上(笑) 車だと30分弱です。
ブログ投稿画像 人間生きていくうちには 失敗や、気づかなかったことや、うまくいかなかったことや、やらかしてしまうことやら、 多分そんなことの方が多いと思います。 それは若い人だけでなく、歳取っても多分にあります。 私自身、気づかなかったこと、考えなかったこと、判断を間違ったことなど 今でもたくさんあります。 いくら歳をとっても熟成されない人間です。 そして失敗でへこむ人がいれば、失敗自体を何とも思わない人もいるでしょう。 逆に人間は他人のことになると、いとも簡単に指摘します。 それは上司、同僚、年齢関係なく、人は他人のことを指摘するのが得意だからです。 でもそれを受け止めるのは、人間は不得意かもしれません。 指摘を謙虚に受け止めることができること 逆に、自分もいとも簡単に他人を指摘してしまっていないか 気づかぬうちに、人の心を傷つけていないか。 いずれにしても「壁は自分自身の中にある」と言えます。 謙虚に受け止め、それを活かして前へ進めるのか、 いつのまにか他人を責めて自己満足してしまっていないか どちらであれ、「壁は自分自身の中」にあります。 でも、今はその壁を乗り越えるための手助けが必要かもしれません。 [caption id="attachment_3693" align="alignnone" width="400"] いらすとやさんより[/caption]   感受性が私たち以上に研ぎ澄まされた認知症の人にとって 不得意部分を責められることはとてもつらいことです。 理解できなかったり、普通にやれなかったことを責められると 或いは冷たい視線で見られると、 自分ではどうすることもできないくらい心の孤独を感じてしまうでしょう。 認知症の人にとっての壁は、周囲の人たちの存在と言えるかもしれません。
ブログ投稿画像 シンポジウム、3つ目の講演は、「そうだったのか!コロナに負けない〇×健康法」でした。 河内医師会の尾﨑仁副会長、西岡良泰副会長、東歯科医師会の橋本孝会長、 河内薬剤師会から川口秀子会長が出演され、 アーバンケア島之内地域包括支援センターの中村と共に、 演技を交えながら、コロナ禍における健康法についてのお話がありました。 [caption id="attachment_4166" align="alignnone" width="2560"] 最初は、「発熱患者の診察風景」尾﨑先生です[/caption] [caption id="attachment_4167" align="alignnone" width="2508"] ふざけた患者でもうまく対応する尾﨑先生[/caption] [caption id="attachment_4163" align="alignnone" width="2479"] 会場とのクイズも交えての講演です。[/caption] [caption id="attachment_4162" align="alignnone" width="2372"] 二つ目は薬剤師とのやり取りです。川口先生熱演です。[/caption] [caption id="attachment_4161" align="alignnone" width="2356"] コロナ患者宅にお薬を届けるという、大変な役割を担っています。[/caption] [caption id="attachment_4160" align="alignnone" width="2504"] 川口先生は演技が好きなようです。演劇部だったのかな?[/caption] [caption id="attachment_4157" align="alignnone" width="2560"] 三つめは、東歯科医師会の橋本先生です。ふざけた患者も黙って口を開けます。[/caption] [caption id="attachment_4156" align="alignnone" width="2427"] 歯科医の安全性についてしっかりと話されました。[/caption] [caption id="attachment_4151" align="alignnone" width="2273"] 歯は万病のもと。我慢せずに早めに歯科受診してください。[/caption] [caption id="attachment_4159" align="alignnone" width="2490"] 西岡先生は、それぞれの場面でコメントを入れていただきました。[/caption]   各先生方迫真の演技でしたが、忙しい日々にもかかわらず、 このように脚本を練ってもらい、 色々と準備していただいたこと、本当に頭が下がる思いです。 [caption id="attachment_4150" align="alignnone" width="2222"] 劇に参加していただいた先生方です。お忙しい中、本当にありがとうございました![/caption]   実際に舞台に立っていただいた委員の皆様だけでなく、 地域の方への声掛けなどで頑張っていただいた地域の各会長などの委員の方にも、 本当に本当に感謝の一言ですね。   最後に、真っ先に会場へ現れ、 「来てくれる人たちにあいさつしなあかんから」と、 腰が痛いにも関わらず、 エレベーターの前で立って皆さんを迎え入れてくれた築山委員長に特に感謝です。 [caption id="attachment_4165" align="alignnone" width="2364"] 杖を突きながら、市民の皆さんを出迎えていただいた築山委員長です。笑顔がすてきです。[/caption] ありがとうございました!