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2019.05.16

認知症の教室(一般市民用)
記 憶 槇原敬之の歌に「記憶」という歌があります。 歌自体は、母を想う気持ちで作られたようですが、 認知症の人へのやさしい心づかいの歌詞ともとれるのです。 大丈夫だよと 微笑んであげたいとき 思い出せる特別な場面がある   何かの拍子に思い出す 言葉を超えた思いの記憶 もしも思い出せないなら 僕がやさしく伝えよう 何かの拍子に思い出す 言葉を超えた想いの記憶 記憶の軌跡は消すことはできないと、思います。 以前の認知症の教室で、ジグゾーパズルのピースが一つひとつの記憶ならば、その記憶がばらばらになってしまうけど、断片的にその記憶が思い出される時があると書きました。 何かの拍子に思い出す記憶 記憶は決して消し去られたのではなく、裏返しになっても小さくなってもきっとどこかに存在するのでしょう。でもそれを、表現する能力自体が失われてしまっているのです。 言葉にはできなくなっているのです。 バラバラになってしまっても、きっとどこかにその記憶はある だからこそ、大丈夫だよと、微笑んでそばにいてあげること そして、手を握りやさしく伝えてあげること。 言葉にできなくても、ふと思い浮かぶ記憶に、 人生を生きてきた証を感じられる瞬間がある、と言えるかもしれません。
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2019.05.14

トピックス
東大阪市ふれあい祭りの中での相談 5月12日は東大阪市のふれあい祭りでした。 午前のパレードに続き、メイン会場の花園ラグビー場前へ。 艮のふとん太鼓ですね 昨年は豪雨に襲われ、散々なお祭りでしたが、 今年は一変、暑い暑い快晴のお祭りとなりました。 この地域の名物、ふとん太鼓も、早々と居並びます。 各町会のふとん太鼓が並ぶと壮観ですね 暑い中、焼き鳥を頑張ってスタッフが焼いてくれています。 これ、暑いとなおさら大変なんですよね。 でもおかげで完売です。 人気の焼き鳥です また、玉こんにゃくも、ルーキーの職員たちが、元気溌剌で呼び込みをし、売ってくれていました。 まるで、「元気溌剌オ〇ナ〇ンC」「ファイト一発!リ〇ビ〇ンD」みたいですね(笑) 何故かこれらの商品、CとかDとか付きます。 ルーキーたちも、とっくの昔にルーキーだった人も、頑張っています。 さて、各ブースをあいさつ回りする中で、 最近夫がもの忘れが多くてとても心配と、妻からの相談が。 隣りの夫も、ほんまに覚えてないんや、とちょっと不安げな様子。 この「自分は大丈夫かな?ほんまに認知症とちゃうやろか?」という不安 この不安は結構深刻なものなのですね。 その不安を支えること、あらためて大切なことだと思います。 頑張っている島之内のケアマネジャーさんの話も伺い、 頼りにされていること、ありがたいことですね! ん~ ワールドカップラグビーのアピール、冴えないな~ しかし、今年がラグビーのワールドカップの年だというのに、 そのアピールは冴えません。 もっと大々的に五郎丸や大畑呼んでくるとか、 ポスターのNMB48呼んでくるくらいの大アピールすればいいのに。 ギャラが高いか(笑)
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2019.05.07

心の荷物預かり所
京とれいん雅洛に思う 阪急電車梅田駅 たまたま降りたホームに「京とれいん雅洛」が止まっていました。 艶やかなラッピング電車になっていますが、車内はもっと京風に作り替えられ、 阪急電車の人気車両になっています。 向こうのホームでは、まだかまだかと扉が開くのを待っている乗客が。 阪急は古い車両のメンテナンスが上手ですが、この車両のようにまるで新型車両のように蘇らせることも得意のようです。製造からおよそ38年経過している車両ですが、新型車両のような感じです。 ぴかぴかの車両ですね。 思えば人間も、思い切ったリニューアルが可能ですね。これまでとは違ったスタイルや心構えに生まれ変わるということは、一度しかない人生をより濃いものにするかもですね。 悟りを開く窓ですかね? この「京とれいん雅洛」、京阪電車のプレミアムカーと違って、全席自由席、追加料金なしで乗れます。その分、席取り合戦があるようですが(笑) ドアもこんな感じです。 ちらっと中を撮影 おばちゃまが猛烈ダッシュでこの丸窓席をゲットしてました。 私は外見しか撮れませんでしたが、車内は阪急のホームページの分で味わってください。 阪急電鉄ホームページより 阪急電鉄ホームページより 阪急電鉄ホームページより 電車に乗るには、スリッパに履き替えなければなりません! 冗談ですが。 檜造りのお風呂がついている車両も! 冗談です。
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2019.05.03

トピックス
情報は伝わっているようで伝わっていない 令和になって早くも3日経ちました。 平成はどんどん古き時代になっていきますね。 年号が変わっても、認知症の人のケアで苦しんでおられる方は多数おられます。 まったくサービスも受けず、介護の申請すら知らない(介護保険は知っていても、申請はわからない)人と、相談に出くわすことがまだまだあります。 私たち専門職はわかっているようで、実は相談する場所もわからない、まして地域包括支援センターなど全く知らないという人も意外と多いのです。 みんなの介護より 抱え込んで介護している人ほど情報を得ることを苦手としているのかもしれません。 まだまだ私たちの努力も必要ですし、情報を得ている人を増やす(地域住民の関心)ことも必要ですね。 情報を知らない、大丈夫かな?と思う人がいたら、「認知症の相談に乗ってくれる場所があるよ」と気軽に声を掛けてあげてください。 当然私たちもアピールしていきますが、皆様の気づきも力強いサポートになります。 もちろん、相談無料 必要に応じてご自宅訪問もオーケーです。 なにかあれば、「認知症相談支援・研修センター結」まで。 どんなことでも構いませんのでご連絡ください。 よろしくお願いします。 認知症相談支援・研修センター結 センター長 石川進  
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2019.04.27

心の荷物預かり所
40年ぶりに82年続いてる喫茶店へ 喫茶「静香」 昔の面影がしっかりと残っています。扉は押戸です。ガラス戸にはモダンな模様が入っています。 京都千本今出川というより、私には上七軒と言った方がピンとくるところ。 そこに喫茶「静香」があります。 学生時代、或は大学卒業後、近くの「翔鸞小学校」で非常勤職員として働いていた頃 この「静香」に来ては、一人で静かに本を読んでいました。 ちらっと本を読んでいるお客さんの姿が写っていますが、私もこんな感じで本を読んでました。 昭和12年、上七軒の芸妓の静香さんが始めたのがこの喫茶店なのです。 今年で82年目。今も創業当時の面影があちこちに残っています。 タイル張りの床も、椅子も、まさしく昭和ですね。 40年ぶりでしたが、まるで時間が停まっていたかのような、ほぼ昔のまんまの雰囲気でした。 昭和12年に洒落たものを作りましたね~ 奥には何故か小便小僧があり、この奥の座席が私はお気に入りでした。 一番奥のとても落ち着く場所です。 今のように客の出入りも多くなく、BGMすらなかったと思います。 本当に静かな場所だったのです。 さすがにこの音は聞いた記憶はありません。 確か当時は、おばあちゃんが古いレジスターを使っていたような。 40年前に使っていた?ものかな? 今から思えばこのおばあちゃんは、創業者の静香さんだったのかもしれませんね。 創業者の静香さんです。昭和12年、モダンな芸妓さんだったのですね。 40年経過しても全くと言っていいほど変わらないお店 時の流れが速いのか遅いのか、それとも停まっているのか 不思議な空間で佇んだひとときでした。 小ぶりながらシロップたっぷりめちゃうまのホットケーキ! だし巻き卵で作ったサンドイッチ。これも美味しかった。 そしてここから遠くないところに、高齢者福祉を志すきっかけとなった場所があります。 しかし40年の経過は私の記憶もあやふや あちこち近辺を歩きましたが、今回は発見するに至らず。 次回への宿題となりました。 喫茶「静香」京都市バス 千本今出川 下車すぐです。 この入口の趣は数年前に変更されたようです。赤塗ではありませんでした。
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2019.04.22

認知症の教室(一般市民用)
「ひとりの人としてリスペクトすること」 Aさんは現在、デイサービスとショートステイを利用されています。 1年前までは、まだカラオケも唄えていたのですが、今は逆にその音が本人の混乱へと繋がるなど、生活全般において不安定な状態になられています。 詳細は個人情報なので割愛しますが、ここで私自身、改めて勉強させてもらったことがあります。 ある方のサービス担当者会議における、Aさんの妻、Bさんの、しっかりとした考え方でした。 最近は特に体調がすぐれず、ショートステイをお願いすることが多くなったBさんですが、Aさんのことを「認知症状が大変で困った人」という捉え方ではなく、「ひとりの価値ある人」として常に接することに心掛けているとのことでした。 もちろん腹が立つことも、泣きたいくらい辛いこともあったでしょう。 しかし出来ないことに目を奪われず、Aさんの好きなことや、これまでの人生の中で頑張ってこられたことなどに敬意を表すこと。(一人の人としてリスペクトすること) つまり「Aさんは認知症だけど、人としてのプライドと尊厳を守っていく接し方をすること」という事を、しっかりと意識して接しておられるということが伝わってきたのです。 私たちケア実践者がベースに置かなければならない考え方を、Bさんは確実に実践されていたのでした。 私たちも謙虚に介護家族から学ぶことは必要ですし、ケア専門職として、その専門性を活かして介護者を支えることも必要でしょう。
ブログ投稿画像 槇原敬之の歌に「記憶」という歌があります。 歌自体は、母を想う気持ちで作られたようですが、 認知症の人へのやさしい心づかいの歌詞ともとれるのです。 大丈夫だよと 微笑んであげたいとき 思い出せる特別な場面がある   何かの拍子に思い出す 言葉を超えた思いの記憶 もしも思い出せないなら 僕がやさしく伝えよう 何かの拍子に思い出す 言葉を超えた想いの記憶 [caption id="attachment_721" align="aligncenter" width="650"] 記憶の軌跡は消すことはできないと、思います。[/caption] 以前の認知症の教室で、ジグゾーパズルのピースが一つひとつの記憶ならば、その記憶がばらばらになってしまうけど、断片的にその記憶が思い出される時があると書きました。 何かの拍子に思い出す記憶 記憶は決して消し去られたのではなく、裏返しになっても小さくなってもきっとどこかに存在するのでしょう。でもそれを、表現する能力自体が失われてしまっているのです。 言葉にはできなくなっているのです。 [caption id="attachment_720" align="aligncenter" width="650"] バラバラになってしまっても、きっとどこかにその記憶はある[/caption] だからこそ、大丈夫だよと、微笑んでそばにいてあげること そして、手を握りやさしく伝えてあげること。 言葉にできなくても、ふと思い浮かぶ記憶に、 人生を生きてきた証を感じられる瞬間がある、と言えるかもしれません。
ブログ投稿画像 5月12日は東大阪市のふれあい祭りでした。 午前のパレードに続き、メイン会場の花園ラグビー場前へ。 [caption id="attachment_713" align="aligncenter" width="650"] 艮のふとん太鼓ですね[/caption] 昨年は豪雨に襲われ、散々なお祭りでしたが、 今年は一変、暑い暑い快晴のお祭りとなりました。 この地域の名物、ふとん太鼓も、早々と居並びます。 [caption id="attachment_712" align="aligncenter" width="650"] 各町会のふとん太鼓が並ぶと壮観ですね[/caption] 暑い中、焼き鳥を頑張ってスタッフが焼いてくれています。 これ、暑いとなおさら大変なんですよね。 でもおかげで完売です。 [caption id="attachment_714" align="aligncenter" width="650"] 人気の焼き鳥です[/caption] また、玉こんにゃくも、ルーキーの職員たちが、元気溌剌で呼び込みをし、売ってくれていました。 まるで、「元気溌剌オ〇ナ〇ンC」「ファイト一発!リ〇ビ〇ンD」みたいですね(笑) 何故かこれらの商品、CとかDとか付きます。 [caption id="attachment_717" align="aligncenter" width="650"] ルーキーたちも、とっくの昔にルーキーだった人も、頑張っています。[/caption] さて、各ブースをあいさつ回りする中で、 最近夫がもの忘れが多くてとても心配と、妻からの相談が。 隣りの夫も、ほんまに覚えてないんや、とちょっと不安げな様子。 この「自分は大丈夫かな?ほんまに認知症とちゃうやろか?」という不安 この不安は結構深刻なものなのですね。 その不安を支えること、あらためて大切なことだと思います。 頑張っている島之内のケアマネジャーさんの話も伺い、 頼りにされていること、ありがたいことですね! [caption id="attachment_716" align="aligncenter" width="650"] ん~ ワールドカップラグビーのアピール、冴えないな~[/caption] しかし、今年がラグビーのワールドカップの年だというのに、 そのアピールは冴えません。 もっと大々的に五郎丸や大畑呼んでくるとか、 ポスターのNMB48呼んでくるくらいの大アピールすればいいのに。 [caption id="attachment_715" align="aligncenter" width="650"] ギャラが高いか(笑)[/caption]
ブログ投稿画像 阪急電車梅田駅 たまたま降りたホームに「京とれいん雅洛」が止まっていました。 艶やかなラッピング電車になっていますが、車内はもっと京風に作り替えられ、 阪急電車の人気車両になっています。 [caption id="attachment_690" align="aligncenter" width="650"] 向こうのホームでは、まだかまだかと扉が開くのを待っている乗客が。[/caption] 阪急は古い車両のメンテナンスが上手ですが、この車両のようにまるで新型車両のように蘇らせることも得意のようです。製造からおよそ38年経過している車両ですが、新型車両のような感じです。 [caption id="attachment_694" align="aligncenter" width="650"] ぴかぴかの車両ですね。[/caption] 思えば人間も、思い切ったリニューアルが可能ですね。これまでとは違ったスタイルや心構えに生まれ変わるということは、一度しかない人生をより濃いものにするかもですね。 [caption id="attachment_691" align="aligncenter" width="650"] 悟りを開く窓ですかね?[/caption] この「京とれいん雅洛」、京阪電車のプレミアムカーと違って、全席自由席、追加料金なしで乗れます。その分、席取り合戦があるようですが(笑) [caption id="attachment_695" align="aligncenter" width="650"] ドアもこんな感じです。[/caption] [caption id="attachment_693" align="aligncenter" width="650"] ちらっと中を撮影[/caption] [caption id="attachment_696" align="aligncenter" width="650"] おばちゃまが猛烈ダッシュでこの丸窓席をゲットしてました。[/caption] 私は外見しか撮れませんでしたが、車内は阪急のホームページの分で味わってください。 [caption id="attachment_685" align="aligncenter" width="650"] 阪急電鉄ホームページより[/caption] [caption id="attachment_687" align="aligncenter" width="650"] 阪急電鉄ホームページより[/caption] [caption id="attachment_686" align="aligncenter" width="650"] 阪急電鉄ホームページより[/caption] [caption id="attachment_548" align="aligncenter" width="650"] 電車に乗るには、スリッパに履き替えなければなりません! 冗談ですが。[/caption] [caption id="attachment_684" align="aligncenter" width="513"] 檜造りのお風呂がついている車両も! 冗談です。[/caption]
ブログ投稿画像 令和になって早くも3日経ちました。 平成はどんどん古き時代になっていきますね。 年号が変わっても、認知症の人のケアで苦しんでおられる方は多数おられます。 まったくサービスも受けず、介護の申請すら知らない(介護保険は知っていても、申請はわからない)人と、相談に出くわすことがまだまだあります。 私たち専門職はわかっているようで、実は相談する場所もわからない、まして地域包括支援センターなど全く知らないという人も意外と多いのです。 [caption id="attachment_305" align="aligncenter" width="600"] みんなの介護より[/caption] 抱え込んで介護している人ほど情報を得ることを苦手としているのかもしれません。 まだまだ私たちの努力も必要ですし、情報を得ている人を増やす(地域住民の関心)ことも必要ですね。 情報を知らない、大丈夫かな?と思う人がいたら、「認知症の相談に乗ってくれる場所があるよ」と気軽に声を掛けてあげてください。 当然私たちもアピールしていきますが、皆様の気づきも力強いサポートになります。 もちろん、相談無料 必要に応じてご自宅訪問もオーケーです。 なにかあれば、「認知症相談支援・研修センター結」まで。 どんなことでも構いませんのでご連絡ください。 よろしくお願いします。 認知症相談支援・研修センター結 センター長 石川進  
ブログ投稿画像 喫茶「静香」 [caption id="attachment_656" align="aligncenter" width="650"] 昔の面影がしっかりと残っています。扉は押戸です。ガラス戸にはモダンな模様が入っています。[/caption] 京都千本今出川というより、私には上七軒と言った方がピンとくるところ。 そこに喫茶「静香」があります。 学生時代、或は大学卒業後、近くの「翔鸞小学校」で非常勤職員として働いていた頃 この「静香」に来ては、一人で静かに本を読んでいました。 [caption id="attachment_655" align="aligncenter" width="650"] ちらっと本を読んでいるお客さんの姿が写っていますが、私もこんな感じで本を読んでました。[/caption] 昭和12年、上七軒の芸妓の静香さんが始めたのがこの喫茶店なのです。 今年で82年目。今も創業当時の面影があちこちに残っています。 [caption id="attachment_654" align="aligncenter" width="650"] タイル張りの床も、椅子も、まさしく昭和ですね。[/caption] 40年ぶりでしたが、まるで時間が停まっていたかのような、ほぼ昔のまんまの雰囲気でした。 [caption id="attachment_648" align="aligncenter" width="650"] 昭和12年に洒落たものを作りましたね~[/caption] 奥には何故か小便小僧があり、この奥の座席が私はお気に入りでした。 [caption id="attachment_647" align="aligncenter" width="650"] 一番奥のとても落ち着く場所です。[/caption] 今のように客の出入りも多くなく、BGMすらなかったと思います。 本当に静かな場所だったのです。 [caption id="attachment_650" align="aligncenter" width="650"] さすがにこの音は聞いた記憶はありません。[/caption] 確か当時は、おばあちゃんが古いレジスターを使っていたような。 [caption id="attachment_651" align="aligncenter" width="650"] 40年前に使っていた?ものかな?[/caption] 今から思えばこのおばあちゃんは、創業者の静香さんだったのかもしれませんね。 [caption id="attachment_652" align="aligncenter" width="650"] 創業者の静香さんです。昭和12年、モダンな芸妓さんだったのですね。[/caption] 40年経過しても全くと言っていいほど変わらないお店 時の流れが速いのか遅いのか、それとも停まっているのか 不思議な空間で佇んだひとときでした。 [caption id="attachment_653" align="aligncenter" width="650"] 小ぶりながらシロップたっぷりめちゃうまのホットケーキ![/caption] [caption id="attachment_649" align="aligncenter" width="650"] だし巻き卵で作ったサンドイッチ。これも美味しかった。[/caption] そしてここから遠くないところに、高齢者福祉を志すきっかけとなった場所があります。 しかし40年の経過は私の記憶もあやふや あちこち近辺を歩きましたが、今回は発見するに至らず。 次回への宿題となりました。 喫茶「静香」京都市バス 千本今出川 下車すぐです。 [caption id="attachment_657" align="aligncenter" width="650"] この入口の趣は数年前に変更されたようです。赤塗ではありませんでした。[/caption]
ブログ投稿画像 Aさんは現在、デイサービスとショートステイを利用されています。 1年前までは、まだカラオケも唄えていたのですが、今は逆にその音が本人の混乱へと繋がるなど、生活全般において不安定な状態になられています。 詳細は個人情報なので割愛しますが、ここで私自身、改めて勉強させてもらったことがあります。 ある方のサービス担当者会議における、Aさんの妻、Bさんの、しっかりとした考え方でした。 最近は特に体調がすぐれず、ショートステイをお願いすることが多くなったBさんですが、Aさんのことを「認知症状が大変で困った人」という捉え方ではなく、「ひとりの価値ある人」として常に接することに心掛けているとのことでした。 もちろん腹が立つことも、泣きたいくらい辛いこともあったでしょう。 しかし出来ないことに目を奪われず、Aさんの好きなことや、これまでの人生の中で頑張ってこられたことなどに敬意を表すこと。(一人の人としてリスペクトすること) つまり「Aさんは認知症だけど、人としてのプライドと尊厳を守っていく接し方をすること」という事を、しっかりと意識して接しておられるということが伝わってきたのです。 私たちケア実践者がベースに置かなければならない考え方を、Bさんは確実に実践されていたのでした。 私たちも謙虚に介護家族から学ぶことは必要ですし、ケア専門職として、その専門性を活かして介護者を支えることも必要でしょう。