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2020.03.31

認知症の教室(一般市民用)
認知症の人とのケア物語① ~40年前~ センター長の石川です これまでの認知症ケアについて、書き綴っていたことがなかったと思い、ぼちぼちではありますが、このブログで書き綴っていこうかなと思います。 私と認知症の人との出会いはかれこれ40年以上も前になるかなと思います。 当時私はM市の特別養護老人ホームに勤務していました。 まだ右も左もわからない時代でしたが、生活相談員(当時は生活指導員と呼んでました)兼介護員(当時は介護福祉士の資格などなく、介護職員のことを寮母と呼んでました。)として、入所の受け入れも行っていました。もちろん当時は介護保険など存在せず、入所は行政による措置入所(「収容依頼書」が送られてくる)という時代です。 そんな時にM市にある保健所のN保健師が、ある人を入所させてほしいと強引に言ってきたのでした。 因みに、この時代は、老人保健施設もグループホームもありません。 サービスとしては、デイサービスもショートステイもようやく始まろうかという時代です。 つまり特別養護老人ホームという入所だけの施設があった時代なのです。 当時の特養は、8~12人部屋というのは当たり前。びっしりと高齢者が値がされていました。中央法規出版「認知症の人の歴史を学びませんか」宮崎和加子著より その時代にあって、私がいた施設はI理事長という全国的にも有名な人がおられる施設でした。 先見性のある人で、私が勤めた時にはデイサービス開設準備室があり、今では当たり前のようにあるデイサービスを、確か日本で2番目に始めた施設でもあるのです。 またショートステイ、ナイトケアなどのサービスも始めた、まさしく現在の高齢者サービスの礎を築いたのがI理事長だと言えます。 そのI理事長にN保健師が直談判してきたのです。 認知症(当時は痴呆性老人と呼んでいました)の人を入所させてほしい!と。 寝たきりになった認知症の人はおられるものの、アクティブな認知症の人を受け入れる特別養護老人ホームは、まだほとんどない時代のことです。 では当時の認知症の人はどこへ行っていたのか? 多くは精神科の病院に入れられ、薬を飲まされ、身体拘束を受け、そして死んでいくか、或いは、家族が丸抱えで家から出さないで介護をしていた時代だったのです。 中央法規出版「認知症の人の歴史を学びませんか」宮崎和加子著より 「あんな薬を飲まされて、縛られてしまうような病院には入れたくない!何とか人間らしく暮らせるようお願いしたい!I理事長の施設ならできるでしょ!」とN保健師は、半ば強引に二人の認知症の人を立て続けに連れてきたのです。 先進的な考えを持つI理事長が断るわけはありません。 当時は「認知症」(痴呆症)の人への知識もケアの方法も全く分からない、いや知らない状態の私たちケアの現場に、突然アクティブな認知症の人がやってきたのです。 (つづく)
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2020.03.27

トピックス
星に願いを 認知症の人には笑顔を センター長の石川です コロナウイルスの状況はますます悪化しますね。 ついに阪神タイガースの選手まで罹患してしまいました。 一体、どこで移るのか? 今までは明確なつながりが見えていましたが、 これからは一体どこで移ったのか?と、わからない状況が増えてきます。 不要不急の外出を控えろと言われると、 たとえ人里離れたところに行くと言っても 星空撮影にも行けなくなります(泣) 人それぞれに、皆さんも楽しみが出来なくなってしまいますね。 まるで宇宙の蝶のような、或いは巨大なクリオネのような、オリオン大星雲です。 さて、認知症の人も世間の空気は読み取れます。 テレビから流れるニュースも、その内容の明確な理解はできなくても、 社会不穏は感じ取るでしょう。 普段とは違う私たちが抱いている「不安」も、敏感に感じとることもできます。 認知症の人の「不安」をやわらげるのは、 何よりも「笑顔」、 そして、「ゆっくりと落ち着いた言葉」 手の甲や背中をやさしくさする「スキンシップ」 ですね。 でも、介護者自身が気持ち疲れて、不安定ならなかなか難しいかもしれません。 そんな時は、桂枝雀や綾小路きみまろのDVDなどを借りて見るのがいいでしょう。 こんな時こそ、「笑う」ことが大切です。 オリオンの三ツ星の下にオリオン大星雲はあります。でも間もなく見れなくなります。 私は、星空にコロナウイルスの終息を願うのみです。 今回はオリオン大星雲に。
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2020.03.17

トピックス
コロナ対策実施中です。認知症の人には笑顔を。 センター長の石川です。 前回のブログでも掲載しましたが、当法人ではコロナウィルス対策を2月から実施しております。 ご入居者様の健康を守らなければならないため、入居棟へのご来客はご家族様であっても全てお断りしております。なお、緊急で入らなければならない場合は、協議の上、検温、消毒、マスク等の対応をしていただいて時間制限の中で入室していただいてます。 職員も、出勤前に自宅で検温し、施設に入る前にもう一度検温し、手洗い消毒してからの入室となります。 デイ利用者並びにショート利用者も、自宅で検温、施設で検温した上で(37℃をラインとしています)、そして消毒、うがいの上、利用していただく体制を取っています。 さらに全館において、2時間おきにしっかりと換気を行っています。 また、手すり、ノブなどの消毒も、換気に合わせて実施しています。 また、人が多く集まる行事に関しては、現在のところ全て延期、中止させていただいておりますのでご了承ください。 まずは、手洗い! しっかりと行ってください! SARAYAさんより引用 それでも目に見えないウィルスはどこから襲ってくるかわかりません。 しかし、あまりピリピリしすぎると笑顔がなくなってしまいますので、 ご利用者様にはいつものように明るい笑顔で接します。 不安や苛立ちでピリピリしても、何の解決にもなりません。 むしろ社会情勢をもっと暗くしてしまうだけです。 今こそワンチームになって、この困難を乗り越えていきましょう! ワンチームになって、コロナに打ち勝ちましょう! なお、認知症の人は、周囲の人の不安には敏感です。不安が不安を拡大して、不安定な状態になられるかもしれません。 私たちの衛生対策も本人には理解できず、ストレスを感じることになるかもしれません。 出来る範囲でいい衛生対策と、笑顔を見せていただければと思います。 次回は星の話の続きと、次亜塩素酸ナトリウムを使った消毒方法について紹介します。
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2020.03.14

トピックス
新型コロナ対策について センター長の石川です。 「新型コロナ」というと、私は、最初は車のことかと思っていました。 そんな呑気なことが言えない状況ですね。 もう今や世界的な規模になってしまいましたが、法人としても対策を徹底しております。 ご入居者様の健康を守らなければならないので、入居棟へのご来客はご家族様であっても全てお断りしていります。 なお、緊急で入らなければならない場合は、検温、消毒、マスク等の対応をしていただいてからということになります。 手洗いが一番の予防です。 職員も、出勤前に自宅で検温し、施設に入る前にもう一度検温し、手洗い消毒してからの入室となります。 デイ利用者並びにショート利用者も、自宅で検温、施設で検温、そして消毒の上、利用していただく体制を取っています。 さらに全館において、2時間おきにしっかりと換気を実施しています。 また、人が多く集まる行事に関しては、現在のところ全て延期、中止させていただいておりますのでご了承ください。 ワンチームになって、コロナに打ち勝ちましょう! それでも見えない敵。万全な対策を取っていてもいつどこから襲ってくるかわからない見えない怪物と闘っている状況です。それも全世界的に。 恐らくはこの3月4月は我慢の時でしょうか。 いまこそ、ワンチームになって耐え抜きましょう! 辛い状況の時が続きますが、睡眠を十分にとって、手洗いをしっかりと行って生活してください。
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2020.03.12

トピックス
哀しみの3月 センター長の石川です。 3月のこの時期、ここ数年私は身体のどこかに赤信号がともっていたのですが、 今年は大丈夫のようです。 というか、病気になっていられない状況ですね。 この3月 3月10日、 東京大空襲。 武器や軍隊ではなく、幼子、高齢者、男女関係なく一般市民めがけての無差別爆撃で10万の市民の方が亡くなりました。これは人間の仕業です。 3月11日、東北の大震災 死者行方不明者1万8千名という犠牲者を出しました。自然災害だけでなく、人間が作り出した放射能により多くの人が恐怖に襲われ、生活を略奪されました。 3月13日、大阪大空襲。 東京と同じく、市民めがけての爆撃で1万8千の市民が犠牲となりました。赤ん坊から高齢者まで。これも人間の仕業です。 戦争は人間の暗黒面を正当化させてしまいます。 年代は違えど、3月のこの時期、日本ではあまりにも多くの方が亡くなられているのです。 そして今はコロナウィルスと言いう見えない敵と闘っています。 ドーンアップショウの歌声は切なく哀しいですね。 私たちの仕事は、人の暗黒面の表出とは正反対の仕事をしています。 人間は決して暗黒面だけの存在ではない。 そう示すことが出来る仕事に就いているのです。 ですから、不適切なケアや虐待を行うことは人間を暗黒面に堕としてしまうことになってしまうのです。 逆に言えば、ケアの仕事は人間の明るい未来を示す仕事ともいえるのです。 自分の仕事にもっと誇りを持ちましょう! *写真は、ポーランドの作曲家グレツクが作曲した交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」です。戦争で息子を失った母の悲しみが綴られた音楽です。3月になると、いつも聴いてしまいます。
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2020.03.10

ほんわか写真館
星は何故光っている? センター長の石川です 現在の社会状況は私たちの気持ちを不安にさせることばかりですね。 その私たちの不安は、感覚的に敏感な認知症の人にも影響を及ぼすと言えます。 「スマイルとスキンシップ」それが認知症の人の不安解消の特効薬ですね。   介護者の不安解消のためには、専門職を利用してください。 ただ、いつまでも続くものではないので、今が辛抱の時でしょうか。 法人各施設においては、感染症対策を徹底していますが、利用される皆様においても、ご家族ともども健康管理に十分に留意されたいと思います。 では、話題を変えて。 今回もお星さまのお話しです。 2月に入ってから、いつもの冬以上に星がきれいに見えます。 いつも以上に空気が澄んでいると言えるかもしれません。 (それは、西方の国の産業活動が低下していることが大きいでしょう) さて、夜空を見上げると星が光っています。 大阪の空でもいくつか見えますが、街明かりのないところに行けば、たくさんの星の輝きにびっくりするでしょう。 冬の空は派手さはありませんが、きらきら星が多いです。 では何故、星は光っているのでしょうか? きっと、林さんなら珍回答してくれるでしょう。 夜空に豆電球が一杯点灯しているから? そうではないことくらいは皆さんでもわかりますね。 写真を圧縮しているので、細かい星は写っていませんが、満天の星の写真です。すべて太陽のような恒星が光っています。 夜空で一杯光る星 そのすべてが太陽なのです。 その太陽が一杯光っているのですね。 ですから夜空は太陽だらけということになります。 これらの星のことを「恒星」と言います。 じゃあ、木星や火星はどうして光っているのか? それは次回に。
ブログ投稿画像 センター長の石川です これまでの認知症ケアについて、書き綴っていたことがなかったと思い、ぼちぼちではありますが、このブログで書き綴っていこうかなと思います。 私と認知症の人との出会いはかれこれ40年以上も前になるかなと思います。 当時私はM市の特別養護老人ホームに勤務していました。 まだ右も左もわからない時代でしたが、生活相談員(当時は生活指導員と呼んでました)兼介護員(当時は介護福祉士の資格などなく、介護職員のことを寮母と呼んでました。)として、入所の受け入れも行っていました。もちろん当時は介護保険など存在せず、入所は行政による措置入所(「収容依頼書」が送られてくる)という時代です。 そんな時にM市にある保健所のN保健師が、ある人を入所させてほしいと強引に言ってきたのでした。 因みに、この時代は、老人保健施設もグループホームもありません。 サービスとしては、デイサービスもショートステイもようやく始まろうかという時代です。 つまり特別養護老人ホームという入所だけの施設があった時代なのです。 [caption id="attachment_1395" align="aligncenter" width="650"] 当時の特養は、8~12人部屋というのは当たり前。びっしりと高齢者が値がされていました。中央法規出版「認知症の人の歴史を学びませんか」宮崎和加子著より[/caption] その時代にあって、私がいた施設はI理事長という全国的にも有名な人がおられる施設でした。 先見性のある人で、私が勤めた時にはデイサービス開設準備室があり、今では当たり前のようにあるデイサービスを、確か日本で2番目に始めた施設でもあるのです。 またショートステイ、ナイトケアなどのサービスも始めた、まさしく現在の高齢者サービスの礎を築いたのがI理事長だと言えます。 そのI理事長にN保健師が直談判してきたのです。 認知症(当時は痴呆性老人と呼んでいました)の人を入所させてほしい!と。 寝たきりになった認知症の人はおられるものの、アクティブな認知症の人を受け入れる特別養護老人ホームは、まだほとんどない時代のことです。 では当時の認知症の人はどこへ行っていたのか? 多くは精神科の病院に入れられ、薬を飲まされ、身体拘束を受け、そして死んでいくか、或いは、家族が丸抱えで家から出さないで介護をしていた時代だったのです。 [caption id="attachment_1396" align="aligncenter" width="650"] 中央法規出版「認知症の人の歴史を学びませんか」宮崎和加子著より[/caption] 「あんな薬を飲まされて、縛られてしまうような病院には入れたくない!何とか人間らしく暮らせるようお願いしたい!I理事長の施設ならできるでしょ!」とN保健師は、半ば強引に二人の認知症の人を立て続けに連れてきたのです。 先進的な考えを持つI理事長が断るわけはありません。 当時は「認知症」(痴呆症)の人への知識もケアの方法も全く分からない、いや知らない状態の私たちケアの現場に、突然アクティブな認知症の人がやってきたのです。 (つづく)
ブログ投稿画像 センター長の石川です コロナウイルスの状況はますます悪化しますね。 ついに阪神タイガースの選手まで罹患してしまいました。 一体、どこで移るのか? 今までは明確なつながりが見えていましたが、 これからは一体どこで移ったのか?と、わからない状況が増えてきます。 不要不急の外出を控えろと言われると、 たとえ人里離れたところに行くと言っても 星空撮影にも行けなくなります(泣) 人それぞれに、皆さんも楽しみが出来なくなってしまいますね。 [caption id="attachment_1383" align="aligncenter" width="650"] まるで宇宙の蝶のような、或いは巨大なクリオネのような、オリオン大星雲です。[/caption] さて、認知症の人も世間の空気は読み取れます。 テレビから流れるニュースも、その内容の明確な理解はできなくても、 社会不穏は感じ取るでしょう。 普段とは違う私たちが抱いている「不安」も、敏感に感じとることもできます。 認知症の人の「不安」をやわらげるのは、 何よりも「笑顔」、 そして、「ゆっくりと落ち着いた言葉」 手の甲や背中をやさしくさする「スキンシップ」 ですね。 でも、介護者自身が気持ち疲れて、不安定ならなかなか難しいかもしれません。 そんな時は、桂枝雀や綾小路きみまろのDVDなどを借りて見るのがいいでしょう。 こんな時こそ、「笑う」ことが大切です。 [caption id="attachment_1384" align="aligncenter" width="650"] オリオンの三ツ星の下にオリオン大星雲はあります。でも間もなく見れなくなります。[/caption] 私は、星空にコロナウイルスの終息を願うのみです。 今回はオリオン大星雲に。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 前回のブログでも掲載しましたが、当法人ではコロナウィルス対策を2月から実施しております。 ご入居者様の健康を守らなければならないため、入居棟へのご来客はご家族様であっても全てお断りしております。なお、緊急で入らなければならない場合は、協議の上、検温、消毒、マスク等の対応をしていただいて時間制限の中で入室していただいてます。 職員も、出勤前に自宅で検温し、施設に入る前にもう一度検温し、手洗い消毒してからの入室となります。 デイ利用者並びにショート利用者も、自宅で検温、施設で検温した上で(37℃をラインとしています)、そして消毒、うがいの上、利用していただく体制を取っています。 さらに全館において、2時間おきにしっかりと換気を行っています。 また、手すり、ノブなどの消毒も、換気に合わせて実施しています。 また、人が多く集まる行事に関しては、現在のところ全て延期、中止させていただいておりますのでご了承ください。 まずは、手洗い! しっかりと行ってください! [caption id="attachment_1367" align="aligncenter" width="650"] SARAYAさんより引用[/caption] それでも目に見えないウィルスはどこから襲ってくるかわかりません。 しかし、あまりピリピリしすぎると笑顔がなくなってしまいますので、 ご利用者様にはいつものように明るい笑顔で接します。 不安や苛立ちでピリピリしても、何の解決にもなりません。 むしろ社会情勢をもっと暗くしてしまうだけです。 今こそワンチームになって、この困難を乗り越えていきましょう! [caption id="attachment_1229" align="aligncenter" width="650"] ワンチームになって、コロナに打ち勝ちましょう![/caption] なお、認知症の人は、周囲の人の不安には敏感です。不安が不安を拡大して、不安定な状態になられるかもしれません。 私たちの衛生対策も本人には理解できず、ストレスを感じることになるかもしれません。 出来る範囲でいい衛生対策と、笑顔を見せていただければと思います。 次回は星の話の続きと、次亜塩素酸ナトリウムを使った消毒方法について紹介します。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 「新型コロナ」というと、私は、最初は車のことかと思っていました。 そんな呑気なことが言えない状況ですね。 もう今や世界的な規模になってしまいましたが、法人としても対策を徹底しております。 ご入居者様の健康を守らなければならないので、入居棟へのご来客はご家族様であっても全てお断りしていります。 なお、緊急で入らなければならない場合は、検温、消毒、マスク等の対応をしていただいてからということになります。 [caption id="attachment_1362" align="aligncenter" width="650"] 手洗いが一番の予防です。[/caption] 職員も、出勤前に自宅で検温し、施設に入る前にもう一度検温し、手洗い消毒してからの入室となります。 デイ利用者並びにショート利用者も、自宅で検温、施設で検温、そして消毒の上、利用していただく体制を取っています。 さらに全館において、2時間おきにしっかりと換気を実施しています。 また、人が多く集まる行事に関しては、現在のところ全て延期、中止させていただいておりますのでご了承ください。 [caption id="attachment_1229" align="aligncenter" width="650"] ワンチームになって、コロナに打ち勝ちましょう![/caption] それでも見えない敵。万全な対策を取っていてもいつどこから襲ってくるかわからない見えない怪物と闘っている状況です。それも全世界的に。 恐らくはこの3月4月は我慢の時でしょうか。 いまこそ、ワンチームになって耐え抜きましょう! 辛い状況の時が続きますが、睡眠を十分にとって、手洗いをしっかりと行って生活してください。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 3月のこの時期、ここ数年私は身体のどこかに赤信号がともっていたのですが、 今年は大丈夫のようです。 というか、病気になっていられない状況ですね。 この3月 3月10日、 東京大空襲。 武器や軍隊ではなく、幼子、高齢者、男女関係なく一般市民めがけての無差別爆撃で10万の市民の方が亡くなりました。これは人間の仕業です。 3月11日、東北の大震災 死者行方不明者1万8千名という犠牲者を出しました。自然災害だけでなく、人間が作り出した放射能により多くの人が恐怖に襲われ、生活を略奪されました。 3月13日、大阪大空襲。 東京と同じく、市民めがけての爆撃で1万8千の市民が犠牲となりました。赤ん坊から高齢者まで。これも人間の仕業です。 戦争は人間の暗黒面を正当化させてしまいます。 年代は違えど、3月のこの時期、日本ではあまりにも多くの方が亡くなられているのです。 そして今はコロナウィルスと言いう見えない敵と闘っています。 [caption id="attachment_1359" align="aligncenter" width="650"] ドーンアップショウの歌声は切なく哀しいですね。[/caption] 私たちの仕事は、人の暗黒面の表出とは正反対の仕事をしています。 人間は決して暗黒面だけの存在ではない。 そう示すことが出来る仕事に就いているのです。 ですから、不適切なケアや虐待を行うことは人間を暗黒面に堕としてしまうことになってしまうのです。 逆に言えば、ケアの仕事は人間の明るい未来を示す仕事ともいえるのです。 自分の仕事にもっと誇りを持ちましょう! *写真は、ポーランドの作曲家グレツクが作曲した交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」です。戦争で息子を失った母の悲しみが綴られた音楽です。3月になると、いつも聴いてしまいます。
ブログ投稿画像 センター長の石川です 現在の社会状況は私たちの気持ちを不安にさせることばかりですね。 その私たちの不安は、感覚的に敏感な認知症の人にも影響を及ぼすと言えます。 「スマイルとスキンシップ」それが認知症の人の不安解消の特効薬ですね。   介護者の不安解消のためには、専門職を利用してください。 ただ、いつまでも続くものではないので、今が辛抱の時でしょうか。 法人各施設においては、感染症対策を徹底していますが、利用される皆様においても、ご家族ともども健康管理に十分に留意されたいと思います。 では、話題を変えて。 今回もお星さまのお話しです。 2月に入ってから、いつもの冬以上に星がきれいに見えます。 いつも以上に空気が澄んでいると言えるかもしれません。 (それは、西方の国の産業活動が低下していることが大きいでしょう) さて、夜空を見上げると星が光っています。 大阪の空でもいくつか見えますが、街明かりのないところに行けば、たくさんの星の輝きにびっくりするでしょう。 [caption id="attachment_1356" align="aligncenter" width="650"] 冬の空は派手さはありませんが、きらきら星が多いです。[/caption] では何故、星は光っているのでしょうか? きっと、林さんなら珍回答してくれるでしょう。 夜空に豆電球が一杯点灯しているから? そうではないことくらいは皆さんでもわかりますね。 [caption id="attachment_1355" align="aligncenter" width="650"] 写真を圧縮しているので、細かい星は写っていませんが、満天の星の写真です。すべて太陽のような恒星が光っています。[/caption] 夜空で一杯光る星 そのすべてが太陽なのです。 その太陽が一杯光っているのですね。 ですから夜空は太陽だらけということになります。 これらの星のことを「恒星」と言います。 じゃあ、木星や火星はどうして光っているのか? それは次回に。