2018.12.28
認知症の教室(専門職用)
2018.12.25
心の荷物預かり所
2018.12.22
認知症の教室(専門職用)
2018.12.20
心の荷物預かり所
2018.12.19
認知症の教室(一般市民用)
2018.12.13
心の荷物預かり所
2018.12.13
認知症の教室(専門職用)
2018.12.11
心の荷物預かり所
2018.12.06
認知症の教室(一般市民用)
2018.12.04
認知症の教室(一般市民用)
2018.12.28
認知症の教室(専門職用)
2018.12.25
心の荷物預かり所
2018.12.22
認知症の教室(専門職用)
2018.12.20
心の荷物預かり所
2018.12.19
認知症の教室(一般市民用)
2018.12.13
心の荷物預かり所
2018.12.13
認知症の教室(専門職用)
2018.12.11
心の荷物預かり所
2018.12.06
認知症の教室(一般市民用)
センター長の石川です。
今回は認知症の教室第2回目です。
一般の方だけでなく、新人介護従事者向けにもなっています。
今回は「もの忘れ」について、その①です。
前回同様、長谷川洋先生の文章をベースにしてお伝えします。
認知症というと一番思い浮かべるのは「もの忘れ」ですね。
しかし、もの忘れは私たちにも普段からあります。
隣の部屋に何かを取りに行こうと思って、隣の部屋に来たら、何を取りに来たのか忘れてしまって、「えっと、何を取りに来たんだろう?」などと思ってしまうことはあるかもしれませんね。
でもそのことがすぐに「認知症」と結びつくわけではありません。
認知症とは、もの忘れに伴い「生活に支障を生じている状態」であり、自分が体験した「出来事全体」を忘れてしまうという特徴があるのです。そしてそれは、まさしく「認知症」の「症」という言葉が付くように、
症状、つまり病気としてとらえることになるのです。
記憶を帯で例えれば、通常の物忘れは体験の一部を忘れるだけなので、その忘れた部分は思い出すことが出来ます。
しかし、認知症の物忘れは、体験全体を忘れてしまうので、さっきあったことも思い出せず、生活の支障へと進んでいくのです。
(中央法規出版「認知症のケアマネジメント」長谷川洋・石川進著 P5図表1-2参照)
体験そのものを忘れてしまうので、そのことを問うたり責めたりすることは、本人にはわけのわからない、つらいことだということを認識してください。
(つづく)