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2020.06.04

トピックス
マスクと熱中症 その1(認知症の人に気をつけてほしいこと) センター長の石川です。 暑くなってきましたね。 マスクがつらい季節がこれからやってきます。 約4か月、マスクがつらくなります。 同時に熱中症にも気を付けなければなりません。 あじさいの花言葉は、移り気とか無常とか高慢とか言うそうです。え!?っていう感じですね。 昨年、熱中症で救急搬送された方の数は、71,317人なのです。 中途半端な夏であったにもかかわらず。 今年の夏は、かなり暑くなると言われています。 そしてマスクの着用。 アップで撮るのも面白いです。 「マスクは、息がマスク内にこもりやすく、熱を持った息を吸うことで、体温が上がる。」そうです。 つまり、さらに熱中症にかかりやすくなるということです。 昨年で7万人の救急搬送ですから、今年は10万人になるかもしれません。 しかし、病院は今やコロナで大変な状況です。 熱中症でも病院から拒否される可能性も大きくなるのです。 万博記念公園あじさい園にて 要するに、熱中症になって病院に運ばれないようにすることです。 では具体的に、何に気を付けたらよいのでしょうか。 そして認知症の人への注意ポイントは? それは次回に。 コロナは外~!新鮮な空気は内~!
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2020.06.02

認知症の教室(専門職用)
オリンピックだってなくなる明日があるのだから(専門職向け) センター長の石川です 今回は少し厳しめの、専門職向け内容です。 昨年のことですが、私は認知症や虐待防止の講義でよく言っていた話があります。 「来年皆さん東京オリンピックが当たり前のように見られると思っているけど、どんなに医療保険や生命保険に入ってたって、東京オリンピックが見られるなんて保障は誰にもどこにもないのです。」と。 別に東京オリンピックが延期(恐らくは中止)されることを予言したわけではありません。 ところがこんな形で今年ほんとうにオリンピックがなくなって、昨年あんなことを言わなければよかったと、ちょっと後悔しております。 要は何を言いたかったかと言うと、 「人の人生、若かろうが高齢であろうが、誰もが明日の命が保障されているわけではないということなのです。つまり、不適切なケアをしたり、人の文句ばっかり言って時間を過ごすこと自体が、その人の人生の大変な無駄使いの時間なんですよということなのです。明日がないかもしれないというのに! それに自分の人生も一生に一回限り。そのたった一回だけの自分の大切な人生を、人を嘲り笑う、他の人から見て残念な人として見られて終わっていいのだろうか。 明日死ぬかもしれないのに!」 と言うことを言いたかったのですね。 人間ですから愚痴や文句も言いたいときは一杯あります。 でもそれだけで人生終わるのはあまりにも自分の価値を下げたまま終わるということです。 自分の価値が下がるのは人のせいと思っている限り、絶対その人の価値は上がりません。 もったいない。 一回しかない人生なのに。 尊鉢厄神釈迦院 自分の人生を大切にするということは、人の人生を大切にするということにも繋がります。 まずは自ら自分の価値を下げるような行動ばかりしないことです。 何故ならば、何度も書きますが、たった一度しかないあなたの人生の明日は、 誰にも保障されていないからです。 あれだけみんなが楽しみにしていたオリンピックだってなくなってしまうのですから。 唯一無二のあなたが(あなたの生きた人生が)「いやな人だったね」の評価で終わるなんて寂しすぎます。 「時間は有限です。人の文句ばかりを言う時間を、建設的なことを考える時間として使いましょう。そうでないと、人生を損します。」 尊鉢厄神釈迦院 人生の時間を無駄に使うケア職員ほど、認知症の人の人生も大切にしないのです。 「自分の人生の価値を下げるだけなら勝手にどうぞです。でも他の人の人生や認知症の人の大切な人生まで侵害しないでほしいのです。」 ケアの「専門職」ならば、その専門職の意味を問うてみてください。 専門職は、人の人生を侵害し、自分の価値を下げるためにあるのだろうか、と。 明日の保障がない、たった一度の人生で。 コロナも人の人生を侵害する人も許さないぞ!
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2020.05.29

トピックス
認知症の人、それぞれの軌跡 センター長の石川です。 まずはいつものようにコロナウイルスに対する注意事項から。 ステイホームの制限も解除され、町会ではグラウンドゴルフも再開されるそうです。 ここで注意してほしいのは「三密」です。 「隠密」「壇蜜」「餡蜜」のことではないことは皆さんご承知の通りですが、 グラウンドゴルフは外だから大丈夫と思うかもしれません。 しかし「三密」はその一つでも該当すればアウト!ということになります。 グラウンドゴルフではどうしても仲間同士話をしたくなります。 でもそれは人と人が密になる空間を生み出します。 歩く人、走る人の後ろも危ないと言われています。 人が集まっての会話、それはアウト!というルールを今は追加して行ってください。 グラウンドゴルフを楽しむときも、ソーシャルディスタンス(ステック2本分)の距離を開けるようにしましょう。 外であっても、離れてください。 さて本題です。 今朝の新聞、読者の声欄に載っていた投稿です。 この短い文章の中に、色々な学びがありますね。 まずは、認知症の方に接する基本が書かれています。その通りですね。 でも、実際に介護家族になってしまうと、そんな基本は吹っ飛んでしまう。 それでも認知症の人のその世界を大切にしようとする思い。 朝日新聞5月29日朝刊より 実際の介護は本当に疲れてしまうでしょう。 でもそれだけではないと、視点をリセットすることが必要かもしれません。 あなたのことを支えてくれる、愚痴を聴いてくれる人がいるだけで、 視点のリセットに繋がるでしょう。(相談センター結も活用してください!) 認知症の人それぞれに人生の軌跡があります。 その軌跡に寄り添うことは、その人をリスペクト(尊敬)することにもなるのです。 何もわからなくなった人ではなく、何かでもわかることの素晴らしさ。 しっかりと繋がれば、今までと違う何かが生まれるかもしれません。 またもや若い人の音楽ですが、なかなかいいですよ 👇 (画像が途中から始まる場合は、最初に戻してみてください) https://www.youtube.com/watch?v=DwTinTO0o9I&t=239s  
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2020.05.28

トピックス
とにかく前へ進もう! センター長の石川です。 緊急事態宣言が解除され、ほとんどのことが普通に戻ったような感じがあります。 しかし大きく違うのは、 いつもどこかで、見えないコロナウイルスがあなたを狙っているということ。 それに伴って、手洗い、消毒などの衛生管理の徹底、 何よりも、人と人の距離を開ける、密集、密接、密閉な空間を作らないということを厳重に行っていかなければならないということです。 これが意外と人の心を知らずのうちに疲れさせていくのです。 接近しすぎる井戸端会議はダメ! 換気が出来ない場所もダメ! たくさんの人が集まることもダメ! 大きな声で歌うこともダメ!と、これまでの人と人との繋がりが失われ、人と人が集まってこそできた楽しみも奪われているでしょう。 そのような新たな生活様式の中で、ふさぎ込むことなく生活していかなければなりません。 でも、ため息、文句だけでは何もよくなりません。 とにかく前向きに進む姿、一生懸命生きて行こうとするその姿こそが「未来」を作ります。 そんな一生懸命な人たちへの応援歌を載せました。 若者の唄ですが、年配の人も、認知症の人の介護で四苦八苦している人も、とにかく前へ進んでいこうという元気がもらえる歌です。 まぁ、映像はいまいちですが、歌から元気をもらってください。 https://www.youtube.com/watch?v=nH2u4dnYUgw&list=RDnH2u4dnYUgw&start_radio=1   次回は再び認知症予防編です。 コロナは外~!新鮮な空気は内~!
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2020.05.25

トピックス
believe この切なさは人の繋がりを深めると信じよう! 切ない 緊急事態宣言は解除されましたが、コロナ禍が及ぼす数多くの「切ない」 高校野球もそうですが、様々な領域で切ない風景が出てしまいました。 介護現場でも家族が面会できない状況は続いています。 先日はカナダ在住の娘さんと日本在住の家族と施設を結んだ三者のWeb面会がありました。 遠く離れたカナダとも同時に話ができる。便利になったものだと思います。 ライブで遠く離れた場所とも映像付きで話が出来るという、新たな展開が生まれたと言えるでしょう。 しかし、やはり切ないですね。 映像でなく、実物であってほしい。 娘様から花も届いていました。 ベランダ越しの面会もありました。 人と人の物理的距離はあっても、心と心はすぐ近くにあります。 それでもやはり切ない。 手を振る家族の後ろ姿はとても切ない。 目の前にいるにもかかわらず、手も握ることもできない。 話は携帯電話で行いました。 どんなに技術が進み、会議もWebで出来るようになったとしても 画面を通じて面会できるとしても 目と目を見つめあって、手と手を取って、生の声を聴いて話して それに勝るものはない。 そして私たちの仕事は、どんなに科学技術が進んだとしても 目と目を見つめあって、手と手を取って、生の声を聴いて話していくこと。 コロナ禍がもたらした切なさは、きっと人の心の繋がりを深める そう信じたい。 believe センター長の石川でした。 *緊急事態宣言が解除されましたが、感染症への警戒は緩めることはできません。しかしながら、このような面会風景も、もしかしたらあと少しかもしれません。厚労省からの指示の元、追ってご連絡させていただきます。
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2020.05.23

トピックス
コロナ禍の生活と認知症について(予防編) センター長の石川です。 緊急事態宣言も解除され、外出も普通に可能となりました。 しかし、人の集まるところには行かない、要するに、人と人との距離を置いて生活するということになります。 と言うことは、外出が普通に可能になっても、今まで地域で行っていた様々な活動への参加に制限が掛かるという状況には変わりありません。 つまり、自分自身の心身の健康は自分で守るということになります。 そして、認知症予防は、なにかをすることです。 家の中にいるときは、東大阪で行われている3B体操やトライ君体操、 或いはスローステップや軽い筋トレ(NHKのガッテンのホームページなど参照にしてください)もいいでしょう。これは外出が可能になっても続けられればと思います。   では外に出た時の心身の健康はどうしたらいいでしょうか。 まとめてみます。   ①とにかく歩くことです。買い物でも散歩でも構わないのですが、闇雲に歩くのではなく、テンポをつけます。 ②まずは早歩きです。しっかり前を向いて背筋を伸ばし、踵から着いて手を振って歩きます。数分早足で歩くだけで、息が上がってくるので、そこでテンポを落とします。 ③次にゆっくりと歩きながら、周囲に見えるものに声を掛けながら、道草するかのように歩きましょう。きれいな花が咲いていたら、「きれいに咲いてくれてありがとう」と声を掛けましょう。犬猫に声を掛けることもいいでしょう。 とにかく頭の中で感じたことを声に出して話しかけます。こうすることで脳細胞をしっかりと働かせます。 人間殿は困ってるようだが、ノラはマイペースにゃ ④少しばかし道草したら、再び早歩きを行います。2~3回これを繰り返します。 ⑤早歩きの時に有酸素運動をすることになるので身体機能の維持を行います。そして道草の時に脳の感性を働かせて、脳の機能の維持に結び付けていくのです。 花はよくても、人間の密集はダメですよ~ ⑥外に出て紫外線を浴びると、コロナウィルスは不活発になるので、お日様を浴びるのは必要なことです。但し紫外線は目や肌によくないので、サングラスを掛け、長袖の服を着て、帽子をかぶり、水分補給できるものを持って外出しましょう。 ⑦因みに人が誰もいないときはマスクは必要ないですが、人と行違うような場所ではマスクをして歩きましょう。外であっても歩行者からの飛沫が飛んでくる場合があります。ジョギングしている人のそばには行かないようにしましょう。 (つづく) コロナウイルス対策実施中!
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2020.05.21

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コロナ禍の生活と認知症について(予防編まえがき) センター長の石川です。 大阪、兵庫、京都の緊急事態宣言が解除され、感染者数が少なくなったとはいえ、コロナウイルスは私たちの侵略をやめたわけではありません。 ウイルスはウイルスとしての生存のため、どこからか私たちをいつも狙っていることを忘れないでください。 そこで、新しい生活様式が提言されているのですが、 基本は人と人との接触を極力避け、手洗い消毒やマスクなどの衛生管理を徹底するということになります。 そしてできる限り不要な外出はせず、人と人の間隔をあけようと言うことになっています。 三密はダメですよ しかし、多くの高齢者には、今かなりの心身の危機が迫っている状況と言えるでしょう。 例えば、毎日楽しみにしていたグランドゴルフが出来なくなるだけで、その方の心身の機能は本人が意識している以上に落ちていると言えます。 今まで楽しくやっていたものが出来なくなる。 それは身体機能の衰えだけでなく、 認知症になる可能性も大きくなるということなのです。 そこで、次回はまず新しい生活様式の中での、認知症予防について提示していきたいと思います。 さらにその次では実際に認知症の人の介護者向けに書いてみたいと思います。 花の名前は知りません(苦笑) まずは、緊急事態宣言解除でやれやれ一安心と思う気持ちは素直に受け止めましょう。 緊張感はいつまでも持つものではありません。 しかし、次には気持ちをなお一層引き締めましょう。 人が動き始めるということは、感染の危険度も増えるということなのです。 そこら中に一杯咲いてますが、名前は知りません(苦笑) 新しい生活様式を「やらなければならない」ことから 「当たり前に行うこと」としていけば、気持ちの引き締めもそんなに苦にはならないでしょう。 では具体的には次回以降に。
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2020.05.20

トピックス
人と人との物理的距離が離れても、心と心の距離はすぐそこに センター長の石川です。 コロナ禍において、全ての生活様式が変わりました。 ワクチンがいきわたるのは来年の冬前になると言う話もあります。 つまり、元の生活に戻るまでには1年から3年はかかるのではないかとも考えられています。 そのため、この三密をしない、ソーシャルディスタンス、徹底した衛生対応の上での生活が 長期的に続くという中で、私たちは自分たちの生活を再構築していかなければなりません。 残念ですが、今まで当り前にできていた「人が多く集まる」生活や活動はできなくなります。 人と人の距離をあける、ウイルスを施設に持ち込まない、そのためにご家族の方や関係者の皆様にも大変ご不便をおかけしていますが、各施設においてはWeb面談の利用も多くなっていますし、下記の写真のようにベランダ越しの面会も行えます。 携帯電話で話もしています。 人と人の物理的距離は離れていても、心と心の距離はすぐそこにあります。 国と国の行き交いはなくなり、人と人の物理的距離は離れても、 今は人と人が繋がっていかなければならないときなのです。 それも世界中の人たちが! 自分の国さえよければ、先進国さえよければ、と言うものではないでしょう。 全世界の人たちが繋がってコロナウイルスに立ち向かっていかなければならないのです。 https://www.youtube.com/watch?v=mqx4mVWVN_Y 「ワールドインユニオン」は、ラグビーワールドカップのテーマソングですが、 その意味するところは、「世界が一つになって新しい時代を築いて行こう!」と言うものです。 今まさしく必要なテーマだと言えるのです。 「一人はみんなのために、みんなは一つの想いのために」
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 暑くなってきましたね。 マスクがつらい季節がこれからやってきます。 約4か月、マスクがつらくなります。 同時に熱中症にも気を付けなければなりません。 [caption id="attachment_1611" align="aligncenter" width="650"] あじさいの花言葉は、移り気とか無常とか高慢とか言うそうです。え!?っていう感じですね。[/caption] 昨年、熱中症で救急搬送された方の数は、71,317人なのです。 中途半端な夏であったにもかかわらず。 今年の夏は、かなり暑くなると言われています。 そしてマスクの着用。 [caption id="attachment_1610" align="aligncenter" width="650"] アップで撮るのも面白いです。[/caption] 「マスクは、息がマスク内にこもりやすく、熱を持った息を吸うことで、体温が上がる。」そうです。 つまり、さらに熱中症にかかりやすくなるということです。 昨年で7万人の救急搬送ですから、今年は10万人になるかもしれません。 しかし、病院は今やコロナで大変な状況です。 熱中症でも病院から拒否される可能性も大きくなるのです。 [caption id="attachment_1609" align="aligncenter" width="650"] 万博記念公園あじさい園にて[/caption] 要するに、熱中症になって病院に運ばれないようにすることです。 では具体的に、何に気を付けたらよいのでしょうか。 そして認知症の人への注意ポイントは? それは次回に。 [caption id="attachment_1437" align="aligncenter" width="650"] コロナは外~!新鮮な空気は内~![/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です 今回は少し厳しめの、専門職向け内容です。 昨年のことですが、私は認知症や虐待防止の講義でよく言っていた話があります。 「来年皆さん東京オリンピックが当たり前のように見られると思っているけど、どんなに医療保険や生命保険に入ってたって、東京オリンピックが見られるなんて保障は誰にもどこにもないのです。」と。 別に東京オリンピックが延期(恐らくは中止)されることを予言したわけではありません。 ところがこんな形で今年ほんとうにオリンピックがなくなって、昨年あんなことを言わなければよかったと、ちょっと後悔しております。 要は何を言いたかったかと言うと、 「人の人生、若かろうが高齢であろうが、誰もが明日の命が保障されているわけではないということなのです。つまり、不適切なケアをしたり、人の文句ばっかり言って時間を過ごすこと自体が、その人の人生の大変な無駄使いの時間なんですよということなのです。明日がないかもしれないというのに! それに自分の人生も一生に一回限り。そのたった一回だけの自分の大切な人生を、人を嘲り笑う、他の人から見て残念な人として見られて終わっていいのだろうか。 明日死ぬかもしれないのに!」 と言うことを言いたかったのですね。 人間ですから愚痴や文句も言いたいときは一杯あります。 でもそれだけで人生終わるのはあまりにも自分の価値を下げたまま終わるということです。 自分の価値が下がるのは人のせいと思っている限り、絶対その人の価値は上がりません。 もったいない。 一回しかない人生なのに。 [caption id="attachment_1601" align="aligncenter" width="650"] 尊鉢厄神釈迦院[/caption] 自分の人生を大切にするということは、人の人生を大切にするということにも繋がります。 まずは自ら自分の価値を下げるような行動ばかりしないことです。 何故ならば、何度も書きますが、たった一度しかないあなたの人生の明日は、 誰にも保障されていないからです。 あれだけみんなが楽しみにしていたオリンピックだってなくなってしまうのですから。 唯一無二のあなたが(あなたの生きた人生が)「いやな人だったね」の評価で終わるなんて寂しすぎます。 「時間は有限です。人の文句ばかりを言う時間を、建設的なことを考える時間として使いましょう。そうでないと、人生を損します。」 [caption id="attachment_1603" align="aligncenter" width="650"] 尊鉢厄神釈迦院[/caption] 人生の時間を無駄に使うケア職員ほど、認知症の人の人生も大切にしないのです。 「自分の人生の価値を下げるだけなら勝手にどうぞです。でも他の人の人生や認知症の人の大切な人生まで侵害しないでほしいのです。」 ケアの「専門職」ならば、その専門職の意味を問うてみてください。 専門職は、人の人生を侵害し、自分の価値を下げるためにあるのだろうか、と。 明日の保障がない、たった一度の人生で。 [caption id="attachment_1301" align="aligncenter" width="650"] コロナも人の人生を侵害する人も許さないぞ![/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 まずはいつものようにコロナウイルスに対する注意事項から。 ステイホームの制限も解除され、町会ではグラウンドゴルフも再開されるそうです。 ここで注意してほしいのは「三密」です。 「隠密」「壇蜜」「餡蜜」のことではないことは皆さんご承知の通りですが、 グラウンドゴルフは外だから大丈夫と思うかもしれません。 しかし「三密」はその一つでも該当すればアウト!ということになります。 グラウンドゴルフではどうしても仲間同士話をしたくなります。 でもそれは人と人が密になる空間を生み出します。 歩く人、走る人の後ろも危ないと言われています。 人が集まっての会話、それはアウト!というルールを今は追加して行ってください。 グラウンドゴルフを楽しむときも、ソーシャルディスタンス(ステック2本分)の距離を開けるようにしましょう。 [caption id="attachment_1596" align="aligncenter" width="300"] 外であっても、離れてください。[/caption] さて本題です。 今朝の新聞、読者の声欄に載っていた投稿です。 この短い文章の中に、色々な学びがありますね。 まずは、認知症の方に接する基本が書かれています。その通りですね。 でも、実際に介護家族になってしまうと、そんな基本は吹っ飛んでしまう。 それでも認知症の人のその世界を大切にしようとする思い。 [caption id="attachment_1597" align="aligncenter" width="650"] 朝日新聞5月29日朝刊より[/caption] 実際の介護は本当に疲れてしまうでしょう。 でもそれだけではないと、視点をリセットすることが必要かもしれません。 あなたのことを支えてくれる、愚痴を聴いてくれる人がいるだけで、 視点のリセットに繋がるでしょう。(相談センター結も活用してください!) 認知症の人それぞれに人生の軌跡があります。 その軌跡に寄り添うことは、その人をリスペクト(尊敬)することにもなるのです。 何もわからなくなった人ではなく、何かでもわかることの素晴らしさ。 しっかりと繋がれば、今までと違う何かが生まれるかもしれません。 またもや若い人の音楽ですが、なかなかいいですよ 👇 (画像が途中から始まる場合は、最初に戻してみてください) https://www.youtube.com/watch?v=DwTinTO0o9I&t=239s  
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 緊急事態宣言が解除され、ほとんどのことが普通に戻ったような感じがあります。 しかし大きく違うのは、 いつもどこかで、見えないコロナウイルスがあなたを狙っているということ。 それに伴って、手洗い、消毒などの衛生管理の徹底、 何よりも、人と人の距離を開ける、密集、密接、密閉な空間を作らないということを厳重に行っていかなければならないということです。 これが意外と人の心を知らずのうちに疲れさせていくのです。 接近しすぎる井戸端会議はダメ! 換気が出来ない場所もダメ! たくさんの人が集まることもダメ! 大きな声で歌うこともダメ!と、これまでの人と人との繋がりが失われ、人と人が集まってこそできた楽しみも奪われているでしょう。 そのような新たな生活様式の中で、ふさぎ込むことなく生活していかなければなりません。 でも、ため息、文句だけでは何もよくなりません。 とにかく前向きに進む姿、一生懸命生きて行こうとするその姿こそが「未来」を作ります。 そんな一生懸命な人たちへの応援歌を載せました。 若者の唄ですが、年配の人も、認知症の人の介護で四苦八苦している人も、とにかく前へ進んでいこうという元気がもらえる歌です。 まぁ、映像はいまいちですが、歌から元気をもらってください。 https://www.youtube.com/watch?v=nH2u4dnYUgw&list=RDnH2u4dnYUgw&start_radio=1   次回は再び認知症予防編です。 [caption id="attachment_1437" align="aligncenter" width="650"] コロナは外~!新鮮な空気は内~![/caption]
ブログ投稿画像 切ない 緊急事態宣言は解除されましたが、コロナ禍が及ぼす数多くの「切ない」 高校野球もそうですが、様々な領域で切ない風景が出てしまいました。 介護現場でも家族が面会できない状況は続いています。 先日はカナダ在住の娘さんと日本在住の家族と施設を結んだ三者のWeb面会がありました。 遠く離れたカナダとも同時に話ができる。便利になったものだと思います。 ライブで遠く離れた場所とも映像付きで話が出来るという、新たな展開が生まれたと言えるでしょう。 しかし、やはり切ないですね。 映像でなく、実物であってほしい。 [caption id="attachment_1583" align="aligncenter" width="650"] 娘様から花も届いていました。[/caption] ベランダ越しの面会もありました。 人と人の物理的距離はあっても、心と心はすぐ近くにあります。 それでもやはり切ない。 手を振る家族の後ろ姿はとても切ない。 目の前にいるにもかかわらず、手も握ることもできない。 [caption id="attachment_1584" align="aligncenter" width="297"] 話は携帯電話で行いました。[/caption] どんなに技術が進み、会議もWebで出来るようになったとしても 画面を通じて面会できるとしても 目と目を見つめあって、手と手を取って、生の声を聴いて話して それに勝るものはない。 そして私たちの仕事は、どんなに科学技術が進んだとしても 目と目を見つめあって、手と手を取って、生の声を聴いて話していくこと。 コロナ禍がもたらした切なさは、きっと人の心の繋がりを深める そう信じたい。 believe センター長の石川でした。 *緊急事態宣言が解除されましたが、感染症への警戒は緩めることはできません。しかしながら、このような面会風景も、もしかしたらあと少しかもしれません。厚労省からの指示の元、追ってご連絡させていただきます。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 緊急事態宣言も解除され、外出も普通に可能となりました。 しかし、人の集まるところには行かない、要するに、人と人との距離を置いて生活するということになります。 と言うことは、外出が普通に可能になっても、今まで地域で行っていた様々な活動への参加に制限が掛かるという状況には変わりありません。 つまり、自分自身の心身の健康は自分で守るということになります。 そして、認知症予防は、なにかをすることです。 家の中にいるときは、東大阪で行われている3B体操やトライ君体操、 或いはスローステップや軽い筋トレ(NHKのガッテンのホームページなど参照にしてください)もいいでしょう。これは外出が可能になっても続けられればと思います。   では外に出た時の心身の健康はどうしたらいいでしょうか。 まとめてみます。   ①とにかく歩くことです。買い物でも散歩でも構わないのですが、闇雲に歩くのではなく、テンポをつけます。 ②まずは早歩きです。しっかり前を向いて背筋を伸ばし、踵から着いて手を振って歩きます。数分早足で歩くだけで、息が上がってくるので、そこでテンポを落とします。 ③次にゆっくりと歩きながら、周囲に見えるものに声を掛けながら、道草するかのように歩きましょう。きれいな花が咲いていたら、「きれいに咲いてくれてありがとう」と声を掛けましょう。犬猫に声を掛けることもいいでしょう。 とにかく頭の中で感じたことを声に出して話しかけます。こうすることで脳細胞をしっかりと働かせます。 [caption id="attachment_1580" align="aligncenter" width="650"] 人間殿は困ってるようだが、ノラはマイペースにゃ[/caption] ④少しばかし道草したら、再び早歩きを行います。2~3回これを繰り返します。 ⑤早歩きの時に有酸素運動をすることになるので身体機能の維持を行います。そして道草の時に脳の感性を働かせて、脳の機能の維持に結び付けていくのです。 [caption id="attachment_1577" align="aligncenter" width="650"] 花はよくても、人間の密集はダメですよ~[/caption] ⑥外に出て紫外線を浴びると、コロナウィルスは不活発になるので、お日様を浴びるのは必要なことです。但し紫外線は目や肌によくないので、サングラスを掛け、長袖の服を着て、帽子をかぶり、水分補給できるものを持って外出しましょう。 ⑦因みに人が誰もいないときはマスクは必要ないですが、人と行違うような場所ではマスクをして歩きましょう。外であっても歩行者からの飛沫が飛んでくる場合があります。ジョギングしている人のそばには行かないようにしましょう。 (つづく) [caption id="attachment_1451" align="aligncenter" width="650"] コロナウイルス対策実施中![/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 大阪、兵庫、京都の緊急事態宣言が解除され、感染者数が少なくなったとはいえ、コロナウイルスは私たちの侵略をやめたわけではありません。 ウイルスはウイルスとしての生存のため、どこからか私たちをいつも狙っていることを忘れないでください。 そこで、新しい生活様式が提言されているのですが、 基本は人と人との接触を極力避け、手洗い消毒やマスクなどの衛生管理を徹底するということになります。 そしてできる限り不要な外出はせず、人と人の間隔をあけようと言うことになっています。 [caption id="attachment_1567" align="aligncenter" width="650"] 三密はダメですよ[/caption] しかし、多くの高齢者には、今かなりの心身の危機が迫っている状況と言えるでしょう。 例えば、毎日楽しみにしていたグランドゴルフが出来なくなるだけで、その方の心身の機能は本人が意識している以上に落ちていると言えます。 今まで楽しくやっていたものが出来なくなる。 それは身体機能の衰えだけでなく、 認知症になる可能性も大きくなるということなのです。 そこで、次回はまず新しい生活様式の中での、認知症予防について提示していきたいと思います。 さらにその次では実際に認知症の人の介護者向けに書いてみたいと思います。 [caption id="attachment_1572" align="aligncenter" width="650"] 花の名前は知りません(苦笑)[/caption] まずは、緊急事態宣言解除でやれやれ一安心と思う気持ちは素直に受け止めましょう。 緊張感はいつまでも持つものではありません。 しかし、次には気持ちをなお一層引き締めましょう。 人が動き始めるということは、感染の危険度も増えるということなのです。 [caption id="attachment_1570" align="aligncenter" width="650"] そこら中に一杯咲いてますが、名前は知りません(苦笑)[/caption] 新しい生活様式を「やらなければならない」ことから 「当たり前に行うこと」としていけば、気持ちの引き締めもそんなに苦にはならないでしょう。 では具体的には次回以降に。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 コロナ禍において、全ての生活様式が変わりました。 ワクチンがいきわたるのは来年の冬前になると言う話もあります。 つまり、元の生活に戻るまでには1年から3年はかかるのではないかとも考えられています。 そのため、この三密をしない、ソーシャルディスタンス、徹底した衛生対応の上での生活が 長期的に続くという中で、私たちは自分たちの生活を再構築していかなければなりません。 残念ですが、今まで当り前にできていた「人が多く集まる」生活や活動はできなくなります。 人と人の距離をあける、ウイルスを施設に持ち込まない、そのためにご家族の方や関係者の皆様にも大変ご不便をおかけしていますが、各施設においてはWeb面談の利用も多くなっていますし、下記の写真のようにベランダ越しの面会も行えます。 [caption id="attachment_1564" align="aligncenter" width="650"] 携帯電話で話もしています。[/caption] 人と人の物理的距離は離れていても、心と心の距離はすぐそこにあります。 国と国の行き交いはなくなり、人と人の物理的距離は離れても、 今は人と人が繋がっていかなければならないときなのです。 それも世界中の人たちが! 自分の国さえよければ、先進国さえよければ、と言うものではないでしょう。 全世界の人たちが繋がってコロナウイルスに立ち向かっていかなければならないのです。 https://www.youtube.com/watch?v=mqx4mVWVN_Y 「ワールドインユニオン」は、ラグビーワールドカップのテーマソングですが、 その意味するところは、「世界が一つになって新しい時代を築いて行こう!」と言うものです。 今まさしく必要なテーマだと言えるのです。 「一人はみんなのために、みんなは一つの想いのために」