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2020.08.26

トピックス
三つの敵にひとつになって立ち向かおう! センター長の石川です。 少しばかしノーマスクで過ごせる山の中で、クマさんとシカさんとキツネさんとでトランプで遊びながら、 天の川を眺めていました。 しかし世の中は相変わらず、コロナは猛威を振るい、猛暑は続いていますね。 今私たちは、三つの敵と闘わなければなりません。 そのためにも、みんな助け合っていかなければならないのです。 一つ目の敵は、もちろんコロナウイルスです。 対策はご承知の通りですね。 虎屋の疫病退散どら焼きです。 二つ目の敵は、今年最強の熱中症です。 亡くなる確率は、コロナウイルスよりはるかに高いのです。 油断せずに万全の対策をお願いします。 常総市のポスターです。周囲の人たちにも目配りしてください。 そして三つ目の敵。それは人による誹謗中傷です。 これがある意味一番の難敵かもしれません。 コロナウイルスは誰でも罹患するかもしれないのに、罹患者を攻撃する。 その攻撃している人も罹るかもしれないのに。 レピュ研より引用 人を攻撃するにおいては、その人もコロナウイルスと同様の存在ですね。 日本赤十字社より。かなり前にこのブログにも掲載しました。 この世界的一大事。人が人を責めるのではなく、「助けあう」ことに目覚めないと、 人類の未来は明るくはないでしょう。 さて、認知症の方に関しては、「認知症の人と家族の会」が下記のようなアドバイスを載せてくれています。 確認してください。 認知症の人と家族の会作成  
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2020.08.21

トピックス
笑顔は「認知症」という概念も取り払います センター長の石川です。 いつまでも異常に暑い日が続きますね。 昨夜は私の知り合いが渓流釣り中に倒れているのを発見され、亡くなったという情報が入りました。 つい先日SNSでいつもながらの楽しい記事をアップされていたのですが、その翌日のことでした。 恐らくは熱中症でしょうか。 皆様も外に出られる時も、部屋の中にいる時も、くれぐれもお気をつけ下さい。 東京消防庁のポスターを引用   世の中はこのようにコロナウイルスや猛暑と、心身ともにネガティブな状況が続きますね。 人の心もぎすぎすしていきます。 でもそんな状況を打破できるとしたら、それは「笑顔」でしょう。 「笑顔」は全てのボーダーラインを消すことが出来ます。 国境も、人種も、言語も、そして「認知症の人」などという言葉もなく、 同じ人として通じあえるのです。 ジェームズ・W・ケイドル作 地球外知的生命体(宇宙人)に向けた地球の旗(国境のない地球人として) しんどい時こそ、笑顔 ネガティブな世界だからこそ、笑顔 明日がどうなるかは決まっていないけど、 決まっていないからこそ前へ進めます。 笑顔ならなおさら。 笑顔と言えば、この方!左の人はなんだ?
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2020.08.20

トピックス
本当の敵はウイルスと暑さです センター長の石川です 年々、「これまで経験したことがない」ことが増えていきます。 それは気象であったり、ウイルスであったり、そして人の行動であったり 様々なことが、これまで経験したことがないことに、 今、私たちは直面しているといえます。 熱中症は一気に人の命を奪うので、 決して暑くても電気代節約で「我慢しま症」なんていう病気に罹らないように。 神戸市作成のポスターより ただ今年は28度より低い方がいいですね。 コロナウイルス。 ここまでくると、いつ誰がどこでなってもおかしくない状況です。 それゆえか、過剰な「コロナ排斥症」や「コロナ誹謗中傷症」という 心が狭い病気になってしまう人も多くなってきました。 でも本当の敵はウイルスであり、異常気象です。 人を攻撃、排除するのは、ウイルスと同等の行為を行ってることなのです。 大阪市 大学連携ポスタープロジェクトより 認知症の人の多くは、このウイルスと暑さの状況を認識することが難しくなってきています。 周囲の人たちの心遣いがとても大切になります。 でも認知症の人は、人を誹謗中傷するなんてことはしません。 認知症の人はその行動から困った人と見られがちです。 しかし本当に困った人たちは、人を排斥したり誹謗中傷する人たちなのです。 人を攻撃する行為は、コロナウイルスと同じ。 罹患していなくても、コロナウイルスと同類です。 人を攻撃排除する行為は、コロナウイルスと同類です。 今回は辛らつな内容でしたが、次回はあたたかな話題にしますね。
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2020.08.18

トピックス
認知症でもひとりの人として敬意をもって センター長の石川です。 17日、稲田地域包括支援センターの介護者教室に、A小学校のB校長先生が来られました。 B校長先生の認知症ケア体験をお話ししていただくためです。 B校長先生に来ていただくきっかけは、私たちがA小学校へキッズサポーター講座に行った折りに、 B校長先生も自らの介護体験を子どもたちにお話しされたことによります。 その時のB校長先生のお話を、児童たちは、目を真ん丸にして聞いていました。 校長先生のめっちゃ大変だった認知症介護話を真剣に聞く児童たち B校長先生の今回のお話は、ある意味「達観」されていました。 認知症になられたお母様の介護体験話なのですが、ケアの大変さだけを語られるのではなく、 認知症になった母でも、本来の母らしさを取り戻す時があり、 とかく認知症になって大変な状況の所しか見えなくなる中で、 一人の人としての姿を見ることが出来ることを温かく語っておられました。 コロナ禍 校長先生もフェイスシールドつけてのお話しです。 その人の生きざまを受け止め、 そして認知症であってもひとりの人としての尊厳を大切にしなければならない。 体験者ならではのお話しであると同時に、専門職も学ばなければならないお話しであったのではないかと感じました。 いわゆる「大変さだけを訴える体験談」ではない、 「認知症であってもひとりの人として敬意を持つ」こと。 介護を全うした多くの家族の方から聞くことが出来る言葉ではないでしょうか。 こんな時だからこそ前向きに考えましょう!と、校長先生 こんな時期ですが、ネガティブに考えてしまってもどうしようもないので、 何事も前向きに捉えて考えていきましょうというB校長先生。 その通りだと思います。  
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2020.08.14

トピックス
今こそ、ONE TEAM! センター長の石川です コロナウイルスの猛威が続きますね。 収まる気配さえ見えません。 さらに頼るべき国は、今さら私がどうのこうのと言うこともないほど 国民は見捨てられたのかな~ という感じですね。 必携アイテムです 私たちは私たちでこの苦難を乗り越えていかなければなりません。 「コロナに罹るのは、いつどこで誰がなってもおかしくない」状況なのです。 なのに相変わらず続く、誹謗中傷。 自分だって罹るかもしれないのに。 コロナ禍は人間のダークな部分をあぶりだすという副作用も持っているといえます。 誹謗中傷する人は、自分がダークな、みじめな人間であることを宣言しているようなものですね。 匿名?誰も見てないと思うなよ~ 最近のCMに「ONE TEAM」は過去のものではなく、 これから必要な言葉だ!というのがあります。 まさしくそうだと思います。 https://www.youtube.com/channel/UCH-YV-Liz5ODta3El-Rj33g ダークなことやってる時じゃないですよ。助けあっていかなければ! 権力者が言ってしまうと、強制的な感じにもとらわれてしまいますが、 こんな時だからこそ、助けあって、 国民がONE TEAMになって行かなければならないのですね。 ワンチームになって、コロナに打ち勝ちましょう! 人のことをとやかく言う時間があるのなら、 その時間を、いかに人間や職場や社会や世界が良くなっていくのだろうか と言うことに使う方が、 自分の人生に価値が生まれると思いませんか? 熱いプレー、熱い仕事は心を刺激します。(全社協ポスターより)  
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2020.08.12

トピックス
心と心はすぐ近くで繋がっている センター長の石川です。 約3年半デイサービスやショートステイ、ヘルパーを利用されていましたAさんが、 長男様がおられる神奈川県に引っ越されました。 その長男様から「アーバンケア島之内」への丁寧なお礼の手紙をいただきました。 私たちにとって、とても励みになる内容の手紙でした。 化野念仏寺にて 東大阪で一人暮らしのAさんが認知症になられて、遠く横浜に住むご長男様は途方に暮れたとのことでした。 それから3年半、Aさんには様々な出来事が起きましたが、 デイサービスやヘルパーを利用しながら頑張って独居生活を続けてこられていました。 長男様も遠方でありながら、度々来阪し、Aさんのケアを行っておられました。 7万年の歴史が眠る水月湖 しかし、独居生活も厳しくなり、このまま大阪での生活を続けるには長男様との距離はあまりにも遠く、長男様の自宅近くの特養への入所となったのです。 Aさん最後の日のデイサービス、私は見送る時に泣いてしまうと思い、わざと訪問相談をその時間に入れました。 その日はお別れの挨拶というよりごく普通の会話をして、 明日を見つめるAさんの姿を見つめながら、そっとお別れしました。 扉の向こうには新たな生活が… 今、デイサービスに、いつものAさんの姿がないのはやっぱり寂しいですね。 元々関東出身で、ちょっと大阪弁や大阪のおばちゃんが馴染めなかったところがあったAさんですが、 今はきっとお友達もできて、楽しく過ごされているのではないかと思います。 ご長男様からの「感謝の手紙」ではありますが、 私たちこそ、Aさんや長男様と出逢えたこと、そして関りを持てたことへの感謝の思いでいっぱいです。 今日はペルセウス座流星群の日ですね 遠く離れても、コロナウイルスで尚更距離が離されても、心と心はすぐ近くで繋がっている。 青空や星空が繋がっているように。 私たちとAさんだけではなく、今は直接の面会が出来ないご家族も、 「心と心はすぐ近くで繋がっている」と言えるのではないでしょうか。 それも、今まで以上に。
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2020.08.10

トピックス
猛暑 あなたの目は大丈夫ですか? センター長の石川です。 猛暑にコロナと、私たちの心身を脅かすことばかりですね。 特に今は熱中症など、猛暑に対しての対応もしなければなりません。 水分補給や日焼け予防などは言われていますが、 忘れがちなのが、目の保護です。 紫外線による顔や腕の日焼けは気になり保護するのに、 とても大切な目に関しては無防備な人があまりにも多すぎます。 私は毎月眼科へ定期受診しなければならなくなって、 あらためて、目の大切さを実感しています。 海も青空も広く青く深いですね!紫外線も強烈です。 では、この強い紫外線から目をどう守るか? それはサングラスです。 そこらで安く売っているサングラスではダメです。 確かなサングラスが必要です。 特に外に出掛ける方には必携です。 銀行強盗ではありません。登山の時のスタイルです(笑) 日本人はサングラスをするのは、人間関係上や社会的関りから否定されがちです。 まして仕事上では許されないものでしょう。 しかし、自分の目を護ることの大切さももっと考えてみてはどうでしょうか。 眼科受診が必携な私だからはっきりと言います。 「あなたの目、今は大丈夫でも、そのうち大変なことになりますよ!」と。 マスクをすると、めっちゃ怪しいですね~ 年々紫外線の量は増えてきているので、目の保護も皮膚の保護と同じように考えてください。 少なくとも外に出る方は、その移動の間だけでも。 (地元東大阪にはSWANSや、大阪市内本社のTALEXなど、いいサングラスメーカーが大阪にはあります。) 山やアウトドア好きの私なので尚更かもしれませんが、都会の紫外線も侮れません。 下記のサイトに詳しく書かれていますので、ご覧ください。 https://yamap.com/magazine/15337?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=newsletter_200710_b  
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2020.08.08

認知症の教室(専門職用)
私のことをわかって センター長の石川です。 暴力行為があるとレッテルを貼られた ある認知症の人の思いです。 私は或る日 お兄さんとお姉さんに連れられて 小さなバスに乗せられ、大きな建物の前までやって来ました 笑顔のお姉さんに誘導されて、どこやら広い部屋に ここは一体何処だろう 私はどうしてここに連れて来られたの? 周りは見知らぬ人ばかりで、なんだかとっても怖い とっても不安 誰か教えて、ここは何処なの? あなたたちは誰なの? わけがわからないから、家へ帰ろうと 出口を探していると 後ろから笑顔のお姉さんに声をかけられて 元の場所に戻された 食事もお茶も出されたけれど、わけがわからなくて 食べる気がしない 寂しいし、不安だし だからやっぱり家に帰ろうと、出口を探していたら 後ろから笑顔がなくなったお姉さんに声をかけられて また、元の場所に戻された 何度も今日からここに泊まるんだと言われるけど なんのことだかわからない 私にはちゃんと家があるのに 頭の中が混乱して、どうしたらいいかわからない 泣きたいくらい不安 私、家に帰りたい、帰らせて すると笑顔の若いお兄さんがやってきた 私の話聞いてくれるのかな、安心できるのかな お兄さんはなにやら言うと、私を何処かへ誘導してくれる 安心できるのかな、家へ帰れるのかな 安心できるのかな、優しいお兄さんかな 連れられた場所 ここはお風呂? どうしてここに? なんで、どうして なんで服を脱がなきゃならないの なんでお風呂場にいるの 家に帰らせて! ここから出して! 気がついたら、お兄さんを叩いてた 叩くつもりはなかったのに 怖かったし、不安だったし わけがわからなかったから いつのまにか、大勢の人に囲まれて 冷たい視線で私のことを見ている 家に帰りたいだけなのに 悪いことしていないのに どうしてそんな目で私を見るの? 私はただ 色々なことが理解できなくて 寂しくて、怖くて、家に帰りたい ただそれだけなのに そんな気持ちをわかって欲しい 聴いて欲しい やさしくして欲しい ただそれだけなのに 誰もわかってくれない やさしく話を聴いて欲しい ただそれだけのことなのに それだけで 安心できるのに 私のことをわかって お願い… あるショートステイ利用者への複数回の聞き取りから、本人視点で考えてわかったこと (大府センター指導者による。石川が編集 2007)
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2020.08.04

認知症の教室(専門職用)
「けど」と言う前に、視点をリセットしてみよう センター長の石川です 今回は専門職向けのちょっと難しいお話しです。 私たちには自我がありますから、どうしても物事を主体的に捉えてしまいます。 極端な場合は、自分自身がコロナ感染したくない不安感や不満が、感染した人(或いはその患者の治療に従事している医療職の人に対しても)に対する激しい攻撃を行ってしまうことがあります。 感染した人やその対応をしている人の苦痛や不安を考えもせずに。 相手の気持ちなど考えないのです。 自分が大事 だからといって人を傷つける権利なんかない 私たち、ケアの職場はどうでしょうか? 相手の気持ちを考え、その人の立場に立って考える。 大切な理念ですよね。 それでもやはり、職員集団の一員となると、 職員集団の状況のことをあれやこれやと考えてしまいます。 どうしても自分のことや、私たち職員側主体で考えてしまうのです。 私たちの仕事の都合や職員関係を優先させて物事を判断しがちになります。 つまり、「利用者の気持ちはわかるけど」と、「けど」が付くようになるのです。   しかしここで視点のリセットしてみましょう。 利用者の立場から見たらどうなのか。 利用者のAさん、Bさん、Cさんから、私たちを見たらどうみえているのか? 「常勤であろうが非常勤であろうが、外国人であろうが新人であろうが、他の職域の職員であろうが、私を心地よく生活させてくれる人ならば…」 と、思っているのではないでしょうか。 利用者から見れば、常勤もパートも新人も関係ないのです。 職員の都合も関係ないのです。 要は自分が生きていく上においてプラスになってくれる職員か否かなのです。 何故ならば、その命や生活をケアスタッフに委ねなければ生きていけない中で、 利用者にとっての主体的選択といえるのではないでしょうか。 「あんた、外国から来てるのによう頑張ってくれて、ありがとうなぁ~」 利用者は自分の心が安心できる人を、しっかりと見ているのです。 不思議なことに、ベテランや管理的立場になるほど「けど」が多くなり、 新人ほど素直に視点をリセットして見れることが出来るようです。 「人生の卒業式」に寄り添える仕事に誇りを持つこと。 皆さん、いい仕事に就いてますね! ラグビー日本代表姫野選手です。熱いプレー、熱い仕事は心を刺激します。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 昔、「ど根性何とか」と言うのがありましたが、 この花も、コンクリートの隙間から咲いていたので、 「ど根性花」でしょうか。 [caption id="attachment_1872" align="aligncenter" width="650"] この後、二つ花が咲きました。花の形はご容赦を。[/caption] それもそのコンクリ地面は、触るだけでも火傷しそうなくらいの灼熱地面です。 そんな隙間から芽を出し花を咲かせるなんて、凄い生命力ですね。 暑さにもコロナにもめげない(まぁ花はコロナには罹らないでしょうけど) ど根性な花ですね。 どんなところに咲いたとしても、「花は花としてのプライド」を見せてくれます。 [caption id="attachment_1506" align="aligncenter" width="650"] 日本赤十字社より[/caption] それに比べて、不安に掻き立てられて、コロナに罹った人を非難する人は、 この花の前ではとても情けない存在に見えます。 人を攻撃することは、コロナと同類になること。 人間としての誇りを失わないようにしなければ、この花に笑われるでしょう。 [caption id="attachment_1873" align="aligncenter" width="650"] 東大阪の空は、暑い![/caption] 8月末でも東大阪の空は、夏真っ盛りです。 熱中症にはくれぐれも気をつけて下さいね。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 少しばかしノーマスクで過ごせる山の中で、クマさんとシカさんとキツネさんとでトランプで遊びながら、 天の川を眺めていました。 しかし世の中は相変わらず、コロナは猛威を振るい、猛暑は続いていますね。 今私たちは、三つの敵と闘わなければなりません。 そのためにも、みんな助け合っていかなければならないのです。 一つ目の敵は、もちろんコロナウイルスです。 対策はご承知の通りですね。 [caption id="attachment_1865" align="aligncenter" width="650"] 虎屋の疫病退散どら焼きです。[/caption] 二つ目の敵は、今年最強の熱中症です。 亡くなる確率は、コロナウイルスよりはるかに高いのです。 油断せずに万全の対策をお願いします。 [caption id="attachment_1868" align="aligncenter" width="446"] 常総市のポスターです。周囲の人たちにも目配りしてください。[/caption] そして三つ目の敵。それは人による誹謗中傷です。 これがある意味一番の難敵かもしれません。 コロナウイルスは誰でも罹患するかもしれないのに、罹患者を攻撃する。 その攻撃している人も罹るかもしれないのに。 [caption id="attachment_1867" align="aligncenter" width="650"] レピュ研より引用[/caption] 人を攻撃するにおいては、その人もコロナウイルスと同様の存在ですね。 [caption id="attachment_1507" align="aligncenter" width="650"] 日本赤十字社より。かなり前にこのブログにも掲載しました。[/caption] この世界的一大事。人が人を責めるのではなく、「助けあう」ことに目覚めないと、 人類の未来は明るくはないでしょう。 さて、認知症の方に関しては、「認知症の人と家族の会」が下記のようなアドバイスを載せてくれています。 確認してください。 [caption id="attachment_1861" align="aligncenter" width="650"] 認知症の人と家族の会作成[/caption]  
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 いつまでも異常に暑い日が続きますね。 昨夜は私の知り合いが渓流釣り中に倒れているのを発見され、亡くなったという情報が入りました。 つい先日SNSでいつもながらの楽しい記事をアップされていたのですが、その翌日のことでした。 恐らくは熱中症でしょうか。 皆様も外に出られる時も、部屋の中にいる時も、くれぐれもお気をつけ下さい。 [caption id="attachment_1863" align="aligncenter" width="600"] 東京消防庁のポスターを引用[/caption]   世の中はこのようにコロナウイルスや猛暑と、心身ともにネガティブな状況が続きますね。 人の心もぎすぎすしていきます。 でもそんな状況を打破できるとしたら、それは「笑顔」でしょう。 「笑顔」は全てのボーダーラインを消すことが出来ます。 国境も、人種も、言語も、そして「認知症の人」などという言葉もなく、 同じ人として通じあえるのです。 [caption id="attachment_1860" align="aligncenter" width="650"] ジェームズ・W・ケイドル作 地球外知的生命体(宇宙人)に向けた地球の旗(国境のない地球人として)[/caption] しんどい時こそ、笑顔 ネガティブな世界だからこそ、笑顔 明日がどうなるかは決まっていないけど、 決まっていないからこそ前へ進めます。 笑顔ならなおさら。 [caption id="attachment_1825" align="aligncenter" width="650"] 笑顔と言えば、この方!左の人はなんだ?[/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です 年々、「これまで経験したことがない」ことが増えていきます。 それは気象であったり、ウイルスであったり、そして人の行動であったり 様々なことが、これまで経験したことがないことに、 今、私たちは直面しているといえます。 熱中症は一気に人の命を奪うので、 決して暑くても電気代節約で「我慢しま症」なんていう病気に罹らないように。 [caption id="attachment_1855" align="aligncenter" width="650"] 神戸市作成のポスターより ただ今年は28度より低い方がいいですね。[/caption] コロナウイルス。 ここまでくると、いつ誰がどこでなってもおかしくない状況です。 それゆえか、過剰な「コロナ排斥症」や「コロナ誹謗中傷症」という 心が狭い病気になってしまう人も多くなってきました。 でも本当の敵はウイルスであり、異常気象です。 人を攻撃、排除するのは、ウイルスと同等の行為を行ってることなのです。 [caption id="attachment_1852" align="aligncenter" width="2504"] 大阪市 大学連携ポスタープロジェクトより[/caption] 認知症の人の多くは、このウイルスと暑さの状況を認識することが難しくなってきています。 周囲の人たちの心遣いがとても大切になります。 でも認知症の人は、人を誹謗中傷するなんてことはしません。 認知症の人はその行動から困った人と見られがちです。 しかし本当に困った人たちは、人を排斥したり誹謗中傷する人たちなのです。 人を攻撃する行為は、コロナウイルスと同じ。 罹患していなくても、コロナウイルスと同類です。 [caption id="attachment_1437" align="aligncenter" width="650"] 人を攻撃排除する行為は、コロナウイルスと同類です。[/caption] 今回は辛らつな内容でしたが、次回はあたたかな話題にしますね。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 17日、稲田地域包括支援センターの介護者教室に、A小学校のB校長先生が来られました。 B校長先生の認知症ケア体験をお話ししていただくためです。 B校長先生に来ていただくきっかけは、私たちがA小学校へキッズサポーター講座に行った折りに、 B校長先生も自らの介護体験を子どもたちにお話しされたことによります。 その時のB校長先生のお話を、児童たちは、目を真ん丸にして聞いていました。 [caption id="attachment_979" align="aligncenter" width="650"] 校長先生のめっちゃ大変だった認知症介護話を真剣に聞く児童たち[/caption] B校長先生の今回のお話は、ある意味「達観」されていました。 認知症になられたお母様の介護体験話なのですが、ケアの大変さだけを語られるのではなく、 認知症になった母でも、本来の母らしさを取り戻す時があり、 とかく認知症になって大変な状況の所しか見えなくなる中で、 一人の人としての姿を見ることが出来ることを温かく語っておられました。 [caption id="attachment_1848" align="aligncenter" width="650"] コロナ禍 校長先生もフェイスシールドつけてのお話しです。[/caption] その人の生きざまを受け止め、 そして認知症であってもひとりの人としての尊厳を大切にしなければならない。 体験者ならではのお話しであると同時に、専門職も学ばなければならないお話しであったのではないかと感じました。 いわゆる「大変さだけを訴える体験談」ではない、 「認知症であってもひとりの人として敬意を持つ」こと。 介護を全うした多くの家族の方から聞くことが出来る言葉ではないでしょうか。 [caption id="attachment_1849" align="aligncenter" width="650"] こんな時だからこそ前向きに考えましょう!と、校長先生[/caption] こんな時期ですが、ネガティブに考えてしまってもどうしようもないので、 何事も前向きに捉えて考えていきましょうというB校長先生。 その通りだと思います。  
ブログ投稿画像 センター長の石川です コロナウイルスの猛威が続きますね。 収まる気配さえ見えません。 さらに頼るべき国は、今さら私がどうのこうのと言うこともないほど 国民は見捨てられたのかな~ という感じですね。 [caption id="attachment_1798" align="aligncenter" width="650"] 必携アイテムです[/caption] 私たちは私たちでこの苦難を乗り越えていかなければなりません。 「コロナに罹るのは、いつどこで誰がなってもおかしくない」状況なのです。 なのに相変わらず続く、誹謗中傷。 自分だって罹るかもしれないのに。 コロナ禍は人間のダークな部分をあぶりだすという副作用も持っているといえます。 誹謗中傷する人は、自分がダークな、みじめな人間であることを宣言しているようなものですね。 [caption id="attachment_1501" align="aligncenter" width="650"] 匿名?誰も見てないと思うなよ~[/caption] 最近のCMに「ONE TEAM」は過去のものではなく、 これから必要な言葉だ!というのがあります。 まさしくそうだと思います。 https://www.youtube.com/channel/UCH-YV-Liz5ODta3El-Rj33g [caption id="attachment_1102" align="aligncenter" width="650"] ダークなことやってる時じゃないですよ。助けあっていかなければ![/caption] 権力者が言ってしまうと、強制的な感じにもとらわれてしまいますが、 こんな時だからこそ、助けあって、 国民がONE TEAMになって行かなければならないのですね。 [caption id="attachment_1229" align="aligncenter" width="650"] ワンチームになって、コロナに打ち勝ちましょう![/caption] 人のことをとやかく言う時間があるのなら、 その時間を、いかに人間や職場や社会や世界が良くなっていくのだろうか と言うことに使う方が、 自分の人生に価値が生まれると思いませんか? [caption id="attachment_1785" align="aligncenter" width="650"] 熱いプレー、熱い仕事は心を刺激します。(全社協ポスターより)[/caption]  
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 約3年半デイサービスやショートステイ、ヘルパーを利用されていましたAさんが、 長男様がおられる神奈川県に引っ越されました。 その長男様から「アーバンケア島之内」への丁寧なお礼の手紙をいただきました。 私たちにとって、とても励みになる内容の手紙でした。 [caption id="attachment_1839" align="aligncenter" width="650"] 化野念仏寺にて[/caption] 東大阪で一人暮らしのAさんが認知症になられて、遠く横浜に住むご長男様は途方に暮れたとのことでした。 それから3年半、Aさんには様々な出来事が起きましたが、 デイサービスやヘルパーを利用しながら頑張って独居生活を続けてこられていました。 長男様も遠方でありながら、度々来阪し、Aさんのケアを行っておられました。 [caption id="attachment_1840" align="aligncenter" width="650"] 7万年の歴史が眠る水月湖[/caption] しかし、独居生活も厳しくなり、このまま大阪での生活を続けるには長男様との距離はあまりにも遠く、長男様の自宅近くの特養への入所となったのです。 Aさん最後の日のデイサービス、私は見送る時に泣いてしまうと思い、わざと訪問相談をその時間に入れました。 その日はお別れの挨拶というよりごく普通の会話をして、 明日を見つめるAさんの姿を見つめながら、そっとお別れしました。 [caption id="attachment_1806" align="aligncenter" width="650"] 扉の向こうには新たな生活が…[/caption] 今、デイサービスに、いつものAさんの姿がないのはやっぱり寂しいですね。 元々関東出身で、ちょっと大阪弁や大阪のおばちゃんが馴染めなかったところがあったAさんですが、 今はきっとお友達もできて、楽しく過ごされているのではないかと思います。 ご長男様からの「感謝の手紙」ではありますが、 私たちこそ、Aさんや長男様と出逢えたこと、そして関りを持てたことへの感謝の思いでいっぱいです。 [caption id="attachment_1721" align="aligncenter" width="650"] 今日はペルセウス座流星群の日ですね[/caption] 遠く離れても、コロナウイルスで尚更距離が離されても、心と心はすぐ近くで繋がっている。 青空や星空が繋がっているように。 私たちとAさんだけではなく、今は直接の面会が出来ないご家族も、 「心と心はすぐ近くで繋がっている」と言えるのではないでしょうか。 それも、今まで以上に。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 猛暑にコロナと、私たちの心身を脅かすことばかりですね。 特に今は熱中症など、猛暑に対しての対応もしなければなりません。 水分補給や日焼け予防などは言われていますが、 忘れがちなのが、目の保護です。 紫外線による顔や腕の日焼けは気になり保護するのに、 とても大切な目に関しては無防備な人があまりにも多すぎます。 私は毎月眼科へ定期受診しなければならなくなって、 あらためて、目の大切さを実感しています。 [caption id="attachment_871" align="aligncenter" width="650"] 海も青空も広く青く深いですね!紫外線も強烈です。[/caption] では、この強い紫外線から目をどう守るか? それはサングラスです。 そこらで安く売っているサングラスではダメです。 確かなサングラスが必要です。 特に外に出掛ける方には必携です。 [caption id="attachment_1836" align="aligncenter" width="650"] 銀行強盗ではありません。登山の時のスタイルです(笑)[/caption] 日本人はサングラスをするのは、人間関係上や社会的関りから否定されがちです。 まして仕事上では許されないものでしょう。 しかし、自分の目を護ることの大切さももっと考えてみてはどうでしょうか。 眼科受診が必携な私だからはっきりと言います。 「あなたの目、今は大丈夫でも、そのうち大変なことになりますよ!」と。 [caption id="attachment_1835" align="aligncenter" width="650"] マスクをすると、めっちゃ怪しいですね~[/caption] 年々紫外線の量は増えてきているので、目の保護も皮膚の保護と同じように考えてください。 少なくとも外に出る方は、その移動の間だけでも。 (地元東大阪にはSWANSや、大阪市内本社のTALEXなど、いいサングラスメーカーが大阪にはあります。) 山やアウトドア好きの私なので尚更かもしれませんが、都会の紫外線も侮れません。 下記のサイトに詳しく書かれていますので、ご覧ください。 https://yamap.com/magazine/15337?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=newsletter_200710_b  
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 暴力行為があるとレッテルを貼られた ある認知症の人の思いです。 私は或る日 お兄さんとお姉さんに連れられて 小さなバスに乗せられ、大きな建物の前までやって来ました 笑顔のお姉さんに誘導されて、どこやら広い部屋に ここは一体何処だろう 私はどうしてここに連れて来られたの? 周りは見知らぬ人ばかりで、なんだかとっても怖い とっても不安 誰か教えて、ここは何処なの? あなたたちは誰なの? わけがわからないから、家へ帰ろうと 出口を探していると 後ろから笑顔のお姉さんに声をかけられて 元の場所に戻された 食事もお茶も出されたけれど、わけがわからなくて 食べる気がしない 寂しいし、不安だし だからやっぱり家に帰ろうと、出口を探していたら 後ろから笑顔がなくなったお姉さんに声をかけられて また、元の場所に戻された 何度も今日からここに泊まるんだと言われるけど なんのことだかわからない 私にはちゃんと家があるのに 頭の中が混乱して、どうしたらいいかわからない 泣きたいくらい不安 私、家に帰りたい、帰らせて すると笑顔の若いお兄さんがやってきた 私の話聞いてくれるのかな、安心できるのかな お兄さんはなにやら言うと、私を何処かへ誘導してくれる 安心できるのかな、家へ帰れるのかな 安心できるのかな、優しいお兄さんかな 連れられた場所 ここはお風呂? どうしてここに? なんで、どうして なんで服を脱がなきゃならないの なんでお風呂場にいるの 家に帰らせて! ここから出して! 気がついたら、お兄さんを叩いてた 叩くつもりはなかったのに 怖かったし、不安だったし わけがわからなかったから いつのまにか、大勢の人に囲まれて 冷たい視線で私のことを見ている 家に帰りたいだけなのに 悪いことしていないのに どうしてそんな目で私を見るの? 私はただ 色々なことが理解できなくて 寂しくて、怖くて、家に帰りたい ただそれだけなのに そんな気持ちをわかって欲しい 聴いて欲しい やさしくして欲しい ただそれだけなのに 誰もわかってくれない やさしく話を聴いて欲しい ただそれだけのことなのに それだけで 安心できるのに 私のことをわかって お願い… あるショートステイ利用者への複数回の聞き取りから、本人視点で考えてわかったこと (大府センター指導者による。石川が編集 2007)
ブログ投稿画像 センター長の石川です 今回は専門職向けのちょっと難しいお話しです。 私たちには自我がありますから、どうしても物事を主体的に捉えてしまいます。 極端な場合は、自分自身がコロナ感染したくない不安感や不満が、感染した人(或いはその患者の治療に従事している医療職の人に対しても)に対する激しい攻撃を行ってしまうことがあります。 感染した人やその対応をしている人の苦痛や不安を考えもせずに。 相手の気持ちなど考えないのです。 [caption id="attachment_1501" align="aligncenter" width="650"] 自分が大事 だからといって人を傷つける権利なんかない[/caption] 私たち、ケアの職場はどうでしょうか? 相手の気持ちを考え、その人の立場に立って考える。 大切な理念ですよね。 それでもやはり、職員集団の一員となると、 職員集団の状況のことをあれやこれやと考えてしまいます。 どうしても自分のことや、私たち職員側主体で考えてしまうのです。 私たちの仕事の都合や職員関係を優先させて物事を判断しがちになります。 つまり、「利用者の気持ちはわかるけど」と、「けど」が付くようになるのです。   しかしここで視点のリセットしてみましょう。 利用者の立場から見たらどうなのか。 利用者のAさん、Bさん、Cさんから、私たちを見たらどうみえているのか? 「常勤であろうが非常勤であろうが、外国人であろうが新人であろうが、他の職域の職員であろうが、私を心地よく生活させてくれる人ならば…」 と、思っているのではないでしょうか。 利用者から見れば、常勤もパートも新人も関係ないのです。 職員の都合も関係ないのです。 要は自分が生きていく上においてプラスになってくれる職員か否かなのです。 何故ならば、その命や生活をケアスタッフに委ねなければ生きていけない中で、 利用者にとっての主体的選択といえるのではないでしょうか。 「あんた、外国から来てるのによう頑張ってくれて、ありがとうなぁ~」 利用者は自分の心が安心できる人を、しっかりと見ているのです。 不思議なことに、ベテランや管理的立場になるほど「けど」が多くなり、 新人ほど素直に視点をリセットして見れることが出来るようです。 「人生の卒業式」に寄り添える仕事に誇りを持つこと。 皆さん、いい仕事に就いてますね! [caption id="attachment_1785" align="aligncenter" width="650"] ラグビー日本代表姫野選手です。熱いプレー、熱い仕事は心を刺激します。[/caption]