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2020.09.07

トピックス
山は爽やか センター長の石川です。 日曜日、朝一で裏山に登ってきました。 登山と言うよりハイキング道ですが、結構きつい登りです。 それでも家から30分強で大阪一望の大文字展望所に着きます。 この場所からは、生駒、金剛、岬町、淡路島まで、お天気よければ見れます。伊丹発着の飛行機が楽しめます。 この日は伊丹の離着陸が風の影響か、いつもと逆方向でした。 着陸機は尼崎上空を通過し、宝塚市上空でUターンして伊丹に着陸します。 パイロット泣かせかもしれません。 宝塚上空で方向を変えます。 後ろに見えるのは甲山です。 まもなく伊丹着陸です。 展望所からは、遠くPLの塔や、 矢印が富田林市PLの塔です。あべのハルカスは一段と高いですね。 淡路島の廃墟世界平和観音像、 矢印が観音像。淡路島もしっかりと見えます。 友が島なども見えました。 望遠だと圧縮され、近くに見えますが、友が島はかなり向こうです。 さすがに、富士山は見えません(当たり前) 山に来るといいですね、鳥の囀りが気持ち良いですし、 ハイカーとも声を出して「おはようございます!」と言えます。 低山なので、高齢者の方が多いのですが、 とかく飛沫が出るので声に出さない社会において 山では爽やかに知らない同士が挨拶できます。(もちろん、ソーシャルディスタンスは取りながら) 山だけでなく、街中でも気軽に挨拶できる日が、早く来ればいいですね。
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2020.09.05

トピックス
恐怖な数十秒 センター長の石川です 私はどうしても市内に買い物に行かなければならない場合は、 平日に休みを取り、それも午前中に出ることにしています。 山用具などを買うときは、実物を見なければ買えないからです。 平日の午前なら空いているので、行くならこの時しかありません。 目的のアウトドアショップは6階。 大概はエスカレータで、それも手すりを持たずに上がるのですが、 この日はエレベーター前は誰もおらず。 人もいないしこの方が早いと、来たエレベーターに乗りました。 ところがドアが閉まる瞬間、ワイワイ言いながら、4人の若い女性が乗り込んできたのです。 その上にギャーギャーと騒ぎます。 あー嫌だなと思っていましたが、ふと彼女たちを見ると、 4人ともノーマスクで騒いでいるではありませんか! すぐに6階に着き、エレベーターから出ましたが、めっちゃ恐怖な数十秒の時間になりました。 彼女たちはコロナなんてへっちゃら、罹っても軽いし、感染させたって責任問われることないし~って言う感じでしょうか。 腹も立ちましたが、これが若者感覚なのか? エレベーターに乗ってしまった自分が浅はかだと思いました。 次の階で降りるという手もあったのですが、上がりだしたエレベーター、即にボタンに手が行きませんでした。 出来ることなら階段で上がり下がりしたいのですが(運動にもなる)、商業施設は階段がどこにあるのかわかりません。 この後、手指消毒しまくりでした。(常に携帯用を持っているので) もう二度とエレベーターには乗りません。 そうです。エレベーターの中は「三密」ですから、皆さんもお気をつけて。
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2020.09.02

トピックス
インプットとアウトプット センター長の石川です。 「インプットとアウトプット」 よく聞く言葉ですね。 インプットはもちろん、色々と勉強したことや体験を取り込むことですね。 テキストの内容を読み込んでいくことはインプットになります。 しかし、インプットだけではその知識はすぐに忘れ去られてしまうとのこと。 大事なのは、インプットしたことはアウトプットするということなのです。 アウトプットする方法は、インプットした内容を書き出したり、言葉に出して読むなどの方法があります。 インプットしたものを他の人に伝える(アウトプットする)ためにまとめるのも一つの方法です。 他の人に正しく伝えるためにまとめることを「言葉に出す、書き出す」ことをすると、 インプットの内容が自分のものになっていきます。 では独り言はアウトプットになっているのか? 私もよく独り言を言います。特に「なんでやねん!」的な独り言を。 でも単にぶつぶつ言うのと、意識して文章を読んで声に出すのとは違います。 身に付く独り言(アウトプット)は、その独り言を意識しているかどうかでしょうか。   認知症の人の場合、まずインプットすることが厳しいのですが、 伝えた言葉(例えば、「お風呂に行きましょうか」と言う声掛けをゆっくりと繰り返す)を、 本人にも言ってもらう(「え?お風呂か?」)ことにより、本人には理解しやすいのではないかと思います。 インプットしたら、アウトプットする。 ミーティングなども同じです。 言葉に出して、書いてみて。その行為の中でインプットした内容を理解し、まとめ、そして他の人にも正しく伝えられるようになっていくのです。    
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2020.08.31

トピックス
いつまで私たち視点(或いは上から視点)で認知症の人を見るのだろう センター長の石川です。 今日は、硬派の話になります。 長くなりますが、意見提言として読んでいただければと思います。 「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」と言うのがあることは皆さんご存知ですよね。 特に専門職は、把握しておかなければならない基準です。 関わる認知症の人がどの程度の認知症の状態なのかを把握するためにも必要になってきます。 ですから私たちは、ケアする認知症の人が、大体どのくらいの認知症状で、その方の生活の不具合がどれだけ進行しているのかを確認しておく必要があります。 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準 このように、その人の認知症の度合いをみるために使われていますが、 基準の右欄「判断にあたっての留意事項~」の欄を読めばわかるように、 まずは、基本として在宅でどこまで支えていける状態であるのか、 まさしく「日常生活の自立度のための判定基準」なのです。 ここではⅢbまでは、在宅生活が基本と書かれています。 この判定基準を、認知症の重症度だけを見るものという間違った見方をしないようにしてください。 捉え方を間違うと、恐ろしい黒雲が襲ってきます しかしながら、何故認知症の重症度を見るものと思ってしまうのかと言うと、 基準の「みられる症状・行動の例」に問題があるからかもしれません。 あえて言わせてもらうと、「いつまで私たち視点(或いは上から視点)で認知症の人を見るのだろう」と思うのです。 「どれだけ大変な人かを計測する指標」みたいに思ってしまうのです。 例えば、見られる症状・行動の例(Ⅲa)では、「着替え、食事、排便、排尿が上手にできない、時間がかかる。やたらに物を口に入れる、物を拾い集める、徘徊、失禁、大声・奇声をあげる、火の不始末、不潔行為、性的異常行為等」という文言があります。 これは明らかに認知症の人を一人の人として敬意を表さない、私たち側からの上から視点の捉え方と言えます。 まるで犯罪履歴でも読むかのようなこの文言の列挙には不快感を覚えます。 また、ここに書かれている行動の多くは、周囲の人たちの影響にも左右されるものです。 ここは重要なポイントです。 私たち側に問題があるかもしれないのに、私たちが大変な目に合う行動だからと、全てを本人に擦り付けているのです。 これを認知症の人から見たらどう思われるでしょうか? もし私がⅢaに該当するのなら、「Ⅲaの大変な認知症の人」というレッテルを貼られるのでしょうか。 いつまでたっても認知症の人を蔑む視点が消えていないと言えるのではないでしょうか。 読み方を間違えないよう、正しく基準を理解しましょう。 出来ないこと、やれないこと、困った行動の列挙ではなく、 やれること、出来ること、わかっていることを拾い上げて、 出来る限りその方の自立を助けていくことが、本当の自立度ではないでしょうか。 ネガティブな見方の基準からポジティブな見方の基準へと捉え方を変えていく時期ではないかと思うのです。 因みに医師と調査員とが全く違うマーキングをすることが多々あります。 調査員がⅢaと思っているのに医師がⅠと判断したり、医師がⅣ、調査員がⅠなどという判断の食い違いは多々あります。 私たちはこの「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」を指標として把握しながらも、 決してそれがその人の全てではないということを頭に入れて、 その方の状況をしっかりと見てください。 つまり、正しく理解するということです。 皆さんの温かいハートが認知症の人を支えます。 そして目の前の認知症の人を一人の人として敬意を示し、 視点を「認知症で大変な人」ではなくて 「認知症はあるけれど、色々な可能性がまだまだ一杯残っているひとりの人」という視点で捉えれば、 様々な症状・行動も減少していくと思うのです。 それこそが、ケアワークに関わる者の真骨頂と言えるのではないでしょうか。
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2020.08.26

トピックス
三つの敵にひとつになって立ち向かおう! センター長の石川です。 少しばかしノーマスクで過ごせる山の中で、クマさんとシカさんとキツネさんとでトランプで遊びながら、 天の川を眺めていました。 しかし世の中は相変わらず、コロナは猛威を振るい、猛暑は続いていますね。 今私たちは、三つの敵と闘わなければなりません。 そのためにも、みんな助け合っていかなければならないのです。 一つ目の敵は、もちろんコロナウイルスです。 対策はご承知の通りですね。 虎屋の疫病退散どら焼きです。 二つ目の敵は、今年最強の熱中症です。 亡くなる確率は、コロナウイルスよりはるかに高いのです。 油断せずに万全の対策をお願いします。 常総市のポスターです。周囲の人たちにも目配りしてください。 そして三つ目の敵。それは人による誹謗中傷です。 これがある意味一番の難敵かもしれません。 コロナウイルスは誰でも罹患するかもしれないのに、罹患者を攻撃する。 その攻撃している人も罹るかもしれないのに。 レピュ研より引用 人を攻撃するにおいては、その人もコロナウイルスと同様の存在ですね。 日本赤十字社より。かなり前にこのブログにも掲載しました。 この世界的一大事。人が人を責めるのではなく、「助けあう」ことに目覚めないと、 人類の未来は明るくはないでしょう。 さて、認知症の方に関しては、「認知症の人と家族の会」が下記のようなアドバイスを載せてくれています。 確認してください。 認知症の人と家族の会作成  
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2020.08.21

トピックス
笑顔は「認知症」という概念も取り払います センター長の石川です。 いつまでも異常に暑い日が続きますね。 昨夜は私の知り合いが渓流釣り中に倒れているのを発見され、亡くなったという情報が入りました。 つい先日SNSでいつもながらの楽しい記事をアップされていたのですが、その翌日のことでした。 恐らくは熱中症でしょうか。 皆様も外に出られる時も、部屋の中にいる時も、くれぐれもお気をつけ下さい。 東京消防庁のポスターを引用   世の中はこのようにコロナウイルスや猛暑と、心身ともにネガティブな状況が続きますね。 人の心もぎすぎすしていきます。 でもそんな状況を打破できるとしたら、それは「笑顔」でしょう。 「笑顔」は全てのボーダーラインを消すことが出来ます。 国境も、人種も、言語も、そして「認知症の人」などという言葉もなく、 同じ人として通じあえるのです。 ジェームズ・W・ケイドル作 地球外知的生命体(宇宙人)に向けた地球の旗(国境のない地球人として) しんどい時こそ、笑顔 ネガティブな世界だからこそ、笑顔 明日がどうなるかは決まっていないけど、 決まっていないからこそ前へ進めます。 笑顔ならなおさら。 笑顔と言えば、この方!左の人はなんだ?
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2020.08.20

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本当の敵はウイルスと暑さです センター長の石川です 年々、「これまで経験したことがない」ことが増えていきます。 それは気象であったり、ウイルスであったり、そして人の行動であったり 様々なことが、これまで経験したことがないことに、 今、私たちは直面しているといえます。 熱中症は一気に人の命を奪うので、 決して暑くても電気代節約で「我慢しま症」なんていう病気に罹らないように。 神戸市作成のポスターより ただ今年は28度より低い方がいいですね。 コロナウイルス。 ここまでくると、いつ誰がどこでなってもおかしくない状況です。 それゆえか、過剰な「コロナ排斥症」や「コロナ誹謗中傷症」という 心が狭い病気になってしまう人も多くなってきました。 でも本当の敵はウイルスであり、異常気象です。 人を攻撃、排除するのは、ウイルスと同等の行為を行ってることなのです。 大阪市 大学連携ポスタープロジェクトより 認知症の人の多くは、このウイルスと暑さの状況を認識することが難しくなってきています。 周囲の人たちの心遣いがとても大切になります。 でも認知症の人は、人を誹謗中傷するなんてことはしません。 認知症の人はその行動から困った人と見られがちです。 しかし本当に困った人たちは、人を排斥したり誹謗中傷する人たちなのです。 人を攻撃する行為は、コロナウイルスと同じ。 罹患していなくても、コロナウイルスと同類です。 人を攻撃排除する行為は、コロナウイルスと同類です。 今回は辛らつな内容でしたが、次回はあたたかな話題にしますね。
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2020.08.18

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認知症でもひとりの人として敬意をもって センター長の石川です。 17日、稲田地域包括支援センターの介護者教室に、A小学校のB校長先生が来られました。 B校長先生の認知症ケア体験をお話ししていただくためです。 B校長先生に来ていただくきっかけは、私たちがA小学校へキッズサポーター講座に行った折りに、 B校長先生も自らの介護体験を子どもたちにお話しされたことによります。 その時のB校長先生のお話を、児童たちは、目を真ん丸にして聞いていました。 校長先生のめっちゃ大変だった認知症介護話を真剣に聞く児童たち B校長先生の今回のお話は、ある意味「達観」されていました。 認知症になられたお母様の介護体験話なのですが、ケアの大変さだけを語られるのではなく、 認知症になった母でも、本来の母らしさを取り戻す時があり、 とかく認知症になって大変な状況の所しか見えなくなる中で、 一人の人としての姿を見ることが出来ることを温かく語っておられました。 コロナ禍 校長先生もフェイスシールドつけてのお話しです。 その人の生きざまを受け止め、 そして認知症であってもひとりの人としての尊厳を大切にしなければならない。 体験者ならではのお話しであると同時に、専門職も学ばなければならないお話しであったのではないかと感じました。 いわゆる「大変さだけを訴える体験談」ではない、 「認知症であってもひとりの人として敬意を持つ」こと。 介護を全うした多くの家族の方から聞くことが出来る言葉ではないでしょうか。 こんな時だからこそ前向きに考えましょう!と、校長先生 こんな時期ですが、ネガティブに考えてしまってもどうしようもないので、 何事も前向きに捉えて考えていきましょうというB校長先生。 その通りだと思います。  
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2020.08.14

トピックス
今こそ、ONE TEAM! センター長の石川です コロナウイルスの猛威が続きますね。 収まる気配さえ見えません。 さらに頼るべき国は、今さら私がどうのこうのと言うこともないほど 国民は見捨てられたのかな~ という感じですね。 必携アイテムです 私たちは私たちでこの苦難を乗り越えていかなければなりません。 「コロナに罹るのは、いつどこで誰がなってもおかしくない」状況なのです。 なのに相変わらず続く、誹謗中傷。 自分だって罹るかもしれないのに。 コロナ禍は人間のダークな部分をあぶりだすという副作用も持っているといえます。 誹謗中傷する人は、自分がダークな、みじめな人間であることを宣言しているようなものですね。 匿名?誰も見てないと思うなよ~ 最近のCMに「ONE TEAM」は過去のものではなく、 これから必要な言葉だ!というのがあります。 まさしくそうだと思います。 https://www.youtube.com/channel/UCH-YV-Liz5ODta3El-Rj33g ダークなことやってる時じゃないですよ。助けあっていかなければ! 権力者が言ってしまうと、強制的な感じにもとらわれてしまいますが、 こんな時だからこそ、助けあって、 国民がONE TEAMになって行かなければならないのですね。 ワンチームになって、コロナに打ち勝ちましょう! 人のことをとやかく言う時間があるのなら、 その時間を、いかに人間や職場や社会や世界が良くなっていくのだろうか と言うことに使う方が、 自分の人生に価値が生まれると思いませんか? 熱いプレー、熱い仕事は心を刺激します。(全社協ポスターより)  
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 日曜日、朝一で裏山に登ってきました。 登山と言うよりハイキング道ですが、結構きつい登りです。 それでも家から30分強で大阪一望の大文字展望所に着きます。 [caption id="attachment_1904" align="aligncenter" width="650"] この場所からは、生駒、金剛、岬町、淡路島まで、お天気よければ見れます。伊丹発着の飛行機が楽しめます。[/caption] この日は伊丹の離着陸が風の影響か、いつもと逆方向でした。 着陸機は尼崎上空を通過し、宝塚市上空でUターンして伊丹に着陸します。 パイロット泣かせかもしれません。 [caption id="attachment_1902" align="aligncenter" width="650"] 宝塚上空で方向を変えます。[/caption] [caption id="attachment_1901" align="aligncenter" width="650"] 後ろに見えるのは甲山です。[/caption] [caption id="attachment_1903" align="aligncenter" width="650"] まもなく伊丹着陸です。[/caption] 展望所からは、遠くPLの塔や、 [caption id="attachment_1899" align="aligncenter" width="650"] 矢印が富田林市PLの塔です。あべのハルカスは一段と高いですね。[/caption] 淡路島の廃墟世界平和観音像、 [caption id="attachment_1900" align="aligncenter" width="650"] 矢印が観音像。淡路島もしっかりと見えます。[/caption] 友が島なども見えました。 [caption id="attachment_1898" align="aligncenter" width="650"] 望遠だと圧縮され、近くに見えますが、友が島はかなり向こうです。[/caption] さすがに、富士山は見えません(当たり前) 山に来るといいですね、鳥の囀りが気持ち良いですし、 ハイカーとも声を出して「おはようございます!」と言えます。 低山なので、高齢者の方が多いのですが、 とかく飛沫が出るので声に出さない社会において 山では爽やかに知らない同士が挨拶できます。(もちろん、ソーシャルディスタンスは取りながら) 山だけでなく、街中でも気軽に挨拶できる日が、早く来ればいいですね。
ブログ投稿画像 センター長の石川です 私はどうしても市内に買い物に行かなければならない場合は、 平日に休みを取り、それも午前中に出ることにしています。 山用具などを買うときは、実物を見なければ買えないからです。 平日の午前なら空いているので、行くならこの時しかありません。 目的のアウトドアショップは6階。 大概はエスカレータで、それも手すりを持たずに上がるのですが、 この日はエレベーター前は誰もおらず。 人もいないしこの方が早いと、来たエレベーターに乗りました。 ところがドアが閉まる瞬間、ワイワイ言いながら、4人の若い女性が乗り込んできたのです。 その上にギャーギャーと騒ぎます。 あー嫌だなと思っていましたが、ふと彼女たちを見ると、 4人ともノーマスクで騒いでいるではありませんか! すぐに6階に着き、エレベーターから出ましたが、めっちゃ恐怖な数十秒の時間になりました。 彼女たちはコロナなんてへっちゃら、罹っても軽いし、感染させたって責任問われることないし~って言う感じでしょうか。 腹も立ちましたが、これが若者感覚なのか? エレベーターに乗ってしまった自分が浅はかだと思いました。 次の階で降りるという手もあったのですが、上がりだしたエレベーター、即にボタンに手が行きませんでした。 出来ることなら階段で上がり下がりしたいのですが(運動にもなる)、商業施設は階段がどこにあるのかわかりません。 この後、手指消毒しまくりでした。(常に携帯用を持っているので) もう二度とエレベーターには乗りません。 そうです。エレベーターの中は「三密」ですから、皆さんもお気をつけて。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 「インプットとアウトプット」 よく聞く言葉ですね。 インプットはもちろん、色々と勉強したことや体験を取り込むことですね。 テキストの内容を読み込んでいくことはインプットになります。 しかし、インプットだけではその知識はすぐに忘れ去られてしまうとのこと。 大事なのは、インプットしたことはアウトプットするということなのです。 アウトプットする方法は、インプットした内容を書き出したり、言葉に出して読むなどの方法があります。 インプットしたものを他の人に伝える(アウトプットする)ためにまとめるのも一つの方法です。 他の人に正しく伝えるためにまとめることを「言葉に出す、書き出す」ことをすると、 インプットの内容が自分のものになっていきます。 では独り言はアウトプットになっているのか? 私もよく独り言を言います。特に「なんでやねん!」的な独り言を。 でも単にぶつぶつ言うのと、意識して文章を読んで声に出すのとは違います。 身に付く独り言(アウトプット)は、その独り言を意識しているかどうかでしょうか。   認知症の人の場合、まずインプットすることが厳しいのですが、 伝えた言葉(例えば、「お風呂に行きましょうか」と言う声掛けをゆっくりと繰り返す)を、 本人にも言ってもらう(「え?お風呂か?」)ことにより、本人には理解しやすいのではないかと思います。 インプットしたら、アウトプットする。 ミーティングなども同じです。 言葉に出して、書いてみて。その行為の中でインプットした内容を理解し、まとめ、そして他の人にも正しく伝えられるようになっていくのです。    
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 今日は、硬派の話になります。 長くなりますが、意見提言として読んでいただければと思います。 「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」と言うのがあることは皆さんご存知ですよね。 特に専門職は、把握しておかなければならない基準です。 関わる認知症の人がどの程度の認知症の状態なのかを把握するためにも必要になってきます。 ですから私たちは、ケアする認知症の人が、大体どのくらいの認知症状で、その方の生活の不具合がどれだけ進行しているのかを確認しておく必要があります。 [caption id="attachment_1879" align="aligncenter" width="650"] 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準[/caption] このように、その人の認知症の度合いをみるために使われていますが、 基準の右欄「判断にあたっての留意事項~」の欄を読めばわかるように、 まずは、基本として在宅でどこまで支えていける状態であるのか、 まさしく「日常生活の自立度のための判定基準」なのです。 ここではⅢbまでは、在宅生活が基本と書かれています。 この判定基準を、認知症の重症度だけを見るものという間違った見方をしないようにしてください。 [caption id="attachment_1877" align="aligncenter" width="960"] 捉え方を間違うと、恐ろしい黒雲が襲ってきます[/caption] しかしながら、何故認知症の重症度を見るものと思ってしまうのかと言うと、 基準の「みられる症状・行動の例」に問題があるからかもしれません。 あえて言わせてもらうと、「いつまで私たち視点(或いは上から視点)で認知症の人を見るのだろう」と思うのです。 「どれだけ大変な人かを計測する指標」みたいに思ってしまうのです。 例えば、見られる症状・行動の例(Ⅲa)では、「着替え、食事、排便、排尿が上手にできない、時間がかかる。やたらに物を口に入れる、物を拾い集める、徘徊、失禁、大声・奇声をあげる、火の不始末、不潔行為、性的異常行為等」という文言があります。 これは明らかに認知症の人を一人の人として敬意を表さない、私たち側からの上から視点の捉え方と言えます。 まるで犯罪履歴でも読むかのようなこの文言の列挙には不快感を覚えます。 また、ここに書かれている行動の多くは、周囲の人たちの影響にも左右されるものです。 ここは重要なポイントです。 私たち側に問題があるかもしれないのに、私たちが大変な目に合う行動だからと、全てを本人に擦り付けているのです。 これを認知症の人から見たらどう思われるでしょうか? もし私がⅢaに該当するのなら、「Ⅲaの大変な認知症の人」というレッテルを貼られるのでしょうか。 いつまでたっても認知症の人を蔑む視点が消えていないと言えるのではないでしょうか。 [caption id="attachment_1878" align="aligncenter" width="2560"] 読み方を間違えないよう、正しく基準を理解しましょう。[/caption] 出来ないこと、やれないこと、困った行動の列挙ではなく、 やれること、出来ること、わかっていることを拾い上げて、 出来る限りその方の自立を助けていくことが、本当の自立度ではないでしょうか。 ネガティブな見方の基準からポジティブな見方の基準へと捉え方を変えていく時期ではないかと思うのです。 因みに医師と調査員とが全く違うマーキングをすることが多々あります。 調査員がⅢaと思っているのに医師がⅠと判断したり、医師がⅣ、調査員がⅠなどという判断の食い違いは多々あります。 私たちはこの「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」を指標として把握しながらも、 決してそれがその人の全てではないということを頭に入れて、 その方の状況をしっかりと見てください。 つまり、正しく理解するということです。 [caption id="attachment_1880" align="aligncenter" width="1771"] 皆さんの温かいハートが認知症の人を支えます。[/caption] そして目の前の認知症の人を一人の人として敬意を示し、 視点を「認知症で大変な人」ではなくて 「認知症はあるけれど、色々な可能性がまだまだ一杯残っているひとりの人」という視点で捉えれば、 様々な症状・行動も減少していくと思うのです。 それこそが、ケアワークに関わる者の真骨頂と言えるのではないでしょうか。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 昔、「ど根性何とか」と言うのがありましたが、 この花も、コンクリートの隙間から咲いていたので、 「ど根性花」でしょうか。 [caption id="attachment_1872" align="aligncenter" width="650"] この後、二つ花が咲きました。花の形はご容赦を。[/caption] それもそのコンクリ地面は、触るだけでも火傷しそうなくらいの灼熱地面です。 そんな隙間から芽を出し花を咲かせるなんて、凄い生命力ですね。 暑さにもコロナにもめげない(まぁ花はコロナには罹らないでしょうけど) ど根性な花ですね。 どんなところに咲いたとしても、「花は花としてのプライド」を見せてくれます。 [caption id="attachment_1506" align="aligncenter" width="650"] 日本赤十字社より[/caption] それに比べて、不安に掻き立てられて、コロナに罹った人を非難する人は、 この花の前ではとても情けない存在に見えます。 人を攻撃することは、コロナと同類になること。 人間としての誇りを失わないようにしなければ、この花に笑われるでしょう。 [caption id="attachment_1873" align="aligncenter" width="650"] 東大阪の空は、暑い![/caption] 8月末でも東大阪の空は、夏真っ盛りです。 熱中症にはくれぐれも気をつけて下さいね。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 少しばかしノーマスクで過ごせる山の中で、クマさんとシカさんとキツネさんとでトランプで遊びながら、 天の川を眺めていました。 しかし世の中は相変わらず、コロナは猛威を振るい、猛暑は続いていますね。 今私たちは、三つの敵と闘わなければなりません。 そのためにも、みんな助け合っていかなければならないのです。 一つ目の敵は、もちろんコロナウイルスです。 対策はご承知の通りですね。 [caption id="attachment_1865" align="aligncenter" width="650"] 虎屋の疫病退散どら焼きです。[/caption] 二つ目の敵は、今年最強の熱中症です。 亡くなる確率は、コロナウイルスよりはるかに高いのです。 油断せずに万全の対策をお願いします。 [caption id="attachment_1868" align="aligncenter" width="446"] 常総市のポスターです。周囲の人たちにも目配りしてください。[/caption] そして三つ目の敵。それは人による誹謗中傷です。 これがある意味一番の難敵かもしれません。 コロナウイルスは誰でも罹患するかもしれないのに、罹患者を攻撃する。 その攻撃している人も罹るかもしれないのに。 [caption id="attachment_1867" align="aligncenter" width="650"] レピュ研より引用[/caption] 人を攻撃するにおいては、その人もコロナウイルスと同様の存在ですね。 [caption id="attachment_1507" align="aligncenter" width="650"] 日本赤十字社より。かなり前にこのブログにも掲載しました。[/caption] この世界的一大事。人が人を責めるのではなく、「助けあう」ことに目覚めないと、 人類の未来は明るくはないでしょう。 さて、認知症の方に関しては、「認知症の人と家族の会」が下記のようなアドバイスを載せてくれています。 確認してください。 [caption id="attachment_1861" align="aligncenter" width="650"] 認知症の人と家族の会作成[/caption]  
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 いつまでも異常に暑い日が続きますね。 昨夜は私の知り合いが渓流釣り中に倒れているのを発見され、亡くなったという情報が入りました。 つい先日SNSでいつもながらの楽しい記事をアップされていたのですが、その翌日のことでした。 恐らくは熱中症でしょうか。 皆様も外に出られる時も、部屋の中にいる時も、くれぐれもお気をつけ下さい。 [caption id="attachment_1863" align="aligncenter" width="600"] 東京消防庁のポスターを引用[/caption]   世の中はこのようにコロナウイルスや猛暑と、心身ともにネガティブな状況が続きますね。 人の心もぎすぎすしていきます。 でもそんな状況を打破できるとしたら、それは「笑顔」でしょう。 「笑顔」は全てのボーダーラインを消すことが出来ます。 国境も、人種も、言語も、そして「認知症の人」などという言葉もなく、 同じ人として通じあえるのです。 [caption id="attachment_1860" align="aligncenter" width="650"] ジェームズ・W・ケイドル作 地球外知的生命体(宇宙人)に向けた地球の旗(国境のない地球人として)[/caption] しんどい時こそ、笑顔 ネガティブな世界だからこそ、笑顔 明日がどうなるかは決まっていないけど、 決まっていないからこそ前へ進めます。 笑顔ならなおさら。 [caption id="attachment_1825" align="aligncenter" width="650"] 笑顔と言えば、この方!左の人はなんだ?[/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です 年々、「これまで経験したことがない」ことが増えていきます。 それは気象であったり、ウイルスであったり、そして人の行動であったり 様々なことが、これまで経験したことがないことに、 今、私たちは直面しているといえます。 熱中症は一気に人の命を奪うので、 決して暑くても電気代節約で「我慢しま症」なんていう病気に罹らないように。 [caption id="attachment_1855" align="aligncenter" width="650"] 神戸市作成のポスターより ただ今年は28度より低い方がいいですね。[/caption] コロナウイルス。 ここまでくると、いつ誰がどこでなってもおかしくない状況です。 それゆえか、過剰な「コロナ排斥症」や「コロナ誹謗中傷症」という 心が狭い病気になってしまう人も多くなってきました。 でも本当の敵はウイルスであり、異常気象です。 人を攻撃、排除するのは、ウイルスと同等の行為を行ってることなのです。 [caption id="attachment_1852" align="aligncenter" width="2504"] 大阪市 大学連携ポスタープロジェクトより[/caption] 認知症の人の多くは、このウイルスと暑さの状況を認識することが難しくなってきています。 周囲の人たちの心遣いがとても大切になります。 でも認知症の人は、人を誹謗中傷するなんてことはしません。 認知症の人はその行動から困った人と見られがちです。 しかし本当に困った人たちは、人を排斥したり誹謗中傷する人たちなのです。 人を攻撃する行為は、コロナウイルスと同じ。 罹患していなくても、コロナウイルスと同類です。 [caption id="attachment_1437" align="aligncenter" width="650"] 人を攻撃排除する行為は、コロナウイルスと同類です。[/caption] 今回は辛らつな内容でしたが、次回はあたたかな話題にしますね。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 17日、稲田地域包括支援センターの介護者教室に、A小学校のB校長先生が来られました。 B校長先生の認知症ケア体験をお話ししていただくためです。 B校長先生に来ていただくきっかけは、私たちがA小学校へキッズサポーター講座に行った折りに、 B校長先生も自らの介護体験を子どもたちにお話しされたことによります。 その時のB校長先生のお話を、児童たちは、目を真ん丸にして聞いていました。 [caption id="attachment_979" align="aligncenter" width="650"] 校長先生のめっちゃ大変だった認知症介護話を真剣に聞く児童たち[/caption] B校長先生の今回のお話は、ある意味「達観」されていました。 認知症になられたお母様の介護体験話なのですが、ケアの大変さだけを語られるのではなく、 認知症になった母でも、本来の母らしさを取り戻す時があり、 とかく認知症になって大変な状況の所しか見えなくなる中で、 一人の人としての姿を見ることが出来ることを温かく語っておられました。 [caption id="attachment_1848" align="aligncenter" width="650"] コロナ禍 校長先生もフェイスシールドつけてのお話しです。[/caption] その人の生きざまを受け止め、 そして認知症であってもひとりの人としての尊厳を大切にしなければならない。 体験者ならではのお話しであると同時に、専門職も学ばなければならないお話しであったのではないかと感じました。 いわゆる「大変さだけを訴える体験談」ではない、 「認知症であってもひとりの人として敬意を持つ」こと。 介護を全うした多くの家族の方から聞くことが出来る言葉ではないでしょうか。 [caption id="attachment_1849" align="aligncenter" width="650"] こんな時だからこそ前向きに考えましょう!と、校長先生[/caption] こんな時期ですが、ネガティブに考えてしまってもどうしようもないので、 何事も前向きに捉えて考えていきましょうというB校長先生。 その通りだと思います。  
ブログ投稿画像 センター長の石川です コロナウイルスの猛威が続きますね。 収まる気配さえ見えません。 さらに頼るべき国は、今さら私がどうのこうのと言うこともないほど 国民は見捨てられたのかな~ という感じですね。 [caption id="attachment_1798" align="aligncenter" width="650"] 必携アイテムです[/caption] 私たちは私たちでこの苦難を乗り越えていかなければなりません。 「コロナに罹るのは、いつどこで誰がなってもおかしくない」状況なのです。 なのに相変わらず続く、誹謗中傷。 自分だって罹るかもしれないのに。 コロナ禍は人間のダークな部分をあぶりだすという副作用も持っているといえます。 誹謗中傷する人は、自分がダークな、みじめな人間であることを宣言しているようなものですね。 [caption id="attachment_1501" align="aligncenter" width="650"] 匿名?誰も見てないと思うなよ~[/caption] 最近のCMに「ONE TEAM」は過去のものではなく、 これから必要な言葉だ!というのがあります。 まさしくそうだと思います。 https://www.youtube.com/channel/UCH-YV-Liz5ODta3El-Rj33g [caption id="attachment_1102" align="aligncenter" width="650"] ダークなことやってる時じゃないですよ。助けあっていかなければ![/caption] 権力者が言ってしまうと、強制的な感じにもとらわれてしまいますが、 こんな時だからこそ、助けあって、 国民がONE TEAMになって行かなければならないのですね。 [caption id="attachment_1229" align="aligncenter" width="650"] ワンチームになって、コロナに打ち勝ちましょう![/caption] 人のことをとやかく言う時間があるのなら、 その時間を、いかに人間や職場や社会や世界が良くなっていくのだろうか と言うことに使う方が、 自分の人生に価値が生まれると思いませんか? [caption id="attachment_1785" align="aligncenter" width="650"] 熱いプレー、熱い仕事は心を刺激します。(全社協ポスターより)[/caption]