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2020.09.30

トピックス
認知機能検査の紹介です センター長の石川です。 先日、稲田地域包括主催のファイブ・コグ検査に参加してきました。 当日は東大阪大学短期大学部介護福祉学科重松義成准教授により、その進行が進められました。 ファイブ・コグ(Five Cognitive Functions)とは、高齢者用の集団認知機能検査として、東京都健康長寿医療センター研究所と筑波大学精神医学によって開発された検査です。 一般高齢者の活動機能の変化を評価できるものです。 記憶、注意、言語、視空間認知、思考の5つの認知領域と運動機能を判定していきます。 検査によって、現在の認知機能を知ることが出来、活動へのモチベーションを高めることが出来ます。 自分の活動が既に認知症予防になっていることを知ってもらう、或いは教室や講座、活動グループの紹介などが行えます。 (以上、「認知症予防サポートセンター」HPより引用) この検査後に評価を行い、さらに様々な取組に参加したうえで再評価を行い、自分の認知症予防向上力を認識していくことが出来ます。 コロナ禍で、心身の動きが鈍るなか、認知症予備軍が増えているのは間違いなく、そのためにも必要な検査ではないかと思います。 但し、既に認知症状が発症している方がこの検査を受けると、「できないつらさ」をもたらしてしまうので、受験者の精査が必要かと思います。(ここは重要です) さらに結果得点が、「モチベーションを高める」ものになるか、「不安をもたらす」ものになるか、それは紙一重ではないかと思います。 そこは主催者側の適切なサポートが必要になるのではないでしょうか。  
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2020.09.24

トピックス
わからないことを楽しもう! センター長の石川です。 かつてラグビーの平尾誠二選手が現役の時の決勝戦。 平尾選手が属する神戸製鋼はリードされ、いよいよノーサイドの時間が目前に迫る。 「このまま負けてしまうのか。」 神戸製鋼の誰もが負けを覚悟したとき、平尾選手が言った。 「おもろなってきたな~」 この大ピンチを楽しもうとしている平尾選手の言葉に、みんな驚いたという。 そしてその言葉に載せられるかのように、次の瞬間大逆転のトライが生まれ 神戸製鋼は優勝したのです。 朝日新聞デジタルより引用 私が大好きな写真ですが、既に発病されていた時ですね。 私たちの仕事は、わからないこと、困ったことが一杯です。 「どうしよう、困ったな~」 「どうしたらいいかわからないです」 よく聞く言葉ですね。 でも、「わからない」と言ってしまったら、そこで終わりです。 何の進化も成長も生まれないのです。 ちょっと立ち止って考えてみよう!わからなかったことがわかるのは楽しいぞ。 平尾選手は絶体絶命のピンチに「おもろなってきたな」という前向きな考えを生み出しました。 「わからないなぁ~ と言うことは、わかるために頑張れるやん。おもろなってきた。」 と言う、発想の転換をするのです。 人類の進歩の歴史そのものが、「わからないなら、わかるまで探求しよう!」との考えが、 今の皆さんの生活の便利さに繋がっているのです。 「わからないことって、実は新しい何かが生まれるためのスタート地点」なのです。 今一度書きます。 わからないで終わらせたら、何の進化も成長も生まれません。 「え?どうしてや?なんでや?どないなってんねん?これはおもろなってきたぞ!」 と言うように、わからないことを楽しむのです。 そうすれば、必然的に探究心や新たな発想に繋がっていきます。 わからないをわかるためには、勉強もしなくっちゃ 探求心は「なるほど、こういうことやったんか、おもろいな~」となっていきます。 物事をネガティブに暗く考えることは誰にでも出来ます。 「わからへん。困ったな。でもおもろなってきたやん。」 という発想が、あなた自身の輝きへと繋がるのでしょう。
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2020.09.22

トピックス
コロナ禍で認知症にならないために センター長の石川です。 秋の4連休 お盆の時以上に観光地は人で溢れていたみたいですね。 東京以外は少し感染者数が少なくなったからでしょうか。 というか、皆さん何処かへ行きたくて仕方がなかったのかな。 浅草も、産寧坂も街中も、人で溢れていたようです。 弾けてしまった感じですね。 観光業にとっては良いことですが、ちょっとそこまで人が多いところに行かなくてもと思ってしまいます。 花はよくても、人間の密集密着は危険度が大きくなりますよ~ 今回、あるお土産屋さんの言葉が気になりました。 「観光客の世代が変わった。若い人たちばかりで、あきらかに高齢の方がいないのです。」 と言う言葉です。 コロナに罹ったとしても軽症で済むかもしれない若い世代はどんどん出て行くけれど、 死に直結するかもしれない高齢者は出ずらい世の中になっているのです。 リッチな高齢者は、高価な宿に泊まってと言うことが出来るかもしれませんが、 多くの市井の高齢者はますます行動力を失っていると言えます。 むしろ、高齢者ほどしっかりと動かないと、身体はフレイル(筋肉がなくなり転倒しやすくなる)に陥りますし、 引き籠っていると、認知症になる確率も上がってしまいます。 諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生もそのことを危惧され、 高齢者もどんどんお出掛けしなければならないと話されています。 鎌田實氏 HPより引用 http://www.kamataminoru.com/ コロナ禍で認知症にならないためにも、密でない場所ならば、積極的に動き回ることが必要になります。 カラオケ好きな皆さん、密室で唄わないで、生駒の中腹の展望所まで行き、 東大阪市街を見下ろしながら、音楽なしで大声で唄いましょう。 そうすれば、足腰も鍛えられますし、歌詞やメロディーを頭に叩き込んで、頭の体操になります。 外なら大声大丈夫ですから(人との距離は開けてね) 生駒山で唄ってみましょう! さて私は、二日間の連休の一日、関西のマッターホルンと言われている高見山に登ろうと思っていましたが、 唖然とするほどの交通渋滞に巻き込まれ(みんな何処へ行くのだろう)、人のいない秘境?に行くのを断念、 わずか199メートルの畝傍山に登ってきました。 知ってはいても通り過ぎるだけの低山だったので、初めての場所でもあります。 大和三山のひとつですね。 この広さでこの人数ならば。でも初詣の時は人が溢れるのでしょうね。(橿原神宮) そして有名な橿原神宮もこの歳にして行ったことがない場所だったので行ってきました。 どこも人が少なく、空気を一杯深呼吸してきましたよ。 観光地の人混みの中では深呼吸なんてできないですからね。 誰もいない駅が、今やトレンドです(笑) 今や、人のいない場所がトレンドですよ! 誰もいないホームが、今や流行の最先端です(苦笑) 人のいない場所こそが、流行の最先端を行く場所なのです!(笑) 空いてます!立ち入り禁止区域ですから!(笑)
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2020.09.19

トピックス
職場を変えるのは一人一人の小さな力 センター長の石川です。 今日は、2019年5月に「認知症の人にやさしい街をめざして」と題した国際シンポジウム(主催:朝日新聞社、朝日新聞厚生文化事業団)が、大阪で開催された時の基調講演者、イギリス・プリマス大学で、認知症アカデミックパートナーシップリーダーを務めるイアン・シェリフさんのお話し「認知症フレンドリーコミュニティー構築の道のり」から、冒頭の部分を紹介したいと思います。 大きな世界を変える小さな個人 「世界を変えるのは、一人ひとりの小さな力」 アメリカの文化人類学者であるマーガレット・ミード(Margaret Mead)の言葉です。 Never doubt that a small group of thoughtful, committed, citizens can change the world. Indeed, it is the only thing that ever has. この言葉には、「思慮深く決意に満ちた人たちの小さなグループが、世界を変えられると疑ってはいけない」という意味が込められています。 つまり、これまでに世界を変えたのは、個人やグループによる小さな力なのです。 小さな力とは、皆さんのことです。 私たちが世界を変えるのです。 皆さんも一緒に、認知症の人たちにやさしい世界へ変えていきましょう。 *「なかまある」HPより引用 いい方向に変えていくって、ワクワクドキドキだね。 以上が冒頭の部分ですが、 この言葉の、「世界」を「職場」に読み替えてみてください。或いは「自分の街」でも読み替えられます。 「職場を変えるのは、一人ひとりの小さな力」ですね。 「小さな力とは、皆さんのことです。私たち(皆さんが)が職場を変えるのです。皆さんも一緒に、認知症の人たちにやさしい職場(街)へ変えていきましょう。」 となりますね。 この熱い思いこそが、具体的に何を行うかを考えるためのスタート地点になります。 「利用者(認知症の人)のより良い生活のために、職場を変える!」 そういう、ワクワクドキドキ感こそが、前へ進むエネルギーになるのですね! 国籍年齢関係なくみんなで話しあっていけば、ワンチームになる
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2020.09.18

トピックス
コロナ禍における認知症の人への影響について センター長の石川です。 暑い日がまだ続きますが、朝晩は少し過ごしやすいでしょうか。 さて、ぼちぼちコロナ禍における認知症の人への影響を調査したものが出てくるのではないかと思っていましたが、 以下のような調査結果が掲載されていました。 特にコロナが人々に脅威となり始めた2月から、緊急事態宣言中の調査となります。 東大阪の空 以下、「大学ジャーナル」より転載させていただきました。 広島大学、コロナ禍における認知症患者および家族への影響を調査 介護高齢者認知症新型コロナウイルス感染症広島大学 広島大学大学院医系科学研究科共生社会医学講座の石井伸弥寄附講座教授らのグループは、新型コロナウイルス感染症感染拡大下(2020年2月~6月頃)に、入院もしくは入所中の認知症者とその家族にどのような影響があったのかオンライン調査を行った。 研究は日本老年医学会、広島大学公衆衛生学講座と共同で行われた。 調査は全国の高齢者医療・介護施設および介護支援専門員を対象に実施し、945施設・介護支援専門員751人の回答を得た。 調査によると、コロナ禍における入所系医療・介護施設の運営状況については、32.5%に大きな変化が生じていたほか、ほぼ全ての施設が入所者の日常的な活動に制限が生じたことが分かった。 通所系や訪問系サービスに関しては、介護支援専門員の71.5%が事業所の運営状況に大きな変化があったと回答。 認知症者が少なくとも一部のサービスを「受けられなくなった」「受けなくなった」と回答したのは78.7%だった。 認知症患者への影響はどうだったか。 「影響が生じた」と回答したのは、医療・介護施設の38.5%、介護支援専門員の38.1%。みられた影響としては、特に行動心理症状の出現・悪化、認知機能の低下、身体活動量の低下等が挙げられた。 介護保険サービスが受けられなくなった際の家族への負担について聞くと、「家族が介護を行うことがあった」と72.6%の介護支援専門員が回答。 家族への影響については、「仕事を休んだ」が約4割で最多、身体的な負担、精神的な負担が生じたとする回答もそれぞれ2割を超えた。 今後、石井教授らは、コロナ禍における認知症者の実情についてさらに深く調査するため、秋田大学高齢者医療先端研究センター等と共同で、高齢者医療介護施設従業員や介護支援専門員を対象としたインタビュー調査を実施する予定。 調査結果は、認知症高齢者が感染拡大を予防する「新しい生活様式」を実践するため、どのような支援が適切か検討する基礎資料として活用されることが期待される。 参考:【広島大学】新型コロナウイルス感染症の拡大により、認知症の人の症状悪化 と家族の介護負担増の実態が明らかに ~ 全国 945 施設・介護支援専門員 751 人のオンライン調査結果 ~(PDF) みんなで助けあっていかないとね やはり認知症の人への影響は出ているということですね。 さらにこの調査の後は、長い梅雨、そして猛暑による熱中症が待っていました。 じわじわと認知症の人への悪影響、介護家族の疲労増大が増えてきていると思われます。 そして、一息ついた後には、インフルエンザや寒い冬が待ち受けています。 私たち自身大変ですが、認知症の人にはもっと大変な状況が待ち受けています。 さらに、これまでは認知症状がなかった人に認知症状が現れる、或いは体力低下が現れる人の増大も予想されます。 本当に大変な状況は、これからかもしれません。
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2020.09.12

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夜と霧 センター長の石川です。 今日はちょっと固く重いお話しです。 40年前に読んだ本、私にとっては最大の愛書です。 フランクル著の「夜と霧」 今の若い人からすると、恐らくは知らない人の方が増えているかもしれない 「アウシュヴィッツ強制収容所」の話です。 大量虐殺があった場所ですね。(原爆を落とされた広島、長崎も同じです) 一度は訪れてみたい場所ですが、ポーランドは遠いです。 あえて、私がここでどうのこうのと書くのはおこがましいので 紹介のみにとどめますが、 コロナ禍で人々の心が(私の心が)不安と恐怖に駆り立てられ、動揺する中、 読み返すべき本ではないかと思ったからです。 40年前、失意のどん底にあった私を、京都大学のカウンセラーであった故石井完一郎氏の最後の講義を聞くことが出来、その時に紹介された本でもあります。 生きる意味や、苦悩の意味、私たちが忘れてはならないこと等 今だからこそ考え直さなければならない時かもしれません。 「光は闇を照らしき」 どんなに暗い世の中でも、人の悪口を言わず、常に笑顔で前向きの人は、闇を照らす光になるのでしょう。 闇より光を目指しましょうね。 下記の文章は、私たちが仕事を行うにおいても大切なことではないかと思います。
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2020.09.10

トピックス
目・鼻・口を触らない センター長の石川です 今朝のラジオで、感染症対策として、 これまで言われていたと思うが、あまり徹底されてないのでと、 「目・鼻・口」に触らないことをしっかりと行うことと京都大学の先生が話されていました。 人間は結構顔を触りますからね。(1時間に23回も触るそうです) 福井新聞より いわゆる体内への入り口になるようなところを触らないということですね。 私も目薬を差す前には手指消毒をします。 先生が言われていた感染予防法は、 ・人が多い場所は必ずマスクをする。(マスクをしておけば、密な演劇・映画・スポーツ観戦可とも。但し、舞台の上に立つ人は、飛沫を拡散させない対処が必要) ・手洗い、消毒を必ず行う ・カラオケ、ワイワイ宴会は厳禁(カラオケ好きな人は当分つらい日が続きます) ・目・鼻・口に触らない ・換気をこまめにする。 それさえ出来ていたら、社会活動に制限はないとも言われていました。 東京医科大学より 要するにやるべきことをしっかりとやれば、過度な自粛は、様々な活動や経済を低下させるということでしょうか。 とは言っても、やはり人混みは心配ですね。 静岡新聞より 世の中心配事だらけですが、我慢しすぎると、そして心配し過ぎると、何もしないでいると、別の病気になってしまいます。 やはりうまくエンジョイする方法を見つけること。 ですね。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 先日、稲田地域包括主催のファイブ・コグ検査に参加してきました。 当日は東大阪大学短期大学部介護福祉学科重松義成准教授により、その進行が進められました。 ファイブ・コグ(Five Cognitive Functions)とは、高齢者用の集団認知機能検査として、東京都健康長寿医療センター研究所と筑波大学精神医学によって開発された検査です。 一般高齢者の活動機能の変化を評価できるものです。 記憶、注意、言語、視空間認知、思考の5つの認知領域と運動機能を判定していきます。 検査によって、現在の認知機能を知ることが出来、活動へのモチベーションを高めることが出来ます。 自分の活動が既に認知症予防になっていることを知ってもらう、或いは教室や講座、活動グループの紹介などが行えます。 (以上、「認知症予防サポートセンター」HPより引用) この検査後に評価を行い、さらに様々な取組に参加したうえで再評価を行い、自分の認知症予防向上力を認識していくことが出来ます。 コロナ禍で、心身の動きが鈍るなか、認知症予備軍が増えているのは間違いなく、そのためにも必要な検査ではないかと思います。 但し、既に認知症状が発症している方がこの検査を受けると、「できないつらさ」をもたらしてしまうので、受験者の精査が必要かと思います。(ここは重要です) さらに結果得点が、「モチベーションを高める」ものになるか、「不安をもたらす」ものになるか、それは紙一重ではないかと思います。 そこは主催者側の適切なサポートが必要になるのではないでしょうか。  
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 かつてラグビーの平尾誠二選手が現役の時の決勝戦。 平尾選手が属する神戸製鋼はリードされ、いよいよノーサイドの時間が目前に迫る。 「このまま負けてしまうのか。」 神戸製鋼の誰もが負けを覚悟したとき、平尾選手が言った。 「おもろなってきたな~」 この大ピンチを楽しもうとしている平尾選手の言葉に、みんな驚いたという。 そしてその言葉に載せられるかのように、次の瞬間大逆転のトライが生まれ 神戸製鋼は優勝したのです。 [caption id="attachment_1961" align="aligncenter" width="640"] 朝日新聞デジタルより引用 私が大好きな写真ですが、既に発病されていた時ですね。[/caption] 私たちの仕事は、わからないこと、困ったことが一杯です。 「どうしよう、困ったな~」 「どうしたらいいかわからないです」 よく聞く言葉ですね。 でも、「わからない」と言ってしまったら、そこで終わりです。 何の進化も成長も生まれないのです。 [caption id="attachment_1960" align="aligncenter" width="650"] ちょっと立ち止って考えてみよう!わからなかったことがわかるのは楽しいぞ。[/caption] 平尾選手は絶体絶命のピンチに「おもろなってきたな」という前向きな考えを生み出しました。 「わからないなぁ~ と言うことは、わかるために頑張れるやん。おもろなってきた。」 と言う、発想の転換をするのです。 人類の進歩の歴史そのものが、「わからないなら、わかるまで探求しよう!」との考えが、 今の皆さんの生活の便利さに繋がっているのです。 「わからないことって、実は新しい何かが生まれるためのスタート地点」なのです。 今一度書きます。 わからないで終わらせたら、何の進化も成長も生まれません。 「え?どうしてや?なんでや?どないなってんねん?これはおもろなってきたぞ!」 と言うように、わからないことを楽しむのです。 そうすれば、必然的に探究心や新たな発想に繋がっていきます。 [caption id="attachment_1878" align="aligncenter" width="650"] わからないをわかるためには、勉強もしなくっちゃ[/caption] 探求心は「なるほど、こういうことやったんか、おもろいな~」となっていきます。 物事をネガティブに暗く考えることは誰にでも出来ます。 「わからへん。困ったな。でもおもろなってきたやん。」 という発想が、あなた自身の輝きへと繋がるのでしょう。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 秋の4連休 お盆の時以上に観光地は人で溢れていたみたいですね。 東京以外は少し感染者数が少なくなったからでしょうか。 というか、皆さん何処かへ行きたくて仕方がなかったのかな。 浅草も、産寧坂も街中も、人で溢れていたようです。 弾けてしまった感じですね。 観光業にとっては良いことですが、ちょっとそこまで人が多いところに行かなくてもと思ってしまいます。 [caption id="attachment_1577" align="aligncenter" width="650"] 花はよくても、人間の密集密着は危険度が大きくなりますよ~[/caption] 今回、あるお土産屋さんの言葉が気になりました。 「観光客の世代が変わった。若い人たちばかりで、あきらかに高齢の方がいないのです。」 と言う言葉です。 コロナに罹ったとしても軽症で済むかもしれない若い世代はどんどん出て行くけれど、 死に直結するかもしれない高齢者は出ずらい世の中になっているのです。 リッチな高齢者は、高価な宿に泊まってと言うことが出来るかもしれませんが、 多くの市井の高齢者はますます行動力を失っていると言えます。 むしろ、高齢者ほどしっかりと動かないと、身体はフレイル(筋肉がなくなり転倒しやすくなる)に陥りますし、 引き籠っていると、認知症になる確率も上がってしまいます。 諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生もそのことを危惧され、 高齢者もどんどんお出掛けしなければならないと話されています。 [caption id="attachment_1956" align="aligncenter" width="300"] 鎌田實氏 HPより引用[/caption] http://www.kamataminoru.com/ コロナ禍で認知症にならないためにも、密でない場所ならば、積極的に動き回ることが必要になります。 カラオケ好きな皆さん、密室で唄わないで、生駒の中腹の展望所まで行き、 東大阪市街を見下ろしながら、音楽なしで大声で唄いましょう。 そうすれば、足腰も鍛えられますし、歌詞やメロディーを頭に叩き込んで、頭の体操になります。 外なら大声大丈夫ですから(人との距離は開けてね) [caption id="attachment_1873" align="aligncenter" width="650"] 生駒山で唄ってみましょう![/caption] さて私は、二日間の連休の一日、関西のマッターホルンと言われている高見山に登ろうと思っていましたが、 唖然とするほどの交通渋滞に巻き込まれ(みんな何処へ行くのだろう)、人のいない秘境?に行くのを断念、 わずか199メートルの畝傍山に登ってきました。 知ってはいても通り過ぎるだけの低山だったので、初めての場所でもあります。 大和三山のひとつですね。 [caption id="attachment_1954" align="aligncenter" width="650"] この広さでこの人数ならば。でも初詣の時は人が溢れるのでしょうね。(橿原神宮)[/caption] そして有名な橿原神宮もこの歳にして行ったことがない場所だったので行ってきました。 どこも人が少なく、空気を一杯深呼吸してきましたよ。 観光地の人混みの中では深呼吸なんてできないですからね。 [caption id="attachment_1952" align="aligncenter" width="650"] 誰もいない駅が、今やトレンドです(笑)[/caption] 今や、人のいない場所がトレンドですよ! [caption id="attachment_1955" align="aligncenter" width="650"] 誰もいないホームが、今や流行の最先端です(苦笑)[/caption] 人のいない場所こそが、流行の最先端を行く場所なのです!(笑) [caption id="attachment_1953" align="aligncenter" width="650"] 空いてます!立ち入り禁止区域ですから!(笑)[/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 一年前の9月20日は、ラグビーワールドカップ開会式の日でした。 今年の惨状を思うと、本当に最高に至福の時だったなと思います。 今回は開会式の時の写真を中心にアップします。 [caption id="attachment_1944" align="aligncenter" width="650"] 各国から大勢のファンがやってきており、凄い盛り上がりでした。[/caption] 今はこのような人々が国境を越えて集まることは無理な状況。 でもいつかきっと、再び笑顔で握手しあえる日が来ると信じて 今は耐えましょう。 [caption id="attachment_1937" align="aligncenter" width="650"] ブルーインパルスも飛んできました[/caption] ラグビーワールドカップで出てきた言葉、 ONE TEAM、そしてUNITY(団結) 今こそ、それが私たちに試されているとき と言えるかもしれません。 [caption id="attachment_1936" align="aligncenter" width="650"] ラグビーと言えば、ビールです![/caption] [caption id="attachment_1942" align="aligncenter" width="650"] 開催地の東大阪市紹介の時に出てきた映像です。[/caption] [caption id="attachment_1949" align="aligncenter" width="650"] 秋篠宮殿下による開会宣言[/caption] [caption id="attachment_1946" align="aligncenter" width="650"] 有名人がずらり。日本テレビですね。[/caption] [caption id="attachment_1945" align="aligncenter" width="650"] 漫画家さんに向かって手を振っている?[/caption] [caption id="attachment_1947" align="aligncenter" width="650"] 我らがキャプテン、リーチマイケル[/caption] [caption id="attachment_1948" align="aligncenter" width="650"] 笑わない男[/caption] [caption id="attachment_1943" align="aligncenter" width="650"] 平原綾香。国歌を歌いました。ワールドカップのテーマソングを何故平原綾香に歌わせなかったのかと、元M首相は大激怒だったとか。[/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 今日は、2019年5月に「認知症の人にやさしい街をめざして」と題した国際シンポジウム(主催:朝日新聞社、朝日新聞厚生文化事業団)が、大阪で開催された時の基調講演者、イギリス・プリマス大学で、認知症アカデミックパートナーシップリーダーを務めるイアン・シェリフさんのお話し「認知症フレンドリーコミュニティー構築の道のり」から、冒頭の部分を紹介したいと思います。 [caption id="attachment_1880" align="aligncenter" width="650"] 大きな世界を変える小さな個人[/caption] 「世界を変えるのは、一人ひとりの小さな力」 アメリカの文化人類学者であるマーガレット・ミード(Margaret Mead)の言葉です。 Never doubt that a small group of thoughtful, committed, citizens can change the world. Indeed, it is the only thing that ever has. この言葉には、「思慮深く決意に満ちた人たちの小さなグループが、世界を変えられると疑ってはいけない」という意味が込められています。 つまり、これまでに世界を変えたのは、個人やグループによる小さな力なのです。 小さな力とは、皆さんのことです。 私たちが世界を変えるのです。 皆さんも一緒に、認知症の人たちにやさしい世界へ変えていきましょう。 *「なかまある」HPより引用 [caption id="attachment_1935" align="aligncenter" width="650"] いい方向に変えていくって、ワクワクドキドキだね。[/caption] 以上が冒頭の部分ですが、 この言葉の、「世界」を「職場」に読み替えてみてください。或いは「自分の街」でも読み替えられます。 「職場を変えるのは、一人ひとりの小さな力」ですね。 「小さな力とは、皆さんのことです。私たち(皆さんが)が職場を変えるのです。皆さんも一緒に、認知症の人たちにやさしい職場(街)へ変えていきましょう。」 となりますね。 この熱い思いこそが、具体的に何を行うかを考えるためのスタート地点になります。 「利用者(認知症の人)のより良い生活のために、職場を変える!」 そういう、ワクワクドキドキ感こそが、前へ進むエネルギーになるのですね! [caption id="attachment_1938" align="aligncenter" width="650"] 国籍年齢関係なくみんなで話しあっていけば、ワンチームになる[/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 暑い日がまだ続きますが、朝晩は少し過ごしやすいでしょうか。 さて、ぼちぼちコロナ禍における認知症の人への影響を調査したものが出てくるのではないかと思っていましたが、 以下のような調査結果が掲載されていました。 特にコロナが人々に脅威となり始めた2月から、緊急事態宣言中の調査となります。 [caption id="attachment_1873" align="aligncenter" width="650"] 東大阪の空[/caption] 以下、「大学ジャーナル」より転載させていただきました。 広島大学、コロナ禍における認知症患者および家族への影響を調査 介護高齢者認知症新型コロナウイルス感染症広島大学 広島大学大学院医系科学研究科共生社会医学講座の石井伸弥寄附講座教授らのグループは、新型コロナウイルス感染症感染拡大下(2020年2月~6月頃)に、入院もしくは入所中の認知症者とその家族にどのような影響があったのかオンライン調査を行った。 研究は日本老年医学会、広島大学公衆衛生学講座と共同で行われた。 調査は全国の高齢者医療・介護施設および介護支援専門員を対象に実施し、945施設・介護支援専門員751人の回答を得た。 調査によると、コロナ禍における入所系医療・介護施設の運営状況については、32.5%に大きな変化が生じていたほか、ほぼ全ての施設が入所者の日常的な活動に制限が生じたことが分かった。 通所系や訪問系サービスに関しては、介護支援専門員の71.5%が事業所の運営状況に大きな変化があったと回答。 認知症者が少なくとも一部のサービスを「受けられなくなった」「受けなくなった」と回答したのは78.7%だった。 認知症患者への影響はどうだったか。 「影響が生じた」と回答したのは、医療・介護施設の38.5%、介護支援専門員の38.1%。みられた影響としては、特に行動心理症状の出現・悪化、認知機能の低下、身体活動量の低下等が挙げられた。 介護保険サービスが受けられなくなった際の家族への負担について聞くと、「家族が介護を行うことがあった」と72.6%の介護支援専門員が回答。 家族への影響については、「仕事を休んだ」が約4割で最多、身体的な負担、精神的な負担が生じたとする回答もそれぞれ2割を超えた。 今後、石井教授らは、コロナ禍における認知症者の実情についてさらに深く調査するため、秋田大学高齢者医療先端研究センター等と共同で、高齢者医療介護施設従業員や介護支援専門員を対象としたインタビュー調査を実施する予定。 調査結果は、認知症高齢者が感染拡大を予防する「新しい生活様式」を実践するため、どのような支援が適切か検討する基礎資料として活用されることが期待される。 参考:【広島大学】新型コロナウイルス感染症の拡大により、認知症の人の症状悪化 と家族の介護負担増の実態が明らかに ~ 全国 945 施設・介護支援専門員 751 人のオンライン調査結果 ~(PDF) [caption id="attachment_1930" align="aligncenter" width="650"] みんなで助けあっていかないとね[/caption] やはり認知症の人への影響は出ているということですね。 さらにこの調査の後は、長い梅雨、そして猛暑による熱中症が待っていました。 じわじわと認知症の人への悪影響、介護家族の疲労増大が増えてきていると思われます。 そして、一息ついた後には、インフルエンザや寒い冬が待ち受けています。 私たち自身大変ですが、認知症の人にはもっと大変な状況が待ち受けています。 さらに、これまでは認知症状がなかった人に認知症状が現れる、或いは体力低下が現れる人の増大も予想されます。 本当に大変な状況は、これからかもしれません。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 少しどのようなテーマで書こうか悩んで、しばらくブログをお休みしてました。 そして、そうこうしているうちに少しずつネタが溜まってきました。 今日は、私たち自身、とても気を付けなければならないことです。 まずは、下記の投稿をお読みください。 [caption id="attachment_1925" align="aligncenter" width="650"] 朝日新聞9月17日声欄より[/caption] ケアの仕事でも十分起こりうることです。 自分では何気なく言ってる言葉が相手を著しく傷つけていることは多々あるのではないでしょうか。 ましてその日、その日一日を必死に生きている高齢者に対しての 厳しい言葉は、人を死に追いやるナイフと何ら変わりはありません。 反面、言葉で救われることも多々あります。 同じ言葉を使うなら、人が安心する言葉を使いましょう。 そのほうがきっとその安心する言葉を使う人の人生にとっても、 お得な人生になるのですから。 たった一度しかない、限られた時間の枠でしか生きられない人生なのですから。 [caption id="attachment_1924" align="aligncenter" width="650"] 笑顔が一番![/caption]   コロナ禍で特に人々の心がぎすぎすする現状だからこそ、 闇に光を灯す言葉が使えるかどうかは 一人一人の胸の内にあると言えるのでしょう。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 今日はちょっと固く重いお話しです。 40年前に読んだ本、私にとっては最大の愛書です。 フランクル著の「夜と霧」 今の若い人からすると、恐らくは知らない人の方が増えているかもしれない 「アウシュヴィッツ強制収容所」の話です。 大量虐殺があった場所ですね。(原爆を落とされた広島、長崎も同じです) [caption id="attachment_1916" align="aligncenter" width="650"] 一度は訪れてみたい場所ですが、ポーランドは遠いです。[/caption] あえて、私がここでどうのこうのと書くのはおこがましいので 紹介のみにとどめますが、 コロナ禍で人々の心が(私の心が)不安と恐怖に駆り立てられ、動揺する中、 読み返すべき本ではないかと思ったからです。 40年前、失意のどん底にあった私を、京都大学のカウンセラーであった故石井完一郎氏の最後の講義を聞くことが出来、その時に紹介された本でもあります。 生きる意味や、苦悩の意味、私たちが忘れてはならないこと等 今だからこそ考え直さなければならない時かもしれません。 「光は闇を照らしき」 どんなに暗い世の中でも、人の悪口を言わず、常に笑顔で前向きの人は、闇を照らす光になるのでしょう。 闇より光を目指しましょうね。 下記の文章は、私たちが仕事を行うにおいても大切なことではないかと思います。
ブログ投稿画像 センター長の石川です 今朝のラジオで、感染症対策として、 これまで言われていたと思うが、あまり徹底されてないのでと、 「目・鼻・口」に触らないことをしっかりと行うことと京都大学の先生が話されていました。 人間は結構顔を触りますからね。(1時間に23回も触るそうです) [caption id="attachment_1910" align="aligncenter" width="650"] 福井新聞より[/caption] いわゆる体内への入り口になるようなところを触らないということですね。 私も目薬を差す前には手指消毒をします。 先生が言われていた感染予防法は、 ・人が多い場所は必ずマスクをする。(マスクをしておけば、密な演劇・映画・スポーツ観戦可とも。但し、舞台の上に立つ人は、飛沫を拡散させない対処が必要) ・手洗い、消毒を必ず行う ・カラオケ、ワイワイ宴会は厳禁(カラオケ好きな人は当分つらい日が続きます) ・目・鼻・口に触らない ・換気をこまめにする。 それさえ出来ていたら、社会活動に制限はないとも言われていました。 [caption id="attachment_1908" align="aligncenter" width="650"] 東京医科大学より[/caption] 要するにやるべきことをしっかりとやれば、過度な自粛は、様々な活動や経済を低下させるということでしょうか。 とは言っても、やはり人混みは心配ですね。 [caption id="attachment_1909" align="aligncenter" width="512"] 静岡新聞より[/caption] 世の中心配事だらけですが、我慢しすぎると、そして心配し過ぎると、何もしないでいると、別の病気になってしまいます。 やはりうまくエンジョイする方法を見つけること。 ですね。