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2024.04.01

利用者からお金をもらって働くということ

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認知症の教室(一般市民用)

認知症の教室(専門職用)

最近ブログをさぼり気味で申し訳ないです。
今日から新年度が始まりましたね。
桜は、本来の季節に咲き始めました。

新年度開始なので、少しビシッとしたことを書きます。

介護現場で働く人たちは、利用者から利用料をいただいて働いています。
利用者やその家族は通常の介護保険料のほかに、
介護サービスへの利用料を払って利用しています。

何故介護サービスを利用されるのか
当然利用する必然があって利用されます。
そして利用者はより良い介護サービスを求めて利用されています。

お金を払っているということは、
例えば、泊まった旅館のサービスが悪ければ、もう二度とここには泊まりたくないと思うでしょう。
愛想の悪い店員がいるお店も、ここでは二度と買物しないと思うでしょう。

昭和時代のレトロな喫茶店 何度も行きたくなる場所なのです。

 

ケアの現場も同じです。
お金を払ってサービスを受ける限りには、より良いサービスを受けたいと思うのは当然のことです。

しかし、家族からすれば、「背に腹は代えられぬ」つまり、サービスの質が悪くても、
利用せざるおえない人もいるかもしれません。
ケアの現場では往々にして生じる場面とも言えます。
(逆にカスタマハラスメントを働く利用者もいるかもしれませんが、それは別に語るとして)

この喫茶店の絶品プリン。どこか昭和の味がします。

 

利用者は何を介護サービス事業者に求めるか?
それはやはり、専門性だと言えるでしょう。
ケアの専門職がいるからこそ、サービスを受ける、サービスを受けたいと思うのです。

認知症の人の場合、常に不安と混乱の中におられます。
ゆえに専門的関りがより重要になります。
その専門職に見放されれば、認知症の人は行き場を失うのです。

ケアの現場で働くということは、それだけの責務を背負うことになります。
しかし、それだけ重要な仕事であるということに、誇りを持てる仕事でもあるのです。