少し時間が経ってしまいましたが、
認知症の方を介護されている家族の集いが、６月に開催されました。

どうしてそのような行動をされるのか、翻弄される毎日は確かなのですが、
その中でも、何かできること、わかることを見つけ出そうとされている
介護家族の方の前向きな姿勢は、すごいなと思います。

とは言うものの、日々面と向かってケアを行う時間が長い
介護家族の疲労はやはり積み重なっていきます。
その家族の休養に役立つものがショートステイです。

しかしながら、全く違う環境のところにご本人を泊まらせることに
本人が可哀そうではないかという、家族の思いも交差します。
ケアを気にせず、ゆっくりと眠れる時間が欲しい
しかし引き換えに本人につらい思いをさせるのではないか。
揺れ動く気持ちの中におられる介護家族もおられるのです。

それでも介護家族が倒れたら、ご本人、家族とも厳しい状況になってしまいます。
介護家族へのサポートは、もっと多様に検討していく必要があるでしょう。